この日のメインは、WWⅡ空戦ジャンルから「Down in Flames」(CMJ)でした。これまで数々のキャンペーンを制覇してきており、最後の昼間爆撃1944(ドイツ本土決戦)をプレイすることにします。

 第1任務は、史実通りノルマンディ戦で戦場1を選択します。オプションは、連合軍がNo.8でモスキート1機に任務ターンの2ターン縮小です。対するドイツ軍も、No.8(!)。太陽を背にしたMe262の2機と、早くも最強オプションです。

 第1ターン、高高度から急降下したMe262は、護衛のモスキートを瞬殺すると、後方のB-25に襲いかかり、第2ターンにこれを撃墜します。

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 連合軍も必死の対空防御で、Me262の1機を損傷させますが、最新鋭のジェット戦闘機の高火力を浴びて、もう1機のB-25も損傷状態に。が、ちょうど、敵の弾薬が切れたところで逃げ切り、分散爆撃でかろうじて、ノルマンディ上陸に成功します。

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 圧倒的に不利だった割には、任務の部分達成ができました。VPでは、わずか1点と、枢軸軍の大勝利レベルです。

 第2任務は、戦場7のルール侵攻を選択します。オプションは、連合軍がNo.1で、P51D とP47Dが各1機です。ドイツ軍は機数を優先し、No.5でMe109 KとFw190A3を2機、さらにMe410 を投入します。  

 第1ターン、戦闘機数は2:1と劣勢ながら、P51Dが果敢にFw190A3に襲いかかり、6ダメージで損傷を与えます。これに対し、Fw190A3の2機が逆襲に転じ、優位を取りますが、P51Dが巧みな機動で射線を外し、損害はなし。もう一方のP47Dは時間稼ぎのため、高空に逃げ、これをMe109 KとMe410が追います。

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 第2ターン、Fw190A3を撃墜したP51Dが高空に逃げ、時間を稼ぎます。護衛機がいなくなったところで、ドイツ軍はFw190A3とMe410を投入し、後尾にいたB-25に4ダメージを与えます。

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 第3ターン、そこへ逆落としに連合軍の護衛機が襲いかかります。第一目標は、ドイツ軍最強のBf109K。P51Dのエンジンがうなりを上げ、燃料タンクを狙って3連射!結果、一撃で撃墜となります。

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 怒り心頭のドイツ軍は、そのまま、2機による爆撃機攻撃を続行し、B-25の1機を撃墜します。

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 が、これが限界でした。対空射撃で損傷を受けていたFw190A3が、サンダーボルトの斉射を喰らって、撃墜。殊勲のP51Dも、機動力で劣るMe410の背後を取ると、4連射で撃墜します。

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 もはや、迎撃の恐れがなくなったB-25は悠々と爆撃を敢行し、ルール工場地帯に損傷を与えます。この時点で連合軍のVPは39点で、枢軸軍の辛勝まで回復します。


 第3任務は、戦場9のハンブルク空襲です。オプションは、連合軍がNo.4で、ウィスナー搭乗の1機を含む、P51Dの2機。ドイツ軍はNo.1で、ヴィルケ搭乗のBf109GとBf109K、Me410の各1機です。

 第1ターン、アメリカ軍エースのウィスナーは、敵のエースのヴィルケのBf109Gに攻撃を仕掛けます。いきなりの燃料タンク被弾!これを避けないと一発撃墜となるヴィルケは、エースチットを使って離脱を試みますが、ウィスナーもチットを投入した上に、エースカード!両軍のエース対決は、速攻でアメリカ軍に軍配が上がります。

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 怒ったドイツ軍は、Bf109KとMe410の2機で、もう1機のP51Dを追い詰め、これを撃破します。

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 残ったウィスナー機に対し、Bf109KとMe410が襲いかかりますが、巧みな機動で決定打を打たせません。

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 第4ターン、一瞬の隙を突いてシザーズを使ったウィスナーは、Bf109Kの背後を取ることに成功します。そのまま、次ターンにこれを撃墜します。

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 こうなると基本性能で大きく劣るMe410には勝ち目はなく、最終ターンに撃墜されます。

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 ボックス隊形を組んだ連合軍の重爆撃機は、通常高度で精密爆撃を行い、ハンブルクをエンジョウさせます。この時点で連合軍のVPは166点となり、まずは辛勝レベルに到達します。


 第4任務は、戦場8のドイツ南部の鉄道網を攻撃します。オプションは、連合軍がNo.2で、イギリス軍のスピットファイヤⅩⅣcの2機。ドイツ軍はNo.6で、Bf109Kの2機と高射砲の強化を選びます。

 第1ターン、獰猛なスピットファイヤⅩⅣcの2機は、共同でBf109Kに襲いかかり、これを撃墜します。もはや、全滅は必至と覚悟したもう1機のBf109Kは、B-24Dリベレーターに側面攻撃をかけますが、ダメコンが効いて、2ヒットを与えるに止まります。

 第2ターン、連合軍の2機の猛禽類は、爆撃機につきまとうBf109Kを襲撃し、2機目の攻撃でこれを撃墜しました。

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 当然、爆撃も成功し、鉄道網は破壊されます。これで、連合軍のVPは261点に上昇し、連合軍の大勝利レベルに。


 第5任務は、早くも戦場10のベルリン爆撃を選択します。オプションは、連合軍がNo.3で、エースのゼムケを擁するP47Dの2機です。ドイツ軍は、もはや後がないと、No.4でBf109GとK、さらに最後のジェット戦闘機Me262を投入します。

 第1ターン、連合軍は時間稼ぎのため、果敢にもドイツ迎撃機に挑みます。サンダーボルト1機がBf109Kの真後ろに付け、損傷を与えます。が、残ったBf109GとMe262は、ゼムケのP47Dを狙います。ゼムケもエースチットを繰り出すなど必死に回避しますが、手札の少なさが災いし、ついにMe262の機関砲に捉えられ、撃墜。

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 第2ターンに、残ったP47DをBf109Kと相打ちで撃破したドイツ軍は、重爆撃機編隊に突入します。側面からBf109Gが、後方からMe262が空の要塞B-17に襲いかかり、3ヒットを与えますが、猛烈な対空砲火でグスタフが炎上し、撃墜されます。

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 その後、Me262が追いすがり、B-17に10ヒットを与えますが、撃墜ならず。

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 生き残った重爆撃機編隊は、対空砲火を避けるため、分散爆撃を行い、大きな損害なく、爆撃を成功させます。

 これで、連合軍のVPは306点となり、連合軍の圧倒的勝利レベルに。

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 第6任務は、戦場4のハンブルク空襲を選択します。オプションは、連合軍とドイツ軍はともにNo.7です。連合軍はP38とスピットファイヤⅩⅣで、ドイツ軍はBf109Kが2機ですが、奇襲効果で第1ターンに敵戦闘機がいません。

 第1ターン、敵の戦闘機を出し抜いた2機のBf109Kは最後尾のB17に襲いかかり、8ヒットを与えます。連合軍も防御射撃で1機に3ヒットを与えます。

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 第2ターン、連合軍の戦闘機が介入し、4機による巴戦に。3ターンにBf109Kを撃墜し、さらに第4ターンにP38が高火力を生かして、もう1機のBf109Kも撃破します。

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 当然、B17は任務に成功し、得点は361ともはや連合軍の勝利は揺るがず。


 最終の第7任務は、連合軍が勝ち逃げを目論み、戦場5のオランダ空襲を選択します。オプションは、連合軍がNo.5で迎撃機がない代わりにターン数を3減少させます。結果、ミッチェルの2ターン減少と相まって、わずか1ターンの任務となります。ドイツ軍は、「戦いは数だよ」とばかりにNo.3のFw190A3の2機を追加します。

 1回だけ耐えれば終了する連合軍は、高速でオランダに侵入しますが・・・ここまでの鬱憤を晴らすかのように、3機のドイツ軍機が爆撃機に襲いかかります。Bf109KとFw190A3の連続攻撃でまず、1機を撃墜。残りの1機に、最後のフォッケウルフが性能限界を突破して接近し、至近距離から鋭い一撃!これが燃料タンクを撃ち抜き、見事に完勝となりました。

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 結果、爆撃を阻止したことにより、30点が入り、最終的には306点で終了しました。ただし、ここまでの累積が効いて、ドイツ本土決戦は連合軍の圧倒的勝利で幕を下ろしました。


 この対戦により、「Down in Flames」(CMJ) の全シナリオを制覇しました。同時にWWⅡ空戦ジャンルとしても、5割を超えましたので、そちらの記事もご覧ください。