火炎瓶と投石、催涙ガスに高圧放水でへろへろになった後、残った時間でできるアイテムとして「川中島」(WGHB)を対戦しました。ゲムマで仕入れたばかりの新作です。
ルール的には、1ユニットずつ移動を行い、全移動終了後に両軍がいれば、戦闘になります。各ユニットにつき1d6して、1でヒット、2で防御、6で退却にできます。デザイナーが陣取り合戦を意識したと行っているとおり、シンプルな駆け引きと運試しを楽しめます。
陣営は、mitsuが上杉軍、にしさんが武田軍を担当します。
第1ターン、上杉軍は先制攻撃とばかりに、川中島に繰り出します。当然、武田も迎え撃ち、距離が近い分、兵力は武田に分があります。さらに、戦闘が始まると、武田軍は「魚鱗」カードを使用します(防御がヒットに変化)。消耗戦となり、上杉が厳しくなったところで、今度は上杉軍が「一騎打ち」カードをプレイ。これにより、川中島は中立となり、上杉軍に+2VPとなります。 勝っている上杉軍は、当然、行動を自重し、消耗した部隊を回復させながら、前線を固めます。武田軍もこれに合わせ、戦闘は仕掛けて来ず。と、あっという間に、最終第5ターンに。武田勢は、VPを挽回せんと上杉領に進攻してきます。敵を十分引きつけたところで、上杉軍は「鞭声粛々」を使って、8部隊が急遽、川中島に転進します。山地で守っているとは言え、武田軍は4ユニットで、圧倒的に有利なはずでしたが・・・ああ、武田騎馬軍団が大活躍し、強制退却の6を連発!上杉軍も粘って、最後は信玄と上杉隊の1対1になりましたが、敗北。上杉領に進攻した部隊も勝利し、武田軍が見事に逆転勝ちとなりました。
ルールは極めてシンプルで、駆け引きがあり。かつ、カード使用を含めた運の要素もあり、30分もあれば、決着が付きます。次は、ぜひ、勝ってみたいものです。
コメント