続いて、戦国アイテムから「関ヶ原大作戦」(GJ)です。今年は桶狭間の戦い460周年と同時に、関ヶ原の戦い420周年でもあり。
  「関ヶ原大作戦」(GJ) は、クォーターマップにカード・プル・システム(あるいは強制型CDS?)という非常にプレイしやすいアイテムです。両軍は引いてきたカードの指示で「東軍の外様大名の活動」とか「三成の指示(いずれか戦意1以上の指揮官が活性化)」をプレイします。内容が限定されているので、チット・プル・システムと同様に、ノービスにも優しい作りです。
 活性化には、移動・攻撃・回復があり、いずれかを選んで実施します。東軍には「家康動く」という終了カードがあり、これが出ると家康の活動後、カードを全てシャッフルして、次ターンに進みます。
 敵の城を落とすか、敵の指揮官を除去すると、一般部隊の戦意及び調略ポイントが自軍有利に動きます。秀頼が出陣するか、家康がマップに登場すると、調略または恫喝ができるカードがデッキに加わります。この調略ポイントが重要で、drして数値以下で一般部隊が寝返ることに。また、敵が調略ポイントを持っていても、drして2以下(他の部隊が隣接していれば3以下、家康か秀頼が隣接していれば4以下!)で恫喝して寝返らせることができます(小僧に鉄砲を撃ち込め!)。ただし、失敗すると、戦意及び調略ポイントが敵に2有利になります。
  第1戦は、東軍(Tommy)対西軍(mitsu)の戦い。序盤、西軍カードがよく周り、宇喜多勢があっという間に伊勢路を平定し、毛利元康が大津城を落とします。これにより、真打ち毛利輝元が秀頼を奉じて、大坂城から出撃します。

T2
T3 早くも伊勢路と大津城が陥落
 東軍は、戦闘drが酷く、岐阜城攻略に5回もかかる停滞ぶり。そうこうしているうちに、第4ターンには秀頼の親書に接した黒田勢が寝返り!
T3 岐阜城が鉄壁の守り
T4
 第5ターン、家康到着により打開を図りたい東軍でしたが、先んじて西軍が濃尾河川に突入していきます。
T5 家康到着も
 乱戦の中、第7ターンには清洲に退却して損害を回復していた福島正則が寝返り! 
T7 清洲の福島正則、寝返り!
 第8ターン、秀忠も到着しそこここで乱戦が起こる中、秀頼の4度目の誘いで、池田隊も寝返り!これにより、西軍の調略ポイントが振り切って、サドンデス勝利となりました。う~む、亡き太閤の忘れ形見秀頼の親書、恐るべし!
T8 秀忠到着も、池田も寝返り
終了時
  第2戦も、東軍(Tommy)対西軍(mitsu)の戦い。序盤、前回が嘘のように東軍にカードとdrが周り、第2ターンに早くも岐阜城が陥落します。
T2 岐阜城陥落
 この勢いのまま、第4ターンに東軍先鋒は早くも赤坂を突破し、関ヶ原を窺います。
T4 東軍先駆隊、赤坂へ
 西軍が急いで防衛線を引くものの、第5ターンには早くも家康が到着します。
T6 西軍が必死に防衛線を引くが
 そのまま、西進した家康隊は丘陵に籠もる宇喜多勢を強襲し、三度の突撃でこれを撃破してしまいます。
T7 家康が宇喜多勢を攻撃
 家康は南宮山を確保し、その間に秀忠も到着し、西軍は絶体絶命に。
T8 家康、南宮山を確保
 が、やはり、転換点は秀頼出陣でした。田辺城を陥落させたことで、毛利輝元と秀頼が大坂城を出陣します。第11ターン、直後に送った手紙により、池田隊を含む2部隊が寝返り(調略値はわずかに1)!
T11 やっと出撃した秀頼が、東軍2部隊を寝返りに!
 それでも東軍は、関ヶ原の強行突破を狙いますが、大谷勢の活躍でこれを抜けず。
T12 大谷勢の奮闘
 気をよくした西軍は、毛利輝元隊を家康にぶつけますが、ここは戦上手の家康が見事に反撃!猛烈な突撃であわや輝元と秀頼が討ち取り寸前に。
T14 毛利輝元、あやうく狩られるところで・・・
 と、第15ターン、大垣城を出撃した石田隊が、損耗した黒田勢を殲滅し、勝利まであと一歩に。
 第16ターン、清洲城への街道を封鎖していた東軍部隊が、ここで寝返り!強行軍で清洲城を陥落させた西軍が、サドンデス勝ちとなりました。
T16 黒田隊も寝返り!
 それにしても、秀頼の調略はすごかった!2戦で6部隊を降誘に成功し、一気に勝負を決めました。亡き太閤の威光、恐るべし!調略と恫喝はdr次第ですが、一気に勝負が決まるシステムのため、短時間で「関ヶ原」らしさを楽しめる秀作です。