第二戦は、1月のソロプレイでアップした「FREEZING DEATH」(LINDEN LAKE GAMES)です。ソフィン戦争(冬戦争)を描いたカードドリブンで、戦線が3つしかない(しかもエリア式)シンプルなキャンペーンです。SLG界でもメジャーといえないソフィン戦争ですが、単なる戦役だけでなく、その前の政治闘争や戦争準備も再現されているので、「プレイを通して史実を学ぶ」ことができます。
 BIBIさんの希望により、ソ連軍(mitsu)対フィンランド軍(BIBI)のインストプレイになります。
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 戦争開始前の第1-2ターンは、歴史イベントを中心に、両軍とも戦争体制を整えていきます。第1ターンに、ソ連軍が介入ロールを下げるイベントを打ったため、フィンランド軍は静観。かわりに、第2ターンに「オリンピックの開催」をし、介入度を上げます。
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 ソ連軍も「地下共産主義者」や「カヤンデル・モデル」を使って、敵の兵力を削りますが、フィンランド軍は急速な動員でどうにか戦争体制を整えます。
T2
 第3ターンにいよいよ開戦となり、ソ連軍はカレリア地峡で主攻勢に出ます。マンネルハイム線に突入したのですが、待ち構えるフィンランド軍の防御射撃が当たりに当たり、第一陣はほぼ全滅します。しかも「スターリンの大粛正」は、その後も2回にわたっての影響することに。
T3 マンネルハイム線、強襲
 ここはかなり厳しいと判断したソ連軍は、追加の攻撃を行いながらも、一転して最北のスオムッサルミ戦線でも攻勢をかけます。
T3
 第4ターン、ソ連軍はスオムッサルミ戦線を押し込みますが、ここまで順調な連合軍の介入drにより、増援がギリギリで到着します。
T4 強固なカレリア地峡
 第5ターン、数を恃むソ連軍は、極北での攻勢を続け、ついに征服一歩手前に。一方のフィンランド軍は、順調に介入drを重ね、サドンデスの連合軍の介入直前までたどり着きます。
T5 スオムッサルミ戦線で攻勢
 最終の第6ターン、こうなったら、なんとしてもスオムッサルミ戦線を落とすしかない(成功すれば介入度が2低下)。ソ連軍の手元のカードは、遙か南方のカレリア地峡の戦闘修整のみ。それでも、兵力的には勝負できるはずでしたが・・・スオムッサルミ戦線の最終防衛線で待ち受けるフィンランド軍の射撃がまたもフィーバー!結果、戦力は大幅に削られ、三度の攻撃も及ばず、敵のスキー大隊が生き残ることに。
T6 スオムッサルミ戦線、墜ちず
 このままなら、VP的には引き分けでしたが、インストということで反撃を示唆したところ、これに応えてフィンランド軍がラドガ・カレリア戦線で攻撃。前線にいたソ連軍を駆逐し、VPを奪ったことで、1点差でフィンランド軍の勝利になりました。
 そのまま、同じ陣営で第二戦に。第1-2ターン、フィンランド軍は、前回と同じ、カレリア地峡にほとんどの戦力を投入しますが、ソ連軍はいずれでも攻勢に出られるよう、北部戦線に兵力を準備します。
T1
 戦争開始の第3ターン、ソ連軍はスオムッサルミ戦線にリソースを集中します。「スパイ」により情報を得た、完全戦力の2個歩兵師団の攻撃により、早々に前線部隊を駆逐すします。そのまま、2個スキー大隊、1個歩兵大隊のいる奥地へ。次々とdr修整のついた射撃が命中し、ソ連軍の圧勝になります。フィンランド軍の防御射撃は、わずかに1ヒットのみ。
 フィンランド軍は慌てて1ユニットを増援に送りますが、2個師団の突進に前にあえなく全滅し、この戦線をソ連軍が征服します(介入度が2低下)。
T3 スオムッサルミ戦線での攻勢
 続く、第4ターン、ソ連軍の目標はラドガ・カレリア戦線に。こちらも少数の兵力しかいなかったため、フィンランド軍が増強を図りますが、それを上回る速度でソ連軍が侵攻。「スターリンの誕生日」でdr修整を得た2個狙撃兵師団が前線を蹂躙。ターン終了時には、ここの征服も確実になりました。
T4 リソースをラドガ・カレリア戦線へ
 こうなると、もはや軍事的にも政治的にも抵抗は不可能ということで、フィンランド軍の降伏となりました。
 初プレイで、ソフィン戦争の知識も深くないとのことでしたが、BIBIさんの感想は「面白い!」。早速、ルールブック一式とちはら会謹製の和訳データを持ち帰っていました。次回は、自分がフィンランド軍をやってみたいです。