今月のソロプレイ第3弾は、WWⅡ戦闘級アイテムの「TANKS+」(CMJ)から東部戦線シナリオ1「赤軍の反攻」です。前回、「TANKSβ」(CMJ)のソロAARを載せましたが、こちらはその原版となったアイテムです。「+」では戦車以外にも、歩兵や対戦車砲が登場します。
  シナリオ1「赤軍の反攻」は基本となるシナリオで、長距離射撃能力に優れた少数のドイツ軍と、重装甲と快速部隊の混合で物量で勝るソ連軍との対戦です。戦場は、最も見通しのよいA盤です。
 第1ターン、ドイツ軍は広く射界の取れる北東部に進入します。これを見たソ連軍は、部隊を二つにわけ、右翼に快速のT34/76部隊を、左翼の森の背後にSU76部隊を、平地にKVⅠを、登場させます。
  第2ターン、ドイツ軍は左翼のT34に遠距離砲撃を実施しますが、さすがに命中弾はなし。
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 ソ連軍は予定通り、全力でT34/76部隊とKVⅠ部隊を前進させます。ドイツ軍は臨機射撃を行いましたが、距離がある上に移動目標ということもあり、命中せず。
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 第3-4ターン、ソ連軍はなおもKVは前進を行い、徐々に距離を詰めます。その他は射界外で、前進のタイミングを待ちます。
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 第5ターン、間もなく中距離に入るKVⅠに対し、ドイツ軍の4号戦車2輛が準備射撃を見舞います。精密な射撃は見事に命中しますが、KVⅠの分厚い装甲に阻まれ、損害はなし。
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 ソ連軍は、右翼のT34が再び、前進を開始しますが、移動修整があるので、ドイツ軍は臨機射撃せず。
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 第6ターン、側面を曝しているT34に、ドイツ軍が一斉射撃を行います。遠距離でしたが、今度は2発が命中!が、側面にも関わらず、貫通力が落ちていたので損害はなし。ここで大きなアクシデントが!射撃を行った3号戦車1両が、弾薬切れに。これで、ドイツ軍は、あと1輛が撃破される(あるいは弾薬不足になると)と、敗北になってしまいます。
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 これを見たソ連軍は、森林に隠れていたSU76部隊も合わせ、全車輌が突進を開始します。
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 第7ターン、ドイツ軍は一斉射撃を行うも、微妙にdrに嫌われ、命中なし。ソ連軍はKVが援護射撃をしながら、なおも前進します。このうち、1発の76mm砲が3号戦車に命中しますが、僥倖にも跳弾となります。
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 いよいよ、正念場を迎えた第8ターン、ドイツ軍は中距離の砲撃戦で次々と命中弾を出し、T34の1輛を撃破。が、KVに命中した1発は、重装甲に阻まれます。
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 ソ連軍は、前ターン同様に、KVの援護射撃のもと、T34とSU76部隊が前進。KVの射撃は外れたものの、行進間射撃となったT34の射撃が命中!3号戦車の側面装甲を易々と貫き、これを撃破。この瞬間、ソ連軍の勝利が確定しました。

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 う~ん、近距離戦になる前に少しでも敵を削れれば、よかったのですが・・・。また、わずか4輛しかいないのに、弾薬切れが出ると、非常に厳しいです。まあ、ドイツ軍には武運がなかったようで。

終了時