この日、もう一つ、プレイしたかったのが「東大安田講堂強襲」(ジブセイル)です。先日、自宅オフ会でTommyさんと初対戦でしましたが、今回、「バリケードを使いたい」(!どんな希望、笑い)とにしさんから要望が有り、対戦することに。陣営は、機動隊(mitsu)対全共闘(にし)です。

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 セットアップを見ると、今回の全共闘は、工学部や法学部など、比較的前衛に配置をする前進守備のよう。

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 第1ターン、機動隊は基本戦術となる催涙ガスを撃ち込みながら、防御力の高い警備車輌や放水車を偵察に送ります。全共闘は火炎瓶を使って妨害しますが、すぐに放水を行い、延焼を可能な限り防ぎます。数台の警備車領が被害を受けましたが、その後から、機動隊員を前進させることで、大きな損害を受けずに、理学部、工学部を制圧していきます。全共闘は、医学部にもそれなりに学生を配置していたので、こちらの完全制圧は次ターンに持ち越されます。
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 第2ターン、遊撃隊の再配置のため、催涙ガスを使用できませんが、警備車輌と放水車が先導して、機動隊員が前進。火炎瓶や火炎放射器(都市ガスくらい止めておけ!)で、損害を出しながらも、安田講堂周辺を除く、各学部の制圧に成功します。ビックリしたのは、安田講堂前庭にスタック制限限界の12ユニットが隠蔽されていたこと!おかげで、車輌外の機動隊は、ここからの火炎瓶投擲で一時的に足止めを受けました。

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 第3ターン、スタックオーバーで安田講堂に収容できない全共闘を、催涙ガスで麻痺させると、機動隊員がつっこみ、4ユニットを確保します。その勢いで大講堂前面に警備車を突入させますが、ここに日大工兵隊(強化バリケード)!屋上や室内(!)からも火炎瓶が次々と投げ込まれ、数台が擱座します。隣接する放水車が消火に当たると、またも火炎瓶が降ってきて、膠着状態に。それでも、全共闘側にかなりの火炎瓶を消費させることに成功します。一方、後庭からは3個小隊が講堂下層部への突入を試みましたが、社学同の頑強な抵抗を受けて、後退を余儀なくされます。

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 第4ターン、夜のとばりが降りる中、機動隊は交代で休憩を取らせ、翌日の制圧に向けて、部隊を再配置します。全共闘は武装チットの補充を試みましたが、drが低く、若干の補充のみ。

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 夜明けとなった第5ターン、機動隊は催涙ガスと放水車で、屋上と前面にいる全共闘を沈黙させると、大講堂前面と下層階に突入します。敷石投擲で被害を出しながらも、下層階は制圧。が、大講堂前面は頑強なバリケード(防御力8!)が邪魔をして、完全なにらみ合いになります。

 

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 後がなくなってきた第6ターン、機動隊は突入トンネルで安全を確保すると、強引に大講堂背面に突入。ここにも、標準バリケードがありましたが、消防庁から貸与された高圧放水を投入し、ここを確保します。同時に別働隊が階段を駆け上がり、一方早く、講堂上層部を制圧します。

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 残ったのは、大講堂前面の半壊した日大工兵隊バリケードのみ。最終第7ターン、機動隊は催涙ガスと放水を注ぎ込み、内部に突入します。多くの学生がうなだれて確保される中、最後まで抵抗したのはML派でした。機動隊の制圧に頑強にて抵抗した後、確保されました。史実通り、機動隊の辛勝といった結果になりました。
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