歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

2019年12月

 年末になりましたので、恒例の「行く年、来る年」で、2019年のゲームライフを振り返りたいと思います。
 今年は、Zweiブログが閉鎖となり、やむなく、歴史戦史研究ちはら会Dreiを立ち上げました。
 一方で、業務スタックは過去最大級だったので、プレイ時間は大幅に減少。隙を縫って、プレイ準備を進めたため、新作もぼちぼち対戦できましたが、相変わらず、ドル箱のソロ演習は激減でした。
 かわりに、更新をかねてジャンル別記事を移植したのですが、これまでなかったWWⅡ地中海戦域とか、スポーツ等も加えたため、記事数45(!)という最多記事に。おかげで、更新に1ヶ月以上かかりましたが、常連さんは毎日のように見てくださり、1日で100を越えるアクセスが続きました。

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 よって、あまりに忙しかった4月と11月を除き、月ごとのアップも、全て10件以上の更新ができました。

[目標達成ジャンル]

 ここ3年間は、0(!)、2つ、3つのジャンルと、苦境なりに達成数を上げてきましたが、今年はこの波に乗って、4ジャンルで更新を達成しました。、もっとも、ジャンル別の記事の移植での再達成が多かったですが・・・。

<欧州の天地は複雑怪奇なり!~欧州キャンペーンと政治闘争・諜報戦アイテム>
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19626383.html
 一つはまっとうなキャンペーン「第三帝国の盛衰」(GJ)で、デッキ構築かつデッキ購入型の最新のCDSです。あれだけ複雑な要素を入れ込みながら、兵力や地勢の設定が抜群で、ちゃんとヒストリカルになり得るあたりは、デザインのキレでしょう。もう一つは一風変わったエスピオナージ・マルチの「SPIES」(HJ)で、2回ほど対戦できました。

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<五十にして天命を知る?!三次元認知が弱くても、戦えるゾ!~WWⅡ空戦アイテム>http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19748424.html
 まさか、まさかの最も苦手な空戦ジャンルで、更新!不得手ながらも、簡単フライトシミュレーター系の「KOMET!」(CMJ)や、ゲムマでインストしてもらった「Samurai of the Sky」(同人)を体験し、最後は空戦機動がわからなくてもしっかり飛べる(?)「Down in Flames」(CMJ)で達成です。

KOMET!

<国も戦場も選ばず、全てを表現するマルチプル・アイテム!~WWⅡ陸戦アイテム>
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19668124.html
 ちはら会初の完全制覇となったのが、このジャンルでした。もっとも、わずか7アイテムしかなく、最後の1アイテムをプレイしただけですが・・・。猿遊会で錚錚たるメンバーとの「戦車狂騒曲」の対戦は、実に楽しかったです。
戦車狂騒曲
<ひょっとしたら戦争よりも過激な「現代戦」~現代政治闘争・経済戦争アイテム>
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19900709.html
 東大紛争50周年にかこつけて、戦術級の「東大安田講堂強襲」とCOINの「東大紛争」(ジブセイル)を対戦できました。ちはら会らしく、正規戦より、諜報戦とか政治闘争の方が相手がいるとは(笑い)。このジャンルも、後2点でコンプリートです。
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[記憶に残る対戦(アイテム)]

続いて、今年にプレイした対戦(アイテム)で、記憶に残るベスト7を紹介します。

第1位 孔明北伐(GJ)
 商業誌になったばかりのGJ誌に掲載された三国志末期の作戦級アイテム。「官渡戦役」に比べると、明らかにマイナー極まる本作を、二戦することができました。バランスの厳しい蜀軍が健闘し、1戦目は諸葛亮エンジョウが漢中を奪還した勢いで、長安決戦に。さすがに司馬懿率いる2倍の軍勢の前に全滅しましたが、あと一歩まで行きました。2戦目はmitsuが蜀軍を担当し、呉軍の度々の出兵等の外交運にも助けられ、中原を荒らし回り。最後に長安を陥落させ、孔明の見果てぬ夢-漢王室の再興に成功しました。

孔明北伐


第2位 官渡戦役(CMJ)
  なんと、中国史アイテムで1-2フィニッシュとは!ゲムマの試遊卓に始まり、三楽堂でのヘビロテを経て、製品化後もプレイし続けた、三国志CDS。一手一手の選択肢が多く、また、dr一つで大きく展開が替わるので、楽しい頭脳遊技を味わえました。1-2時間で終わるので、再戦は必至。今年、ちはら会で最も多くプレイされた作品です。
官渡戦役
第3位 Down in Flames(CMJ)
 空戦機動がわからなくても空戦ができる(!)傑作カードゲームで、キャンペーンを満喫。スターリングラード攻防戦ではスツーカをBf109が守り切り、ドイツ本土爆撃ではMe262の猛攻を受けながら、マスタングとSpitfireがフライングフォートレスを護衛して、ドイツ本土を焦土に変えました。やっぱり、キャンペーンは抜群に面白かったです。
DiF
第4位 PANZER WAFFE シリーズ(CMJ)
 ついに、マイナー戦線North Afiricaが登場。攻撃力0(!)の二号戦車に始まり、やたらと廉価な戦車がたくさん出てきまして。損害を受けながら数の力で突破し、敵司令部を蹂躙する展開は、まさに北アフリカ!これに刺激され、本家の東部戦線やアルデンヌ戦線も、ひっぱり出して。まだ、しばらく、ちはら会では遊ばれそうです。
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第5位 東大安田講堂強襲(ジブセイル)
  ちょうど50周年にあたる「東大安田講堂闘争」の同アイテムを、のべ3戦、プレイすることができました。史実通り、学生側は機動の余地がなく、セットアップが全てなんですが、ゲムマでの謳い文句「火炎瓶、投げられま~す!」そのものの頑強な抵抗で、機動隊を苦しめます。死者を出さないことを徹底したため、通常の攻撃では全共闘を除去できず、行動不能がやっと。日大工学部が作ったバリーケードは尋常ない堅さで、制圧に丸々2日間、かかったことが実感できます。
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第6位 BELTER(GDW)
 今さらながら、この古典的SFマルチを、ちはら会で初プレイ。設定はわくわくしますが、実はツクダチックな作業が多く、このままでは人に勧められない。というわけで、800個以上(!)の追加マーカーと専用シートを制作し、実戦にこぎ着けました。至近に有力鉱山を見つけた企業が圧倒的に有利でしたが、最後はパトロール艇による強奪と、さらにそれを襲う偵察艦隊の戦闘も発生し、それっぽい展開になりました。あと、1回くらい、やってみたいな~。
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第7位 SPIES(HJ)
  こちらも、第二次世界大戦勃発直前までのエスピオナージを描いたマルチ。5人が必要と言うことで、今のちはら会ならいけると、2戦を行いました。1回目は、みなさん、ふつーに諜報合戦でしたが、2回目になるとコツをつかんだか、後半に処刑の嵐!きな臭さが妙にリアルで、十分、元を取れました。kawaさんjrが参加し、ちはら初の10代のプレイヤーが誕生しました。

SPIES


 う~む、三国志の1-2フィニッシュに、カードアイテムが2つ、危険がアブナイ政治ネタに諜報合戦、最後はツクダチックなB級と、まともなWWⅡ作戦級がなーい!!ある意味、ちはら会らしいベスト7です。(笑い)

[心に残るゲーマー交流と歴史探訪]

 今年も、番外編として、楽しかったゲーマーたちとの交流について、触れます。また、歴史にちなんだ史跡や関連施設の訪問も話題に。

<2回のゲムマ> 
 千葉会のyagi会長のお誘いで、2回のゲームマーケットに参加しました。GM2019春は、文字通り、蘇った「独ソ電撃戦」や「PANZER WAFFE North Africa」をゲット。GM秋は、仕事の都合で1日目に一般参加し、Bonsai Gamesやたちばなデザインファクトリーを中心に6つ(ゲーム数では7点)を購入。その後、「このシミュゲのライターさん集まれ!」に参加し、充実した一日でした。 

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<ゲーム猿の集う猿遊会へ>

 今年も、ゲーマーの祭典「猿遊会」に行ってきました。いつもの常連さんたちの熱い戦いを見ながら、主催のたかさわさんやデザイナー中黒さんらと、「戦車狂騒曲」をプレイ。10年来の交流をしているTOROさんにもご挨拶できました。新作の「金門島上陸作戦」のテストも。

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<若き店長の心意気やよし!>

 2月の大雪の中、20代の若き店長が開催する「三楽堂」へ。千葉会のyagi会長と作戦級の鬼Das Reichさん、店長さんらと組んずほぐれつの「官渡戦役」ローテが楽しかったです。年齢にかかわらず、SLGを熱く語る、若き店長さんとの談義もよし。現在、体調調整のため、一時閉店中とのことですが、再開を祈っています。

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<歴史探訪>

上野戦争追悼ツアー
  昨年、学生時代の仲間と真田丸探訪をしたのをきっかけに、今年は東京で上戦争追悼ツアーを決行。お盆の猛烈な暑さの中、いわゆる素人さんばかりでしたので、給水ポイント(喫茶店)を設定し、現役自衛官(心肺蘇生法もマスター)も同行して、万全の体制にて。上野黒門跡から不忍池、佐賀藩が砲列を牽いた東大医学部、寛永寺を廻り、東大紛争50周年の安田記念講堂とキャノン機関に接収された岩崎邸まで。ゲーマーらしく「上野戦争」(GJ)のマップと古地図を持ち込んで、解説しました。


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川中島決戦巡りツアー
 9月の出張に消化しなければならない休暇を合わせて、なんとかフリーな1日を作り出し。あの川中島決戦の地を、巡ってきました。八幡原から典厩寺経由で松代防空壕、象山神社を経て、妻女山へ。その後、尋常ではない台風で、滔々と流れる千曲川が牙をむいて・・・一日も早い復興を祈っています。
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 今年も、みなさまのおかげで、心温まる充実したゲームライフを過ごすことができました。また、来年も、辺境戦線ちはら会を、よろしくお願いします。

 会場に来ていた茨城会の水戸爺さんにお声をかけたところ、「東大安田講堂をやってみたいんですよ」とオファーが有り。早速、インストプレイに。初めてだと機動隊がかなり厳しいので、こちらをmitsuが、学生側を水戸爺さんが担当します。

 まず、セットアップですが、学生側はどうやら安田講堂集中ではなく、広範囲に分散しているよう。

 第1ターン、機動隊はまず、催涙弾を放ち、警備車輌・放水車を偵察に送り、その後、機動隊員が突入するルーチンで、各エリアに浸透していきます。学生側は、随時、屋上に姿を表すと、火炎瓶や敷石を投げつけ抵抗します。それでも、各エリアに一定数の機動隊員が進入できたので、効率よく検挙と思いきや・・・医学部、工学部、理学部、法文等、なんと5カ所にバリケード!全共闘はもっとも多いバリケードを築いていました。警察はエンジンカッターを投入し、突入を試みますが、2カ所を損傷させたのみで、内部に進入できず。対戦は3度目ですが、第1ターンに検挙ができなかったのは、初めてです。しかも、かなりの武装チットを消耗したはずでしたが、全共闘は補充で6ゾロを出し、消耗はロハに。

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 第2ターン、警察は各エリアの鎮圧を試みるも、学生側の抵抗は激しく、十分な浸透ができず。ならば、真打ち以外は警備車輌等で封鎖し、本丸の安田講堂攻略に集中することに。後庭から第5機動隊が下層部に進入し、無血でこれを制圧します。表では第2機動隊が警備車輌と放水車とともに大講堂正面に進入し、ここにあった日大工兵隊バリケードの半分を撤去します。が、その分、医学部、理学部、工学部では立てこもりが続きます。

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 第3ターン、カルチェ・ラタン騒動で2個中隊を引き抜かれた機動隊は、3カ所の外縁部の拠点は無視して、安田講堂にのみ、集中します。度々、火炎瓶や敷石で妨害を受けながら(建物内で火炎を出して、どうする!)、正面のバリケードを全て撤去し、ここにいた全共闘を検挙します。一方、青医連の籠もる医学部では、にじり寄る機動隊員にインターンが激しく敷石を投げつけます。ヒポクラテスの誓いを立てた医者が、投石で怪我をさせるとは!!

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 と、ここで夜の帳がおりて、両陣営は再編成に入ります。全共闘は武装チットの補充を狙うも、第1ターンのような僥倖は起こらず、わずかな火炎瓶の補充を受けるのみ。一方の警察は、他は無視して、残り2つの内部エリアとなった安田講堂に、全力を注ぎます。

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 夜が明けた第5ターン、催涙ガスを惜しみなく、屋上や大講堂背面にいる学生に浴びせると、機動隊員が上層部と背面に突入します。ここで、学生側は最後まで隠蔽していた解放派を出現させ、攻撃をかけます。が、さすがに武装チットが枯渇したのか、2枚投入はなく、それぞれ、1個小隊の機動隊員が生き残ります。続く、白兵戦フェイズに、学生が最後の抵抗を試みて、機動隊1ユニットを除去しますが、ここまで。暴れる学生を制圧し、ついに安田記念講堂が陥落します。

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 VPを計算したところ、素早い鎮圧により、学生のVPが伸びず、警察の圧勝となりました。学生側はまれに見るバリケードの充実度でしたが、拠点を分散したため、安田講堂本隊の守りが薄くなったのが響きました。また、前半に武装チットを消費しすぎたため、後半の抵抗が弱くなったのも大きかったです。

執念の検挙
 水戸爺さんは初プレイだったのですが、途中から単独でいる遊撃隊を狙って除去するなど、かなり有効な手を覚えまして。次回の対戦は、かなり苦労しそうです。もっとも、自分も一度は学生側をやってみたいんですが・・・。

 ぎっちぎちの会場でもコンパクトにプレイできるアイテムということで、 とりあえず、BIBIさん持ち込みの「天下鳴動」(HJ)を、kawaさんを入れた3人でプレイすることに。戦国時代の城攻めをモチーフにした陣取りゲームです。

まずは、2-12のVPの城をランダムに配置します。この数値はVPであるとともに、戦闘解決順になります。
 プレイヤーは、手番が来たら3d6して、うち2つの和を任意で選び、その番号の城のあるエリアに兵力を配置します。兵力は残ったdrの1/2(端数切り上げ)。当然、数値の高い城ほど、高VPなので、理想は6を3つ出すことです(12の城エリアに3戦力を配置できる)。

 途中、一度だけ、選択したイベントカードを使用できます。退却とか、囮とか、人質とか、強制的に兵力を移動したり、再配置したりできます。

 全ての兵力を配置し終わったら、番号の若い順に城攻めを解決していきます。そのエリアで最も兵力の多い側が勝利し、記載のVPを得ます。二番手になったプレイヤーは、その半分(端数切り捨て)のVPを獲得します。さらに、勝利者は、自軍のいる隣接するエリアに2戦力を増援できます。よって、解決順によっては、膨大な援軍をえて、逆転できることも。

天下鳴動
 今回は、BIBIさんが高得点の城を次々と落として、勝利しました。慣れれば、20-30分で対戦できるので、例会の合間や時間調整にはもってこいでしょう。

 あまりにあんまりな労働環境が続き、千葉会にも茨城会にも顔を出せない状況でしたが、12月の千葉会くらいと行ってきました。会場入りすると、小さな会場にすでに人がいっぱい。よくある千葉会ジンクスは有効で、とりあえず、空いている空間をいただいて、ゲームをしてきました。


天下鳴動(HJ) ☆BIBI・mitsu・kawa
東大安田講堂強襲(ジブセイル) ☆機動隊(mitsu)対全共闘(水戸爺)★

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 2時になるとオークションがスタート。今回はがっつり系のアイテムが多く、購入してもいつプレイできるの?!状態がわかっていて。

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 「買ったらダメだ、買ったらダメだ・・・」とシンジくんのように、できるだけ見ないようにしていたのに、ワンカップで上機嫌のyagi会長に「え~、ちはら会なら、入れる(入札する)よね」とか「見逃していいの?!」と煽られ。「ええい、1600円だ!」とか「申し訳ないから、(自分で)もう100円アップ!」と、結局、3つのアイテムを落札してしまい・・・。

 なんでも陸海空の三次元戦闘ができるMayfair Gamesの「Wake Island」に、Compassのベトナム戦争キャンペーンを2つも!ああ、どなたか、お相手を・・・。

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 気がつけば、師走も10日を切りました。このまま、怒濤の年始へ突進かしら・・・。1月の予定が決まったので、お知らせします。
[日時]1月4日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識
 昨年末は、飛び込みで東大紛争系が多くなり。まだ、もうちょっとプレイしてみたいです。
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 こちらは年末に発売されたソフィン戦争の「RED WINTER」(CMJ)。マイナーテーマに加え、久々の作戦戦術級で、ぜひ、プレイしてみたい。少し遅れますが「WINTER FURY」「BLOOD ON THE SNOW」(Avalanche Press)も行きますか?勢いに乗れたら、初のTactical Combat Seriesの「A FROZEN HELL」(The Gamers)にも挑戦したいし。
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12.4 ドンピシャで包囲攻撃を実施するも・・・
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 末尾が0年と言うことで、例えばフランス戦80周年や朝鮮戦争勃発70周年、古くは関ヶ原戦役420年などをプレイしたいですね。
 また、すぐには無理ですが、秘かに15周年(!)ということで、どこかで記念例会をしたいなぁ~。

<ちはら会恒例の新春お年玉企画>
 新春なので、いつものちはら会お年玉も行きます。ご参加のみなさんは、ご家庭にある不要なゲーム、プレイすることがないアイテム、歴史関係の書籍等をお持ち込みください。ご提出の方は、新春お年玉に参加できます。運試しのdrをして、ハイロールの方からお好きなアイテムをゲット。さあ、2020年の運勢は?

  第1戦は、ガミラス帝国(Tommy)・地球防衛軍(平)・ボラー連邦(ybs)・自由惑星同盟マルアデッタVer(mitsu)の戦い。ガミラス帝国・地球防衛軍・ボラー連邦のヤマト系列がガツンガツン、波動砲類で殴り合う傍ら、自由惑星同盟マルアデッタVerは堅いマルアデッタ宙域(要塞)のため、攻撃もされないが攻撃もできない状況が続きます。途中から太陽風や宇宙嵐イベントが来たので、これを使って地味に揺さぶりをかけ、総攻撃でVPを稼ぎ出します。かなりいいところまで行ったのですが、ガミラス帝国がドリルミサイルを瞬間物質輸送機でヤマトに叩き込んで、40VPを荒稼ぎ!これが決勝点になり、デスラー総統が頂点を取りました。
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 第2戦は、マルアデッタVerのブラッシュアップということで、自由惑星同盟軍マルアデッタVer(平)・自由惑星同盟軍(mitsu)・銀河帝国軍(BIBI)の銀英伝系で対戦。なかなか、マルアデッタ宙域(要塞)が攻撃されないということで、プレイの誘導のため、撃破されなかった要塞VPを加点することにしました。展開は、早々にヤン・ウェンリーやフィッシャー、アッテンボローが来た自由惑星同盟軍が、猛烈な攻撃と鉄壁な守りでリード。ここで、銀河帝国軍がガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞にぶつける荒技に出ますが、却って弱体化したところに、トゥールのハンマーを喰らって、ガイエスブルク要塞が散華。こりゃ、圧勝かと思いきや、マルアデッタ宙域(要塞)の加点が効いて、自由惑星同盟軍マルアデッタVerが勝利に。ちょっと加点が多すぎたかも。

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 第3戦は、陣営をローテーションして、銀河帝国軍(mitsu)・自由惑星同盟軍マルアデッタVer(BIBI)・自由惑星同盟軍(平)の対戦に。さすがに、マルアデッタ宙域(要塞)VPを丸ごと加点だと有利すぎるということで、1/2にして加えることに。この塩梅がちょうどよく、ヤンを引いた自由惑星同盟軍を二陣営が叩き、合間を縫って損傷艦をかすめ取ると言う乱戦に。結果、トゥールのハンマーを指向性ゼッフル粒子で防いだ銀河帝国軍が、20点ほどのリードで勝利となりました。

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 最後の第4戦は、発売されたばかりのVガンダム系のデッキを使って、プレイすることに。ザンスカール帝国(mitsu)・リガミリティア(BIBI) ・ロンドベル(平)の陣営です。
ロンドベルには特別ルールで「死なないアムロ」がおり、リガミリティアにはウッソ・エヴィンが、そして、ザンスカール帝国には強化人間カテジナがおり、三竦みに。MSとパイロットが豊富なザンスカール帝国とリガミリティアが時々、飽和攻撃をかけ、艦艇を沈めれば、ロンドベルは地道に通常攻撃でと、攻撃回数が多い割には損害は抑え気味。早々にエンジェル・ハイロウを稼働させたザンスカールが、ロンドベルのデッキを削り、バイク戦艦の踏みつぶしでVPを上乗せして、勝利しました。

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 逆シャア以降はあまり人気がないそうですが、ザンスカール帝国(mitsu)の強化人間系の悪逆ぶりとリガミリティア(BIBI) の高戦力MSは、実に「ヒストリカル」で、デッキとしての特色もよし。「このシミュゲ」に第二弾でも、載せようかしら。

 もっと、売れ線ではないでしょうが、ぜひ、「ターンA」デッキも欲しいぞ! ターンAに、ターンX、スモーに、ボルジャーノ、キャラもロランに、ハリー、ギム・ギンガナムと豊富。あげくは核ミサイルに、ナノ兵器月光蝶まで、あるじゃないですか!必要なら、ちはら会でいつでもテストしますよ~。

 前回、初プレイしたカードゲーム「バルジ」(CMJ) ですが、どうやっても連合軍が勝てない、と嘆いていたところ、BIBIさんがルール間違いを発見。全てのプレイヤーが戦力を置いた後、司令官が1枚のみ再配置できる(!)とわかり。そりゃ、勝てないはずだ。

 と、いうことで、お昼前にBIBIさん、Tommyさん、kawaさん、平さんで、第一戦をしましたが・・・あと、1ターンを凌げば、というところで、やっぱり敗北。正しいルールでも、厳しいぞぉ。

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 ならばと、例会の後半戦に、BIBIさん、平さん、mitsuで再戦しました。合い言葉は「勝つまでバルジ」。あれ、まるでDas Reichさんが乗り移ったよう・・・(笑い)。

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 ポイントは、無理に敵師団を除去しないこと。敵の戦闘力の2倍を投入すると、その師団を損耗でき、もう一度、損耗できると除去となります。一見、敵が減っていいように思いますが、アメリカ軍の消耗が激しく、かつ、敵の進撃カードが重ねって、却って突破の効率がよくなることも。ならば、史実通り、しつこく遅滞戦術で対抗することがベストではないかとなりまして。ただし、装甲師団については、損耗すると戦力がダウンするので、無理でない範囲で、です。

 第2戦は、これを意識しながら、各部隊の進撃を突出しないように、コントロール。「Nut!」がうまく効いて、4単位以上の進出を2個装甲師団のみに抑え込みます。あと、1ターン凌げれば勝利でしたが、ああ、最後に第2SS装甲師団に突破され、敗北。悔しぃー!

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 第3戦は・・・実に、無残な展開。初期セットアップで、すでに3個師団が3単位以上に進出。かつ、初期の札が進撃カードとイベントばかりで、わずか第2ターンで第3降下猟兵師団が突破を果たし、敗北。ああ、よりによって、歩兵に最大進出をされるとは・・・(泣き)。

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 第4戦も、イベントの廻りが悪く、連合軍はかなり苦労します。4個師団が3単位以上の進撃となり、どこで突破されてもおかしくなかったのですが、各プレイヤーがカードをコントロールして、あと、1ターンまで行きます。が、最後のイベント「包囲」で装甲教導師団を足止めしたのですが、これで同師団がスキップされ、第2SS装甲師団がまさかのダブル進撃!ああ、アルデンヌの神は、まだ、犠牲を必要とするのか。

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 さすがの「勝つまでバルジ」も、プレイヤーが相当消耗してきた、第5戦。スタートは2個師団がわずかに進出するのみと、敵の進撃はかなり控えめです。が、ここまで行けそうでいけないゲームばかりだったので、「どうせ、この後、進撃カードが山ほど来るんだよね~」と自嘲気味。

 始まってみると、適度に進撃カードと部隊カードが来て、ドイツ軍の方向をコントロールできます。BIBI司令官の下に、イベントが集中しますが、その分、イベント管理がうまくいき、最終盤に。もはや、手札に連合軍部隊は少なく、ただし、イベントは最良と言ってよい「(敵の)燃料不足」。7単位行かなければいいんだと、第2SS装甲師団は放置して、第3降下猟兵師団に全戦力を集中!結果は見事に、突破阻止!!  

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 連合軍、5戦目にして、ついに勝つ!しつこさでは定評のある(?)ゲーマーだから、たどり着けたかも。きっと、    一般向けだったら、1-2戦で「バランス悪」と早すぎる評価になったかも。というわけで、連合軍で四苦八苦しているみなさん、いつか勝てますから(笑い)。

 お昼前にみなさんが揃ったところで、人数分けをして、軽く一戦をと、ybsさんと「川中島」(WGHB)を対戦しました。陣営は、ybsさんが武田軍を、mitsuが上杉軍を担当します。

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 第一戦は、武田軍の積極的攻勢で幕を開けます。部隊の損耗など何のそので、多数の武田勢が旭山城に進出。これを上回るフル戦力の上杉軍がこれを迎え撃ちましたが・・・ああ、drに恵まれず、まさかの敗退。しかも相当数の部隊が損耗してしまいます。

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 これはまずいと、早めに部隊を回復に廻したのですが、第2ターン、武田軍は全力を動員して、善光寺を強襲します。上杉軍も謙信を先頭に迎撃しますが、武田軍に数で劣り、戦闘でぼろ負けに。

 結果、わずか2ターンで武田軍のサドンデス勝ちに。う~ん、きちんと理詰めで兵力配分したのに、drに勝てず。とほほほ。

T2 サドンデス負け
 気を取り直して、第2戦に。今度は両軍とも守りを優先し、第1ターンのVPはイーブンに。第2ターン、上杉軍が仕掛けます。大胆にも謙信が荒砥城へ進出。と、信玄が圧倒的戦力でこれを迎え撃ちます。ここでカード「一騎打ち」。これにより、両軍は撤退し、上杉が2VPとなります。

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 武田軍はこれを跳ね返そうと、第3ターンに旭山城に侵攻しますが、今度は休養十分の上杉軍に蹴散らされ、4ユニットを失い、敗退します。

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 第4ターン、敵兵力の減少を見て取った上杉軍は、河川越え罰則なしのカードを利用し、先手を打って、川中島へ。武田軍も回復カードを駆使して部隊を復活し迎撃しますが、損耗部隊が多く、ユニット数は同じでも上杉軍が有利か。戦闘開始とともに激戦となりますが、上杉軍の精鋭が損害を受け止め、徐々に武田軍不利に。そのまま、上杉軍が押し切り、勝利の勝ちどきを上げ、VPは4ポイント差に。

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 損耗した武田軍にこれを押し返す力はなく、最終ターンはイーブンのまま、上杉軍のVP勝利が確定しました。

drによる展開の振れはありますが、カードの使用や部隊の展開など、選択肢が多く。かつ、30分もあれば、1プレイが終わるので、ローテにはもってこいですね。

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 前回に続き、この日も「東大紛争1968-69」(ジブセイル)を持ち込みまして。新たに1名が加わって、全共闘(平)・機動隊(ybs)・文部省(BIBI)・民青(mitsu)で対戦しました。

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 序盤は、各陣営とも、せっせと部隊のリクルートと資金集めに走ります。時折、ビッグイベントが来るものの、それぞれがコマンドのみの実行にして、危険なイベントを避けたため、比較的平穏な展開に。

 中盤にさしかかり、ここで全共闘が資金集めのために、シンパを各エリアに散らせます。公安は警戒ポイントは抑えたものの、動員が少なく、ほとんどのエリアが反体制派支配となります。と、ここで第2期末に。

 期末手順で、民青は豊富な資金を使って、各エリアの支持を高めていきます。大量に動員した東大職員により、直前に支配権自体は奪われたものの、東大に3つの細胞(政治)を構築していたため、ここで勝利条件を達成!サドンデス勝ちとなりました。

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 「そうか、こうやって勝てばいいんだ」と自分もビックリ。COINシリーズは、各陣営につき、できることと勝利条件が違うので、慣れるまではこんな感じなんでしょうね。それでもイベントに一喜一憂でき、思わぬ影響や思惑が見られるので、面白くプレイできます。

 次は、機動隊(ybs)と文部省(BIBI) でどうやって勝てるか、やってみたいですね~。

 12月はじめの土曜日に、第179回ちはら会が開かれました。Tommyさん、kawaさん、BIBIさんの常連組に、S&T新作のテストプレイに余念がない平さん、政治アイテムがお気に入りのybsさんらで、今年最後になる例会を楽しみました。ミニアイテムや軽アイテムが多く、マルチが半数以上でしたが、それでものべ14戦と大賑わいでした。

 この日プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

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Ships  & Tactics(グループ乾坤一擲)4戦
 ☆ガミラス帝国(Tommy)・地球防衛軍(平)・ボラー連邦(ybs)・自由惑星同盟マルアデッタVer(mitsu)
 ☆自由惑星同盟軍マルアデッタVer(平)・自由惑星同盟軍(mitsu)・銀河帝国軍(BIBI)    
 ☆銀河帝国軍(mitsu)・自由惑星同盟軍マルアデッタVer(BIBI)・自由惑星同盟軍(平)
 ☆ザンスカール帝国(mitsu)・リガミリティア(BIBI) ・ロンドベル(平)
川中島(WGHB)2戦
 ☆武田軍(ybs)対上杉軍(mitsu)★
 ★武田軍(ybs)対上杉軍(mitsu)☆
Advanced Squad Leader SK1(MMP) S1 2戦
 ☆アメリカ軍(Tommy)対ドイツ軍(kawa)★
  アメリカ軍(kawa)対ドイツ軍(Tommy)ドイツ軍優勢
バルジ(CMJ)5戦
 ★BIBI・平・Tommy・kawa
 ★mitsu・平・BIBI
 ★mitsu・平・BIBI 2ターン瞬殺
 ★mitsu・平・BIBI 
 ☆mitsu・平・BIBI ついに連合軍勝利!
東大紛争1968-69(ジブセイル)
 ☆民青(mitsu)・全共闘(平)・文部省(BIBI)・公安(ybs)


 Tommysさんとkawaさんが連戦していた「Advanced Squad Leader SK1」(MMP) S1。このところ、Tommyさんが熱心にプレイしてい、ます。ちはら会でSKがブームになるのは、十数年以来ですね~。

ASL

 火炎瓶と投石、催涙ガスに高圧放水でへろへろになった後、残った時間でできるアイテムとして「川中島」(WGHB)を対戦しました。ゲムマで仕入れたばかりの新作です。

 ルール的には、1ユニットずつ移動を行い、全移動終了後に両軍がいれば、戦闘になります。各ユニットにつき1d6して、1でヒット、2で防御、6で退却にできます。デザイナーが陣取り合戦を意識したと行っているとおり、シンプルな駆け引きと運試しを楽しめます。

 陣営は、mitsuが上杉軍、にしさんが武田軍を担当します。

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 第1ターン、上杉軍は先制攻撃とばかりに、川中島に繰り出します。当然、武田も迎え撃ち、距離が近い分、兵力は武田に分があります。さらに、戦闘が始まると、武田軍は「魚鱗」カードを使用します(防御がヒットに変化)。消耗戦となり、上杉が厳しくなったところで、今度は上杉軍が「一騎打ち」カードをプレイ。これにより、川中島は中立となり、上杉軍に+2VPとなります。

T1 「一騎打ち」で川中島を中立化
 勝っている上杉軍は、当然、行動を自重し、消耗した部隊を回復させながら、前線を固めます。武田軍もこれに合わせ、戦闘は仕掛けて来ず。

 と、あっという間に、最終第5ターンに。武田勢は、VPを挽回せんと上杉領に進攻してきます。敵を十分引きつけたところで、上杉軍は「鞭声粛々」を使って、8部隊が急遽、川中島に転進します。山地で守っているとは言え、武田軍は4ユニットで、圧倒的に有利なはずでしたが・・・ああ、武田騎馬軍団が大活躍し、強制退却の6を連発!上杉軍も粘って、最後は信玄と上杉隊の1対1になりましたが、敗北。上杉領に進攻した部隊も勝利し、武田軍が見事に逆転勝ちとなりました。

T5 山地と言え、川中島で圧倒的に有利なはずが・・・
 ルールは極めてシンプルで、駆け引きがあり。かつ、カード使用を含めた運の要素もあり、30分もあれば、決着が付きます。次は、ぜひ、勝ってみたいものです。

 この日、もう一つ、プレイしたかったのが「東大安田講堂強襲」(ジブセイル)です。先日、自宅オフ会でTommyさんと初対戦でしましたが、今回、「バリケードを使いたい」(!どんな希望、笑い)とにしさんから要望が有り、対戦することに。陣営は、機動隊(mitsu)対全共闘(にし)です。

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 セットアップを見ると、今回の全共闘は、工学部や法学部など、比較的前衛に配置をする前進守備のよう。

T0
 第1ターン、機動隊は基本戦術となる催涙ガスを撃ち込みながら、防御力の高い警備車輌や放水車を偵察に送ります。全共闘は火炎瓶を使って妨害しますが、すぐに放水を行い、延焼を可能な限り防ぎます。数台の警備車領が被害を受けましたが、その後から、機動隊員を前進させることで、大きな損害を受けずに、理学部、工学部を制圧していきます。全共闘は、医学部にもそれなりに学生を配置していたので、こちらの完全制圧は次ターンに持ち越されます。
T1

 第2ターン、遊撃隊の再配置のため、催涙ガスを使用できませんが、警備車輌と放水車が先導して、機動隊員が前進。火炎瓶や火炎放射器(都市ガスくらい止めておけ!)で、損害を出しながらも、安田講堂周辺を除く、各学部の制圧に成功します。ビックリしたのは、安田講堂前庭にスタック制限限界の12ユニットが隠蔽されていたこと!おかげで、車輌外の機動隊は、ここからの火炎瓶投擲で一時的に足止めを受けました。

T2
 第3ターン、スタックオーバーで安田講堂に収容できない全共闘を、催涙ガスで麻痺させると、機動隊員がつっこみ、4ユニットを確保します。その勢いで大講堂前面に警備車を突入させますが、ここに日大工兵隊(強化バリケード)!屋上や室内(!)からも火炎瓶が次々と投げ込まれ、数台が擱座します。隣接する放水車が消火に当たると、またも火炎瓶が降ってきて、膠着状態に。それでも、全共闘側にかなりの火炎瓶を消費させることに成功します。一方、後庭からは3個小隊が講堂下層部への突入を試みましたが、社学同の頑強な抵抗を受けて、後退を余儀なくされます。

T3
 第4ターン、夜のとばりが降りる中、機動隊は交代で休憩を取らせ、翌日の制圧に向けて、部隊を再配置します。全共闘は武装チットの補充を試みましたが、drが低く、若干の補充のみ。

T4
 夜明けとなった第5ターン、機動隊は催涙ガスと放水車で、屋上と前面にいる全共闘を沈黙させると、大講堂前面と下層階に突入します。敷石投擲で被害を出しながらも、下層階は制圧。が、大講堂前面は頑強なバリケード(防御力8!)が邪魔をして、完全なにらみ合いになります。

 

T5
 後がなくなってきた第6ターン、機動隊は突入トンネルで安全を確保すると、強引に大講堂背面に突入。ここにも、標準バリケードがありましたが、消防庁から貸与された高圧放水を投入し、ここを確保します。同時に別働隊が階段を駆け上がり、一方早く、講堂上層部を制圧します。

T6
 残ったのは、大講堂前面の半壊した日大工兵隊バリケードのみ。最終第7ターン、機動隊は催涙ガスと放水を注ぎ込み、内部に突入します。多くの学生がうなだれて確保される中、最後まで抵抗したのはML派でした。機動隊の制圧に頑強にて抵抗した後、確保されました。史実通り、機動隊の辛勝といった結果になりました。
T7

 続いて、mitsu・平・ybs・にしの4人で、グループ乾坤一擲の新作の「バトル・オブ・ブリテン・カードゲーム」のテストプレイに移ります。このゲームは「ビスマルク追撃戦」と同様に、基本はドイツ軍をプレイしながら、イギリス軍が輪番で回ってくるシステムです。

 基本はドイツ軍プレイヤーとして、爆撃隊を編成し、レーダーや航空基地、後半になるとロンドンやその他の都市を爆撃します。成功すると、迎撃の手順が替わったり(レーダーの損傷)、VPが手に入ります。この時、イギリス軍は迎撃隊を組織して、妨害をします。敵を撃破すると、イギリス軍としてのVPとなります。

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 ゲーム自体は、ドイツ軍カードか、イギリス軍カードが尽きたときに、残っている側が勝利します(それだけ敵を損耗させたとみなす)。ドイツ軍の勝利ならVPが最も高いプレイヤーが勝利します。イギリス軍の勝利なら、イギリス軍として獲得したVPが最も高いプレイヤーが勝利します。

 序盤は、ドイツ軍の3個航空艦隊が、イギリスに襲いかかります。史実通り、レーダーを潰し、ドイツ軍の進入が楽になり、VPが上昇します。

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 が、中盤になって、ロンドン空襲が可能になると、高VPを狙って、奥地への進入が多くなります。レーダーの回復により、敵の動向をつかんだRAFは、効率的にドイツ軍の迎撃ができるようになります。敵戦闘機の航続距離制限などもあり、ドイツ軍の被害が続出します。

VPは高いが、損害も多し

 このまま、イギリス空軍がルフトバッフェに痛打を浴びせ、勝利に。結果、RAFとして最も高いVPを積み重ねたにしさんの勝利となりました。

 初プレイでも1時間弱でしたが、手軽なカード形式でバトル・オブ・ブリテンをうまく表現できていまして。特に後半に都市爆撃にかまけて、ドイツ軍の損害が続出し、RAFの勝利となったあたりは、見事に史実を再現できていました。特別ルールで強制するのではなく、競合によりRAFに有利になるシステムは、うまい作りです。

 バトル・オブ・ブリテン80周年の来年に発売されるそうで、購入を考えたいと思います。

 この日、最もプレイしたかったのが、「東大紛争1968-69」(ジブセイル)です。COINシリーズという、非対称的な勢力の抗争を描くマルチゲームです。各陣営ごとに能力と勝利条件が異なる変則マルチで、毎回、イベントとプレイ順が替わるので、リプレイアビリティも高く。今回は、mitsuのインストで、全共闘(にし)・機動隊(mitsu)・文部省(平)・民青(ybs)で対戦しました。

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 序盤、各勢力は後半に向けて、リクルートに励みます。その分、各エリアへの展開は控えめで、バランスよく公安を配置した体制側が支持を広げます。これはまずいと、全共闘が街頭に繰り出し、公安と対峙します。ここで、イベントが起こり、公安と機動隊が警視庁に戻ったことで、反体制派が支配を取り返します。

期末1
 中盤になると、各陣営の動きが活発に。まず、民青が組合員を各エリアに動員して、多数派を取ります(反体制派支配)。ここでビラを撒きまくり(資金を撒いて)、世論を反体制派支持に誘導します。一方で、東大構内にも支配を広げるべく、民青行動隊(あかつき部隊)をここに集結させます。構内には先に大学職員がいましたが、民青行動隊はゲバ棒を振るって東大職員を蹴散らします(まさに過激派!)。

期末3
 これに危機を覚えた文部省と東大当局は、機動隊の構内導入を実行。ジュラルミンの盾と警棒で武装した機動隊員は、東大構内で暴れ回る民青を次々と制圧し、支持を中立に戻します(東大への機動隊介入)。

一方、他の機動隊と公安は、「羽田闘争1周年」などで部隊を減らしながらも、各エリアに展開し、優勢な攻撃力で全共闘を排除し、支配を取り返します。

中盤、全共闘が機動隊を襲撃!
 終盤、もはや、両陣営は仁義なき戦いに。全共闘の拠点だった新宿・早稲田エリアに機動隊が進入すると、血気盛んなデモ隊は公権力に襲いかかります。機動隊も反撃に出たため、血みどろの消耗戦に。文部省・東大側は職員の動員を続けるも、先の消耗が響いて、いまだ、回復せず。民青行動隊も、機動隊による弾圧の余波で同様。

 と、あっという間に、最終手番に(第4期末)。ここで、全共闘が手番をたぐり寄せます。ここで部隊を活性化させると、東大医学部と神保町にアジトを設置します。これにより、全共闘のVPが5となり、最も勝利条件に近いということで、戦術的勝利を獲得しました。

 初プレイだったため、今ひとつ、慣れていませんでしたが、イベントや学生と機動隊・公安との激突が起こると「公権力の横暴だぁ!」「一斉検挙!」などが飛び交い、盛り上がっていました。そういった意味では、がちがちの勝敗よりも「らしさ」を堪能するアイテムでしょうね。

 みなさんが集まり始めたところで、ゲムマで手に入れたばかりの最新カードゲーム「バルジ」(CMJ)を対戦しました。協力型のマルチゲームで、プレイヤーは連合軍の各指揮官となってドイツ軍の攻勢を押しとどめることになります。

 カードには、ドイツ軍の進撃カードと連合軍の戦力カードがあります。これ以外に、戦闘や進撃に影響を与えるイベントカードがあります。

 各プレイヤーは手番になると、ドイツ軍進撃カード1枚と望むだけの連合軍戦力カードを出します。全てのプレイヤーがプレイした後で、ドイツ軍と連合軍の戦力を比べます。ドイツ軍が大きければ、連合軍は撃破され、進撃されます。同点なら、膠着。連合軍が大きければ、進撃カードがパイルされ増す(2倍以上の戦力差なら、損耗)。

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 ドイツ軍のいずれかの部隊が7単位分進むか、3つ以上の部隊が4単位以上進むと、連合軍の敗北になります。カードがなくなるまで凌げば、連合軍の勝利です。

 mitsu、ybsさん、Tommyさん、平さんで、早速、やってみたのですが・・・いやー、連合軍は厳しい!敵に進撃に対応して、極力、遅滞戦術を行いますが、元から7戦力とか5戦力とかの装甲師団を止めるのは、容易ではなく。友軍の援軍を当てにして、とりあえず、戦力を投入するも、その後、援軍が来ず(戦力が足りない!)、ただ、撃破されて突破されたり。戦力を2倍にできる頼りの空軍が、曇天で飛べなかったり。スコルツィーニに邪魔されて、戦力やボーナスがなくなったり。

 先頭を切る第2SS装甲師団に7単位の突破をされ、敗北。唯一、国民擲弾兵師団を損耗させたことだけが、希望か。

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 続いて、1名を入れ替えて、mitsu、BIBIさん、Tommyさん、平さんで、二戦目に入ります。コツをつかんだので、各指揮官とも果敢な攻撃を仕掛け、装甲教導師団を殲滅!さらに、第2SS装甲師団を消耗させる善戦!!

が、初っ端から戦力を投入しすぎたのが響いて、後半に一気に3個師団に4単位以上の前進を許し、敗北・・・う~ん、撃破すると部隊数が減って、進撃カードが重なりやすくなり。無理に打撃を与えようとすると、戦力の消耗が早く。地道に進撃カードだけを除去する遅滞戦術が有効なのか?!

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 いずれも勝利ができていないので、勝つまでやってみたいものです(デザイナーの思う壺?!)。

 2週連続の例会だったので、まずは11月のちはら会から。

 11月は休日出勤が多く、なんとか月末に例会を開くことができました。体調はへろへろで珍来アタックも遠慮しましたが、遠き茨城会からにしさんが、S&Tの新作を持って平さんが、ひさびさにybsさんが来場し、常連さん共々、多くのゲームを楽しんで行きました。

 先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

川中島(WGHB) ☆武田軍(にし)対上杉軍(mitsu)★
信長戦記(WGJ) ☆織田軍(Tommy)対反織田軍(BIBI)★
バトル・オブ・ブリテン・カードゲーム(グループ乾坤一擲) ☆イギリス軍(にし)対ドイツ軍(mitsu・平・ybs・)★
バルジ(CMJ)2戦
 ★mitsu・Tommy・平・ybs
 ★mitsu・Tommy・平・BIBI
東大紛争1968-69(ジブセイル) ☆全共闘(にし)・機動隊(mitsu)・文部省(平)・民青(ybs)
東大安田講堂強襲(ジブセイル) ☆機動隊(mitsu)対全共闘(にし)★
TRICY DRUGS(Cairo Rossi) BIBI・平・Tommy・ybs

 ハーフマップでユニット少なめ、プレイアビリティが高いウォーゲーム日本史から、「信長戦記」を、織田軍(Tommy)対反織田軍(BIBI)で対戦。初めてなので、2時間ほどかかっていましたが、手軽なシステムで楽しめたようです。


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 こちらは、BIBIさん持ち込みの「TRICY DRUGS」(Cairo Rossi)を平・Tommy・ybsで対戦。ファンタジーをテーマにしたダイスアイテムのようですが、詳細や勝敗は不明。みなさん、どうでした?

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 同じメンバーで取り組んだ「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)。自由惑星同盟軍のマルアデッタ会戦ヴァージョンのテストでした。自由惑星同盟軍は艦隊の能力は低いものの、要塞扱いのマルアデッタ空域が多数あり、かつ、特殊な太陽風などのイベントカードとタイムリーな攻撃でVPを得られるようになっており。
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