新ブログに移行したので、ジャンル別記事を年代順に整理して転記していきます。まずは、古代史ジャンルからです。

<初稿掲載:2010/01/24 >
 
 多種多様のSLGの中でも、独特の雰囲気を持ったテーマが存在します。紀元前から西ローマ帝国崩壊までを扱った古代戦です。
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 その最大の特徴は、やはり史料の稀少さ故、解釈が様々に分かれるところでしょう。数少ない史料をつきあわせて、当時の様子を描き出そうとする故に、足りないところは合理的な類推が補うことになります。前後の文化性や流れを元に、こうあったはず、と理知的に補完をしていくのですが、時には一つの新発見で、通説が覆ってしまうこともしばしば・・・。現存する最も古い戦闘の記録といわれている「カデッシュの戦い」でも、実は起こっていなかったという、極端な説もあるくらいですから・・・。
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 また、その期間の長さも、他のSLGに比べると、対照的です。もっとも人気のあるWWⅡアイテムが、足かけ6年間の時期を扱っているのに対し、古代エジプトだけでも3000年(!)の歴史を誇るわけですから、汎用システムなど、できようがありません。
 つまり、この時期の戦いは、デザイナーが主説を選択し、思い入れたっぷりに演出していくことが可能になっています。ファラオや大王を中心とした英雄物語でもいいし、古代文明の興亡をマクロ的に描いたものでも、良いわけです。
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☆★は、いつもの表示です。
無印:未プレイ △:軽くインストプレイ ☆:ソロプレイ済み ★:まさかの対戦済み

<人類誕生から地中海文明の興亡まで> 3アイテム

STICKS&STONES~人類創世記(T誌付録) 
 人類最古の時代の戦闘級。時代は、紀元前1万年!!マンモス狩りもあります。
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CIVILIZATION~文明の曙(AH)★
 かなり真面目な文明史。キャンペーンだと1日で終わらないそうで、ちょっと時間がかかります。
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History of the World(アークライト)★
 正確には、古代史だけではありませんが、文明の発祥から古代史もプレイできるので、こちらに入れました。プレイヤーは歴史の見守り手という斬新な観点で、古代から現代までの帝国・王国・民主国家・その他の勢力の攻防を描きます。新版になってプレイ時間も3時間ほどと、とてもやりやすくなりました。
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世界の七不思議(アークライト)★
  いわゆるドイツ系の文明発展ゲーム「世界の七不思議」の日本語版。7人までプレイでき、各プレイヤーはリソースカードを使って自分の都市を発展させます。古代史をモチーフに3エポックを行いますが、各エポックの最後には戦争があり。同時進行の多人数ソロのため、何人でプレイしても30分程度で終わる手軽さが魅力です。
7W
パッチヒストリー(アークライト)
  こちらは通史系の文明発展アイテムですが、ルールブックが14ページと「本格派」です。通商、軍事、政体、建築、インフラに、歴史上の人物や戦争まで、マトリックはかなり多めで、ホメロスやガンジー、チンギスハンに、パットン(!)まで登場する、まさに通史です。
パッチヒストリー

<偉大なる古代エジプトとオリエント・ヘレニズム文明>  9点

カデシュの戦い(CMJ) 
 記録に残る最古の戦い。奇襲を受けたエジプト軍でしたが、最後はラムセス二世の活躍で劣勢をはねのけたとか。

TRIREME(AH) 
 紀元前400年から紀元前後までの水上艦隊戦。この間、ハードは、ほとんど進歩していないんですね。
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300(同人)★
 映画「300」の背景になった、ペルシア帝国対ギリシアポリス国家群との戦いを扱った戦略級。 同人ながらCMJの中黒氏デザインで、コンポーネントと内容ともに、商業誌レベルのキレッキレの出来です。量対質の典型的な戦いで、脳みそ沸騰ものの駆け引きが秀逸です。
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ペロポネソス戦争(VG)
 アテネ対スパルタの古代ギリシアの戦いを描く、戦略級。珍しいのは、ソロ専用と言うことで、一方の陣営でスタートして、攻めきれないと、途中で陣営が変わるという、「目から鱗」の得意なシステムを採用。Victory Gamesらしく詳細なルールなので、いつかどっぷりソロしてみたいです。
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アレクサンドロスの戦い(CMJ別冊)
 アレクサンダー大王の偉大な足取りを体験できます。よくもまあ、SLG「冬の時代」明けに出したものだ!偉いぞ、CMJ!

アレクサンドロスの遺産(AD) 
 大王亡き後の後継者争い。マルチにすると、面白そうで・・・。なんと、GJ誌で再版となりました。
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ALEXANDER(AH) 
 ガウガメラの激戦を再現した会戦級。昔は、これしか手に入らなかった。

Alexander the Great(GMT) 
 大王の4つの会戦をクワドリで、再現。オプションまで入ると、かなり精密です。
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アレキサンダー・トライアンフ(アドテクノス)
 抜群のプレイアビリティを誇る浅野竜二氏のデビュー作。基本システムは、ローマン・トライアンフ(旧GJ)と同様です。対ペルシア戦の3つの戦い-グラニコス・イッソス・ガウガメラをプレイできます。
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<古代地中海の覇権> 5点

ハンニバル(Valley Games)★ 
 カードドリブンの最高傑作の呼び名もある、第二次ポエニ戦争もの。あまりに美しいコンポーネントに痺れます。すっかり、mitsuの定番となったアイテムです。
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ポエニ戦争(SPI/T誌付録)☆ 
 評判の高い戦役級。第1次から第3次までの戦いが楽しめます。古いゲームなので、時代を超えて、指揮官ユニットを共用しますが、指揮官名があったら盛り上がったでしょうね(自作で行くか?!)。
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ローマン・トライアンフ(旧GJ)★ 
 ハンニバルの全ての会戦を、シンプルにゲーム化。あの戦象隊が登場します。
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Commands & Colors ANCIENTS(GMT)
 リチャード・バーク御大がデザインの古代史の会戦級アイテムです。主にポエニ戦争(ローマ対カルタゴ)を題材に15のシナリオがありますが、それ以前のシラクサ・カルタゴ戦もあります。コマンドカードを使って部隊を活性化していくシステムで、敵の出方をいかに読むかが大切です。古代戦らしく、各種騎兵にカタパルト部隊、弓兵、投石兵、戦象や駱駝(!)部隊まで出てきます。
C&C ANCIENT
ピュロスの勝利(CMJ)☆
 「スパルタクス」のヴァリアント。アレクサンダー大王の血を引くピュロスの対ローマ戦を再現。
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スパルタクス(CMJ)☆
 ローマを揺るがせた剣闘士の叛乱を扱った戦役級。会戦では、陣営の再現までできて、整然と並んだ戦列が激突する様は、圧巻です。
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<全ての道は、ローマに通ず> 3点

CAESAR(AH)
 カエサルの最も困難で成功した戦役-ガリア征服のクライマックスを描く会戦級。外周から押し寄せるおびただしい数の蛮族と、内線の利を使って迎え撃つ精鋭ローマ軍団の激突を余すことなく、再現します。
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ローマ帝国の滅亡(T誌付録)☆
 珍しいソロシステムのローマ帝国滅亡史。衰弱した帝国に、無数の蛮族が押し寄せる様は、壮絶。特に、シナリオ5「フン族来る!」では、21戦力のレギオンに対し、なんと130戦力のフン族が襲いかかります。

ローマを継ぐもの(旧GJ)
 西ローマ帝国の崩壊と、ゲルマン王国とビザンチン帝国の攻防を描く、マルチゲーム。プレイを堪能できる(知識を持つ)5人を集めることから、ゲームが始まるか?!
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 戦国時代とWWⅡからこの趣味に入ったため、古代戦に興味はなかったのですが、カルタゴを巡る興亡やラムセス二世の活躍などを、通書や物語で知り、徐々に史料とアイテムを集めることになりました。知らないテーマは極力、控えたにもかかわらず、気がついたら16点のアイテム数に・・・。
 ここまでプレイできたのは、わずかに1つで、6%(!)と、過去最低。唯一、プレイ済みの「ローマン・トライアンフ」(旧GJ)も、まだ、未プレイのシナリオが残っています。とりあえず、2割突破をめざして、あと2アイテムを頑張ります。古代戦ファンのみなさん、ちはら会で一戦、いかがですか?

<2010/2/28の追記>

 先日、プレイした「ポエニ戦争」(T誌付録)で、古代戦アイテムのプレイ率が2割を越えました。


 また、オークションで、以下のアイテムを手に入れました。

アレキサンダー・トライアンフ(アドテクノス)

 これで、総数は17アイテムです。次の目標は、地道に3割突破、あと3点です。 

<2018/12/6の追記>

 先日、プレイした「300」(同人)で、古代戦アイテムのプレイ率が4割を越えました。前回の更新後に、プレイされたアイテムは、以下の通りです。

ピュロスの勝利☆
History of the World(アークライト) ★
CIVILIZATION~文明の曙(AH)★
300(同人)★

 また、新たに追加になったアイテムは、以下の通りです。

ペロポネソス戦争(VG)
CAESAR(AH)
300(同人)
History of the World(アークライト) 

 こちらは、古代戦ジャンルにエントリーしていましたが、ゲームシステムと展開からファンタジー級に変更しました。

トロイ戦争(T誌)

 これで、総数は20アイテムで、プレイ済みは9点となりました。次の目標は6割突破で、あと3点です。

<2022/7/6の更新>

 2018年以来、3年間で全然、進まない古代史アイテムですが、非ウォーゲーム系のアイテムも加わり、5割を切ってしまいました。

 前回以降に追加になったアイテムは、以下の通りです。

世界の七不思議(アークライト)
パッチヒストリー(アークライト)
Commands & Colors ANCIENTS(GMT)

 また、世界史の通史アイテムが3点になったことから、ジャンルの名称を「古代史・通史アイテム」に変更します。

 前回以降に、プレイ済みとなったのは、以下の通りです。

世界の七不思議(アークライト)★

 これで、総数は23アイテムで、プレイ済みは10点となりました。もう一度、5割達成を目指して、あと2点です。