今月のソロプレイ第1弾は、このところ、熱の入っているガンダム系から「サイクロプス・アタック」(ツクダ)の最大のシナリオ「ジャブロー降下作戦」です。
 ジャブローを模したジャングルと河川のアマゾンマップを舞台に、両軍合わせて、42ユニットという(!)前代未聞の大兵力の激突になります。
 第1ターンに空挺降下するジオン軍は、指揮官Aが4名と指揮官Bが2名おり、指揮系統で若干、勝っています。モビルスーツは9機のザクと6機の水陸両用機が主力ですが、飛び抜けた機動性と装甲を持つドムが3機に、そして実戦では投入が間に合わなかった機動ビグザムがいます。ビグザムは特殊ルール満載で、隣接以外のビーム兵器を無効にするバリア、一度に射界内の全ユニットを攻撃できる全周囲ビーム、そして発射即無条件で誘爆判定(!)という拡散ビームがあります。
 対する連邦軍は、指揮官Aこそ3名ですが、遊撃命令を与えれば指揮外にならない指揮官Bが4人います。モビルスーツはジムが9機とジムキャノン6機に加え、ドム並みの装甲を持つガンキャノン及び量産型が4機に、優秀な攻撃力を持つガンタンクⅡが2機と平均的な質と数で上回ります。
 連邦軍のセットアップは、射撃能力の高いガンキャノン系とガンタンクⅡを2隊に編成し、さらにそれに次ぐジムキャノン3機の1隊を作ります。これだとジム6機とジムキャノン3機が指揮外となりますが、ビグザムも攻撃可能なキャノン系に先制または機会射撃の命令を多く与え、序盤に敵を大きく削減する火力型編成です。
 一方のジオン軍は、最強のビグザムにドムを加えたエリート隊に、露払いのザク部隊を2隊、最後にゴックの1隊とします。ビグザム隊とザク隊で果敢に攻撃をかけ、消耗戦上等で敵の兵力を削減し、隙を見て水陸両用モビルスーツを盤端から突破させる狙いです。
 第1ターン、ジオン軍は全ユニットが降下に成功します。ジオン軍は2隊を支援射撃にあて、2隊に進撃命令を与えて、早急に攻撃態勢を作る作戦です。一方の連邦軍は、当初の計画通り、全部隊に機会射撃を発令し、移動する敵を集中的に攻撃する態勢です。

T1 降下と命令
 先攻は、連邦軍が取ります。機会射撃のために少しでも射界を広く取れるよう、各部隊が前進します。合間に通常の攻撃をかけ、1機でも敵を損耗または削減するはずでしたが・・・。ガンタンクⅡが後方から正確な射撃で、ザクⅡにキャノンを命中させ、一撃でスクラップに換えます。さらに、ダメ元でジムキャノンがビグザムに放った一発が、クリティカル・ヒット!25%と決して高くない誘爆判定で、なんと1!!あり得ない僥倖で、いきなりビグザムが爆発し、しかも配下のドム3機が全てパニックに陥ります。
T1連邦軍
 ジオン軍はエリート隊が崩壊し、唯一援護可能なザク隊も閃光と地形で射線が取れず、敵射撃を牽制する支援射撃を行えず。なんとか高速移動で体勢を立て直そうとしますが、猛烈な機会射撃を受け、さらに1機が爆発し、混乱状態が続きます。
T1ジオン軍
 第2ターン、パニックを起こしたドム2機が、何もできないうちに戦場から敗走します。ジオン軍は再編成を行い、生き残りを指揮下に入れます。連邦軍は、またも機会射撃を選択します。
 ここで、ジオン軍が先手を取れれば、まだ、チャンスはあったのですが、混乱状態のユニットのせいで、イニシアチブは連邦軍に。
  敵が体勢を立て直す前に数で圧倒するため、連邦軍は果敢に前進し、攻撃をかけます。これにより、指揮官機のザクⅡ3号機がスクラップになり、やっと指揮下に入ったばかりのアッガイ2機も爆発します。
T2 たたみかける連邦軍
 ジオン軍はマップ南端からゴッグが一か八かの突進をかけますが、中央部に進出したガンキャノン隊が臨機射撃で捕捉し、側面を撃ち抜いて破壊します。やむなく、他の部隊は北部の密林を縫って転進します。開けた地形に出た前衛のザクが反撃し、ジムとジムキャノン各1機にダメージを与え、気絶させます。が、ギリギリ、射線を通したガンキャノンとガンタンクⅡの機会射撃で、さらに2機を撃破されます。
T2 北辺に集中し、反撃を試みるジオン軍
 第3ターン、せめて一矢を報いたいジオン軍は先手を祈りましたが・・・三度、イニシアチブは連邦軍に。
 圧倒的な戦力差とした連邦軍は、猛烈な前進をかけ、数の力で命中弾を連発。結果、ジオン軍はわずかに指揮官機のザクⅡを残すのみに。
T3ジオン軍のザクのみ
 もはや勝負は決しましたが、ザクⅡは有終の美を飾るべく、ガンキャノンに白兵戦を仕掛けます。振りかぶったヒートホークを叩き込み、3ヒットを与えますが、優秀なDCPにより誘爆せず。ザクⅡは一旦、後方の森林に後退します。                           
  第4ターン、気絶していたジムとジムキャノンも回復し、連邦軍は一機の破壊もなし。連邦軍は、ザクⅡに引導を渡すべく、キャノン系で近距離の射撃戦を掛けます。
 ここで、指揮官機ザクⅡが意地を見せます。接近してきたガンキャノン量産型に、二度の機会射撃を命中させ、後1ダメージまで追い込みます。が、後方から援護に駆け付けた量産型のキャノンが命中。装甲を打ち抜かれた最後のザクが火球と化し、ゲームセット。 結果、ジオン軍14機が破壊され、5機が戦場離脱、かつ、連邦軍の破壊はなし!というパーフェクトゲームに。ビグザムを一撃で撃破するという僥倖はあったものの、流れとは恐ろしい。
T3連邦軍
 ちなみに、こんなバランスが悪いのかと誤解されないためにお伝えすると、事前の練習プレイでは、ビグザムが大暴れし、わずか1機で連邦軍のモビルスーツ7機を撃破。かつ、水陸両用モビルスーツが、接近戦でジムを次々に破壊して、大量突破。ジオン軍の勝利でした。