もう一戦は、ちはら会ではヘビロテ・アイテムの「ノルマンディの切り札」(CMJ)でした。連合軍をTommyさんが、ドイツ軍をmitsuが担当します。

 上陸ターン、連合軍は1個空挺師団がスカッターしたものの、それ以外は予定通りの上陸戦闘をします。ほぼ損害もなく上陸に成功しましたが、ユタ海岸だけはEXとなり、1ステップロスをします。

 第1ターン、連合軍は橋頭堡から前進し、カーン前面の第716歩兵師団を包囲殲滅します。が、海岸堡がガラ空きになったため、ドイツ軍は「水際作戦」を狙って、2個師団を海岸に突入させます。が、これは時期尚早で、作戦値4を使った反撃でこれが壊滅。バイユーが占領され、ドイツ軍はやむなく戦略移動で要所を押さえるのがやっとです。

T1

 第2ターン、包囲されたカランタンへの接続をかねて、第12SS装甲師団が第101空挺師団を攻撃し、これを撃破します。が、連合軍は3個師団によるカランタン強襲を行い、drが冴えて第91降下猟兵師団を全滅させ、ここを占拠します。また、運良く、シェルブールに取り付き、「艦砲射撃」で守備隊を損耗させます。

T3
 第3ターン、カードの引き直しで再び「艦砲射撃」!これでシェルブールが早々に陥落します。また、カーン前面でもイギリス軍が6個師団を集中し、北部の市街地に強襲をかけ、損害担当の歩兵師団を除去します。このままでは消耗戦に巻き込まれると判断したドイツ軍は、北部市街地から撤退し、オルヌ川の対岸に陣地を築きます。

T4
 第4-5ターン、連合軍は一気呵成に攻めるかと思いきや、スタックを作ってじりじりと時間をかけて前進します。まるで、モンティか?!時間を稼げたドイツ軍は増援で同じくスタックを作り、対抗します。

T6
 第6ターン、終結したアメリカ軍がサン・ロー方面で攻勢に出ます。これまた、drがよく(なぜか、6ばかりが連発)、1個装甲擲弾兵師団が壊滅し、サン・ローは陥落します。が、ドイツ軍にとってはある程度、想定内で、後退と「戦線形成」による細かな機動で突破口を作らせず。

T7
 組織的な後退で、第7ターンにクータンスが陥落するものの、ドイツ軍は戦線を維持しながらヴィール-ヴェルデューラインに撤退します。

 

T8
 最終の第9ターン、なんとか引き分けに持ち込みたい連合軍は、ヴィール-ヴェルデュー戦線に猛攻を加えますが、ドイツ軍の遅滞戦術で時間を失い、ジ・エンド。最終VPは15点で、ドイツ軍の勝利となりました。
終了時