歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

2020年06月

 続いて取り組んだのが、その名の通りライト系の「ワールド・タンク・バトルズ:ライト」(CMJ)です。コマンド誌の販促チラシに付けられた1ページの戦闘級アイテムで、同社から発売されていた食玩を使った戦術級の佳作「ワールド・タンク・バトルズ」のエッセンスを抜き出したシステムです。
 元の「ワールド・タンク・バトルズ」はフィギュアの雰囲気がよく、以前、ちはら会でプレイしていたのですが、最近、片付けをしていたら、出てきまして。10分前後で終わる戦車戦で、持ち出してみました。
 「ワールド・タンク・バトルズ」はいわゆるカードドリブンでしたが、こちらはダイスをプロットし、その数値分、行動が行えるという、いわゆるdrドリブンです。行動力1で1へクスの前進か、後退、または120度までの旋回ができます。あるいは、一度のみ射撃ができます。
 戦闘は4以上のdrが2個出れば敵を撃破できます。距離で振れるdr数が変化するというちょっと変わったもので、これにより中長距離射撃能力で優れたドイツ軍の特性が生かせます。代わりにソ連軍には、2倍弱の戦車が登場します。
 第1戦は、ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy)の対決。ドイツ軍が前進攻撃を選び、先制射撃で1輛を撃破するもの、次の一発が外れてこちらも1輛を撃破されます。

R1
 何とか中距離の砲撃で台数差を切り抜けようとしますが、drに恵まれず。逆にソ連軍の集中射撃を浴びて、3:1に。そのまま、前進したT34/85に近接戦に巻き込まれ、全滅しました。
R1-3
 第2戦は陣営を入れ替えて、ドイツ軍(Tommy)対ソ連軍(mitsu)の対戦に。ドイツ軍が中距離能力を生かして1台を撃破するも、ソ連軍が次々と突撃を行い、順番に相打ちとなり、最後は1輛になったソ連軍が防御射撃を生き延びて、突破で勝利に。
R2-1
R2-3
 第3戦も同じような展開で、囮が敵を引きつけているうちに、T34/85が長距離突破で勝利に。
R3-3
 その後、再度陣営を入れ替えて、2戦ほどプレイしましたが、やはり相打ち上等の近接突撃とT34/85の長距離突破で、ドイツ軍は全敗でした。
R4
 クルスク戦以降だからドイツ軍に厳しいんだろうなと思っていましたが、終了後、ルールをよく読んだら、1ターンに1輛に割り当てられる行動数は最大で3まででした。となると、ソ連軍の長距離突破はできないので、自然と中長距離の砲撃戦が増え、ドイツ軍といい勝負になるかも。次回の例会あたりで、もう一度、やり直してみましょうか?

 存分に桶狭間を堪能したところで、休憩(?)に「Captain's Edition HARPOON」(GDW)をプレイしました。超精密ミニチュアゲームの「ハープーン」と同じラリー・ボンドがデザイナーですが、内容をかなり絞り込んで、現代海戦にしてはシンプルに仕上げています。ミニマップに、兵器カード、航空機ミニチュアを使って、90分程度でプレイできるようにしています。
 たまたま、整理していたら出てきまして。今回は、ルールブック3ページ分の導入シナリオ1・2を対戦することに。はっきり言って、システム習得用でただ、SSMを撃ち合うだけになります。
 シナリオ1は、商船護衛中のアーレイ・バーク級駆逐艦が、ソブレメンヌ級駆逐艦とイワン・ロゴフ級強襲揚陸艦と遭遇するというもの。NATO軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy)です。

セットアップ
 1番手のNATO軍は商船を退避すべく、後退を掛けます。が、ソ連軍がこれを追撃し、隣接へクスに進入したところで、両軍がSSMを発射します。
SSM発射
 まず、西側の攻撃は短長あわせて6発のSSMを発射します。ソ連軍は長距離SAMがないので、ペアを組んだ両艦が短SAMで迎撃し、5発を撃ち落としてしまいます。残った1発もイワン・ロゴフ級のPD(近接対空兵器)により撃墜されます。
 対するソ連軍は、ソブレメンヌ級駆逐艦が8発の短SSMを発射します。これをアーレイ・バーク級駆逐艦が長SAMで迎撃しますが、期待値が6.6にも関わらず、わずか4発を撃ち落とすのみ。これがPD(近接対空兵器)のない商船を直撃し、2ヒットを与えます。これにより、商船または強襲揚陸艦に多くのヒットを与えたソ連軍の勝利に。
DSCN3967
 シナリオ2は、強力な対空兵装を持つバンカー・ヒル級巡洋艦が、ソブレメンヌ級駆逐艦及びクリバック級フリーゲート艦に護衛されたイワン・ロゴフ級強襲揚陸艦を襲撃するというもの。
 1番手のソ連軍は敵と距離をおくべく、東寄りに進路を取ります。これに対し、バンカー・ヒル級巡洋艦が、援護の原潜からの長距離SSMと合わせて、6発を発射しますが、ソブレメンヌ級駆逐艦の短SAMとPDでこれを撃墜します。
 ならばと、NATO軍は隣接へクスに突進し、今度は7発の短SSMを撃ち込みますが、ソブレメンヌ級駆逐艦とイワン・ロゴフ級強襲揚陸艦の対空防御に阻まれ、命中なし。強襲揚陸艦を守り切ったため、ソ連軍の勝利になりました。
S2
 こんな感じで15のシナリオで、徐々にステップアップを図るので、現代海戦の仕組みも理解できるようになっており、ルールブックの1/4は、兵器や戦術の解説です。これから、現代海戦(といっても90年代)を知るには、ちょうどいいかも。ちょっとずつ、ソロをしながら、例会にも持ち込みますね~。

 この日に予定していたのが、ちょうど460周年記念に当たる「桶狭間合戦」(WGJ)です。先に発表された「長篠合戦」システムを使った作戦級の戦国アイテムで、ゲーム化が難しいと言われる桶狭間会戦を扱っています。
 基本はカードドリブンで、プレイヤーは自分の手番に1枚カードを使って、移動かイベントを行います。カードは両軍共通ですが、どちらかというと織田側有利になっています。もっとも引けなければ、効果はないのですが・・・(例外.いずれかの捨てカードを際使用できる「熱田神宮必勝祈願」)。 
 敵味方が同じエリアにいれば、自動的に戦闘が発生します。ユニット数だけdrして戦闘値以下が出れば。1ユニットを除去できます。生き残ったユニットは、追撃を受けての撤退か継戦を選びます。城攻めは特殊で、戦闘力-1となり、かつ、落城しなければ攻撃側は強制退却することになります。
 なお、城には士気値があって、周囲の砦エリアを織田勢が保持すると、毎ターンに1つずつ低下していきます。ランダムで引いた士気値カード以下になると、落城です。
 勝利条件は、お互いの総大将を除去するか、今川義元が大高城に連絡線を保って入城する、または、織田側が鳴海城と大高城を落とすと、サドンデスに。それ以外は最終ターンのVPによって決まります。
 第1戦は、今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)の対戦。織田勢が大高城を攻めている間に、今川義元が早くも桶狭間に進出します。

今川義元、桶狭間に進出
 これを見て、大高城攻めを止めた織田勢が中央に移動してきます。今川勢は後方から増援を送り込み、桶狭間にハイスタックを作り上げます。
桶狭間にハイスタック
 大軍に手が出せない織田勢は、今川勢の後方を遮断し、増援の各個撃破を狙います。が、ここに捨て駒の三河勢(VPにならない)が突入し、全滅と引き替えに織田勢の削減に成功します。
三河勢全滅も、織田軍を削ることに成功
 (三河勢を除く)今川勢の損害7ユニットに対し、織田勢の損害が5ユニットで、城はいずれも落ちず。9VP差で、今川勢の勝利となりました。
VPで勝利
 第2戦、今川義元の動きを牽制するしかないとした織田勢は、大高城を攻めたあと、「撤退」で中央の中島砦に進出します。
織田勢、中山砦に集結
 こうなると、義元の進出が難しくなり、代わりに迂回で別働隊を中入れをします。が、織田勢が雷雨に紛れてこれを襲撃し、兵力を激減させます。
今川勢、中入れを試みるも、雷雨で迎撃される
 別働隊は、大高城封鎖の砦まで辿り着くも、これを抜けず。開城士気値が4と低かったこともあり、結局、二城が落ちて、織田勢のサドンデス勝利に。
主力の進出が間に合わず、二城が陥落
 第3戦は、今川勢が義元の進出を第一とした、猛ダッシュ作戦を実施します。優先的にカードを割り当て、敵がもたつく間に、義元本陣が早くも桶狭間に。
義元、猛ダッシュ!
 次ターンに、そのまま、砦を攻めて前方への「撤退」で、大高城入りを果たします。
義元、大高城入り
 こうなると、城の士気が落ちず、織田勢は八方ふさがりに。やむなく、最終ターンに敵の討ち取りによる逆転勝利を狙って、信長本隊が今川勢の大軍に突っ込みますが・・・順当に数の差で織田勢が損害を受けて失敗。VPで今川勢の勝利となりました。
一縷の望みを掛けて、大軍に突撃するも
 第4戦からは、陣営を入れ替えて、今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)の対戦に。
 織田勢は早期に中央付近に兵を集めて、敵の中入れを警戒します。と、その中で、今川勢は敢えて、中島砦を強襲してきます。 
R4
 砦を落としたのはよかったのですが、織田本隊が後方から突撃をし、この中入れ部隊を殲滅します。
 
R4-2
 その後は膠着状態となり、義元本陣が出陣できぬ間に城の士気が落ちます。結果、第6ターンに三城が陥落し、織田勢がサドンデス勝利しました。 
R4-3
 第5戦は、定石通り、今川勢が桶狭間手前に集結を始めます。義元本隊は織田勢から遠い盤端を迂回しますが、これにより、兵力差がほぼなくなったところで「雷雨」。今川勢主力に織田勢が「乱戦」をしかけ、一方的に8ユニットを撃破してしまいます。 
R5 雷雨の強襲
 慌てた義元本陣が合流を果たしますが、各個撃破に合い、後退。のべ19ユニットという空前の大戦果を上げ、織田勢が31VP差で勝利しました。
R5-2 19ユニトッと大量の討ち死に
 第6戦は、南が駄目なら北でと、今川本陣が進攻してきますが、田楽狭間に辿り着いたところで、織田勢主力が突撃!期待値は4ヒット程度でしたが、なんと6発以上が命中!これにより、義元討ち死にで、織田勢のサドンデス勝ちに。
R6-2 田楽狭間で義元討ち死に
 第7戦は、今川勢にカードが回り、桶狭間に義元以下の15ユニットが集結しましたが・・・織田勢も14ユニットというほぼ全力をかき集め、雷雨とともに突撃します。またもや「乱戦」となり、2回の大会戦により、義元本陣を残して全滅。
 
R7-1 田楽狭間の大軍に、織田の全兵力が集結
 後退した敵本陣を織田の大軍が蹂躙し、2度目の義元討ち死となりました。
R7-2 義元討ち死に
 何とか今川で勝ちたいTommyさんは、5戦目の第8戦に。今回は織田勢が手を変えて、大高城攻めを行い、これを陥落させます。と、この間に、義元本陣スタックが桶狭間に到着します。敵は後方から増援も送り込める状況であり、消耗戦は避けたい織田勢は、先手を打って、大高城攻略に乗り出します。普通に守れば戦力-1修整により、なかなか落ちないのですが、ここで織田勢が「挑発」を使って城兵を誘き出すことに成功します。野戦でかなりの損害を受けた城兵は士気喪失し、大高城も落城して、織田勢のサドンデス勝ちに。
R8 鳴海城強襲で陥落し、大高城も「挑発」で落城
 それにしても、義元が勝てない。エラッタ修整もあり、慣れると織田勢に分があるようです。
 ここまで8戦して、お腹いっぱいのはずでしたが・・・別アイテムをプレイした後、最後にもう2戦をしました。わかっちゃいるのに止められないとは、自粛下のパチンコか、はては総合リゾート法案か?!
 第9戦は、はじめに戻って、今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)の対戦。織田勢は前回と同じ手で鳴海城を落とすと、大高城攻めに。戦闘drがよく、モラルがかなり落ちます。 
大高城強襲
 このままではまずいと、慌てて「兵糧入れ」で松平勢を送り込みますが、時すでに遅し。「総掛かり」で、再度、2グループによる強襲を行った織田勢が、大高城を陥落させ、サドンデス勝ちに。これで、織田側はプレイヤーが入れ替わりながら、6連勝となります。
終了時
 それでも何とか手があるはずと、第10戦に。やはり、今川義元を早期に大高城に「送り込むしかないと、再度、義元猛ダッシュ作戦に切り替えます。桶狭間手前から早駆けを得て、一気に丸根砦へ。これを警戒していた織田本隊が背後から丸根砦へ追撃し、4ユニットを討ち取るものの、義元は辛くも大高城へ駆け込みます。
義元、からくも大高城へ
 ならば、義元ごと大高を落として勝負を決せんと、織田勢が強襲を繰り返しますが、今度は先に「兵糧入れ」に成功した三河勢が奮闘し、5ユニットを撃破します。
三河勢が決死の防戦
 この隙に、今川の別働隊が田楽狭間方面から尾張に進入し、善照寺砦を陥落させ、鳴海城も解囲します。
 やむなく、敵の野戦部隊撃破に切り替えた織田勢が、今川勢を攻撃するも兵力ががた落ちのため、イーブンがやっと。結局、織田勢は2VP差しかとれず、今川勢の勝利となりました。
鳴海城も落ちず
 これだけシンプルなルールなのに、カードの引きや使い方、戦闘drによって、展開が毎回、変わります。うまくいけば、史実通りの義元の討ち取りあり、あるいは今川勢がスチームローラーで織田勢をすり潰す、または二城が落ちて織田勢勝利など、千差万別の結果となり得ます。夢中になって、気がつけば10連戦という、かつてない盛り上がりでした。次の例会にも持ち込みますので、ご希望の方はどうぞ。
 最後に一つだけ、ルールの勘違いがあり。「追撃には、戦力の修整は一切ありません。」これによって、撤退がしやすくなる可能性があり、少しだけ展開が違ってくるかも・・・。 

 新型コロナ対策における県境の移動制限が解除された土曜日に、盟友Tommyさんとミニマムで自宅オフ会を行いました(元から県内同士なので、事前に予約をしていました)。Tommyさんとは、実に4ヶ月ぶりの対戦になります。
 この日は、初プレイのミニアイテムばかりでしたが、「Captain's Edition HARPOON」(GDW)の導入シナリオ以外は、何度もプレイしたくなる「当たり」でした。わずか二人なのに、夕方までに17戦(!)とは。

R1-2
  先日のオフ会で、プレイしたアイテムと戦績は以下の通りです。


桶狭間合戦(WGJ)10戦!
 ☆今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)★
 ★今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)☆
 ☆今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)★
 ★今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)☆
 ★今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)☆
 ★今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)☆
 ★今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)☆
 ★今川勢(Tommy)対織田勢(mitsu)☆
 ★今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)☆
 ☆今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)★

DSCN3947
Captain's Edition HARPOON(GDW)
 シナリオ1「海上遭遇戦」 ★NATO軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy)☆ 
 シナリオ2「巡航ミサイル攻撃」 ★NATO軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy)☆ 
DSCN3967
ワールド・タンク・バトル・ライト(CMJ)5戦
 ★ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy) ☆
 ★ドイツ軍(Tommy) 対ソ連軍(mitsu)☆
 ★ドイツ軍(Tommy) 対ソ連軍(mitsu)☆
 ★ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy) ☆
 ★ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(Tommy) ☆


 解除されたとはいえ、経済を考えた政治的判断ですから(コロナは忖度してくれない!)、まだ、しばらく遠出は不安もあり。マイクロツーリズムならぬ、ミニマムオフ会で、少しずつ、対戦を増やしていこうかと思います。
 政府もキャンペーンをやれ(?)と言っているので、「ロシアン・キャンペーン」とか「地中海キャンペーン」あたりも行ってみましょうか・・・(あえて、意味違い)。

5190356e
91e4deaa

medium
 復活のちはら会から、気がつけば2週間。次回までちょうど半分になったので、7月のちはら会のお知らせです。
 東京アラート解除の直後に、またも50人弱の感染者とのこと。そりゃ、ワクチンができて、一定数の接種ができるまでは、この繰り返しでしょうね・・・。 このまま、ぜひ、継続したいところですが、さて。施設の使用が直前に変更になる可能性がありますので、当日のお出かけ前にモニターください。


[日時]7月4日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
 または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識


 やっぱり、例会はいいな~。それぞれのプレイが楽しくて、前回できなかった「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)のちはら会初登場デッキ。
 トップをねらえ!
 機動戦艦ナデシコTV版
 機動戦艦ナデシコ映画版
 マクロス・フロンティア

相転移砲でナデシコ撃沈!

 こちらは、前回プレイして面白かった「三国志遊戯」(はなやま)。これも持って行きます。

全景
 ちょうど、NHK「麒麟がくる」で、ここまでのハイライトとなった「桶狭間合戦」(WGJ)。戦力隠蔽型なので、ソロには向きませんが、プレイ準備をしていきます。

DSCN2876
最後に、次回以降の予定です。

8月1日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2会議室
9月5日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室


 例会の最後30分でみなでできるライトアイテムということで、ゲムマで無料配布していた「戦国☆ろわいやる」(同人)を5人プレイしました。

全景
 基本は5個のdrを振って、その数値の領土に部隊を送り込み、もっとも高いレベルをとった軍勢がVPを獲得できるというものです。そのVPが累積21点に早く到達したプレイヤーが勝利します。
 各領土の中には、今川が2、織田が3、武田が4、上杉が5、北条が6と割り当てがあり、同時に自国領を表します。他の領土に軍勢を送り込んでも、トップをとらなければ、VPを獲得できず、かつ、最も高いプレイヤーの手番になると除去されてしまいます。ただし、本国の城だけはゾーン7以外では排除されることがないので、まずは自国を固め、その後に他国に侵攻することが常道になります。
 drの際に、3つ以上、1が出ると大敗北となり、その数だけVPを引かれ、本国及び出兵ユニットを取り除くことに。
 VPトラックには大敗北が起こりやすい(1が2つ以上)の「一揆!」や逆に起こりにくい(1が4つ以上)の「本願寺の協力」があります。また、さらに史実の反映として、
大名家それぞれに特別ルールがあり、それらしさを出しています。
 今川…drを6個振れる(大勝利もありえるが、大敗北=桶狭間も起こりやすい)。
 織田…他家のVPを-1できる(京を抑えた政治効果か)。
 武田…出兵をレベル3から始められる(強力な武力)。
 上杉…(1以外の)1個のdrに+1できる(武田、北条攻めに有利)。
 北条…drの前にいずれかの目を指定し、その目が出たら6に置き換えられる(他家攻撃のdrを自国防御に変える)。
 副題の「なんとなく戦国時代がわかるボードゲーム」とは、言い得て妙かも。
 第一戦の陣営は、今川(kawa.Jr)・織田(mitsu)・武田(エンジョウ)・上杉(BIBI)・北条(kawa)。序盤にいきなり武田(エンジョウ)の武力が爆発し、北条(kawa)を攻略してしまいます(6を連発で8VP! )。織田(mitsu)が「他家のVPを-1できる」能力で足を引っ張りますが、先制の利は高く、他家もそのまま、追いかけるのがやっと。一揆を受けながらも大敗北することもなく、武田家の勝利に。
R1 武田がそのままゴール
 第二戦の陣営は、今川(kawa.Jr)・織田(mitsu)・武田(kawa)・上杉(エンジョウ)・北条(BIBI)。コツをつかんだ各陣営は、本国防御を優先してVPを積み上げます。と、今川(kawa.Jr)がまさかの大敗北!次の番の織田が2を連発し、駿河を攻略し、トップに躍り出ます。こちらもそのまま、勝利に。
R2 弱った今川を叩いて、織田が勝利
 実際はdrの運のし要素がほとんどですが、それらしく、かつ、10分で終われるので、間に「もう1回!」といけそうです。VP計算のタイミングを、ちょっと間違っていたので(ターンのはじめに計算)、また、持ち込んでみます。

 この日、ぜひ、プレイしたかったのが、「三国志遊戯」(はなやま)です。発売元からわかるように、なんと花札会社が作った三国志アイテムです。まず、コンポーネントがとっても豪華で、マウントされたカラフルな中国の中原マップに、彩色された武将カード、積み重ねができる兵隊トークン、入札札のような番号札など、さすが老舗メーカー製。
 となると、ルールは子ども向け、または三国志らしくないのではと警戒されがちですが、これがれっきとしたシミュレーションでして。人材と天命カード獲得に始まり、兵力の増強-移動・戦闘-領土の変更とシンプルな戦略級です。凝っているのが戦闘ルールで、知力による計略戦-前衛を蹴散らす一騎打ち-本命の兵力戦-殿を指定する退却戦と、まさに演義の世界です。
 プレイヤーは、袁紹・曹操・劉備・孫権を指揮し、呂布と劉璋はNPC扱いです。各陣営は1領土ずつスタートするのですが、開始時の家臣と領土が決まっていて、それらしさが出ています。

全景
[袁紹]
・北辺に位置する有利さと内政の高さ(経済力)があるが、当主のカリスマが低く、思うように人材が来ない。単独では、早々に対抗できない。
[曹操]
・豊富な人材と内政の高さ、かつ都の経済力とスタートダッシュが可能。ただし、超一流の人材が来るかは運。トップになる分、敵を作りやすい。
[劉備]
・当主の飛び抜けたカリスマと尋常でない武勇を持つ二人の義兄弟、いずれ来る諸葛亮の人ならぬ破壊力があるが、来ないと経済力が弱く、序盤に潰されることもありえる。また、領土の伸びが厳しい。
[孫権]
・江東の地(南辺)の有利さと当主を含めそこそこの人材で確実に伸びるが、勝利するには運と人材引きが必要。
 さらに、マップには人材を隠蔽して配置するので、どこを狙っているのか、ブラフを掛けやすくなっています(兵力配備は誤魔化せませんが)。
 実際にプレイしてみると・・・
・1ターンに2回の行動があるので、動きが非常に流動的。
・計略が決まると、一度に20万近くの兵が吹き飛ぶことも。ただし、知力が高くないと使えないカードも多い(諸葛亮は全て使え、まさに20万の兵に匹敵することも!)。
・いつでも使える手持ちカードやイベントが強力(生き返らせる華侘、必ず劉備の元に行く諸葛亮、誰が引いても袁紹に部下を殺させる内紛など)。
 この強力なカード類は、プレイヤー間でいつでもやりとりができる(領土と兵力も!)ので、誰かが勝ちそうになるとみんなで阻止したり。ずっと、日陰を維持しながら、最終ターンに飛び出したり。それでいて、プレイは1時間半程度と手軽で、再戦がしやすくなっています。
 プレイ感覚としては「三国志演義」(エポック)より遙かに軽く、「三国志覇王」(璋企画カードゲーム)よりやや詳細です。リプレイアビリティは両者にも劣らず、かつ、カードゲームより短時間でプレイ可能かも。
 今回は、kawa.Jrを含む4人戦でスタートします。袁紹(エンジョウ)・曹操(kawa.Jr)・劉備(mitsu)・孫権(BIBI)の陣営です。この配置だと領土の伸びがない劉備(mitsu)は、秘かに江東の孫権(BIBI)を狙います。そのため、開始早々に曹操(kawa.Jr)と同盟を結びます。
 焦ったのは袁紹(エンジョウ)で、単独では曹操(kawa.Jr)に撃破されるのは時間の問題のため、呂布を嗾けますが、敵の計略であえなく敗死。
 ならばと、曹操(kawa.Jr)に先制攻撃をかけ、2エリアを取ったのはよかったのですが、都を手にした丞相の圧倒的な戦力に逆襲されます。
 と、第3ターンに諸葛亮が登場!ちょうど、兵力を貯めた劉備(mitsu)軍は、長江を渡って南下をします。これを孫権(BIBI)が全力で迎え撃ちましたが、ああ、諸葛亮が扇を振っただけで全滅!(連環の計で被害3倍)が、諸葛亮も「反間の計」で死亡し、劉備(mitsu)も撤退に。あとから考えると、先に全滅した時点で退却になるはずなので、この死亡はなかったんですが・・・。
R1T3
 ともあれ、劉備(mitsu)を退けた孫権(BIBI)が反撃に出ます。経済力の差はいかんともしがたく、このまま滅亡かと思われましたが・・・。
 ここで「名医華侘」!あの世の縁から諸葛亮が復活し、再び、孫権(BIBI)軍を全滅させます。そのまま、押しまくれば勝利だったのですが、先に北部で曹操(kawa.Jr)が袁紹(エンジョウ)を滅ばし、ゲームセット。VPが10点を超えた曹操(kawa.Jr)の勝利となりました。
袁紹討ち死でゲームエンド
R1 T2で大激突
 ゲームに慣れたところで、群雄を引き直し、第二戦へ。袁紹(kawa.Jr)・曹操(BIBI)・劉備(エンジョウ)・孫権(mitsu)の陣営です。
 第1ターン、いきなり諸葛亮が劉備(エンジョウ)陣営に登場します。この計略王を止める術はなく、袁紹(kawa.Jr)とともに、曹操(BIBI)を都から追い落とします。曹操(BIBI)は益州を目指して敗走します。このターンに死亡した人材たち(なんて、派手なゲーム!)。
生きて帰らず
 この間、着々と領地を拡大した孫権(mitsu)は兵力をため込み、維持を目指します。 と、ここで袁紹(kawa.Jr)がいきなり劉備(エンジョウ)を裏切り、進攻を開始します。が、これは優秀な人材により防御され、全滅する羽目に。
 劉備(エンジョウ)が袁紹(kawa.Jr)に逆侵攻へ。あと一歩で全滅となった間際に、袁紹(kawa.Jr)から孫権(mitsu)に「お手紙」が届きます。イメージは、届いたリアル「舌先三寸の計」。
DSCN3905
 当然、介入する以外ないと考えていた孫権(mitsu)は、長江を越えて劉備(エンジョウ)領に進攻します。これを見た劉備(エンジョウ)は主力を都に戻します。袁紹(kawa.Jr)・劉備(エンジョウ)の領土の細分でさすがの諸葛亮を持ってしても、兵力補充が整わず。
 このまま、押し切って勝負かと思ったところ、益州で兵を蓄えた曹操(BIBI)が孫権(mitsu)領に攻めてきます。益州離脱を助けてやったのにと言ってみたいところですが、まあ、勝利阻止なら当然でしょう。ならばと、孫権(mitsu)軍も長江南に舞い戻り、敵と対峙します。
 兵力ではほぼ五分でしたが、こちらがカードをかなりため込んで経過し、少数によるゲリラ戦以外は、対峙が続きます。と、ここで時間切れ。結果、最も多くの領土を確保した孫権(mitsu)が勝利しました。
終了時

 この日の緒戦は、2回目の参加となるkawa.Jrとの「熱闘!12球団ペナントレース」(同人)のオリジナル日本シリーズです。お互いに好きなチームを選んで日本シリーズの日程を行うもので、投手のローテーションや短期決戦のオーダーなど、このゲームの特徴を生かした対戦ができます。選んだチームは、2019年ロッテ(kawa.Jr)とやはり2019年阪神(mitsu)です。

DSCN3879
 2019年阪神(mitsu)は、3割バッターはレギュラーでは糸井のみで、無条件ホームランナンバー1もたったの4つ(!)という極貧打線。かわりに1割台の控え選手に1が多いというアンバランスぶり。利点としては、近本5、植田4、梅野4という盗塁力があります。対して投手陣は、先発こそ西、青柳のグレードB、髙橋Cと少なめですが、リリーフ陣は、A&C2人!(岩崎とP.J)、A2人!(島本、藤川球児)、B1人(ドリス)と球界最強を誇ります。このおかげで、史実では3位に滑り込み、クライマックスシリーズ第2戦にまで行きました。
 2019年ロッテ(kawa.Jr)は、3割バッターは同じく荻野一人ですが、無条件ホームランナンバー1は日ハムから移籍したレアード、井上を中心に、鈴木、中村など、阪神の倍近い7つを持ちます。が、投手陣は、先発で種市がグレードB、岩下、石川がC、押さえの益田がAと、阪神と比較するとかなり厳しい状況です。史実では借金1の4位になっています。
 第1戦は甲子園球場で、ロッテが種市(グレード)Bと阪神が西(グレードB)のエース対決です。試合は息詰まる投手戦となり、7回まで種市が散発2安打、西はノーヒットで、零行進が続きます。一発が試合を決める展開ですが、案の定、8回表、清田がソロHRで1対0に。貧打阪神にとっては重たい一発でしたが、8回裏、代打中谷が流れを変えます。2アウトから値千金の同点弾!気落ちした種市から、長打のある近本が連続HR!最強ストッパーの藤川が、9回を3人で締め、劇的な逆転勝利となりました。
T 中谷
 第2戦は、ロッテが石川(グレードC)と阪神が青柳(グレードB)の先発でスタートし、この日は一転して激しい打撃戦に。3回、ロッテがレアード、鈴木、中村奨吾、清田の4連打で3点を取ると、その裏に阪神も福留、梅野、近本のヒットで3点を返します。
L レアード
 同点の5回、ロッテはヒットと四球で満塁にすると、4番レアードがデッドボール!動揺する青柳から鈴木が2本目のヒットを打って2点を追加します。阪神は青柳を諦め、PJ-ドリス-島本の得意の救援陣を投入しますが、ロッテは8回に連打で貯めたランナーを藤岡の3ベースヒットで返し、10点目を取り突き放します。
L 藤岡
 阪神もマルテの2本のツーベースなどで3点差まで詰め寄りますが、頼りの福留が倒れて試合終了となります。
 1勝1敗で迎えた第3戦は、マリンスタジアムに移ります。ロッテが二木(グレードD)と阪神が髙橋(グレードC)の投げ合いに。勢いに乗るロッテは、2回裏にヒットで出た8番田村を岡が送り、藤岡のヒット、鈴木大地の2ベースで2点を先制します。
9e56b8331a2e81f8ab78096e5af27984
 阪神は5回に福留が一発を放ち、1点差に。が、7回裏、中継ぎの岩崎が2番中村の2ベースで1点を追加され、3対1。阪神も8回の近本のタイムリーで再び1点差にし、9回代走植田がスチールを決め、一打同点にまで持って行きましたが・・・ストッパー益田がマルテを抑えて、ロッテが2勝となります。
L 益田
 第4戦は、ロッテ岩下(グレードC)と阪神がこの年に引退となるメッセンジャー(グレードE)でスタート。が、1回にロッテの藤岡から田村までの長短打を喰らい、4点を失点。阪神は、早々にメッセを諦め、球界最強の救援陣を投入し、PJ(2回と2/3)、島本(5回!)のロングリリーフなどでロッテの攻撃を抑え込みます。
T PJ
 対する阪神は、岩下を攻めあぐね、6回まで零封されましたが、7回に梅野のツーベースなどで2点を取ります。そして、8回、大山・マルテの連続HRで同点に。ロッテもこれ以上、点をやれないと、ストッパー益田を投入し、そのまま、延長戦に。前日に登板している益田が9回に降板すると、10回表に近本の1発で勝ち越しに成功します。これで守護神藤川でおしまいと思いきや・・・なんとロッテの代打マーティンが同点HR!
L マーティン
 まさかの延長12回、試合を決めたのは5番に下げられた大山でした。レフトスタンドへ見事なアーチ!これで、阪神が勝率を五分に戻します。
T 大山
 両軍とも負けられない第5戦は、ロッテが種市(グレード)Bと阪神が西(グレードB)のエース対決、再び。四球やシングルヒットでチャンスを作るものの、両エースはなかなか打ち崩せず。こうなるとやはり1発が大きく、2回裏、好調梅野が先制のソロHRを放ちます。と、4回、阪神に悲劇が・・・角中のショートゴロを木浪がキャッチしたもののランナーと交錯し、3試合の負傷退場に。が、チャンスは直後にやってきて、ツーベースのマルテを置いて、ショートを交代した鳥谷に。「さあ、君がヒーローだ!鳥谷敬!」でタイムリー!
T 鳥谷
 8回裏も福留のタイムリーが止めとなり、3対0の西の完封勝利で王手を掛けます。
T 西
 甲子園球場に戻った第6戦、ロッテ石川(グレードC)と阪神青柳(グレードB)の二度目の対決は、前回同様、激しい乱打戦に。初回、ロッテが藤岡から鈴木の連打で3点を取れば、阪神も4番福留のツーベースなどで同点。2回も四球を絡めた藤岡からの3連打でまたもや3点を奪取します。阪神も負けじと、5回に梅野のスリーベース、6回にまたもや福留のタイムリーで7対7の同点に。
T 福留
 勝負を決めたのは、リリーフ陣の差でした。阪神はPJが3回を零封したのですが、ロッテは7回裏に唐川が梅野、糸原、糸井、福留(三度目!)のタイムリーで3点を失います。最後は、藤川がきっちりと三人で締めてゲームセット。この瞬間に、阪神の「日本シリーズ優勝」が決定しました。
T 藤川
  阪神は、先発の西が2試合で17イニングスを投げて1失点で2勝と大活躍。中継ぎ陣も、ドリス、岩崎が打ち込まれることはあったものの、PJ、島本のロングリリーフ、藤川の抑え(1勝2セーブ)と、役割を果たしました。打っては、近本が2HRで打率.320、4盗塁、福留が打率.375で1HR、5打点、梅野がそれを上回る打率.476(!)、1HR、6打点とここ一番での活躍が目立ちました。
 ロッテは、抑えの益田が3試合で、無失点、1セーブと踏ん張りましたが、エース種市が援護少なく2敗。打撃では、集中打でビッグイニングが多かったのですが、ここ一番で競り負けました。鈴木大地と田村が3割5分を越えたものの、主軸の井上が2割、レアードが1割3分でともにホームランはなし。レギュラーシーズンで唯一、3割を越えた荻野が14打数0安打と完全なブレーキとなったのが痛かったです。
 戦績は、以下の通りです。
 優勝:阪神タイガース2019年
 MVP:西勇輝(投手)2勝0敗、完投1、完封1、防御率.0.53
  敢闘賞:田村龍弘(捕手)17打数7安打、打率.412、打点4
L 田村
 ちなみに、MVPの次点は、梅野隆太郎(捕手)21打数10安打、打率.476、打点6でした。個人的には、負傷退場の木浪に変わった鳥谷のタイムリーが最高でした(えっ、そこ?!笑い)。
T 梅野

 新型コロナウィルス感染対策のため、休館となっていたおゆみ野公民館が再開しまして、早速、6月のちはら会を開催しました。全員マスク着用で、机の間隔は可能な限り広めに、その後に万が一感染したら連絡をできるようにと、制限がある中でしたが、無事に開催できました。このまま、低空飛行でもいいので継続できますように。

1-pixta_37958187_M-1024x683
 いつもの常連さんに、二度目となるkawa.Jrが参加。なんでも、部活がないからだそうで、これもコロナ効果か?!平さんは「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)の拡張カードヴァージョンを引っさげて、登場。午後になって、ご新規のSさんが遠路はるばる初参加に!
 いつもよりやや多い8名の参加でした。それでも密集にならないのが、ちはら会のいいところ(負け惜しみ)。でも、これ以上増えたら、1.5mずつ離れて、ソロプレイ例会とします(嘘!)。
 先日、対戦されたアイテムと戦績は、以下の通りです。

熱闘!12球団ペナントレース(同人)日本シリーズ 阪神優勝(4勝2敗)
 第1戦 ★2019年ロッテ(kawa.Jr)対2019年阪神(mitsu)☆
 第2戦 ☆2019年ロッテ(kawa.Jr)対2019年阪神(mitsu)★
 第3戦 ☆2019年ロッテ(kawa.Jr)対2019年阪神(mitsu)★
 第4戦 ★2019年ロッテ(kawa.Jr)対2019年阪神(mitsu)☆
 第5戦 ★2019年ロッテ(kawa.Jr)対2019年阪神(mitsu)☆
 第6戦 ★2019年ロッテ(kawa.Jr)対2019年阪神(mitsu)☆
ボルカルス(同人)
  ★ボルカルス(BIBI)対人類(平・ybs・エンジョウ)☆
テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)5人戦
  ☆エンジョウ・BIBI・平・ybs・kawa.Jr
Ships  & Tactics(グループ乾坤一擲)拡張カードヴァージョン
 ☆地球防衛軍(ybs)対地球連邦軍(平)★
戦国ろわいある(同人)2戦
 今川(kawa.Jr)・織田(mitsu)・☆武田(エンジョウ)・上杉(BIBI)・北条(kawa)
 今川(kawa.Jr)・☆織田(mitsu)・武田(kawa)・上杉(エンジョウ)・北条(BIBI)
ハルハ河の砲声(同人)3戦
 ☆日本軍(平)対ソ連軍(ybs)★
 ★日本軍(ybs)対ソ連軍(平)☆
 ★日本軍(ybs)対ソ連軍(平)☆
Run Silent,Run Deep(3W)練習シナリオ「眼下の敵」2戦
 ドイツ軍(kawa)対アメリカ軍(S)引き分け
 ドイツ軍(S)対アメリカ軍(kawa)引き分け

 BIBIさん持ち込みの「ボルカルス」(同人)。どう見てもベムラーのシルエットの怪獣を、人類側が協力プレイで打ち破るというB級アイテム。接待プレイの怪獣側(BIBI)を、すぐにシステムをつかんだ人類側(平・ybs・エンジョウ)が、あの手この手を使って撃破した模様です。

ボルカルス1
 ちはら会の定番となっている宇宙開拓史の「テラ・フォーミング・マーズ」(アークライト)を最大の5人対戦。ほとんどの地表がタイルで埋め尽くされるほど、開拓が進み。ベテランの二人がマッチレースの末、エンジョウ社が逃げ切りました。
TFM1
TFM終了時
 「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)は、製品化の際に枚数制限で載せられなかった拡張カードヴァージョンで、オリジナルと差し替えてプレイができる親切設計。ある意味、マイナー機種や艦船が選択可能なわけで、好きな人には堪らないでしょうね。対戦は、地球防衛軍(ybs)対地球連邦軍(平)で、波動砲系を連発した地球防衛軍が順当に勝ちでした。どこかのTCGのようにバランスが崩れるようなレアカード(高価な!)でないあたりが好感が持てます。次回は、自分もぜひ!ああ、できれば、ピピニーデンで(笑い)。
DSCN3887
 平さんが持ち込んだ、こりゃまた、マイナーな「ハルハ河の砲声」(同人)。ユニットが食玩チックなミニチュアなんですが、なんでも3Dプリンターで制作したとのこと!そりゃ、89式とかT26のレジンなんて見たことないものな~。お互いに敵マップ端に進入すると、サドンデスになるようですが、「こんなことって、ある?!」「まさかの敗北ぅ?!」と番狂わせで盛り上がっていました。
DSCN3888
DSCN3894
DSCN3887
 先週、メールが届いていたのですが、ちはら会のブログを見て「RUN SILENT,RUN DEEP」(3W)をプレイされたいとの方があり。かなりの時間を掛けて、会場に到着したSさん。ちはら会の誇る海軍提督kawaさんと、おもてなしプレイで「眼下の敵」シナリオで2戦していました。ご丁寧に返信がありました。
「今日は「提督」と対戦させていただきありがとうございました。私は魚雷をエリアに当てられませんでした。また対潜兵器もヘックスに当てられませんでした。」
「しかし提督は同じエリアに魚雷を命中させ、同じヘックスにK-gunを当てました。賽の目が悪く当たらなかっただけで、さすがに恐るべしでした。また機会あるときに対戦したいです。今後ともよろしくお願いします。」
RSRD R1
RSRD R2
 ぜひ、次回以降、お気軽にいらしてください。

 このまま、今度はWWⅡ中期の戦車戦をやってみたいと、「PANZER WAFFE North Africa」(CMJ)を対戦します。枢軸軍(mitsu)対連合軍(BIBI)です。
 序盤、枢軸軍は「イタリア軍奮闘」で堅い歩兵戦車を撃破すると、「鹵獲戦車」でマチルダをゲットし、これを防御に使います。続いて「イタリア軍戦車隊」と増援で右翼を補強すると、4号長砲身型で前面の敵を排除し、敵陣地に浸透します。このまま、押し切りかと思われましたが、連合軍は「チャーチルが来た!」「守将モンティ」でカードを補充すると、中央部で反撃に出ます。ドイツ軍は「8.8cm高射砲」で迎え撃ちますが「弾幕射撃」で無効に。ともに、大乱戦の中、お互いに司令部のカードが尽き、先にダメージを与えた方が勝ちの状況に。手番から行くと、連合軍が先手のはずでしたが・・・枢軸軍は虎の子の「迂回戦術」に成功し、薄氷の勝利となりました。

NA R1
 第二戦も、同じ陣営で再戦。枢軸軍は替わらずに「イタリア軍奮闘」「鹵獲戦車」「イタリア軍戦車隊」の組み合わせで優位に立つと、主力となる中央部を増強し、敵司令部に突進します。連合軍も右翼を増強し反攻に出ますが、今度は「8.8cm高射砲」の待ち伏せを喰らい、ジリ貧に。結局、そのまま、枢軸軍が押し切って勝利に。
NA R2
 第三戦は陣営を入れ替えて、枢軸軍(BIBI)対連合軍(mitsu)に。やたらと戦車を増強した連合軍は、数の力で正面を押し破り、優位に立ちます。が、中盤、枢軸軍はイベント「砂漠の狐」で陣営を立て直すと、「イタリア軍奮闘」「イタリア軍戦車隊」で主導権を取り、反転攻勢に。おお、まさに史実っぽいゾ!連合軍も「頼りになるハニー」で「8.8cm高射砲」を避けると、「守将モンティ」でカードを補充し、同時攻勢に出ます。が、ここで「鹵獲戦車」シャーマンを先頭に立てた枢軸軍が、司令部を直撃。連合軍は「圧倒的物量」で2両を撃破するものの、最後は4号スペシャルにとどめを刺され、敗北となりました。
NA R3

 双六で休憩(?)できたので、さくっとプレイできる「PANZER WAFFE 」(CMJ)を持ち出します。ちょっとバイアスの強い「Western Front」です。
 第1戦は、ドイツ軍(BIBI)対連合軍(mitsu)の戦い。序盤、連合軍は仕込んでいた2枚の地形(バストーニュとサンビット)が機能し、TIGERⅡの突進を止めます。中央部では、Ⅴ号駆逐戦車の攻撃を許し、長距離砲撃で司令部カードが削られますが、途中で「深雪」と「Nut!」が来て、なんとか膠着に。が、イベント「アルデンヌの霧」でこれが打ち消され、再開した敵の長距離射撃で敗北に。

WF R1
 第二戦も、ドイツ軍(BIBI)対連合軍(mitsu)の陣容で再戦。序盤からTIGERⅡの猛攻に押されるも、右翼に戦車を集中し、正面のⅤ号駆逐戦車を撃破。そのまま、敵陣に突入し、司令部を蹂躙するも、ドイツ軍の増援に押し返されます。再び、突入の機会を狙いますが、先にTIGERⅡの長距離射撃でカードが尽き、連敗に。
WF R2
 第三戦は、考えを変えて、連合軍が積極反撃を狙います。セットアップで空軍が2枚来たので、初手で攻撃を実行すると、左正面にⅤ号駆逐戦車!いきなり反撃がくると想定していなかった敵は、これを防げず。ドイツ軍は急ぎ、中央のTIGERⅡで敵を撃破し、長距離砲撃を開始しますが、先に突入態勢を整えた連合軍が左翼から敵陣に乗り込み、司令部を攻撃!元からリソースの少ないドイツ軍は、これを防げず。3戦目にして、ついに連合軍が勝利しました。
WF R3

↑このページのトップヘ