全世界的に拡大し続ける新型コロナウィルスの猛威が、各地を覆っています。ウィルスの急激な進攻に、予防も、識別も、治療も追いつかないことが、心理的不安を煽っていて。
何年かしたら、「コロナの時代」とか、呼ばれる日が来るのでしょうか。全然、うれしくないけど。
イメージは、太陽のコロナ(フレア)。これまでコロナと言えば、一般的にはこちらでしたね。

とりあえず、感染の拡大が想定内に抑えられ(ているように見え)、かつ、死者数も爆発せず(情報統制がなければ)。「基礎医療体制や感染予防意識がしっかりしているから」であれば、このまま、治療薬とワクチンができるまで、継続なんでしょう。
もっとも、近親者に重篤化した方がいなければ「この程度」になるのは、ちょっといやですが・・・。スターリンの『一人の人間の死は悲劇だが、数百万の人間の死は統計上の数字でしかない。』みたいで。
3月のちはら会は、たいへん残念ながら、リスク管理から「自粛」しました。みなさんにいろいろと「他粛」をお願いする、ヤクザな仕事故、ちはら会をクラスターにするわけにいかず。ただし、その直後に、会場が閉鎖されて、開きようもなかったのですが・・・。
ただ、一個人として、もっとも怖いのは、集団意識の過剰反応-萎縮、またはヒステリーだと思っていて。きっと、現役を引退していたら(あるいは時期が違えば)可能な予防策を講じて実施し、「大丈夫アピール」をしていたでしょうね~。「ヒステリックにならず、正しく恐れる」でありたいです。
こちらは、とばっちりを受けて、売り上げが減少したコロナ・ビール。全く関係がないのに・・・。

閉鎖されたはずの公民館で、かすかに響くチンチロリンの音。そう、どうしてもゲームを止められない中毒ゲーマーが、当局の目を盗み、ちはら会地下例会を開いていた。
SLGの中心世代は、重症化しやすい年齢にさしかかっているはずだが、それでもゲームへの渇望は止められない。ある意味、「命を張った」隠れ例会である。
コロナは怖いが、ダイス切れの発作はもっと怖い。月に一度はダイスを振らないと、恐るべき禁断症状が現れる。
妄想:第三帝国で、世界征服ができると思ってしまう。

幻覚:蒼いホチキスが、フランスの戦車に見えてくる。

不眠:単にゲームが終わらず、就寝時間を越えてしまう。
その他、出痔、イボ痔、切れ痔、走り痔・・・になる方もいる。ずっと、座ってるからな~。
卓上に広げられているのは、「パンディミック」。この時期にずいぶん趣味が悪いと思うが、せめてゲームで世界を救いたいという、意志の現れか?!幸い、盤上では人類の連携が功を奏し、特効薬の開発まであと一歩になっていた。と、その時・・・。
ドン、ドン、ドン!「開けろ、警察だぁ!」固まるプレイヤーを尻目に、部屋に雪崩れ込んでくる捜査員。チーフのE班長が、テーブルを一瞥し、声を荒げる。「この非常事態にこんなこと(パンディミック)をしやがって!」
二人の捜査員が乱暴にマップを取り上げると、路上に運び出す。「今がどんなときか、わかっているのか。やれ!」ハンマーで滅多打ちにされたマップは、あっという間に、ずたぼろに・・・。
「普段は大目に見ていたが、いつも不穏な戦争(ウォー)ゲームなんてしやがって!この軍国民どもめ。しょっ引け!半年のゲーム禁固刑だ」

「あんただって、ちはら会に来ていたじゃないか!しかも、いつも傍若無人な攻撃ばかり。知ってるぞ!」

「むむ、いつも例会では、自分から戦争ゲームはしなかったな。ただ、このままというのも・・・」

「う~む、TITANデラックス版か。これなら、ファンタジーだし、二人でもできるからな。まあ、初犯と言うことで、今日は配慮してやる。もう二度と、バルジとか、独ソ電撃戦とか、ノルマンディの切り札とか、ヤクザなゲームはするんじゃないぞ」
残されたのは、無残にちぎれた「パンディミック」のマップだけであった。
「やむを得ん。こうなったら、茨城の国境でやっている千葉会とか、いっそ、ゲーム治外法権の茨城会へ身を寄せるか、あるいは外国領事館のあるYSGAか・・・それまでは、秘密のオフ会で」
いつか、また、大手を振って、ちはら会でゲームができる日を夢見て、幹事mitsuのオフ会は続く・・・(了)
(登場人物は、ちはら会の常連さんにひじょーに似ていますが、決して関係はありません)
最後は、一日も早い鎮静化を祈りつつ、4月以降の予定です。ただし、会場が開けたらの条件付きです(現時点で閉鎖が延長中)。詳しくは、4月に入ったら、お知らせします。
4月4日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
5月2日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
6月6日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室 ノルマンディ上陸!
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