この日、最もプレイしたかったのが、「東大紛争1968-69」(ジブセイル)です。COINシリーズという、非対称的な勢力の抗争を描くマルチゲームです。各陣営ごとに能力と勝利条件が異なる変則マルチで、毎回、イベントとプレイ順が替わるので、リプレイアビリティも高く。今回は、mitsuのインストで、全共闘(にし)・機動隊(mitsu)・文部省(平)・民青(ybs)で対戦しました。

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 序盤、各勢力は後半に向けて、リクルートに励みます。その分、各エリアへの展開は控えめで、バランスよく公安を配置した体制側が支持を広げます。これはまずいと、全共闘が街頭に繰り出し、公安と対峙します。ここで、イベントが起こり、公安と機動隊が警視庁に戻ったことで、反体制派が支配を取り返します。

期末1
 中盤になると、各陣営の動きが活発に。まず、民青が組合員を各エリアに動員して、多数派を取ります(反体制派支配)。ここでビラを撒きまくり(資金を撒いて)、世論を反体制派支持に誘導します。一方で、東大構内にも支配を広げるべく、民青行動隊(あかつき部隊)をここに集結させます。構内には先に大学職員がいましたが、民青行動隊はゲバ棒を振るって東大職員を蹴散らします(まさに過激派!)。

期末3
 これに危機を覚えた文部省と東大当局は、機動隊の構内導入を実行。ジュラルミンの盾と警棒で武装した機動隊員は、東大構内で暴れ回る民青を次々と制圧し、支持を中立に戻します(東大への機動隊介入)。

一方、他の機動隊と公安は、「羽田闘争1周年」などで部隊を減らしながらも、各エリアに展開し、優勢な攻撃力で全共闘を排除し、支配を取り返します。

中盤、全共闘が機動隊を襲撃!
 終盤、もはや、両陣営は仁義なき戦いに。全共闘の拠点だった新宿・早稲田エリアに機動隊が進入すると、血気盛んなデモ隊は公権力に襲いかかります。機動隊も反撃に出たため、血みどろの消耗戦に。文部省・東大側は職員の動員を続けるも、先の消耗が響いて、いまだ、回復せず。民青行動隊も、機動隊による弾圧の余波で同様。

 と、あっという間に、最終手番に(第4期末)。ここで、全共闘が手番をたぐり寄せます。ここで部隊を活性化させると、東大医学部と神保町にアジトを設置します。これにより、全共闘のVPが5となり、最も勝利条件に近いということで、戦術的勝利を獲得しました。

 初プレイだったため、今ひとつ、慣れていませんでしたが、イベントや学生と機動隊・公安との激突が起こると「公権力の横暴だぁ!」「一斉検挙!」などが飛び交い、盛り上がっていました。そういった意味では、がちがちの勝敗よりも「らしさ」を堪能するアイテムでしょうね。