歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

 続いて、日本史繋がりで「関ケ原大作戦」(GJ)を戦うことに。陣営は東軍をmitsuが、西軍を水戸爺さんが担当します。
 序盤、やたらと西軍カードが回り、伊勢路が平定されるとともに、第3ターンには早くも秀頼が出陣します。東軍は、カードが来ない上に、戦闘drも悲惨で岐阜城が4ターンまで落ちず。

秀頼出陣、集結する西軍
 第6ターンに家康が登場するものの、西軍は田辺城まで落として、関ケ原に大軍が集結します。
家康登場も・・・
  こうなると、ほぼ西軍の優勢は動かないのですが、なんとか巻き返しを図る東軍は、家康自ら吉川に問い鉄砲を放ち、寝返らせます。
 が、西軍の壁は厚く、突破の見込みはなし。その間に秀頼が豊臣恩顧の武将を説得。黒田隊に続き、池田・浅野隊も返り忠となり、サドンデスに。
関ケ原を抜けず、黒田隊の寝返り
 あまりにもカード廻りの悪さに、せめてもう一戦と、第二戦に。
 今度は逆に東軍の廻りがよく、早々に岐阜城が陥落します。反動か、宇喜多勢は空弁当ばかりで伊勢路の攻略は進まず。
早々に岐阜城陥落
 徳川家康が登場すると、一路、大垣を抜いて、南宮山の吉川を調略します。さらに、関ケ原に進んで、小早川を問い鉄砲で味方に。
小早川寝返り
 さらに鍋島も寝返って、VPは一気に東軍へ。西軍はやむなく関ケ原から兵を引きます。
 西軍は一か八か内府の首を狙って、石田隊が出撃。強行軍で打撃を与えたまではよかったのですが、危機を感じた家康は猛ダッシュで近江に逃げ込み、難を逃れます。
石田隊の奇襲
 こうなると、東軍の畿内蹂躙を防ぐ手はなく、東軍の勝利となりました。
家康、近畿に逃げ込む
 drとカードの結果でどちらにも勝利の可能性がありますが、それ故、どうにもできないことも。もっとも1戦が30-50分程度なので、再戦しやすいのがいいですね。

 立て込みすぎた業務の憂さを晴らしに、10月末、久しぶりに茨城会に行ってきました。筑波山を正面に見ながら、圏央道を北上し、10時過ぎに会場に到着しました。

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 この日の初戦は、水戸爺さんのオファーで「燃えよ!姉川の戦い」(GJ)となります。ゲームについては、前回の今月のソロプレイをご覧ください。陣営は、希望により織田・徳川軍を水戸爺さんが、浅井・朝倉軍をmitsuが担当します。
 第1ターン、決死の浅井勢が姉川を渡河して、酒井隊に襲いかかります。戦闘drは今ひとつでしたが、1戦闘で重損害が出てユニットを除去します。朝倉軍も徳川勢を攻撃しますが、高いモラルで弾かれます。
T1 浅井の突撃
T1戦闘終了時
 第2ターン、魚鱗で突撃する浅井勢は、3ユニットを退却させますが、除去は1ユニットに止まります。一方の徳川勢は高いモラルで踏みとどまり、一歩も引かず。
T2戦闘終了時
 第3ターン、突撃に次ぐ突撃で織田軍の第三列(木下隊)に突入した浅井軍は、池田恒興を含む2ユニットを除去します。織田軍の一部は踏みとどまりますが、却って敵中に孤立することに。同じく反撃を実施した徳川軍は勝ったが故に、つり出された格好になり、朝倉の大軍に囲まれます。
T3戦闘終了時
 第4ターン、混乱し敵中に残った織田軍が次々とモラルチェックに失敗して、一気に損害が上昇します。さらに、遮二無二、突入する浅井軍の先鋒が重損害を連発し、ついに裏崩れが発生します。これにより、3ユニットが崩壊し、このターンの損害は8部隊に。
T4 裏崩れ発生後
 第5ターン、朝倉軍にも大戦果が。敵中に孤立していた大久保、松平、本多忠勝(!)にのべつ幕ない攻撃をしかけ、これを除去します。もとよりユニットが足りない徳川軍は、崩壊の危機を迎えます。また、織田軍もすでに第四列に突入され、混乱ユニットを狙った攻撃により、二度目の裏崩れが発生します。
T5 裏崩れの連続
 第6ターン、なんとか勢いを止めようと織田・徳川軍は奮闘しますが、翌第7ターンまでに徳川軍はさらに4ユニットを失い、事実上の崩壊となります。織田軍は、第五から第七列まで注ぎ込みますが、イニシアチブを奪回できず、一方的な攻撃を受け続けます。
T7 徳川勢崩壊
 第8ターン、ついに織田軍は馬廻り衆まで注ぎ込んで、なんとか踏みとどまります。
T8
 が、第9ターン、この日、三度目の裏崩れが発生!裏崩れ2は避けられたものの、すでに40近いユニットを失い、徳川家康も重包囲下におかれ、挽回は困難と判断。信長は佐久間と森に殿を命じると、撤退を発令し、勝負は決まりました。
T9 三度目の裏崩れ
 水戸爺さんは初プレイということもあり、つい、反撃の誘惑に駆られて、部隊を突出したのが響きました。特に徳川勢は、なまじモラルが高いために前進して包囲されるパターンに。せっかく逆襲で突破しても、次ターンに主導権を取れないため、包囲下で攻撃を受け続け、最後は敵中で混乱して除去される負のスパイラルになってしまい。序盤は本当に苦しいのですが、織田・徳川軍は第10ターンくらいまでは耐えに耐えて、部隊数を維持することが必要なようです。
 もっとも、ご本人は6ゾロによる討ち死がなかったので、喜んで(?)いました。また、いつでも再戦できますよ~。

 月が変わって、今月のソロプレイ第1弾は「燃えよ!姉川の戦い」(GJ)です。このゲームはその名の通り、1570年に行われた姉川合戦(または三田村の戦い)を描く合戦級です。強ZOCに、強制的戦闘後前進、士気チェックと合戦級らしい仕組みですが、決定的に異なるのが強力無比なイニシアチブです。
 ターンはじめに、両軍が2d6して大きい側が主導権を取るのですが、イニシアチブ移動で先制できる上に、一方的に攻撃ができます。防御側も「崩れ口の勇」(士気チェックで2を出す)か、敵の攻撃が失敗すると、反撃ができますが、数が多いと殴られっぱなしに。
 攻撃はファイヤーパワーで第2攻撃力以下だと敗走チェックですが、第1攻撃力以下になると除去チェックとなってしまいます。この除去チェックで12を出すと、討ち取りでVPが2倍になる上に、敵に裏崩れチェックを強要できます。
 裏崩れは、その名の通り、後方の混乱状態の部隊が士気崩壊して除去されます。恐ろしいのは、先の裏崩れで混乱ユニットが除去されて、そのターンの損害が10ユニットを越えると、今度は通常部隊が混乱になる裏崩れ2が発生します。次にまた、裏崩れが起こり、さらに裏崩れ2が・・・と、あっという間に軍が崩壊します。
 事前の演習では、ターン修整でイニシアチブを取った浅井軍が、織田軍を押しまくり、どこかで裏崩れが発生。そのまま、裏崩れ2になると、ほぼ勝敗は決まったも同然ですが、たいていはギリギリで踏みとどまることに。織田軍がイニシアチブを取り返すと、豊富な鉄砲(高い第2攻撃力)により士気チェックが増加し、両軍とも混乱状態が増えて、混戦気味に。最後は、数で勝る織田軍が浅井軍を撃退し、勝利となる展開が多く。ちなみに、徳川軍はゲーム最強のモラル値があり、早々には崩れず。織田軍との反撃と同時に反攻に移り、朝倉軍を圧倒します。直前のプレイでは、最終ターンに1点差で、織田軍が勝利しました。
 固定セットアップに従い、ゲームを開始します。

T0
 第1ターン、自動イニシアチブを取った浅井・朝倉軍が、姉川を渡って攻撃をかけます。徳川軍は鉄壁の守りで踏みとどまりますが、奇襲を受けた織田軍の第一陣は、半数が敗走します。奇跡的に、除去ユニットはなし。
T1
 第2ターン、やはり、自動イニシアチブを取った浅井・朝倉軍は、織田・徳川軍に猛攻をかけます。魚鱗で突入する浅井軍は、突破され分断された金森長近に重損害を与え、これを討ち取ってしまいます。また、高いモラルで強力な壁の徳川軍に対し、朝倉軍が2つの重損害を与え、家康の指揮にも関わらず、小笠原長忠と平岩観吉が除去されるという危機的事態に。その後の裏崩れで除去ユニットが1に治まったのは、望外の幸運でした。
T2
T2終了時
 第3ターン、浅井軍は第三陣の木下勢に襲いかかり、これを半壊させます。同時に左翼から磯野隊が突進し、混乱ユニットを除去します。徳川軍も戦線を縮小し、必死の防戦に努めますが、またも重損害で小笠原隊が壊滅した上、酒井、大久保、家康本陣さえも敗走し、崩壊手前になります。
T3戦闘
T3戦闘終了時
 これにより、破壊的な裏崩れが発生します。数多くの混乱ユニットが裏崩れ1で壊滅。そのため、通常ユニットが動揺する裏崩れ2に突入します。生き残った織田軍の半数が混乱状態になり、徳川軍の酒井、大久保までも除去され、このターンだけでが22ユニットが壊滅に!
T5 再び、裏崩れ!
T3 裏崩れ1から裏崩れ2へ!
T3終了時
 一度に多くのユニットが除去されたため、第4ターンこそ、奇跡的に裏崩れは起こらず。が、信長本陣まで投入した回復では、drにそっぽを向かれ、ほとんどが混乱状態のまま。
 止めとなったのは、第5ターンでした。浅井軍は、中央で抵抗を続ける木下隊を一瞬で瓦解させると、混乱した柴田勢を強襲し、再び、裏崩れに。
T5戦闘
 これにより、織田軍の15ユニット以上の混乱部隊が除去され、裏崩れ2に突入。結果、前回を上回る24ユニット(!)が除去され、通常状態の織田軍はわずかに10ユニットに。唯一の救いは、完全包囲された徳川軍が士気チェックを撥ね除け続けたくらいか。
T5 再び、裏崩れ!
T5終了時
  その後は、単なる殲滅・追撃戦になります。浅井軍は、残った織田軍を分断突破し、信長本陣に迫ります。信長は後退しながら、回復した部隊で止めようとしますが、強烈な浅井軍の怒濤突進で混乱状態が増え続け、第6ターンと第7ターンにも裏崩れが発生します。皮肉なことにユニットが減りすぎたので、裏崩れ2が起こらないという末期症状に。
T7 家康敗走、除去
 徳川軍は圧倒的な包囲状態の中、粘りに粘ったものの、朝倉の大海に1ユニットずつ呑み込まれ、第7ターンには徳川家康が除去され、撤退が決定しました。
信長敗走
 結局、織田・徳川軍は一度もイニシアチブを取れないまま、崩壊し、おそらく織田軍は畿内から一掃されたことでしょう。最終的に信長陣営が畿内を再制圧することは間違いないでしょうが、軍事力の再建に数年かかり、信玄が西上を開始すると、さらに時間がかかることに。本能寺の変も相当遅れるか、あるいは先に信長が戦死なんてこともあったかも。光秀は、裏切り者にならずに済んだかも。
終了時

 後半になったところで、対戦待ちのエンジョウさんと「関ヶ原大作戦」(GJ)に再戦といきます。東軍(エンジョウ)対西軍(mitsu)です。
 序盤、いきなり岐阜城と犬山城を落とした東軍は、河川を渡り、赤坂西へ向かいます。

東軍、美濃を制圧
 ここで、強引に関ヶ原突破を図られたら厄介でしたが、東軍は家康を待つことに。
 時間の猶予を得た西軍は、大津城と伊勢路の攻略を進め、ついに秀頼が出陣します。そして、このタイミングで家康も登場します。
家康、赤坂に到着
 両軍の主力が美濃に集結。ここで家康が南宮山の吉川広家を恫喝し、寝返りに成功します。
膠着気味に
 が、これを予測していた西軍は、伊勢路から舞い戻った宇喜多勢で攻撃し、南宮山に前進します。
 南宮山を巡って、攻撃と反撃、回復で膠着気味になります。
 業を煮やした家康本隊は、ZOC to ZOCの直接移動で大垣城をすり抜けると、伊勢路に向かいます。
 これを見た西軍は、家康撃破のチャンスと、石田・宇喜多・毛利元康隊が追撃をします。
 関ヶ原南方で包囲された徳川勢は、度重なる攻撃を回復で凌ぎますが、石田隊の強行軍を受け、ついに壊滅!この瞬間に、西軍の勝利が確定しました。
家康憤死
 東軍は、早々に岐阜を制圧した後は、迅速な突破が有効なようです。次は、こちらを担当してみたいです。

 前回に引き続き、4人で「GUNDAM THE GAMES」(アークライト)のシナリオに取り組みました。フェイズ3は、「ルナツー脱出作戦」と「大気圏突入」です。アムロ(kawa)・ブライト(mitsu)・セイラ(BIBI)・リュウ(平)の選択になります。

全景
 史実通り、いきなり拘束されたクルー一行は、シャアの襲撃で混乱した基地内で隙を見て脱出します。

いきなり、拘束からスタート
 封印を解いてホワイトベースを出港させようとしますが、パウロ艦長の説得でブリッジにまでいったところで、時間切れに。
ホワイトベース、出港間に合わず
 流れを精査し、第2戦にトライ。今度は、スムーズにホワイトベースの出港に成功します。待っていたのは、シャア率いるザク隊。
紆余曲折を経て、出港!
 距離があったので、そのまま、逃げればいいかと思いきや、サラミスのカプセルが破損し、ホワイトベースで救助しなけばならない羽目に。ならば、正面から敵をたたくまでと、ガンダムとコアファイターの連続攻撃で、シャア戦用ザクの撃破に成功します。
シャアを撃退!
 無事に大気圏突入エリアに進攻し、フェイズ・クリアになります。
  続く、フェイズ4は「ガルマ出撃す」。必須のアムロ(BIBI)に、セイラ(mitsu)・カイ(kawa)・ハヤトの選択になります。
  序盤、大気圏突入で分かれたガンダムを回収し、次の戦闘に向けてアイテムの確保とレベルアップに望みます。
流れよく、ガンダム合流
 と、史実通り、3部隊からホワイトベースが攻撃を受けますが、かろうじてこれを撃破。が、最後にガウ攻撃空母の猛攻に曝されます。
敵は、ガウ攻撃空母と思いきや・・・
 ガンダム、ガンタンク、コアファイター2機は、押し寄せるドップとマゼラ・アタックを撃破しますが、ガウに近づいたところで、ジオンに増援!ホワイトベースを狙って、ザク3機が現れます。
ザク登場で、勝利条件が変更!
 急ぎ、踵を返したガンダムチームは、コアファイターの付帯能力を駆使して、次々とザクを撃破。最後の1機をガンダムのビームライフルが貫き、勝利となりました。
ガンダムの活躍で勝利
 飽きさせないためか、途中で勝利条件が変わるなど、臨機応変な対応が求められますが、戦闘になった途端、一致団結して最も効率のよい攻撃を行う当たりは、SLGamerですね~。とりあえず、残り2フェイズをクリアできるよう、次回も持ち込みます。
終了時


 「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)の2019年ヒストリカルシナリオで、以前、パリーグCSを行いましたが、今回はセリーグCSをkawaさんと対戦することに。mitsuは、もちろん、こよなく愛する「阪神タイガース」を受け持ちます。

[ファーストステージ]阪神タイガース(mitsu)対横浜DeNAベイスターズ(kawa)

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 第1戦は、阪神は西(グレードB)、横浜は石田(グレードA)の両チームのエース対決に。1回、糸井のタイムリーで先制すると、4回に阪神4番のマルテのHRで2点差に。
マルテ
 横浜もロペスのヒットで、1点差に持って行きます。
 が、8回、8番木浪がタイムリーで突き放すと、9回に守護神藤川が登板。ツーアウト後、捕手伊藤にソロHRを浴びますが、代打ソトを三振に打ち取り、先勝します。 
 第2戦は、阪神は青柳、横浜は今永のグレードB対決。1回裏、横浜は当たっている伊藤光と筒香の連続ツーベースで1点を先制します。
伊藤
 が、2回表に阪神はマルテのツーベース、梅野のスリーベースなどで3点を奪って、逆転となります。
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 その以後も、マルテと梅野の勢いは止まらず、ランナーをおいてのタイムリーで4点を加算。
 7回には、とどめとなるマルテのツーランHRで9点目をもぎ取り、勝負を決めます。先発青柳は1失点完投で、ファイナルステージ進出を決めました。
 阪神は投手陣が踏ん張った上に、近本が5本のヒット、マルテが2試合目にホームランを含む4打数4安打、梅野も3安打で5打点(!)などの活躍ぶりでした。
青柳
 横浜は、打線は捕手の伊藤と柴田が打率5割と活躍するも、主軸に一発が出ず、エース級が打ち込まれたため、無念の敗退でした。

[ファイナルステージ]阪神タイガース(mitsu)対読売ジャイアンツ(kawa)
 規定により、リーグ戦1位の読売ジャイアンツが1勝で、ファイナルステージが開幕します。
 第1戦は、阪神は高橋(グレードC)、巨人は山口(グレードB)の先発です。
  1回表、阪神は近本、木浪、大山のヒットで3点を先取します。さらに4回に投手高橋のスクイズで加点し、4点目とします。
 先発高橋は5回を1失点で切り抜け、6回からは阪神自慢の中継ぎ陣が参戦しましたが・・・変わったPJ(グレードA&C)が大誤算。丸、阿部、大城の長短打で3点を失い、まさかの同点に。

阿部
 さらに7回に、坂本に一発を浴びて、4対5と逆転を許します。
 阪神も必死に反撃しますが、戸根-中川の継投に抑え込まれ、初戦を落とします。
 なんとしても勝ちたい第2戦は、阪神は西(グレードB)、巨人は澤村(グレードA)のエース対決です。
 打線好調の阪神は、1回にランナー近本を置いて、2番糸原が先制のツーランを放ちます。が、巨人も丸と亀井の一発攻勢で、2回までに同点にします。
亀井
 その後、両エースの前に零行進が続きますが、7回裏、巨人の主砲岡本のソロで逆転に成功します。これまでかと思われた終盤、頼れる4番マルテがソロで同点に追いつき、ゲームは振り出しに。
 しかし、魔物は9回に潜んでいました。最優秀のセットアッパー岩崎(グレードA&C)から、丸がヒットで出ると、ツーアウトからライト糸井がまさかのエラー。2、3塁となったところで、ベテラン亀井がサヨナラタイムリー!阪神が鉄壁中継ぎ陣の崩壊で、連敗となってしまいます。
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 もはや、後がない第3戦は、阪神は青柳(グレードB)、巨人は菅野(グレードC)の先発です。はじめて阪神がグレードで優位に立ちますが、この日は乱打戦に。
 1回表、マルテのタイムリーで3試合連続で阪神が先制するも、その裏、岡本のタイムリーで同点に。
 3回表、福留、大山の連続タイムリーが出るも、その裏、下位打線の連打で満塁策を取ったところで、投手菅野にまさかのタイムリーを浴び、3対4と逆転されます。
福留
 阪神は意地を見せんと、5回に代打攻勢で3点を取って、再逆転。9回にも、大山のソロHRで7対5として、ストッパー藤川(グレードA)を送り込みましたが・・・。
 8番炭谷がヒットで出ると、代打重信に、坂本が続き、1点を返します。丸が四球を選んで満塁としたところで、4番岡本。藤川の渾身の直球をジャストミートし、まさかの満塁サヨナラホームラン!
岡本
  ああ、阪神は一勝もできず、ファイナルステージ敗退となりました。
 巨人は、亀井以外は打率は高くなかったものの、史実通り、長打力を生かし、坂本、丸、亀井、岡本などのHRで優勢を維持しました。投手陣も、中継ぎ・抑えが最少失点で切り抜け、戸根が2勝など接戦を制し、日本シリーズ進出を決めました。MVPはサヨナラ満塁HRを含む、2ホーマー、6打点の岡本となりました。
 阪神は、近本が打率367、糸原が437、大山が7打点、マルテが打率500でHR3本、6打点と、史実の貧打が嘘のように打ちまくりましたが、両リーグ最強を誇った中継ぎ・抑えがまさかの大崩壊を起こし、ストレート負けでした。敢闘賞は、当然、マルテとなりました。

 この日の初戦は、デザイナーの平さんが持ち込んだ「バトル・オブ・ブリテン・カードゲーム」(グループ乾坤一擲)です。以前もちはら会でテストをしたことがあり、80周年記念の発売に向けて、改良版のテストプレイです。
 今回は、陣営を固定し、ドイツ軍(mitsu)・(平)・(ゆいしか)対イギリス軍(Tommy)となります。
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 序盤、やたらとRAFの戦闘機が来て、ドイツ軍の航空機が削られていきます。このままでは、ドイツ軍全体が敗北すると危機感が高まり、急遽、三者の協力プレイに。
RAFエースの迎撃
 まずは、レーダー基地を爆撃し敵の対応力を奪ったところで、航空基地やロンドン以外の都市の爆撃を行います。結果、RAFの戦闘機の被害が増大し、かつ、生産工場も打撃を受けます。
 と、中盤になったところで、イベント「鷲の日」と「ロンドン爆撃」が出ますが、ルフトヴァッフェの戦闘機部隊の勇戦で、RAFの迎撃力が低下します。
 そして、ついにイギリス軍の山札が枯渇し、ドイツ軍の勝利に。VPを換算したところ、2回の都市爆撃を成功させたmitsu航空軍が15点となり、勝者となりました。 非常に手軽なのに、史実の再現性も高く、なによりプレイして楽しかったです。
終了時

 やっと過ごしやすくなった10月はじめに、第186回ちはら会を開催しました。直前まで3名の「少数精鋭」例会かとおもきや、さらに4名が駆け付けてくれまして。常連さんに加え、千葉会や茨城会でお会いしていたゆいしかさんが、初参加に。
 ヒストリカルからスポーツ、SF級に、B級まで、終了の夜間時間まで、がっつりとした多彩な対戦でした。
 先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。
天下鳴動(HJ)2戦 
 第1戦 ☆kawa・BIBI・平
 第2戦  kawa・BIBI・平☆
関ヶ原大作戦(GJ) ★東軍(エンジョウ)対西軍(mitsu)☆
バトル・オブ・ブリテン(グループ乾坤一擲)
 ☆ドイツ軍(mitsu)・(平)・(ゆいしか)対イギリス軍(Tommy)
Advanced Squad Leader SK S1「Retaking Vierville」 ☆ドイツ軍(ゆいしか)対アメリカ軍(Tommy)★
熱闘12球団ペナントレース(HJ/同人)2019年セリーグCS
[ファーストステージ]
 第1戦 ☆阪神タイガース(mitsu)対横浜DeNAベイスターズ(kawa)★
 第2戦 ☆阪神タイガース(mitsu)対横浜DeNAベイスターズ(kawa)★
[ファイナルステージ]
 規定により、リーグ戦1位の読売ジャイアンツが1勝
 第1戦 ★阪神タイガース(mitsu)対読売ジャイアンツ(kawa)☆
 第2戦 ★阪神タイガース(mitsu)対読売ジャイアンツ(kawa)☆
 第3戦 ★阪神タイガース(mitsu)対読売ジャイアンツ(kawa)☆
GUNDAM THE GAMES(アークライト)
 フェイズ3 第1戦 ★アムロ(kawa)・ブライト(mitsu)・セイラ(BIBI)・リュウ(平)
 フェイズ3 第2戦 ☆アムロ(kawa)・ブライト(mitsu)・セイラ(BIBI)・リュウ(平)
 フェイズ4 第1戦 ☆アムロ(BIBI)・セイラ(mitsu)・カイ(kawa)・ハヤト(平)
テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)5人戦
 ☆国連(エンジョウ)・タルシス(BIBI)・エコライン(Tommy)・テラクター(平)・フェリアム(ゆいしか)
  イメージは、言わずと知れた「テラ・フォーミング・マーズ」(アークライト)5人戦。初参加のゆいしかさんをオーナーのBIBIさんがインスト。

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 5人だと環境変革が早く、2時間弱で勝負が決まっていました。「国連」を受け持ったエンジョウさんが、縦横無尽の暗躍ぶり(?)で勝利するという結果になったようで(ゲーム勘が高いので、いろんな手を思いついちゃうでしょうね~)。今後のマルチでは、警戒されること、間違いなし?!
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 こちらは、がっつり系の合間にプレイされていた天下鳴動(HJ)。戦国時代をモチーフにした同人ゲームが評判を呼び、大手から出版になったそうで。2戦でしたが、ともに数点差の僅差の勝負だったようです。
天下鳴動
 千葉会ではお馴染みの「Advanced Squad Leader SK S1」(MMP)。最終ターンに、白兵戦に持ち込み、ドイツ軍(ゆいしか)が勝利していました。
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 このところ、急降下爆撃機のように気温が低下していますが、もはや冬季戦の予兆かしら。11月のちはら会の予定をお知らせします。今回も、コロナ感染症への十分な予防対策をお願いします。また、施設の使用が直前に変更になる可能性がありますので、当日のお出かけ前にモニターください。
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[日時]11月7日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
 または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識


 80年記念と言うことで、連日、RAF(HJ)をプレイしているのですが、どうせなら英本土上陸作戦をやってみたい!ということで、あり得ない設定とは思いつつも「OPERATION SEA LION」(CMJ)の準備を始めました。ついでに、これまた、マイナーな「スカンジナビア電撃戦」(CMJ)も行きたい!
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 こちらも、続けてシナリオに挑戦したい「GUNDAM THE GAMES」(アークライト)。いつものように、自分以外であと3人を募集です。やっと、第一部がクリアか。
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 今月のソロプレイ第9弾は、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)から最終の第6話「ポケットの中の戦争」シナリオです。ジオンの核攻撃を防ぐべく、バーニィが不時着したザクⅡ最終生産型を修理し、クリスの駆るアレックスと対戦するシナリオです。結果的には核を積んだティベが降伏したため、アレックスを撃破する必要はなくなったのですが、お互いに知らぬまま、相討ちになるという悲劇のストーリーでした。
 マップは森林地帯のジャブローを流用し、中央の川をサイド内の太陽光線採り入れ口に見立てています。史実通り、武装はザクⅡがグレネイド系とヒートホークのみ、アレックスも、右手のガトリングガンとビームサーベルのみです。連邦軍から機体の損傷を避ける指示があったはずなので、アレックスは可能な限り射撃戦を行う設定とします。
  第1ターン、イニシアチブは連邦軍に。両軍は接近し、アレックスがガトリングガンを放ちますが、地形効果等で当たらず。

T1 アレックスの射撃も当たらず
 第2ターン、先手を取った連邦軍は、今度は側面からガトリングガンを撃ち込みますが、やはり命中せず。クリスは一旦、アレックスを後方に下げます。
T2連邦軍
 バーニィはザクⅡを突進させ、そのまま、アレックスの背後に回り込みます。
T2ジオン軍
 第3ターン、ここで主導権はジオンに!ザクⅡはヒートホークを振りかぶり、背後からアレックスを襲います。が、これは間一髪、はずれに。
T3ジオン軍 背後からヒートホークも当たらず
 後退したザクⅡを機動力で勝るアレックスが追いかけ、ガトリングガンを放ちますが、当たらず。アレックスは反転し、再び、距離を取ります。
T3連邦軍 ガトリングガン、当たらず
 第4ターン、このターンの攻撃が無理と判断したジオン軍は、一旦、距離をおき、敵を誘います。アレックスもこれに乗って、次に踏み込める位置に前進します。
T4 距離を取って誘うジオン軍
 第5ターン、ここで先手はジオン軍に。バーニアを全開にしたザクⅡは、森林を突進し、2へクスの距離でグレネード・ランチャーを発射します。乾坤一擲の一撃が見事に命中し、アレックスは1ダメージを受けます。アレックスもガトリングガンを放ちますが、一発も当たらず、全ての弾薬を消費します。
T5ジオン軍 グレネードR命中!
T5連邦軍 GG当たらず
 第6ターン、こうなったら、格闘戦しかない!先手を取ったアレックスは、ビームサーベルを引き抜き、ザクⅡに襲いかかります。バーニィも反応には成功したものの、わずかの差でシールド防御が間に合わず。連邦軍最強のビームサーベルを受けたザクⅡは誘爆を起こしました。「バーニィ! もう戦わなくていいんだ!」戦場には、アルの声が虚しく響き渡りました。
T6連邦軍
 これで、OVA「ポケットの中の戦争」の全戦闘をプレイし終わりました。せっかく、一年戦争熱が高まっているので、次は最近購入した(してしまった)「GUMDAM THE GAME」(アークライト)の続きでも行きたいですね~。

 今月のソロプレイ第8弾は、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)から第4話「河を渡って木立を抜けて」(その2)シナリオです。前回のスカーレット隊との戦闘の続きで、連邦軍にはクリスが搭乗するアレックス増加装甲装備型が登場します。火器は史実通り、ガトリングガンのみとします。
 第1ターン、両軍は慎重に前進し、距離を取って建物の陰へ。

T1
 第2ターン、先攻は連邦軍になりますが、機動力で遙かに高いジオン軍に背後を取られないように、そのまま、動かず。対するジオン軍は、高機動力を生かしてケンプファーが6へクスの前進をすると、そこでジャンプで低高度へ!一瞬、視界に捉えたアレックに対し、ジャイアント・バズーカを放ちますが、これははずれに。ケンプファーは再び、バーニアを吹かして、後方へと引き下がります。
T2
 このままでは敵の豊富な武器の餌食になると考えた連邦軍は、思い切って前進し、敵と同じジャンプ攻撃を行います。が、先に反応に成功したケンプファーの反撃を喰らい、ジャイアントバズーカのクリティカルヒットを受けます。誘爆は免れたものの、チョバム装甲に2ダメージを受けます。本来のガトリングガンの攻撃は外れに。
T3 アレックスの攻撃と反撃
  第二次移動で若干、後方に下がったアレックスに対し、ケンプファーが同様の高機動攻撃をかけます。敵の側面に向けて放ったジャイアント・バズが命中し、チョバム装甲が崩壊し、本体にも2ダメージを与えます。
T3 ケンプファーの追撃
 このまま、一気に勝負を付けるべく、ケンプファーはアレックスに体当たりを仕掛けます。これはクリスの機敏な行動で外されたものの、続く、近接戦闘(キック)でさらに1ヒットを与え、圧倒します(6が出ていれば、即終了でした)。
T3 近接戦闘で後1ダメージに
 チョバム装甲を失い、満身創痍のアレックス。あと一撃で間違いなく破壊ですが、勝負の神は気まぐれでした。第4ターンに、連邦軍がイニシアチブの獲得に成功します。すかさず、バーニアを全開にし、敵の脇をすり抜けて背後を取ると、至近距離でガトリングガンを斉射!それでもヒット値は14以上でしたが、見事に命中!バーニアを直撃されたケンプファーは火球と化し、大逆転勝利となりました。
T4 奇跡の逆転勝利

 今月のソロプレイ第7弾は、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)から第4話「河を渡って木立を抜けて」(その1)シナリオです。秘かにサイド6に持ち込まれたケンプファーが、アレックス破壊のための陽動作戦を仕掛ける作戦で、このOVAの中心的な戦闘シーンです。
 ジオン軍は、ベテランのミーシャの駆るケンプファーがわずかに1機。連邦軍はジムコマンドに率いられたジムスナイパーⅡ隊とガンキャノン量産型隊の6機となります。パイロットと機動力では、圧倒的にジオン軍が上ですが、連邦軍はBタイプまでの命令が出せるので、いかに総合力で対抗するかが鍵です。
 第1ターン、主導権を取った連邦軍は、後攻を選択します。ジオン軍のケンプファーは地図C盤の建物の背後に身を隠し、敵の出方を待ちます。
 連邦軍は進撃命令を発動し、D盤後方から進入します。建物の間隙を縫って、ジャンプをすると、低高度から次々とケンプファーに射撃を行います。が、距離と敵のパイロット修整により、20(クリティカル・ヒット)以外は命中なしで、当然、全弾が外れます。
 これに対し、ケンプファーは、ジムスナイパーⅡ02号機の攻撃に反応し、遠距離攻撃力のあるジャイアントバズーカを発射(16以上で命中)。これが見事にヒットし、ジムスナイパーに3ダメージを与えます。ショックを受けたパイロットは気絶し、そのまま、建物に落下して、追加ダメージを受けてスクラップになります。

T1連邦軍 反撃でSP撃墜
T1終了時
  第2ターン、連邦軍は機会射撃の命令を与えると、敵方向に慎重に前進します。通常攻撃でケンプファーを狙いますが、やはり命中率が低すぎて全弾が外れます。
 後攻となったケンプファーは高い機動力を生かし、前衛のジムスナイパーⅡに接近します。ジムは指令通り、臨機射撃を実施しますが、はずれ。ミーシャは近距離用のショットガンに持ち替え、きっちりと命中させ、これを誘爆させます。
T2ジオン軍 さらにSPを撃破
 そのまま、ケンプファーは連邦軍の側方に回り込もうとしますが、建物間を縫って走る一瞬をガンキャノンに捉えられます。ビームライフルが一閃し、1ヒットを受けますが、そのまま、移動を続けます。
T2ジオン軍 機会射撃で1ヒットを食らう
 第3ターン、神出鬼没のケンプファーがどこから現れるか不明のため、連邦軍は指揮官01号機を機会射撃命令とします。このままだと死角に入っているガンキャノンの第2小隊は、進撃命令を発します。
 主導権は、順当にジオン軍。ケンプファーはジャンプで建物を乗り越えると、指揮官01号機の背後を取り、ビームサーベルを抜き払います。指揮官01号機は臨機射撃をするもののはずれ。これで、第1小隊全滅かと思いきや、まさかのアクシデント発生でビームサーベルが故障!このままだと、敵に取り囲まれると判断し、ケンプファーは再びジャンプで大型建物の背後に後退します。逃げるケンプファーを01号機が後方から臨機射撃するも、15以上という高い回避性能で躱されます。
T3 ジムコマンドを仕留め損ねる
 連邦軍は、このケンプファーを追って、左右両翼に分かれ、追走をします。
 第4ターン、ここで連邦軍にイニシアチブが移ります。建物後方に潜むケンプファーに向かって、4機のモビルスーツが取り囲むように機動。全方位から射撃を撃ち込みます。
T4連邦軍 全方位から射撃を行うも・・・
 が、ジオン最後の高性能機とベテランの組み合わせは、圧倒的でした。銃口を見定め、各射撃を最低限の動きで回避すると、そのまま、正面の指揮官01号機にショットガンを発射!命中により3ヒットを与えると、臨機射撃をかい潜って突進し、体当たりで01号機をスクラップに変えます。
T4ジオン軍 ショットガンがCH!
T4ジオン軍 ケンプファーの体当たり
 第5ターン、再び、先攻を取ったケンプファーは敵3機の臨機射撃を躱すと、ガンキャノン量産型02号機の側面からシュツルムファウストを撃ち込み、4ダメージを与え、パイロットを気絶させます。
T5ジオン軍 ガンキャノン02号機を損耗・気絶させる
 残った2機の連邦軍は、次のターンのイニシアチブを信じて、ケンプファーの正面に移動しましたが・・・。
T5連邦軍 次ターンの先制に賭けるが・・・
 第6ターンも、やはりジオン軍が主導権を取ります。今まさに先制射撃を放たんとする連邦軍の脇をすり抜け、ガンキャノン量産型01号機の背後からショットガンを連射。またも4ダメージを与え、そのまま、後方へ引き下がります。
T6 先手を取ったのはジオン軍
 怒り心頭の連邦軍は、180度の方向転換をし、正面から射撃を行いますが、ミーシャは巧みにケンプファーに回避行動を取らせ、一発も当てさせません。
T6連邦軍 攻撃するも当たらず
 第7ターン、先手を取った連邦軍は、指揮官02号機が先制射撃を行いましたが、ここでアクシデントが発生し、ビームガンが故障。ならばとビームサーベルを引き抜き、斬り付けますが、ケンプファーに難なく躱されます。なんとしても一矢報いたい指揮官は、体当たりまで敢行し、やっと1ヒット(ずつ)を与えます。続けて、ガンキャンノンがビームライフルを撃つも、鬼神ケンプファーには当たらず。
T7 連邦軍が先手を取るも・・・
  攻撃を躱したミーシャは、バーニア全開でガンキャノンの背後に回って、ショットガンを撃ち込み、これを火球に変えます。
 第8ターン、飛び道具を失った連邦軍は、気絶しているガンキャノンを起こすべく、揮官機がこれにスタックします。後ろがガラ空きの指揮官機に対し、ケンプファーがなんなくショットガンを当てます。が、指揮官02号機は奇跡的にシールド防御に成功し、これを無効にします。
T8
 第9ターン、この献身的な行動により再編成命令を受けたガンキャノンが、気絶から回復します。が、直後にケンプファーの二度目のショットガンが炸裂し、指揮官02号機がスクラップに。怒りに燃えるガンキャンノン量産型は、乾坤一擲のビームライフルを放ちますが、失敗。
T9 ガンキャンノンが意地の攻撃を行うも・・・
 第10ターンも、連邦軍が先手で再度、ビームライフルを放つも当たらず。ケンプファーは最後の燃料を消費して敵の背後に回り込み、外しようのない位置でショットガンを発射。これにより、最後の連邦軍機が撃破され、ゲーム終了となりました。
T10 背後に回り込んだケンプファーの一撃
 ジオン軍は命令も出せない単独機ながら、高性能の機体と練度の高いベテランの組み合わせで、全ての敵を撃破するという、鬼神のような戦いぶりでした。敵から受けたヒットは、機会射撃のビームライフルと体当たりによる1ヒットずつのみ。一方の連邦軍も数を生かして、ラッキーヒット狙いの射撃をしまくるも当たらず。命令を有効活用し、延べ20回以上の攻撃機会を作ったので、確率的には命中やクリティカル・ヒットもあり得ましたが、勝利の女神は微笑まず。史実通り、ケンプファーに名を成さしめた一戦となりました。

 今月のソロプレイ第6弾は、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)の第3話「虹の果てには?」です。クリスが訓練中に行ったシミュレーター戦闘で、仮想空間で3機の敵と戦います。登場兵力は、ジオン軍がゲルググJ、ドムⅡ、ザクⅡ最終生産型が各1機で、連邦軍がフル装備のアレックスです。

T0

  第1ターンはジオン軍が先攻します。三方から包囲態勢を取りながら前進射撃をしますが、アレックスの高い回避性能で当たらず。連邦軍は包囲の一角を崩すべく、左翼のゲルググJ にビームライフルを発射しますが、これまた、回避で当たらず。そのまま、バーニアを吹かし、敵の後方に出ます。

T1連邦軍

 第2ターンは、連邦軍が主導権を取ります。すかさず、ビームサーベルを引き抜くと、ゲルググの背後から襲いかかり、一撃でこれを火球に変えます。

T1連邦軍

 ジオン軍は、ザクⅡにアレックスの側面を攻撃させ、ザクマシンガンを命中させて2ダメージを与えます。正面から攻撃したドムⅡの射撃は外れます。

T2ジオン軍 ザクマシンガン命中!

 第3ターン、またもイニシアチブは連邦軍に。アレックスは、御しやすいザクⅡにビームライフルを命中させますが、ザクⅡは3ダメージを受けながらも誘爆はせず。

T3 またも先攻は連邦軍

 ザクⅡは側面に周り込んで、マシンガンを放ちますが、ここでクリスが反応に成功します。再び、クリティカルでビームライフルが貫通し、ザクⅡは射撃をする間もなく、残骸になります。怒りに燃えるドムⅡが、三度、ジャイアント・バズーカを撃つも、アレックスの機動に翻弄され、命中せず。

T3後攻 反応でザクを撃破

 第4ターン、先攻で側面を取ったアレックスのビームが、ドムの胴体を貫き、爆発。高性能機とここ一番でのクリスの反応により、連邦軍の完勝となりました。

T4 ビームがドムの側面を撃ち抜き、勝利



 今月のソロプレイ第5弾は、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)から第2話「茶色の瞳に映るもの」です。ケンプファー積載の偽装民間シャトルを入港させるため、ジオン軍がサイド6防衛部隊に攻撃をかけるもので、両軍とも多数のモビルスーツが登場します。
 登場兵力は、ジオン軍がゲルググJを指揮官とする1部隊、ドムⅡ、ザクⅡ最終生産型の2部隊とします。連邦軍も機数では同様のジムコマンドSの3部隊です。
 セットアップは、進攻して来るジオン軍を先とします。中央に機動力が少ないザクⅡ隊を置き、左右にゲルググJ指揮の部隊とドムⅡ部隊を配置します。
 一方の連邦軍は、中長距離戦は不利なため、もっともサイド6に近い盤端に置きます。敵の出方を見て、うまく近距離に持ち込む計画です。

T0
 この方針に沿って、第1ターンの連邦軍の命令は、全て制圧射撃とします。敵の前面に弾幕のスクリーンを張って動きを牽制し、自分のターンに前進して次ターンの先制射撃を狙う作戦です。対するジオン軍は、敵の機会射撃の可能性を考えて2部隊を支援射撃とし、もっとも長距離攻撃力の高いドムⅡ隊を先制射撃とします。
 第1ターンの主導権は連邦軍となり、予定通り、後攻を選択します。
T1 連邦軍の制圧射撃
 ジオン軍は、ドム隊以外の命令が無効になったものの、高い機動力を生かして、制圧射撃マーカーを迂回し、敵に接近します。一番機のゲルググJが中距離に進出すると、前衛のジムコマンドに向かって、ビームマシンガンを発射。これが命中となり、いきなり03号機が誘爆します。
 この無効になった制圧マーカーのへクスから、ザクⅡ隊が浸透し、中遠距離へ進出します。続いて、高機動のドムⅡが先制射撃の後、突進を開始します。決して高い率ではなかったものの、ジャイアント・バズーカを3機に命中させ、強烈な打撃力(威力5×3回)でたちまち、3ユニットをスクラップにします。
T1 ジオン軍が間隙を縫って接近攻撃
 牽制作戦も虚しく、半数近くのモビルスーツを撃破されたサイド6守備隊は、次ターンの乾坤一擲の反撃を狙って、バーニアを吹かしてザクⅡ隊の中へ飛び込みます。
T1連邦軍 一か八かの突進
 第2ターンの命令は、連邦軍は先制射撃で、ジオン軍はゲルググ隊が機会射撃、他の二隊が先制射撃です。運命のイニシアチブは・・・ジオン軍に!
 先手を取ったジオン軍は、ジム隊を取り囲むと、先制攻撃と格闘を組み合わせて、次々と攻撃を仕掛けます。ジム隊も被害を受けながら、装甲の堅さと耐久力を生かして耐えますが、総勢9ユニットの猛攻により、機体限界を超えて次々と破壊されていきます。
T2 先攻はジオン軍!
 先攻ターンが終わった時点で、残ったのは被弾した指揮外のジム2機のみに。なんとか一矢報いんと格闘戦を挑みますが、背後からゲルググJの機会射撃を受け、爆発します。
T2連邦軍、崩壊

 第3ターン、虚しくビームガンを乱射する最後のジムコマンドに、ドムⅡがジャイアント・バズーカを撃ち込んでジ・エンド。
T3
 ジムもザク相手なら分があるものの、高機動で火力のドムⅡとゲルググJは荷が重たかった・・・まあ、史実(OVA)でも一方的にジムが撃破されていたので、正しいでしょうけれども。もう1個小隊を加えても、連邦軍はきついかもしれませんねぇ~。

 全シナリオをプレイ済みとしたので、今月のソロプレイ第4弾は、サイクロプス・アタック(ツクダ)から、オリジナルシナリオです。以後、物語の話数に沿って、プレイして行きたいと思います。
 今回は、第1話「戦場までは何マイル?」から、コロニー内の戦闘シナリオです。アルの住むサイド6に対し、ジオン軍が敵の秘密兵器アレックスを求めて、強行偵察を図った作戦です。
 登場兵力は、ジオン軍がドムⅡの指揮官機にザクⅡ最終生産型が2機(うち1機にバーニィが搭乗)、連邦軍がジムコマンド3機です。
 第1ターン、両軍の命令は、ジオン軍が進撃で、連邦軍が機会射撃とします。主導権はジオン軍で、後攻を選びます。
 先攻の連邦軍は、ドムⅡの高機動力による回り込みを警戒し、地図盤Cの後方にジムを集中配置します。
 対するジオン軍は、進撃による移動力2倍を生かし、マップの右端沿いに進攻してきます。指揮官機のドムⅡは途中で中央部に向きを変えると、前衛のジムコマンドに近づきます。ここで、ジムコマンド02号機が臨機射撃を実行し、徹甲弾を命中させ、2ダメージを与えます。
 ドムⅡもすかさず前進射撃を行い、ジャイアント・バズーカを命中させ、一撃で02号機をスクラップに変えます。さらに前進し、01号機から臨機射撃を受けるものの、こちらははずれ。次ターンに先制射撃を行える位置で停止します。

T1ジオン軍
 第2ターンの命令は、ジオン軍が先制射撃で、連邦軍が機会射撃とします。主導権は狙い通り、ジオン軍に。
 ジオン軍は、ドムⅡが01号機に先制射撃を実行し、ジャイアント・バズーカを命中させます。2ダメージを受けながらも、ジム01号機は臨機射撃を行い、1ダメージを与えます。ドムⅡは前進射撃でシュツルムファウストを撃ち込むものの、こちらははずれに。
 続いて、バーニィ駆るザクⅡが先制射撃で、敵の指揮官機03号機に命中弾を出しますが、ここで03号機がシールド防御に成功し、ダメージは盾に1のみ。
T2ジオン軍 バーニィの射撃命中
 最有効距離に近づくため、前進をするバーニィ機に対し、01号機と03号機が機会射撃を実行し、クリティカル・ヒット!危うく、誘爆は免れたものの、2ダメージを受けます。
T2ジオン軍 機会射撃
 バーニィ機はここで停止し、側面を曝しているジムコマンド01号機にマシンガンで2ダメージを与えます。 
  後方からザクⅡ02号機も前進してきますが、機会射撃、前進射撃とも当たらず。
T2ジオン軍終了時
 連邦軍ターン、機数で劣る連邦軍は、ビームサーベルを引き抜くと、一か八かの格闘戦を挑みます。2機ともに側面を取ったものの、はずれに。
T2EF 格闘戦を挑むも・・・
 至近距離で対峙する運命の第3ターン、先手を取ったのはジオン軍でした。一気に片を付けるべく、バーニィ機が先制射撃を行うもはずれ、引き抜いたヒートホークも宙を切ります。ここ一番で外すとは、へたくそバーニィ!
 流れが変わってしまったかと思いきや、僚機の02号機がザクマシンガンをクリティカルヒット!敵の指揮官機を誘爆させ、ジム01号機がパニックに。
T3ジオン軍が先手で圧勝
 混乱状態の敵に、ドムⅡが至近距離からジャイアントバズーカを命中させ、これで勝負あり。史実とは逆に、ジオン軍の強行偵察隊が1機も破壊されず、勝利となりました。

 今月のソロプレイ第3弾は、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)からシナリオ5「コンスコン強襲」です。初代ガンダム好きなら説明もいらないエピソードで、ニュータイプに目覚めたアムロや熟練したパイロットのホワイトベース隊に、ジオン軍の3隻の巡洋艦とリックドム隊が瞬殺されるストーリーです。
 ゲームでも連邦軍の一方的な楽勝かと思われますが、実はリックドム隊はかなり優秀でして。命令が適切で、かつ先手を取れれば、ホワイトベース隊を全滅させることも可能です(実際、事前の演習で考えなしに戦った連邦軍が「5分もたたずに」全滅する羽目に)。
 ジオン軍としては、数を生かして敵の行動を牽制しつつ、リックドムの12移動力(進撃命令ならば18移動力!)でホワイトベース隊の側面または後面に回り込む作戦が、極めて有効です。連邦軍は、命中・防御ともに優秀ですが、敵の半分以下のユニット数のため、機会射撃で迎撃したくても(敵に支援射撃を選択されると)、無効にされます。
 セットアップですが、ジオン軍は先の回り込み作戦のため、最前線にユニットを集中配備します(誘爆の巻き込まれを避けるため、スタックはせず)。これに対し、連邦軍は先手を取ることを祈りつつ、敵の側面を捉える位置で前面に展開します。なお、セイラについては、オリジナル設定としてNT値1を追加しています。

T0
 第1ターンの命令は、ジオン軍が予定通り、半数を支援射撃に半数を進撃に。連邦軍は主導権奪取を願いつつ、先制攻撃に。運命のイニシアチブは・・・連邦軍!
 側面を取ったホワイトベース隊が猛烈な射撃を開始します。まず、アムロの乗ったガンダムがビームライフルを発射。リックドム1番隊の指揮官機に2発のクリティカルヒットを命中させ、瞬殺します(ソロなので、いずれを狙うかはランダムに決めています)。指揮下の2機は、パニック状態と指揮外に。続く、通常攻撃で2番隊を狙ったところ、またも指揮官機に命中!これも爆殺し、やはり指揮下の部隊はパニック状態と指揮外になります。
T1 ニュータイプの神髄
 続いて、スレッガー、セイラ、カイ、ハヤトが次々と射撃を命中させ、残りの2部隊も全て指揮官機を失うことに。さらに、行動可能な指揮外のユニットも狙い撃たれ、連邦軍ターンが終わった時点で、リックドム全12機のうち、7機が破壊され、3機がパニック状態に。行動できるのは指揮外のわずか2機と、この時点でほぼ勝負は決まりました。
 それでも、一矢報いんと、指揮外の2機が反撃に出ます。1番隊のリックドムが爆発を迂回し、敵の指揮官スレッガーのコアブースターを狙います。が、先に熟練のパイロット-スレッガー・ロウが反応し、ビームを発射。これがクリティカルヒットとなり、装甲を貫かれたドムが爆発します。
 ならばと、4番隊のリックドムは、カイの載るガンキャンノンを標的にします。5へクスの最適距離から放たれたジャイアント・バズの一発は、ガンキャンノンの側面装甲を貫通!決して高い率ではなかったのですが、見事、誘爆となり、なんとか一矢報いることに成功します。
T1 リックドム、意地の一撃
 第2ターン、壊走中のリックドム3機のうち、2機が奇跡的に通常状態に回復します。先手を取った連邦軍は、アムロが、回復したばかりの1機を背後から狙撃し、カイを討ったドムにも引導を渡します。さらに、コアブースターのコンビが高速で敵の背後に近寄り、さらに1機を撃破します。
 最後の1機のドムにもビームが命中したものの、誘爆チェックを生き延び、損害を受けながら反撃に転じます。が、回避値の高いコアブースターには擦りもせず。
T2 残りはわずか1機
 第3ターン、高い機動性で再び、背後に回り込んだスレッガーが、ドムのバーニアを撃ち抜き、ジ・エンド。「ぜ、全滅?12機のリック・ドムが全滅?」たぶん、史実より早い1分と15秒くらいで、終了となりました。
T3 全滅
 今回は、連邦軍が先手を取り、指揮官機を殲滅できたことで、かなり一方的になりました。が、確率的にはジオン軍が先手を取れる可能性も1/3強はあり、うまくスレッガー機をつぶせれば、逆もあり得たかと。少なくとも、もう数機は道連れにできたはずでした。

 今月のソロプレイ第2弾は、再び、「サイクロプス・アタック」(ツクダ)からシナリオ3「スチームローラー作戦」です。設定としては、ジオン軍の強行偵察部隊が、市街地にいる連邦軍の前線部隊を襲うというものです。ザク強行偵察型を敵マップ端から離脱させ、敵MSを撃破すればジオン軍の勝利で、逆にザク強行偵察型を撃墜し生き残れば連邦軍の勝利です。
 まず、セットアップですが、連邦軍は2部隊を左右の市街地後方に待機させ、ザク強行偵察型が突破を行えば、機会射撃で撃破する態勢を取ります。対するジオン軍は、ドム1機+グフ2機のカンプグルッペとドダイに載ったドム隊、ザク強行偵察型を編成します。第1ターンの命令で、ザク強行偵察型を遊撃部隊(指揮外にならない)にして、その後、ドム2機をに打撃部隊を再編成する計画です。

T0
 第1ターン、規定により、ジオン軍が先攻となり、盤端から進入してきます。ドム2機が載ったドダイに対し、連邦軍は想定通りの機会射撃を行い、両機とも撃破します。が、幸いにもドムは誘爆に巻き込まれず。ドム・グフのカンプグルッペは、進撃で中央部に進出します。
T1 ジオン軍命令
T1ジオン ドダイ撃墜
 これに対し、連邦軍は1部隊を敵正面に移動させ封鎖をするとともに、1部隊を側面攻撃のために右翼へ迂回させます。
T1連邦軍
 第2ターン、先手を取ったのはジオン軍でした。ドム隊は再編成とし、ドム・グフ隊は敵の動きに合わせるため、待機命令とします。まず、再編成なったドム隊が唯一視認できるジムの先行機を射撃し、ジャイアントバズーカで損害を与えます。そこへ後方からグフが進出し、ジムが機会射撃を行い、今度はグフに2ダメージを与えます。グフもすかさずザクマシンガンを撃ち返し、ジムの先行機を撃破します。
T2ジオン軍 先攻でジム撃破
 続く、連邦軍ターン、2部隊で敵を挟み撃ちにすべく、正面のジム隊が果敢に攻撃をかけます。ジムの放ったビームスプレーガンがグフの装甲を貫通し、誘爆させます。と、ジオン軍がスタックをしていたことが災いし、隊長機であるドムが誘爆に巻き込まれ、爆発!残ったドムもパニックを起こして、無力化されます。これにより、まともに戦闘ができるのは、ドム1機とグフ1機のみに。
T2連邦軍 反撃でドム誘爆、巻き込まれ
 第3ターン、連邦軍が勢いのまま、先手を取ります。右翼から迂回していたジム隊がグフの側面から射撃し、これを貫通し誘爆に。唯一の生き残ったドムは、巻き込まれを免れます。一気に片を付けるべく、残り3機のジムがドムを攻撃しますが、巧みな機動ステップで躱され、命中なし。
 状況はかなり厳しいジオン軍でしたが、ここで03号機のドムはヒートサベールを引き抜くと、そのまま、ホバー移動で突進し、指揮官機のジムコマンドを一閃します。これにより、指揮下にあったジム1機がパニックを起こします。一方、後方で待機していたザク強行偵察型は、高速でジムの脇を駆け抜け、次ターンに突破できる位置に着きます。
T3ジオン軍 ジムコマンドをヒートサーベルで一閃
 運命の第4ターン、主導権を取ったのは、またも連邦軍でした。まず、突破を図るザク強行偵察型に対し、振り向きざまのジムがビームスプレーガンを乱射し、これを撃破してしまいます。これにより、ジオン軍の勝利はなくなります。続いて、指揮官機を含むジム2機が前進して、最後のドムを攻撃しますが、これは当たらず。
T4連邦軍 脱出を図る偵察型を撃破
 怒り心頭のドム03号機は、ここから鬼神の活躍を見せます。2機からの機会射撃を受け、1ダメージを受けながらも、再び、ホバー移動で突進し、指揮官機にヒートサーベルを突き立てます。誘爆する指揮官機を見て、1ユニットがパニックになり、もう1機も指揮外に。そのまま、第二次移動で敵の後方に回り込みます。
T4ジオン軍 鬼神ドムが指揮官機を撃破
 第5ターン、パニックの2機がマップ外に離脱します。残った指揮外のジムに対し、ドム03号機が冷静に先制射撃を命中させ、見事に撃破します。
T5 唯一残ったジムを撃破
 これにより、両軍とも勝利条件を満たせなかったために、引き分けとなりました。
 ジオン軍は突進に備えてスタックしていたことが徒になり、誘爆に巻き込まれて一気に劣勢になりました。いずれかに戦力を集中するという原則は間違っておらず、かつ確率が高い先手を取れていれば、こうはならなかったでしょうが、機動が制限される市街地「あるある」かも。
 一方の連邦軍は、機会射撃がきっちりと決まり、かつ、敵の誘爆崩れで一時は圧勝かと思われましたが、地力で勝る鬼神ドムの逆襲で残念ながら引き分けに。敵が残り1機になった時点で、後退して戦闘を避ければ、かなりの確率で勝てたはずでしたが、「完全勝利」の誘惑に負けました(苦笑い)。

 今月のソロプレイ第1弾は、このところ、熱の入っているガンダム系から「サイクロプス・アタック」(ツクダ)の最大のシナリオ「ジャブロー降下作戦」です。
 ジャブローを模したジャングルと河川のアマゾンマップを舞台に、両軍合わせて、42ユニットという(!)前代未聞の大兵力の激突になります。
 第1ターンに空挺降下するジオン軍は、指揮官Aが4名と指揮官Bが2名おり、指揮系統で若干、勝っています。モビルスーツは9機のザクと6機の水陸両用機が主力ですが、飛び抜けた機動性と装甲を持つドムが3機に、そして実戦では投入が間に合わなかった機動ビグザムがいます。ビグザムは特殊ルール満載で、隣接以外のビーム兵器を無効にするバリア、一度に射界内の全ユニットを攻撃できる全周囲ビーム、そして発射即無条件で誘爆判定(!)という拡散ビームがあります。
 対する連邦軍は、指揮官Aこそ3名ですが、遊撃命令を与えれば指揮外にならない指揮官Bが4人います。モビルスーツはジムが9機とジムキャノン6機に加え、ドム並みの装甲を持つガンキャノン及び量産型が4機に、優秀な攻撃力を持つガンタンクⅡが2機と平均的な質と数で上回ります。
 連邦軍のセットアップは、射撃能力の高いガンキャノン系とガンタンクⅡを2隊に編成し、さらにそれに次ぐジムキャノン3機の1隊を作ります。これだとジム6機とジムキャノン3機が指揮外となりますが、ビグザムも攻撃可能なキャノン系に先制または機会射撃の命令を多く与え、序盤に敵を大きく削減する火力型編成です。
 一方のジオン軍は、最強のビグザムにドムを加えたエリート隊に、露払いのザク部隊を2隊、最後にゴックの1隊とします。ビグザム隊とザク隊で果敢に攻撃をかけ、消耗戦上等で敵の兵力を削減し、隙を見て水陸両用モビルスーツを盤端から突破させる狙いです。
 第1ターン、ジオン軍は全ユニットが降下に成功します。ジオン軍は2隊を支援射撃にあて、2隊に進撃命令を与えて、早急に攻撃態勢を作る作戦です。一方の連邦軍は、当初の計画通り、全部隊に機会射撃を発令し、移動する敵を集中的に攻撃する態勢です。

T1 降下と命令
 先攻は、連邦軍が取ります。機会射撃のために少しでも射界を広く取れるよう、各部隊が前進します。合間に通常の攻撃をかけ、1機でも敵を損耗または削減するはずでしたが・・・。ガンタンクⅡが後方から正確な射撃で、ザクⅡにキャノンを命中させ、一撃でスクラップに換えます。さらに、ダメ元でジムキャノンがビグザムに放った一発が、クリティカル・ヒット!25%と決して高くない誘爆判定で、なんと1!!あり得ない僥倖で、いきなりビグザムが爆発し、しかも配下のドム3機が全てパニックに陥ります。
T1連邦軍
 ジオン軍はエリート隊が崩壊し、唯一援護可能なザク隊も閃光と地形で射線が取れず、敵射撃を牽制する支援射撃を行えず。なんとか高速移動で体勢を立て直そうとしますが、猛烈な機会射撃を受け、さらに1機が爆発し、混乱状態が続きます。
T1ジオン軍
 第2ターン、パニックを起こしたドム2機が、何もできないうちに戦場から敗走します。ジオン軍は再編成を行い、生き残りを指揮下に入れます。連邦軍は、またも機会射撃を選択します。
 ここで、ジオン軍が先手を取れれば、まだ、チャンスはあったのですが、混乱状態のユニットのせいで、イニシアチブは連邦軍に。
  敵が体勢を立て直す前に数で圧倒するため、連邦軍は果敢に前進し、攻撃をかけます。これにより、指揮官機のザクⅡ3号機がスクラップになり、やっと指揮下に入ったばかりのアッガイ2機も爆発します。
T2 たたみかける連邦軍
 ジオン軍はマップ南端からゴッグが一か八かの突進をかけますが、中央部に進出したガンキャノン隊が臨機射撃で捕捉し、側面を撃ち抜いて破壊します。やむなく、他の部隊は北部の密林を縫って転進します。開けた地形に出た前衛のザクが反撃し、ジムとジムキャノン各1機にダメージを与え、気絶させます。が、ギリギリ、射線を通したガンキャノンとガンタンクⅡの機会射撃で、さらに2機を撃破されます。
T2 北辺に集中し、反撃を試みるジオン軍
 第3ターン、せめて一矢を報いたいジオン軍は先手を祈りましたが・・・三度、イニシアチブは連邦軍に。
 圧倒的な戦力差とした連邦軍は、猛烈な前進をかけ、数の力で命中弾を連発。結果、ジオン軍はわずかに指揮官機のザクⅡを残すのみに。
T3ジオン軍のザクのみ
 もはや勝負は決しましたが、ザクⅡは有終の美を飾るべく、ガンキャノンに白兵戦を仕掛けます。振りかぶったヒートホークを叩き込み、3ヒットを与えますが、優秀なDCPにより誘爆せず。ザクⅡは一旦、後方の森林に後退します。                           
  第4ターン、気絶していたジムとジムキャノンも回復し、連邦軍は一機の破壊もなし。連邦軍は、ザクⅡに引導を渡すべく、キャノン系で近距離の射撃戦を掛けます。
 ここで、指揮官機ザクⅡが意地を見せます。接近してきたガンキャノン量産型に、二度の機会射撃を命中させ、後1ダメージまで追い込みます。が、後方から援護に駆け付けた量産型のキャノンが命中。装甲を打ち抜かれた最後のザクが火球と化し、ゲームセット。 結果、ジオン軍14機が破壊され、5機が戦場離脱、かつ、連邦軍の破壊はなし!というパーフェクトゲームに。ビグザムを一撃で撃破するという僥倖はあったものの、流れとは恐ろしい。
T3連邦軍
 ちなみに、こんなバランスが悪いのかと誤解されないためにお伝えすると、事前の練習プレイでは、ビグザムが大暴れし、わずか1機で連邦軍のモビルスーツ7機を撃破。かつ、水陸両用モビルスーツが、接近戦でジムを次々に破壊して、大量突破。ジオン軍の勝利でした。                                        

 続いて、今月のソロプレイ第2弾は、洛東江の戦いに引き続き、「仁川上陸作戦-マッカーサーの賭け」(CMJ)です。CMJ誌に掲載された唯一(!)の朝鮮戦争アイテムで、もう20年以上前になります。ずっと、タンスの肥やしになっていたのですが、朝鮮戦争アイテムの流れで、やっとプレイにこぎ着けました。
 ゲームシステムは、補給判定-移動-戦闘-回復といった通常の作戦級です。部隊規模は大隊~中隊で、ZOCあり。地形としてはフェリーでしか渡河できない漢江、航空ポイントが増える金浦・水原飛行場があります。また、防御力+2、練度+1となる陣地を、2ターンを費やして構築することができます。
 戦闘は、メイアタックのWWⅡの標準仕様で、2:1でイーブンです。任意退却で損害を軽減できますが、基本は消耗型のCRTです。大きな特徴としては、強力な砲爆撃と練度の差があります。
 砲爆撃は、砲兵等の火力を戦闘力に(制限なく)加算できるもので、各ターンに一度のみ、使用できます。朝鮮人民軍には、増援を入れて、のべ16火力の砲兵部隊があります。対する国連軍は、砲兵は20火力弱ですが、空軍が最大35ポイント、艦砲射撃が最大51火力で、合わせて約100火力(!)があります。投入火力が10を越えると練度チェックを行い、1d6して練度値を越えると、ショック状態に(戦闘力/移動力ともに1/2)になります。
 さらに、各ユニットには練度があり、この差の分がプラスマイナスされます。国連軍は攻撃の主力となる海兵隊が練度5であり、初期の朝鮮人民軍が練度2-3なので、前半は国連軍有利に2-3のコラムシフトがあると考えていいです。
 勝利条件(終了条件)がソウルの陥落なので、国連軍は上記を合わせて、砲爆撃を集中し、陣地があろうかなかろうが、一点突破を図ります。一方からの攻撃だけだと、縦深の遅滞行動を取られるので、史実通りソウルの西側からの主攻に、南・東からの助攻で、敵兵力を分散し、ソウルを孤立化させる作戦が有効です。
 朝鮮人民軍としては、砲兵の防御射撃を有効に使いながら、できるだけの遅滞行動を行います。練度の高い増援部隊を待って、ソウル市内に立て籠もることを目指します。唯一の組織的反攻が期待できるのが南部で、策源地の水原を保持しながら、第105戦車師団の到着を待って、安東から永登浦への進出(国連軍の左翼部隊の補給切断)を狙います。

T0
  数回のソロ演習を経て、本戦に。まず、セットアップですが、朝鮮人民軍の仁川守備隊は、月夜島は放棄し、ブルービーチも1ユニットだけに。残りは全て、地形効果のある市街地に集中配備します。それでも猛烈な艦砲射撃の前には全滅するでしょうが、少しでも多くの砲撃を惹き付けるようにします。
T0 仁川周辺
 ソウル周辺では、外郭に陣地を構築するように歩兵タイプを配置します。残りの歩兵タイプは移動チェックで漢江沿いに展開できるように、北側に集中します。兵力が足りない東側は戦車中隊で薄い阻止線を引きます。
 最後に水原の第70連隊は、国連軍がまさかの南進をしてきた場合に備え、陣地構築を目的に展開します。
T0 ソウル近郊
 第1ターンは上陸侵攻ということで、通常と手順が異なります。国連軍の移動フェイズはなく、その代わりに2回の攻撃(上陸戦闘)ができます。さらにこのターンに限って、強力な艦砲射撃を2回行えます。よって、上陸は100%成功し、 史実が再現できるようになっています。朝鮮人民軍は、移動-戦闘ができますが、移動は練度チェックに成功しなければならず(ほとんどが1/3の確率)、かつ戦車部隊は移動できません。実質、反撃は不可能です。
  第1上陸戦闘フェイズでは、月夜島へ海兵隊1個大隊が無血上陸を果たします。同時に、艦砲射撃と空襲で、仁川と金浦飛行場守備隊をショック状態にします。
 朝鮮人民軍は、金浦飛行場守備隊の1個大隊が練度チェックに成功したので、長躯、仁川方面に進出させ、捨て鉢の戦車中隊と合わせて、第2ターンの阻止線をかろうじて形成します。これ以外は、計画通りに陣地構築と漢江沿いの展開を行います。
T1UN1
  第2上陸戦闘フェイズでは、海兵隊主力が仁川守備隊を粉砕し、史実同様にこれを確保します(これにより、以後の増援が最短で登場できることに)。また、余剰の砲爆撃力を持って、敵の阻止線の戦車部隊や漢江沿いの敵部隊をショック状態にします(特別ルールで第1ターンにショックになったユニットは、第2ターン終了時まで回復できない)。
T1UN2
  第2ターン、アスコム市を軸とする薄い防衛線に、増援を含めた国連軍の3個大隊が襲いかかり、全滅させます。同時に、敵を猛爆撃し、移動の自由を奪います。
T2UN
 朝鮮人民軍は、前ターンから構築中の陣地を作り上げると、ソウルからHaengjuにかけ漢江北岸に防衛線を展開します。
T2
  第3ターン、国連軍は逃げ遅れた金浦飛行場の守備隊を捕捉し、殲滅するともに、主力の海兵隊をもって、Haengjuに渡河攻撃をかけます。地上部隊はわずかに7戦力でしたが、艦砲や空襲、砲撃を集中し、36火力とします。都市の地形効果で、戦闘比は3:1に低下しましたが、練度差で-2drmを得ます。結果は・・・見事にDE!戦闘後前進により橋頭堡を確立すると、追加追撃で2カ所の陣地構築作業を中止させます。
T3UN
 朝鮮人民軍は、やむなく、歩兵を縦深に配置し、再構築を試みますが・・・。
  第4ターン、国連軍は漢江を渡河した4個大隊で橋頭堡を広げ、ソウル市に向かってじりじりと前進します。同時に、ソウル東側では、海兵隊1個大隊が砲兵と空軍支援のもと、強襲渡河を敢行します。対岸を守備していた戦車中隊が壊滅し、こちらにも橋頭堡が築かれます。
T4UN
 朝鮮人民軍は、かろうじて市街地周辺に陣地を作ると、なけなしの兵力を転用して、東側に薄い防衛線を引きます。 
T4
 第5ターン、国連軍は激しい砲爆撃を繰り返し、西側の防衛線を圧迫し、市街地まで2へクスに迫ります。また、東側でも、計算し尽くされた空爆と地上攻撃で2ユニットを壊滅させ、橋頭堡を拡充します。また、南側では第187空挺連隊を軸とした安東防衛線を引きます。
T5UN
  朝鮮人民軍は、この日の増援の第25独立旅団(高練度)を投入し、防衛線を再構築します。同時に南部では国連軍を牽制すべく、第70歩兵連隊が北上を開始します。
  第6ターン、国連軍は向かうところ敵なしの艦砲射撃を継続し、Ansan Hillを攻略し、市街地の隣接へクスに辿り着きます。一方、敵の主防衛線はかなり強化されたため、延翼機動と攻撃で揺さぶりを掛けます。南側では敵の接近に伴い、陣地構築に入ります。
T6UN
  第7ターン、ソウル市街戦が開始となります。国連軍は艦砲の届く漢江沿いの市街地に攻撃をかけ、これを占領します。同時に、ソウル自体を包囲すべく、北と東で攻撃をかけます。
 これにより、ついに守備部隊が足りなくなった朝鮮人民軍は、市街地中央に砲兵部隊を撤退させると、その周りにハリネズミの陣を展開します。一方、南部では到着した第105戦車師団の1個大隊を加え、敵の空挺連隊の陣地に初の反撃を実施しましたが・・・drにも恵まれず、1ステップロスを受けて、敗走します。
T7UN ソウル市街地攻撃開始
  第8ターン、国連軍は到着したばかりの第7海兵連隊を南部に投入し、3カ所で反攻に出ます。いずれも敵を壊滅させ、水原への道を切り開きます。
T8UN 南部での反攻
 そして、メインのソウル市街戦では、南側から戦車を伴った5個連隊が牽制攻撃をかけます。朝鮮人民軍は、牽制とわかっていても、ここを取られると砲兵が隣接され、防御支援ができなくなるため、やむなく全火力を持って突撃破砕砲撃を実施しましたが・・・国連軍がDEを出し、砲兵が無力化されます。これにより、圧倒的な艦砲射撃を凌ぐことはほぼ不可能となり、7:1の最高比攻撃で首都へクスが陥落。この瞬間、国連軍がサドンデス条件を満たし、勝利となりました。史実より3日ほど早い、ソウル奪還でした。
T8UN ソウル総攻撃
 今回、国連軍は敵の砲兵の影響とCRTを綿密に計算して、砲爆撃を行ったため、極めて効率よい戦闘となりました(そのために、自作で砲爆撃力マーカーを自作した甲斐がありました)。国連軍の艦砲射撃等は強力無比であり、戦闘drにも恵まれたため、朝鮮人民軍がかなりの速度で消耗し、十分な縦深防衛線が引けなくなったことが勝因でした。

 今月のソロプレイは、開戦70周年記念となる朝鮮戦争(動乱)アイテムから「釜山橋頭堡」(Schutze Games)です。その名の通り、浦項-大邱-馬山の洛東江ラインの釜山橋頭堡を巡る戦いで、開戦以来怒濤の進撃を続ける朝鮮人民軍(北朝鮮軍)がここを突破すれば、最終目的地の釜山を奪取できる状況でした。
 朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は原則として師団、アメリカ軍は連隊、韓国軍は師団規模の作戦級です。通常の移動-戦闘に加え、第二次移動として戦車は3移動力で、また、朝鮮人民軍は浸透移動(ZOC to ZOCの直接移動)の試みができます。この浸透移動が厄介で、回り込まれた国連軍は補給切れになり、反撃で叩き出さなければならず、消耗型のCRTもあって、損害が嵩みます。また、アメリカ軍司令部の2へクス以内は、副ZOCと称して移動力が+1となります。いわゆる阻止砲撃や空軍による交通妨害を表しているのですが、朝鮮人民軍の歩兵は3移動力しかなく、展開が大きく阻害されることも。
 戦闘は戦闘比で解決し、損害数分のステップロスとなります。戦闘比3:2がほぼイーブンです。2ヒット以上ならば、1損害分を1へクスの退却で消化できます。朝鮮人民軍は、補給の消費か余分に1ステップロスすることで、万歳突撃(戦闘力2倍)ができます。コラムシフトとしては、両軍が使用できる司令部、戦車支援シフトに、国連軍だけが使用できる航空、海軍シフトがあります。
 空軍はこの戦闘修整の他に、敵の補給カウンターの爆撃(1/3で成功)や戦略的補給路の破壊(1VP)もできます。
  コンポーネントはDTPで補助マーカーが少ないので、支援がわかりやすい追加カウンターと日本語チャートを自作してみました。

T0
 指示に従ってセットアップを行い、ゲームスタートです。
 第1ターン、朝鮮人民軍は史実通り、洛東江全域で攻勢に出ます。北部では盈徳及び山地で3:1と4:1の攻撃をかけ、韓国軍第3師団を1/2で退却に追い込みます。すでに消耗していた第8師団は壊滅に。大邱方面では2個師団が洛東江の渡河攻撃を行い、5:1の最大比で、アメリカ軍騎兵師団の1個連隊を撃滅します。南部では、馬山近郊で精鋭第6師団と戦車・オートバイ連隊が、突出していた第25師団の2個連隊を攻め、1個連隊を殲滅します。が、最南端の1個連隊は、航空支援のおかげで損害なしとなります(0/0)。
 第二次移動で、第25師団の1個連隊は包囲され、北部でも浸透移動により、韓国軍2個師団が山地で緩包囲となります。
T1N
  脱出のため、韓国軍2個師団が浸透してきた敵の歩兵連隊に攻撃をかけますが、空軍まで使用しても効果なし。山岳の韓国軍が使用できなくなったため、国連軍はやむなく第1騎兵師団の1個連隊と司令部で間隙を埋めます。南部では、第24師団と第25師団でスタックを組み直し、馬山の防御を固めます。唯一の戦果は、補給カウンターを狙った空爆で中央の1個部隊が壊滅します。
T1U
 第2ターン、北部では浸透で生き残った朝鮮人民軍の1個連隊が敵の背後に回り込み、正面からの圧倒的戦力と合わせて、第1騎兵師団の1個連隊と司令部を半壊させます。が、浦項を狙った強襲は空軍に阻止され、1/0となります。また、山岳に包囲した韓国軍騎兵師団への攻撃も空爆により、効果なしに。南部では逃げ遅れた1個連隊を包囲殲滅したものの馬山攻撃にはたどり着けず。
T2N
  国連軍は増援の第5旅団を馬山戦線に投入し、南部を安定させると、北部で反撃に出ます。突出していた朝鮮人民軍の1個連隊に騎兵師団が逆襲をかけ、これを殲滅。また、山岳でも1個連隊を撃破します。
T2U
T2終了時
 第3ターン、南部での攻勢の見込みがなくなった朝鮮人民軍は、北部での猛攻に切り替えます。山地で包囲している韓国軍騎兵師団に主力を向け、4:1で殲滅します。同時に、アメリカ軍海兵旅団が籠もる大邱に対し、戦車を含む歩兵の大軍が万歳突撃を敢行!司令部支援、戦車支援に、空軍による阻止空爆の激戦を制し、朝鮮人民軍が市街地の奪取に成功します。ステップロスした海兵旅団は、背後の山地へ逃げ込みます。一方、手薄になった中央部に対し、5個歩兵連隊がこちらも万歳突撃による渡河攻撃を行います。第29旅団はこれを支えられず、潰走。が、強襲を行った朝鮮人民軍も2個連隊を失う大損耗に。
T3N
  国連軍は増援や補充を投入して、戦線を補強するとともに、浦項の海岸線を浸透してきた敵の歩兵連隊を、艦砲射撃と空爆下での逆襲で排除します。
T3U
 第4ターン、勢いに乗る朝鮮人民軍は、消耗した第29旅団を追撃し、中央部の山岳地帯に進出。その後、浸透移動で海兵旅団を包囲します。また、北部で包囲下にある韓国軍を攻撃し、損耗した1個師団を撃破し、VPを上乗せします。
T4N
 国連軍は貴重な予備兵力をかき集めると、中央で包囲を行っている消耗した敵歩兵師団に戦車、司令部、空爆の3シフトで反撃をかけ、これを撃破し、海兵旅団の救援に成功します。
T4U
 第5ターン、いまだ戦力はあるとは言え、攻勢と反撃でかなりの兵力を消耗した朝鮮人民軍は、戦線を整えると、部分的な攻勢に切り替えます。空軍基地を抱える浦項と山岳に包囲されている韓国軍師団に3:1攻撃をかけ、損耗させます。
 
T5N
  一方の国連軍は到着した増援をつぎ込み、中央の山岳地帯と浦項で反撃をかけ、2個連隊を壊滅させます。
T5U
 第6ターンもほぼ同様の展開で、消耗だけが嵩みます。
T6N
 第7ターン、こちらも増援で増強された朝鮮人民軍は、再び、浦項に万歳突撃を実施しましたが、drに恵まれず、相打ちに。
T7N
 と、これまで耐えに耐えていた国連軍が、作戦的な反攻に出ます。前ターンに中央の山岳地帯を取り返していた第8軍は、大邱に居座る歩兵師団に対し、空爆と戦車支援、司令部支援を集中し、4:1でこれを殲滅します(0/3!)。
T7U 大邱奪回
T7終了時
 完全に守備体制に入った朝鮮人民軍に対し、第8ターンに洛東江の中央部を逆渡河して、側面を押し上げます。
T8U
 第9ターンには、南部でも反攻を開始し、馬山を完全解放し、補給切れとなった第6師団とオートバイ連隊を壊滅させます。
T9U
 唯一、生き残った戦車連隊に北部戦線の戦車連隊が呼応して反撃し、脱出に成功しますが、あとは国連軍が押しまくる展開に。
T13N
 それでも、朝鮮人民軍は補充を有効に活用して、損耗した部隊をローテして、大突破を許さず。最後は6個師団相当まで撃ち減らされますが、物量の国連軍の猛攻に耐え、ゲームエンドに。
T14U
 VP計算をしてみたところ、NKPA40点、国連軍34点により、国連軍の戦術的勝利となりました。あと、6点あれば、国連軍の決定的勝利となったわけですが、序盤の大邱占領と韓国軍4個師団の壊滅で、朝鮮人民軍が踏みとどまった形になりました。
終了時
VP

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