この日に予定していたのが、ちょうど460周年記念に当たる「桶狭間合戦」(WGJ)です。先に発表された「長篠合戦」システムを使った作戦級の戦国アイテムで、ゲーム化が難しいと言われる桶狭間会戦を扱っています。
 基本はカードドリブンで、プレイヤーは自分の手番に1枚カードを使って、移動かイベントを行います。カードは両軍共通ですが、どちらかというと織田側有利になっています。もっとも引けなければ、効果はないのですが・・・(例外.いずれかの捨てカードを際使用できる「熱田神宮必勝祈願」)。 
 敵味方が同じエリアにいれば、自動的に戦闘が発生します。ユニット数だけdrして戦闘値以下が出れば。1ユニットを除去できます。生き残ったユニットは、追撃を受けての撤退か継戦を選びます。城攻めは特殊で、戦闘力-1となり、かつ、落城しなければ攻撃側は強制退却することになります。
 なお、城には士気値があって、周囲の砦エリアを織田勢が保持すると、毎ターンに1つずつ低下していきます。ランダムで引いた士気値カード以下になると、落城です。
 勝利条件は、お互いの総大将を除去するか、今川義元が大高城に連絡線を保って入城する、または、織田側が鳴海城と大高城を落とすと、サドンデスに。それ以外は最終ターンのVPによって決まります。
 第1戦は、今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)の対戦。織田勢が大高城を攻めている間に、今川義元が早くも桶狭間に進出します。

今川義元、桶狭間に進出
 これを見て、大高城攻めを止めた織田勢が中央に移動してきます。今川勢は後方から増援を送り込み、桶狭間にハイスタックを作り上げます。
桶狭間にハイスタック
 大軍に手が出せない織田勢は、今川勢の後方を遮断し、増援の各個撃破を狙います。が、ここに捨て駒の三河勢(VPにならない)が突入し、全滅と引き替えに織田勢の削減に成功します。
三河勢全滅も、織田軍を削ることに成功
 (三河勢を除く)今川勢の損害7ユニットに対し、織田勢の損害が5ユニットで、城はいずれも落ちず。9VP差で、今川勢の勝利となりました。
VPで勝利
 第2戦、今川義元の動きを牽制するしかないとした織田勢は、大高城を攻めたあと、「撤退」で中央の中島砦に進出します。
織田勢、中山砦に集結
 こうなると、義元の進出が難しくなり、代わりに迂回で別働隊を中入れをします。が、織田勢が雷雨に紛れてこれを襲撃し、兵力を激減させます。
今川勢、中入れを試みるも、雷雨で迎撃される
 別働隊は、大高城封鎖の砦まで辿り着くも、これを抜けず。開城士気値が4と低かったこともあり、結局、二城が落ちて、織田勢のサドンデス勝利に。
主力の進出が間に合わず、二城が陥落
 第3戦は、今川勢が義元の進出を第一とした、猛ダッシュ作戦を実施します。優先的にカードを割り当て、敵がもたつく間に、義元本陣が早くも桶狭間に。
義元、猛ダッシュ!
 次ターンに、そのまま、砦を攻めて前方への「撤退」で、大高城入りを果たします。
義元、大高城入り
 こうなると、城の士気が落ちず、織田勢は八方ふさがりに。やむなく、最終ターンに敵の討ち取りによる逆転勝利を狙って、信長本隊が今川勢の大軍に突っ込みますが・・・順当に数の差で織田勢が損害を受けて失敗。VPで今川勢の勝利となりました。
一縷の望みを掛けて、大軍に突撃するも
 第4戦からは、陣営を入れ替えて、今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)の対戦に。
 織田勢は早期に中央付近に兵を集めて、敵の中入れを警戒します。と、その中で、今川勢は敢えて、中島砦を強襲してきます。 
R4
 砦を落としたのはよかったのですが、織田本隊が後方から突撃をし、この中入れ部隊を殲滅します。
 
R4-2
 その後は膠着状態となり、義元本陣が出陣できぬ間に城の士気が落ちます。結果、第6ターンに三城が陥落し、織田勢がサドンデス勝利しました。 
R4-3
 第5戦は、定石通り、今川勢が桶狭間手前に集結を始めます。義元本隊は織田勢から遠い盤端を迂回しますが、これにより、兵力差がほぼなくなったところで「雷雨」。今川勢主力に織田勢が「乱戦」をしかけ、一方的に8ユニットを撃破してしまいます。 
R5 雷雨の強襲
 慌てた義元本陣が合流を果たしますが、各個撃破に合い、後退。のべ19ユニットという空前の大戦果を上げ、織田勢が31VP差で勝利しました。
R5-2 19ユニトッと大量の討ち死に
 第6戦は、南が駄目なら北でと、今川本陣が進攻してきますが、田楽狭間に辿り着いたところで、織田勢主力が突撃!期待値は4ヒット程度でしたが、なんと6発以上が命中!これにより、義元討ち死にで、織田勢のサドンデス勝ちに。
R6-2 田楽狭間で義元討ち死に
 第7戦は、今川勢にカードが回り、桶狭間に義元以下の15ユニットが集結しましたが・・・織田勢も14ユニットというほぼ全力をかき集め、雷雨とともに突撃します。またもや「乱戦」となり、2回の大会戦により、義元本陣を残して全滅。
 
R7-1 田楽狭間の大軍に、織田の全兵力が集結
 後退した敵本陣を織田の大軍が蹂躙し、2度目の義元討ち死となりました。
R7-2 義元討ち死に
 何とか今川で勝ちたいTommyさんは、5戦目の第8戦に。今回は織田勢が手を変えて、大高城攻めを行い、これを陥落させます。と、この間に、義元本陣スタックが桶狭間に到着します。敵は後方から増援も送り込める状況であり、消耗戦は避けたい織田勢は、先手を打って、大高城攻略に乗り出します。普通に守れば戦力-1修整により、なかなか落ちないのですが、ここで織田勢が「挑発」を使って城兵を誘き出すことに成功します。野戦でかなりの損害を受けた城兵は士気喪失し、大高城も落城して、織田勢のサドンデス勝ちに。
R8 鳴海城強襲で陥落し、大高城も「挑発」で落城
 それにしても、義元が勝てない。エラッタ修整もあり、慣れると織田勢に分があるようです。
 ここまで8戦して、お腹いっぱいのはずでしたが・・・別アイテムをプレイした後、最後にもう2戦をしました。わかっちゃいるのに止められないとは、自粛下のパチンコか、はては総合リゾート法案か?!
 第9戦は、はじめに戻って、今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)の対戦。織田勢は前回と同じ手で鳴海城を落とすと、大高城攻めに。戦闘drがよく、モラルがかなり落ちます。 
大高城強襲
 このままではまずいと、慌てて「兵糧入れ」で松平勢を送り込みますが、時すでに遅し。「総掛かり」で、再度、2グループによる強襲を行った織田勢が、大高城を陥落させ、サドンデス勝ちに。これで、織田側はプレイヤーが入れ替わりながら、6連勝となります。
終了時
 それでも何とか手があるはずと、第10戦に。やはり、今川義元を早期に大高城に「送り込むしかないと、再度、義元猛ダッシュ作戦に切り替えます。桶狭間手前から早駆けを得て、一気に丸根砦へ。これを警戒していた織田本隊が背後から丸根砦へ追撃し、4ユニットを討ち取るものの、義元は辛くも大高城へ駆け込みます。
義元、からくも大高城へ
 ならば、義元ごと大高を落として勝負を決せんと、織田勢が強襲を繰り返しますが、今度は先に「兵糧入れ」に成功した三河勢が奮闘し、5ユニットを撃破します。
三河勢が決死の防戦
 この隙に、今川の別働隊が田楽狭間方面から尾張に進入し、善照寺砦を陥落させ、鳴海城も解囲します。
 やむなく、敵の野戦部隊撃破に切り替えた織田勢が、今川勢を攻撃するも兵力ががた落ちのため、イーブンがやっと。結局、織田勢は2VP差しかとれず、今川勢の勝利となりました。
鳴海城も落ちず
 これだけシンプルなルールなのに、カードの引きや使い方、戦闘drによって、展開が毎回、変わります。うまくいけば、史実通りの義元の討ち取りあり、あるいは今川勢がスチームローラーで織田勢をすり潰す、または二城が落ちて織田勢勝利など、千差万別の結果となり得ます。夢中になって、気がつけば10連戦という、かつてない盛り上がりでした。次の例会にも持ち込みますので、ご希望の方はどうぞ。
 最後に一つだけ、ルールの勘違いがあり。「追撃には、戦力の修整は一切ありません。」これによって、撤退がしやすくなる可能性があり、少しだけ展開が違ってくるかも・・・。