続いて、プレイしたのが、B級艦隊決戦の傑作「Ships&Tactics」(グループ乾坤一擲)です。ちはら会の十八番と言えるアイテムで、あの80-90年代アニメの陣営を担当し、「らしさ」を味わうには最適のゲームです。
第1戦は、ガミラス帝国(ybs)対リガミリティア(mitsu)です。序盤、リードしたのは優秀なパイロットが揃ったリガミリティア。開始手札にマーベットとオリファーの妻夫コンビがおり、随時、補充されるモビルスーツで、一方的な艦載機戦を仕掛けます。前衛の2隻を平らげると、後衛に出てきたドメル艦とデスラー艦を仕留め、瞬間物質輸送機とデスラー砲を無効にします。
第2戦は、ガンダム系のジオン公国軍(ybs)対0083地球連邦軍(mitsu)です。こちらも、パイロットの揃いが展開を左右します。序盤、モンシアとバニングスが来た0083地球連邦軍が艦載機戦で優位に立ち、ジオン軍艦艇を沈めていきます。
やむなく、特殊兵器の衛星ミサイルやソーラレイで連邦軍艦艇を撃破していきますが、連邦軍は前面に出てきたア・バオ・アクーに、艦隊で集中攻撃をかけます。最後は、MSの飽和攻撃でこれを撃沈!とどめを刺したのは、ボールに載ったバニングス(!)でした。
イニシアチブを取ったのは、デラーズフリート。開始早々にガトー、シーマ、ケリーのパイロットトリオが集結し、効果的な飽和攻撃で、次々と連邦艦が沈んで行きます。ガトーの載ったサイサリスの核バズーカまで炸裂し、「ソロモンよ、私は帰ってきた!」状態に。
終盤、やっと、アムロが登場し、ケリーと相討ちに(アムロは特殊能力で山札に)。と、ここで、デラフリが「星の屑作戦」を決行。VP的には10点とたいしたことはなかったのですが、バイルされた山札に、なんとアムロ・レイが!おいおい、一体、どこで巻き込まれたんだ?!νガンダムが残っていたら、「伊達じゃない」と防げたのに・・・。
いやー、カード引きの流れは大きいものの、実に楽しかったです。感想戦でも、ア・バオ・アクーを沈めたバニングスは、ボールでどこを攻撃したの?!とか、星の屑作戦に巻き込まれたアムロも、最強ニュータイプなら、察して逃げろよ!(笑い)とか。また、みなさんで、わいわいとプレイしたいですね~。