太平洋戦争キャンペーン-我ら日本人にとって、今なお、記憶に残る戦争です。緒戦の真珠湾攻撃に始まり、インド洋海戦、珊瑚海空母戦、運命のミッドウェイを経て、ガダルカナル戦、ラバウル航空戦で消耗し、マリアナ沖海戦、レイテ海戦で凋落する、一大キャンペーンです。旭日の連合艦隊が、それぞれの海戦で奮闘するも消耗戦に巻き込まれ、衰退していく、滅亡の詩。序盤こそ、痛手を受けながらも、予想をはるかに上回るタフさと圧倒的な工業力で立ち上がり、覇者となっていく太平洋艦隊。
当然、SLGでも数多くのアイテムが発表されていますが、ここで取り上げるのは、陸海空の立体作戦に絞ってあります。シンプルなものでは、海空しかないアイテムもありますが、そこはご容赦を。水上砲撃戦と潜水艦戦、空母戦のジャンルも、近日中に立ち上げる予定です。
☆★は、いつもの表示です。
無印:未プレイ △:軽くインストプレイ ☆:ソロプレイ済み ★:まさかの対戦済み
[広範な太平洋で繰り広げられる死闘~太平洋戦争キャンペーン]7点
無印:未プレイ △:軽くインストプレイ ☆:ソロプレイ済み ★:まさかの対戦済み
[広範な太平洋で繰り広げられる死闘~太平洋戦争キャンペーン]7点
Victory in the Pacific(AH)☆
最も歴史のある太平洋キャンペーン。基本システムは、傑作「War at Sea」(AH)を援用していて、複雑な太平洋戦争を、簡単かつ手軽に描きます。燃料制限などがないため、日本軍は史実よりも暴れられますが、最後は連合軍の物量に圧倒されることが多かったです。
最も歴史のある太平洋キャンペーン。基本システムは、傑作「War at Sea」(AH)を援用していて、複雑な太平洋戦争を、簡単かつ手軽に描きます。燃料制限などがないため、日本軍は史実よりも暴れられますが、最後は連合軍の物量に圧倒されることが多かったです。

太平洋艦隊(HJ)★
国産初の太平洋戦争アイテムながら、アメリカの艦隊名を表題にしています。そう、日本は決して勝てない、という正しい現実を、ゲーマーに知らしめた記念碑的アイテム。艦隊編成・航空展開・補給を、シンプルかつリアルなシステムで表現しています。自分にとっては、発売当初に仲間とチーム戦を繰り返した、想い出の一品。中国及びインド方面軍の担当が多く(当時からマイナー指向?)、八路軍で大陸の日本陸軍を叩きのめした記憶が・・・。
国産初の太平洋戦争アイテムながら、アメリカの艦隊名を表題にしています。そう、日本は決して勝てない、という正しい現実を、ゲーマーに知らしめた記念碑的アイテム。艦隊編成・航空展開・補給を、シンプルかつリアルなシステムで表現しています。自分にとっては、発売当初に仲間とチーム戦を繰り返した、想い出の一品。中国及びインド方面軍の担当が多く(当時からマイナー指向?)、八路軍で大陸の日本陸軍を叩きのめした記憶が・・・。

太平洋空母決戦(CMJ)☆
WGHB3号に付いた中級編のアイテム。開戦初頭の真珠湾攻撃から、事実上の勝敗が決したマリアナ海戦までを描きます。簡単なルールで運用には知恵を絞る、中黒氏デザインの作品です。最も新しい中盤までの太平洋キャンペーンです。
WGHB3号に付いた中級編のアイテム。開戦初頭の真珠湾攻撃から、事実上の勝敗が決したマリアナ海戦までを描きます。簡単なルールで運用には知恵を絞る、中黒氏デザインの作品です。最も新しい中盤までの太平洋キャンペーンです。

真珠湾強襲(GJ)
GJお得意のデッキ構築型のカードドリブン・システム。あの複雑な三軍統合作戦を、シンプルにまとめ上げた手腕は、さすがふ~ら~中村氏。
GJお得意のデッキ構築型のカードドリブン・システム。あの複雑な三軍統合作戦を、シンプルにまとめ上げた手腕は、さすがふ~ら~中村氏。

大日本帝国の盛衰(旧GJ)
旧GJ誌に掲載された太平洋キャンペーンが高い評価を受け、商業誌別冊で再版されました。同じくふ~ら~中村氏デザインながら、こちらは海上補給戦に焦点を当てたそうで、非常に「正しい」アイテムです。
旧GJ誌に掲載された太平洋キャンペーンが高い評価を受け、商業誌別冊で再版されました。同じくふ~ら~中村氏デザインながら、こちらは海上補給戦に焦点を当てたそうで、非常に「正しい」アイテムです。

太平洋戦史(CMJ)★
WGHB「太平洋空母決戦」(CMJ)をベースに、重巡以上を全ユニット化し、カードドリブンに変更した、最新にして最良の太平洋キャンペーン。史実のマリアナ海戦・レイテ沖海戦(あるいは1年早い本土決戦)までプレイでき、終盤の連合軍は尋常ではない「暴風」と化します。
WGHB「太平洋空母決戦」(CMJ)をベースに、重巡以上を全ユニット化し、カードドリブンに変更した、最新にして最良の太平洋キャンペーン。史実のマリアナ海戦・レイテ沖海戦(あるいは1年早い本土決戦)までプレイでき、終盤の連合軍は尋常ではない「暴風」と化します。

大東亜共栄圏(同人)
中黒氏デザインの太平洋戦争キャンペーンで、いわゆる購入型のカードドリブンです。一風変わっているのは、戦争状態になっているのは、日本と中国のみで、米英がいつ戦うかは、お互いに宣戦布告をして行います。ネットでの評判も、非常にいいです。
中黒氏デザインの太平洋戦争キャンペーンで、いわゆる購入型のカードドリブンです。一風変わっているのは、戦争状態になっているのは、日本と中国のみで、米英がいつ戦うかは、お互いに宣戦布告をして行います。ネットでの評判も、非常にいいです。
[極致での激烈な戦い~ミニ・キャンペーン級]15点
南方作戦1941 ~進撃の帝国陸海軍~(GJ)
「本土決戦1945」と同様で、エリア式アルンヘムシステムに、CDSを組み合わせたアイテムです。その名の通り、太平洋戦争序盤の日本の進撃を描きます。日本軍は圧倒的ですが、その分、VPで調整していて、史実を上回るペースで占領をしていかいないと、勝てないそうです。
第二段作戦(学研)
「歴史群像」の付録となったSLGで、ミッドウェー海戦の起こった1942年5-6月の作戦級アイテムです。日本軍が主導権を持っていて、空母機動部隊を投入し、拠点の奪取を狙います。それに対し、アメリカ軍はヒット・エンド・ランで対抗します。歴史ムック本の読者向けですが、ルールはA4で10ページ相当と、意外と多かったりします。
「本土決戦1945」と同様で、エリア式アルンヘムシステムに、CDSを組み合わせたアイテムです。その名の通り、太平洋戦争序盤の日本の進撃を描きます。日本軍は圧倒的ですが、その分、VPで調整していて、史実を上回るペースで占領をしていかいないと、勝てないそうです。
第二段作戦(学研)
「歴史群像」の付録となったSLGで、ミッドウェー海戦の起こった1942年5-6月の作戦級アイテムです。日本軍が主導権を持っていて、空母機動部隊を投入し、拠点の奪取を狙います。それに対し、アメリカ軍はヒット・エンド・ランで対抗します。歴史ムック本の読者向けですが、ルールはA4で10ページ相当と、意外と多かったりします。
CARRIER DUEL in the PACIFIC(CMJ)★
上記とほぼ同じ時期の戦いを描いたハガキの作戦級。わずか11ユニットの空母と航空機ですが、中黒デザインらしく考えることが多く、楽しめます。イベントのメリハリが効いていて、形は小さいけど、多彩な展開です。
上記とほぼ同じ時期の戦いを描いたハガキの作戦級。わずか11ユニットの空母と航空機ですが、中黒デザインらしく考えることが多く、楽しめます。イベントのメリハリが効いていて、形は小さいけど、多彩な展開です。

ガダルカナル戦記(自己出版)☆
中黒氏が自費出版の先陣を切って発売した、ガダルカナル戦役。氏独特の駆け引きを中心に据えたシステムで、運用が実に悩ましい。ルールは簡単だけど、ソロに向かないのが玉に瑕か?
中黒氏が自費出版の先陣を切って発売した、ガダルカナル戦役。氏独特の駆け引きを中心に据えたシステムで、運用が実に悩ましい。ルールは簡単だけど、ソロに向かないのが玉に瑕か?

ガダルカナル!(このシミュゲ)
「このシミュゲ2015」に掲載されたガダルカナル・ミニキャンペーン。かつて、中黒氏が自費出版をした「ガダルカナル戦記」の改良版です。このところ、冴えまくっている中黒デザインだけに大いに期待が持てます。現在、槍隊(やりたい)候補の筆頭です。
「このシミュゲ2015」に掲載されたガダルカナル・ミニキャンペーン。かつて、中黒氏が自費出版をした「ガダルカナル戦記」の改良版です。このところ、冴えまくっている中黒デザインだけに大いに期待が持てます。現在、槍隊(やりたい)候補の筆頭です。
決戦!ガダルカナル!(GJ)☆
以前、翔企画のSSシリーズで発売された、ガダルカナル戦役のリメイク版。手順は多いものの、システムチックに進んでいくので、わかりやすかったです。コンポーネントはミニながら、その分、時間がかかるので、ついた渾名が「小さな巨人」。原版では、日本軍が意外と優秀で、飢餓に悩むのはアメリカ軍だったりします。
以前、翔企画のSSシリーズで発売された、ガダルカナル戦役のリメイク版。手順は多いものの、システムチックに進んでいくので、わかりやすかったです。コンポーネントはミニながら、その分、時間がかかるので、ついた渾名が「小さな巨人」。原版では、日本軍が意外と優秀で、飢餓に悩むのはアメリカ軍だったりします。

ソロモンズ・キャンペーン(CMJ)
今はなきSPIから発売された、ダニガン氏デザインのガダルカナル戦役。WG黎明期に発表されただけあって、今から見ると細かいルールが多いのですが、中黒氏の熱いレスペクトでCMJ誌への付録化になりました。
今はなきSPIから発売された、ダニガン氏デザインのガダルカナル戦役。WG黎明期に発表されただけあって、今から見ると細かいルールが多いのですが、中黒氏の熱いレスペクトでCMJ誌への付録化になりました。

カードゲームソロモン海戦(旧GJ)☆
旧GJ誌についていたカードゲームなんですが・・・これが存外、面白い!両軍とも目的を選んでカードデッキをしていくのですが、ここ一番で航空機が来なかったり、逆に揚陸がするする決まったり。難点は4人でないとプレイできないところで、一定の経験をもったプレイヤーを集めるのが、最大の難関でしょうか・・・。ああ、ソロではなく、ぜひ、対戦してみたい!(笑い)
旧GJ誌についていたカードゲームなんですが・・・これが存外、面白い!両軍とも目的を選んでカードデッキをしていくのですが、ここ一番で航空機が来なかったり、逆に揚陸がするする決まったり。難点は4人でないとプレイできないところで、一定の経験をもったプレイヤーを集めるのが、最大の難関でしょうか・・・。ああ、ソロではなく、ぜひ、対戦してみたい!(笑い)
Iron Bottom&Sunset Sky(GJ)★
こちらは商業誌GJ誌についた、カードのソロモンキャンペーン。先の「カードゲームソロモン海戦」が4人のチーム戦だったのに対し、こちらは2人でプレイできるようになっています。あとは、プレイヤーを捜すだけ?!(笑い)
こちらは商業誌GJ誌についた、カードのソロモンキャンペーン。先の「カードゲームソロモン海戦」が4人のチーム戦だったのに対し、こちらは2人でプレイできるようになっています。あとは、プレイヤーを捜すだけ?!(笑い)

珊瑚海キャンペーン(CMJ)
資源ポイントを軸に、マップ上の行動かカードの使用を繰り返す、一風変わった南太平洋キャンペーン。ちょっとウォーゲームらしからぬなりですが、指揮官の決断に焦点を当てた傑作と、高い評価を受けています。
資源ポイントを軸に、マップ上の行動かカードの使用を繰り返す、一風変わった南太平洋キャンペーン。ちょっとウォーゲームらしからぬなりですが、指揮官の決断に焦点を当てた傑作と、高い評価を受けています。

捷一号作戦(GJ)
珍しい外国人デザイナーによる、海空のレイテ・キャンペーン。初期のGJ誌の作品でで、移動プロットなど、「正統的な」表現でデザインされています。機動部隊はレイテ湾で使用できないなど、作為的な処理はありますが、それにより艦隊突入の可能性を残しています。
珍しい外国人デザイナーによる、海空のレイテ・キャンペーン。初期のGJ誌の作品でで、移動プロットなど、「正統的な」表現でデザインされています。機動部隊はレイテ湾で使用できないなど、作為的な処理はありますが、それにより艦隊突入の可能性を残しています。

レイテ湾強襲(GJ)★
真珠湾強襲に先立って、ゲーム化された三軍統合作戦のCDS。エンジンは、やはり、カードドリブンです。まず、こちらから攻略したいですね~。
真珠湾強襲に先立って、ゲーム化された三軍統合作戦のCDS。エンジンは、やはり、カードドリブンです。まず、こちらから攻略したいですね~。

突入?!レイテ湾(CMJ)★
ゲーム史上最も小さい形で、捷一号作戦を描くキャンペーン。宿泊地から出撃し、多くの艦艇を引き連れて、レイテに突入します。うまくすると、レイテ湾内でマッカーサーを葬ることも!それができない場合は最もレイテに近づいた艦隊が勝利します。たった50枚のカードで表現するのですが・・・これが抜群に面白い!!キレッキレの中黒デザインです。
本土決戦1945(GJ)★
エリア式のアルンヘムシステムに、CDSを組み合わせたもので、「レイテ湾強襲」(GJ)
のルールを踏襲しています。テーマがテーマだけに、カミカゼ攻撃や反応弾(核爆弾)などもあり、きっと起こりえた悲劇だったのでしょうね。当然、軍事バランス的に日本軍にあんまりなので、五式中戦車や秋水などの秘密兵器がオプションになっています。
ゲーム史上最も小さい形で、捷一号作戦を描くキャンペーン。宿泊地から出撃し、多くの艦艇を引き連れて、レイテに突入します。うまくすると、レイテ湾内でマッカーサーを葬ることも!それができない場合は最もレイテに近づいた艦隊が勝利します。たった50枚のカードで表現するのですが・・・これが抜群に面白い!!キレッキレの中黒デザインです。
本土決戦1945(GJ)★
エリア式のアルンヘムシステムに、CDSを組み合わせたもので、「レイテ湾強襲」(GJ)
のルールを踏襲しています。テーマがテーマだけに、カミカゼ攻撃や反応弾(核爆弾)などもあり、きっと起こりえた悲劇だったのでしょうね。当然、軍事バランス的に日本軍にあんまりなので、五式中戦車や秋水などの秘密兵器がオプションになっています。
キャンペーンと各種戦役を集めただけで、すでに13点。うち、プレイ済みは4点で、プレイ率は、30.7%。結構、骨があるアイテムが多いので、目標の5割突破まで、後3点を頑張ります。人気ジャンルでもあるので、次のアイテムが出る前に行きたいですね~。
<2015/6/8の追記>
先日の対戦で、プレイ済みが5割を突破したので、更新します。前回の更新以後にプレイされたアイテムは、以下の通りです。
ガダルカナル戦記(同人)☆
太平洋空母決戦(CMJ)☆
太平洋戦史(CMJ)★
レイテ湾強襲(GJ)★
太平洋空母決戦(CMJ)☆
太平洋戦史(CMJ)★
レイテ湾強襲(GJ)★
また、新たに、追加されたアイテムです。
珊瑚海キャンペーン(CMJ)
太平洋戦史(CMJ)
ガダルカナル!(このシミュゲ)
太平洋戦史(CMJ)
ガダルカナル!(このシミュゲ)
これで、アイテム総数は16となり、プレイ済みは8です。次の目標は7割突破で、残り4アイテムです。
<2019/9/3の追記>
<2019/9/3の追記>
前回の更新以後にプレイされたアイテムは、以下の通りです。
Iron Bottom & Sunset Sky(GJ)★
突入?!レイテ湾(CMJ)★
本土決戦1945(GJ)★
突入?!レイテ湾(CMJ)★
本土決戦1945(GJ)★
また、新たに、追加されたアイテムです。
大東亜共栄圏(同人)
南方作戦1941 ~進撃の帝国陸海軍~(GJ)
第二段作戦(学研)
CARRIER DUEL in the PACIFIC(CMJ)
突入?!レイテ湾(CMJ)
本土決戦1945(GJ)
南方作戦1941 ~進撃の帝国陸海軍~(GJ)
第二段作戦(学研)
CARRIER DUEL in the PACIFIC(CMJ)
突入?!レイテ湾(CMJ)
本土決戦1945(GJ)
これで、アイテム総数は22となり、プレイ済みは10です。次の目標は5割復帰で、残り1アイテムです。
<2019/9/22の追記>
<2019/9/22の追記>
前回の更新以後にプレイされたアイテムは、以下の通りです。
CARRIER DUEL in the PACIFIC(CMJ)★
これで、アイテム総数は22で、プレイ済みは12です。次の目標は6割突破で、残り2アイテムです。
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