久々の今月のソロプレイは、WWⅡ欧州末期戦アイテムから、ハガキゲーム「Operation Konrad」(CMJ)です。その名の通り、45年のブダペスト救出作戦を扱ったテーマで、なんとソロアイテムです。さすがにルール量が多くなり、ハガキの裏には載せられなかったようで、Bonsai GamesのHPからルールをダウンロード(!)することになっています(この時点でハガキゲームじゃないって?!笑い)。
Ope K

 とはいっても、基本システムはやっぱりシンプルです。プレイヤーはドイツ軍を受け持ち、ソ連軍を撃破して(または躱して)ブタペスト突入を狙います。ドイツ軍が各ターンに実施できるのは、移動か戦闘のみ。ソ連軍は活性化しない限り、行動しません。

 移動は、許容移動力分だけ動かすことができ、ZOCはありません。丘陵地では進入と同時にストップします。スタック制限は厳しく、戦闘による後退を含めて、一切のスタックはなし。

 戦闘は、両軍が2d6して、戦闘力以下が出るとヒットになります。ヒット値を比べ、2以上なら敗者が壊滅、1なら後退、0ならば膠着です。ここで問題は、ドイツ軍の装甲師団が2-3戦力なのに対し、ソ連軍の戦車軍団は全て3戦力以上あるということです。中には5戦力(drして5/6でヒット!)という化け物も。つまり、まともに戦ったら、ドイツ軍に勝ちはありません。そこで、ドイツ軍は、隣接するユニットが+1d6できる戦闘支援を駆使して、3dまたは4d攻撃による敵の壊滅を狙います。

 が、通常の移動では、1ユニットずつしか敵に隣接できません。ソ連軍戦車は隣接すると活性化するので、こちらの支援体制が整う前に反撃で撃退され、典型的な連続敗走になってしまうことも・・・。

 そこで考えたのが、東部戦線の「釣り伏せ」作戦です。装甲師団単独でソ連軍戦車に攻撃を仕掛け、あえて「敗走」。敵が強制される戦闘後前進で、あらかじめ、ドイツ軍2ユニットが展開する場所へおびき寄せます。そして、次のターンに、支援付きの攻撃を行い、突出した敵を撃滅するという戦術です。

 もちろん、先の「敗走」がdrによっては壊滅になってしまったり、乾坤一擲の逆襲がスカだったりと、絶対とは言えませんが、敵を抹殺できる確率は最も高いはず。

 何度かの演習を経て、 Konrad 作戦の開始です。

 序盤、ドイツ軍は南端のソ連軍歩兵を除去し、空いた間隙から、計画通り、SS装甲師団等を南下させます。

T6
 「釣り伏せ」態勢を引いた上で、Baracskaの戦車軍団に囮の装甲師団を隣接させます。アントライドの戦力は予定通り「3」。

 2回の反撃は、ドイツ軍が「奮闘」してしまい膠着でしたが、第7ターンに吊り出しに成功します。そして、第8ターン、待ち伏せによる3個装甲師団の集中攻撃により、第2親衛戦車軍団を見事、撃滅します。

T8 3個師団の集中攻撃
 この作戦を完遂しべく、次は第10ターンに吊り出しを狙いましたが・・・ここでソ連軍がローロールを出し、ドイツ軍がスカだったため、囮の第3装甲師団が壊滅します。

T10 二度目の釣り伏せを狙って
 が、この犠牲は無駄ではありませんでした。結果的につり出された第2親衛戦車軍団に、後方予備の装甲師団も投入して、3個装甲師団の集中攻撃を掛けます。これも、見事に撃滅!半分を費やして、ブタペストまで3へクスに迫ります。
T12 またも3個師団の集中攻撃

 Bieskの敵を撃破できれば、ブタペスト突入が見えてくる第13ターン、おそるおそるめくったアントライドは・・・最凶の5戦力軍団!

T16 ああ、5戦力戦車とは!

 確率的にはかなり厳しい局面でしたが、ここでSS装甲師団が奮闘を見せます。単独で反撃を受けたDH師団が、5/6の猛攻を凌ぎ、膠着に。すかさず、Viking師団も介入し、なんと支援付きの攻撃で、第5親衛戦車軍団を撃破してしまいます。

 と、ここで第18ターン、北部の装甲師団が歩兵を攻撃して、第5親衛戦車軍団を拘束することに成功します。その隙に、再び、DH師団が北上し、側面を援護します。

T18 DHの奮闘!

 第18戦車軍団とDH師団で死闘が繰り広げられている最中、Viking師団がついにブタペスト郊外の歩兵軍団を撃破し、王手を掛けます。

 第19ターン、このViking師団に対し、戦力で勝る第18戦車軍団が猛反撃を掛けましたが、歴戦の第5SS装甲師団はギリギリのところで、死守に成功します。

T19 SSが現地を死守!

 これにより、時間を稼いだドイツ軍は、殊勲のViking師団をブタペスト市街地に突入させ、友軍の救出に成功しました。

T20 悲願のブタペスト入城!
 いやー、なんとか、「勝つ」ことができました。前半は順調に「釣り伏せ」作戦が功を奏し、後半は確率論的にかなり厳しい展開を、dr運で乗り切りことができました。実はここまで3戦をして、全くブタペストにたどり着けなかったんです。バランス的には史実通りドイツ軍にきつめになっていますが、その分、勝てたときの喜びは大きいですね~。