前回のちはら会で好評だったので、第二弾で「SPIES」(HJ)を持ち込みました。今回は、アクションポイントのある上級ゲームです。ランダム引きした陣営は、ドイツ(kawa)・イタリア(にし)・ソビエト(エンジョウ)・フランス(mitsu)・イギリス(BIBI)です。
序盤、各国はまず資金とイベントカードを得ようと、カード記載のある都市へ走ります。ソ連は北欧とバルト海沿いに展開し、カードの奪取に。フランスはソ連邦の都市や中東に展開します。その他の国には、比較的影響力のあるドイツを頼りに、コバンザメのように集結し、東欧へ。
第3ターン、案の定、オーストリア併合が起こり、ドイツ、イタリア、フランス、イギリスがホクホク顔。
これに気をよくしたイギリスは、ミラノで機密奪取を試みますが、ここで最強のカウンタースパイ5!捕まったのが、最優秀のCousinだったので、やむなくイギリスは10000ポンドを払って、脱出させます。
この汚名を晴らすべく、第4ターンに007はベルリンに飛びますが、ああ、またもや、カウンタースパイ!「ジェームズボンドは、女に甘い」と、度重なるスキャンダルに、失笑が起こります。
第4-5ターンは、カードの組み合わせが悪く、ほとんどのスパイ活動が低調に。ここで気を吐いたのがソ連で、計画なカード奪取と本国換金を繰り返し、気がつけばイギリスを抜いて世界一の諜報資金を獲得します。
第6ターン、ここからVPが上昇し、ゲームは一気にブラディに。後半の高影響力のドイツ軍イベントに釣られて、各国のスパイが東欧に集結。これを見たイタリアが、ワルシャワで処刑の口火を切ります。各国とも十分にカードを貯めていたので、ダブルクロスやカバーなどが乱れ飛び、殺ったり、殺れたりの応酬に。2ターンで、6人のスパイが命を落とし、あまりのきな臭さに、スパイ天国のウィーンに逃げ込む(!)諜報員まで。
ここで、フランスは、騒動に巻き込まれないようにウィーンやパリで保持していた高得点の機密を一気に換金します。このターンだけで80点に。 これが注意を引いたのか、最終ターン、敵スパイに次々と襲われ、フランスで残った諜報員はたったの一人に。が、各国とも、暗殺に傾注しすぎたため、肝心の機密の奪取ができなくなり、そのまま、ジ・エンド。 次点のイギリスを抑えて、フランスの勝利となりました。けど、最終ターンには人材が枯渇し、何もプレイできなかったので、どうにも勝った気がしない勝ちでした。
各国の最終得点
フランス(mitsu):174点
イギリス(BIBI):158点
ソビエト(エンジョウ):151点
イタリア(にし):110点
ドイツ(kawa):105点
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