SLGの中にはどこに分類したらいいか、迷う作品があります。そう、政治闘争や経済戦争を描いたアイテムです。厳密には「戦争」ではありませんが、実は戦争よりも過激な「現代戦」だったりします。
 新ブログへの転載を機に、新たに「現代政治闘争・経済戦争アイテム」として立ち上げます。

 ☆★は、いつもの表示です。
 無印:未プレイ △:軽くインストプレイ ☆:ソロプレイ済み ★:まさかの対戦済み

[まさに冷戦!大国間の政治・軍事紛争]3アイテム

TWILIGHT STRUGGLE(GMT)★
  カードドリブンシステムの嚆矢となった傑作冷戦アイテム。カードプレイを通して、マップ上のエリアの支配(と宇宙開発)を競うだけですが、機能的でかつ歴史フレーバーが満載で、多くのプレイヤーを魅了しました。最近、日本語版も出たので、プレイしやすくなっています。

Twilight S

Labyrinth(GMT)
 2001年の9.11テロ以降の政治闘争を描く、カードドリブン。プレイヤーはアメリカとイスラム過激派となり、全世界で親米または新イスラム国家の樹立を目指します。傑作「TWILIGHT STRUGGLE」(GMT)の亜流とも言えるシステムで、テロとか、無人兵器とか、特殊部隊とか、きな臭いカードがたくさん出てきます。

Labyrinth
COLD WAR(HJ)
 その名の通り、冷戦期の大国間の「非正規戦争」を描いたマルチ。秀逸なのは、発売当初はまだ、可能性でしかなかったヨーロッパ連合と中国が、大国となっていること。原作のVGのスタッフは優秀だったんですね~。

[合法・非合法な政治闘争]5アイテム

CANDIDATE(AH)★
 史上最強の軍事国家アメリカ合衆国の大統領選挙を描いたマルチです。プレイヤーは各候補者となり、予備選挙を勝ち抜いていきます。史実に基づいた州ごとの代理人数が有り、それを巡って寄付金や噂、投票所の閉鎖など、丁々発止の駆け引きが起こります。

CANDIDATE
JUNTA(HJ)★
 どこかの国の腐敗政治を、コミカルなコンポーネントで描くマルチ。各プレイヤーは、某国の閣僚となり、国民に廻すべき外国からの援助金を着服し、スイス銀行にため込んだ額で勝敗が決まります。仮想国の設定ですが、カリカチュアライズが実に秀逸で、現代史の本質を的確に捉えています。余りの面白さに、学生時代に徹夜でやり通した思い出の作品です。
JUNTA

東大紛争1968-1969(ジブセイル)★
 東大安田講堂籠城事件で終結する学生運動・政治闘争を、COINシステムで描きます。プレイヤーの担当は、全共闘、民青、警察、文部省(!)となり、時に共闘し、時に出し抜いて、自派の勝利をめざします。皇居を中心に、周辺の政治・大学エリアが描写されたマップが、やたら馴染みのある地名ばかりで・・・。それにしても、文部省をプレイできるアイテムは、これだけだと思うゾ?!

東大紛争

東大安田講堂強襲(ジブセイル)★
 あの時代の日本人なら誰もが知っている東大安田講堂籠城事件を、アルンヘムシステムで描きます。本郷の東大校内が描かれたエリアマップで、機動隊と全共闘がガチンコ勝負を繰り広げます。バリケードに日大工兵隊、火炎瓶、敷石、ガス、放水などが乱れ飛ぶ、まさに「市街戦」。安田講堂は、なんとグランドレベル、上層、下層に分かれる立体構造です。そう言えば、ゲムマで「火炎瓶、投げられま~す!」と呼び込みしていたなぁ~(笑い)。

東大安田講堂強襲

遠すぎた東大(ジブセイル)
 あの安田講堂攻防戦を描いた「東大安田講堂強襲」(ジブセイル)の姉妹アイテム。システムをライト化し、同時期に神田周辺で起こった東大進撃阻止戦を描きます。プレイヤーは、機動隊と全共闘という「危険がアブナイ」ペアです。「OPERATIONS RESEARCH for COVID-19」もそうですが、ジブセイルの攻めの姿勢はすごいなぁ!

遠すぎた東大
[時に政治闘争より熾烈な経済戦争]2アイテム

企業買収(アークライト)★
 いわゆる株の敵対買収をシミュレートしたもので、各プレイヤーは1200億円の資金を持って、優良企業の買収を行います。見た目(コンポ)はチープですが、侮ることなかれ。公開買い付けや情報合戦、投資戦略カードなどが、目まぐるしく変わる買収劇を楽しめます。

企業買収

BUSINESS WAR(アドテクノス)
 80年代の日米貿易摩擦が最高潮を迎えていた時に発売された企業買収アイテム。思えば、日本がエンパイア・ステートビルを買い取る(!)なんて、バブルに浮かれていた時代でしたね~。プレイヤーは4人で、それぞれ本国の本社と相手国の支店を受け持ち、経済戦争を勝ち抜きます。

BUSINESS WAR
[人類の危機!新たな時代のウィルスとの戦い]

PANDEMIC(HJ)★
 アメリカで2008年に発売された協力型のファミリー系アイテム。このコロナ禍を想定していたわけではなかったでしょうが、同時多発的に全世界で感染爆発が起こる様が非常にリアルです。プレイヤーは検疫官や科学者、作戦エキスパート等になって世界中を飛び回り、力を合わせて治療薬の開発に挑みます。

PANDEMIC
OPERATIONS RESEARCH for COVID-19(ジブセイル)☆
 昨年のゲムマで発表された、コロナ感染症対策の図上演習です。ソロ専用アイテムで、襲いかかるコロナウィルスとの戦いを描きます。コロナには当然、意図や人格などなく、人間の立てたプランに沿って展開が決まるという、極めてリアルなシミュレーションです。「私が責任を取ればよいというものではありません」(では、誰が一体?!)という当時の首相の発言が、警句のように裏表紙に載っています。
COVID-19

VIRUS VS SOCIAL(ジブセイル)
 昨年に発表されたソロプレイ専用の新型コロナ感染症対策アイテムの「OPERATIONS RESEARCH for COVID-19」(ジブセイル)の最新版。前作が2020年12月までだったのに対し、こちらはそれ以後を描きます。変異株、ワクチン接種、オリンピック等ホットな話題も。 全7アイテムのうち、3つがプレイ済みです。残りは4アイテムになるので、とりあえず、2アイテムをプレイしましょう。

VvsS

<2019/12/31の追記>
 前回のアップ以降、2点がプレイ済みになりました。
東大紛争1968-1969(ジブセイル)★
東大安田講堂強襲(ジブセイル)★
 これで、残りは2点のみ。来年は、2つめのコンプリートができるか?!

<2021/10/9の更新>

 あと、二つまで来ていた現代政治闘争・経済戦争アイテムですが、5アイテムが追加になり(40%増し!)、プレイ率は41.7%になりました。

 前回の更新後にプレイできたアイテムは、以下の通りです。

PANDEMIC(HJ)★

 また、追加となったアイテムは、以下の5点です。

Labyrinth(GMT)
遠すぎた東大(ジブセイル)
BUSINESS WAR(アドテクノス)
OPERATIONS RESEARCH for COVID-19(ジブセイル)
PANDEMIC(HJ)

 ウイルスとの戦いも加わったので、タイトルも「現代政治闘争・経済戦争・安全保障アイテム」に変更しました。これで、アイテム数は12となり、プレイ済みは6つです。6割突破を目指して、あと、2つです。

<2021/12/23の更新>

 今回の対戦で、プレイ率が6割を越えました。前回の更新後にプレイできたアイテムは、以下の通りです。

トワイライト・ストラグル日本語版(GMT)★

OPERATIONS RESEARCH for COVID-19(ジブセイル)☆

  また、新たに追加になったアイテムは、以下の通りです。

VIRUS VS SOCIAL(ジブセイル)
 これで、アイテム数は13で、プレイ済みは8つです。8割突破を目指して、あと、3つです。