歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

 最後に、どうしても対戦したかった「GUNDAM the Game哀・戦士編」(アークライト)ジャブローシナリオを4人でプレイしました。このシナリオは、TVシリーズのベルファストからジャブロー攻防戦までを含んだ、哀・戦士編最大シナリオです。担当は、アムロ(mitsu)・セイラ(kawa)・ブライト(エンジョウ)・カイ(BIBI)です。
 序盤、史実を知っている猛者は、ミハルを確保し、的確な戦略とダイスロールでパネルを進めていきます。最大シナリオだけあって、パネル数も多かったのですが、「大西洋、血に染めて」までは順調にいきます。
膨大なパネル展開
ミハル、死す
 いよいよ、ジャブロー攻防戦ですが、MSの選択がパネルによって分かれることが判明。が、時間がもったいなかったので、ガンダムとガンタンクは劇中の機体とは別で、戦闘に。
 
立体!ジャブロー基地
ガンダム(ブライト!)・ガンキャノン(カイ)・ガンタンク(アムロ)・Gアーマー(セイラ)
 ところが・・・敵MSの数が尋常ではない上に、堅い!!ゾックは論外としても、ゴッグも4-5発当てなければ壊れず、増援でさらに堅いズゴックまで。
 それでもdrを駆使して、敵を削っていきますが、あわや、司令部に突入される直前に。ガンキャノンを地下に投入しますが、地上に取り残されたアムロのガンタンクが撃破され。
アムロのガンタンク破壊
 総力戦でなんとかゾックとズゴックを撃破しましたが、ここで時間切れになり、敗北。ああ、シャア専用ズゴックが登場する間もありませんでした。
時間切れ
 ストーリー自体はそこそこうまくいったはずですが、さらに切り詰めてターンを稼がないと厳しいですね~。また、戦闘でも前進せずに待ち受けることと、地上部隊は早期に地下で合流した方が良さそうです。
 できれば、早々にリベンジしたいな~。「僕は・・・あのゲームに勝ちたい!」

 続いて対戦したのが、太平記システムの英国内乱を描く「薔薇戦争」(GJ)です。kawaさん持ち込みなんですが、実は自分は薔薇戦争の知識はほとんどなく。その直前の百年戦争までは、知ってるんですけどね~。まあ、太平記システムならゲームにはなるだろうと、インストを受け、ヨーク家(mitsu)対ランカスター家(kawa)で対戦です。
 第1ターン、主導権はランカスター家もわずかに2。よって、指揮官の移動はほぼなく、支配判定となります。ここでロンドンを抑えるランカスター家が3VPのリードとなります。
T1
 第2ターン、軍事能力で優位なヨーク家は、公を中心に攻勢に出て、South Midlandsの敵主力を追い散らします。が、North Midlandsの支配ができなかったので、1VPを押し戻すのに止まります。
T2
 第3ターン、両家によるロンドン争奪戦が起こり、ヨーク公とマーガレットの激戦になり、ここはヨーク公が勝利。が、ロンドンとNorth Midlandsの支配に失敗。その隙に、ベンブルック伯が、ヨーク家の拠点West Midlandsに侵攻し、ここの支配を打ち消してしまいます。VPは再び、ランカスター家が4点に。
T3
 第4ターン、ランカスター家はEastに陣取って、兵を養います。ヨーク家は、最優秀中立武将のウォリック伯を投入して、West Midlandsを奪い返します。が、ロンドンから撤退したヨーク公を持ってしても、North Midlandsの支配ができず。VPは領土得点は同数も、ランカスター家の武将が海外に逃げたので-1となり、3点に。
T4
 第5ターン、両家はそれぞれ、別方面で攻勢に。ランカスター家が最優秀のマーチ伯でNorth Midlandsを奪い、これを支配。一方のヨーク家は、North WestとYorkshireを抑えて領土VPで凌駕します。これにより、VPはほぼイーブンに。
T5
 第6ターン、ランカスター家が攻勢に出て、ヨーク家の拠点West Midlandsに侵攻します。が、ヨーク家最優秀のマーチ伯が迎え撃ち、これを撃退します。ならば、ロンドンの支配と、マーガレットが進入しますが、こちらはロンドンっ子に嫌われ、支配できず。領土VPはさらに広がり、はじめてヨーク家の側にVPが移ります。
T6
 第7ターン、武将の揃ってきたランカスター家は、全勢力を持って、再び、ヨーク家の拠点West Midlandsに。さすがに多勢に無勢で、ヨーク家は後退をします。さらに、留守の土地にエクセター公が出現し、South Westの支配をとります。が、海外に逃げ込んだ2名の武将のため、基礎VPは逆転できず、さらにヨーク家に+3VPとなります。
T7
 第8ターン、なんとか領土VPを奪い返したいランカスター家は、2VPのNorth Midlandsに戦力を投入し、2大拠点を抑えます。が、ヨーク家は、EastとIrelandにゲリラ的に侵攻し、これを支配してしまいます。これにより、ヨーク家は一気に10VPに達し、サドンデス勝利となりました。
T8
 ゲームでは勝ちましたが、やっぱり史実がわからないと、??ばかり。大陸のカレーは全然、意識もしなかったし、ロンドン幽閉のルールも使わず。ただ単に、こいつは強いとか、裏切りが少ないからよかったとか、ヨーク公以外は名前も覚えられなかったです(苦笑い)。せっかくのなので、史実本を読んでから再戦しま~す。

 続いて、取り組んだのが、ソロでもアップした「猛虎三国志」(SLGamer)です。陣営は、馬騰(fho)・袁紹(mitsu)・公孫瓉(平)・孫堅(Tommy)・曹操(エンジョウ)・劉璋(BIBI)となります(プレイ順)。
DSC01696
 序盤、馬騰が中立の李傕を攻め、これを占領。が、拡張で薄くなった涼州を劉璋が攻め、ここを奪取します。以後、二勢力で交互に涼州を奪い合う展開に。
T1
 宿敵同士の袁紹と公孫瓉は北の大地で激しく激突しますが、第2ターンに袁紹軍が勝利し、公孫瓉が滅亡します。
 南部では孫堅が曹操と組んで北上を開始し、徐州まで取ります。
 最も人材が豊富な曹操はさらに軍師を引き当て、荊州と兗州を奪います。
T2
 中盤、司隷に本拠を置く馬騰が荊州に殴り込み、これを占領。すると、劉璋と孫堅も参入し、激しい荊州争奪戦になります(ちょっと陣営は違うが、三国による荊州争奪戦)。一方、史実通り、袁紹と曹操は兗州を巡って一進一退の攻防を繰り広げます(こちらは史実の官渡の戦い)。
T4
 と、まもなく終盤というところで、荊州を抑えた孫堅が電撃的に蜀に侵攻し、劉璋を滅亡させます。
T6 劉璋滅亡
 これで首位に立った孫堅に対し、曹操が人材を武器に大攻勢を開始します。まずは、荊州を奪還し、電撃的に揚州まで奪取。そのまま、兗州の公孫瓉も撃退して、第9ターンの終了時にはトップに。司隷に閉じこもっていた馬騰も、涼州、益州と奪い返して復活と、中原の情勢はめまぐるしく変わります。
T9
 そして、最終の第10ターン、馬騰が電撃的に荊州を取ってトップに。こうなると、馬騰を削るしかない公孫瓉は、満を持しての司隷攻めでこれを奪取。前ターンに魏と和平を結んでいた呉は揚州を取り返し、最後に曹操が馬騰から荊州を奪い返し、ゲームエンド。終わってみれば、曹操、孫堅、袁紹が3領土の「三国鼎立」で幕を閉じました。
T10

 この日の緒戦は、最新の空母戦アイテムの「ミッドウェイ海戦」(Bonsai Games)です。ベーシックは移動-索敵-航空攻撃とこれまでの空母戦と同じなんですが、新たに航空作戦ポイント(AOP)と必ず成功する索敵(!)の概念が導入されています。
 この二つは連動しており、索敵の結果がAOPの値に影響します。両軍の索敵値は固定で、アメリカ軍は7(ミッドウェイ基地だと8)で日本軍は6と、史実通り、アメリカ軍有利になっています。
 この索敵力値から相手までの距離を引いた値がAOPになります。1AOPで発進準備、発進、攻撃からの帰還、ハンガー入れ替えなど、航空ユニットの運用が1回できます。手順は1d6して、現在のAOP値を足し、大きい側が1AOPを実施します。
  両者のdrが同程度なら、アメリカ軍が先攻し、日本軍が途中で巻き返し、共に0になるまで攻撃を反復することになりますが、drによっては連続手順もあり得ます。このタイミングが、実に悩ましい。発艦準備をしなければ、当然、攻撃はできませんが、甲板上に爆弾と燃料を満載した攻撃機が駐機することに。ここを攻撃されると、ヒット値が+1となり、史実の「運命の5分間」もあり得るわけです。
 これをベースに、日本軍の空中集合やミッドウェイ基地攻撃、夜間、基地守備隊と攻略部隊など、特別ルールがあります。
 ゲーム展開としては、索敵が不利な日本軍は、敵との距離を考えつつ、勝負所では距離を詰めてAOPの差を埋めにきます。アメリカ軍としては、索敵能力の差を生かせる中長距離を選びながら、反復攻撃を行うためにはどこかで接近戦に持ち込む必要があります。これにdr幅の激しい航空攻撃があり、決して確定しない最適解を求めて、頭を使います。
 今回は、インストの後、日本軍(mitsu)対アメリカ軍(平)で対戦します。
  第1ターン、日本軍は慎重に最北端の海域に登場します。アメリカ軍はセットアップ海域のほぼ中央にいたため、攻撃ギリギリの5へクスの長距離に。アメリカ軍は日本軍の集中攻撃(空中集合)を懸念し、F4FのCAPを優先します。日本軍は、1手番のみを使って、攻撃機を送り出します。
T1
 第2ターン、アメリカ軍はこれを見て、ミッドウェイ方面に後退。結果、6へクス以上離れたため、このターンの攻撃は不可に。勇躍して前進した日本軍の航空隊は、敵を発見できず、むなしく帰還する羽目に。
T2
 日没が迫る第3ターン、日本軍はあえて動かず。アメリカ軍が前進したため、再び、攻撃可能な長距離となり、攻撃隊を発進させますが、準備に手間取ります。結果、攻撃前に日没となってしまい、やむなく夜間帰還に。ここで着艦事故が多発し、3ユニットが失われます。
T3
 第4ターンは夜間で、日本軍の攻略部隊が登場し、一路、ミッドウェイ島を目指します。一航艦もこれに合流。一方のアメリカ軍は、夜明けの攻撃に向けて、ミッドウェイ島に接近します。
 運命の第5ターン、夜明けと共に敵を発見した両軍は、航空戦に。まず日本軍は黎明のミッドウェイ島爆撃を成功させ、基地に2ヒットを与えます。
 が、ここからはともに防御を優先したため、次の攻撃準備に時間がかかります。空母戦でも、先手を取ったのは日本軍。しかしながら、厚いCAPに阻まれ、ヨークタウンを狙った雷爆撃は、失敗に。
 続いて、アメリカ軍が反撃で、ドーントレスの3個航空隊を敵攻撃に送り込みます。日本軍はCAPと対空砲火で相当数の敵機を撃墜します。が、これをくぐり抜けたSBD2ステップが、敵の攻撃機の並ぶ飛行甲板に爆撃。確率は2/3で命中だったんですが・・・ああ、ここで6ゾロ!
T5 まさかの外れ!
 が、続く、第2次攻撃で大きな損害を受けながらも、ついに飛龍に命中弾を浴びせ、これを撃沈します。
 ここから日本軍の同時雷爆撃が牙をむきます。まず、第二航空艦隊の3ユニットがヨークタウンを捕らえ、見事な練度でこれを撃沈します。これにより、待機と帰還中だった4ユニットが墜落します。同時に、第一航空艦隊がエンタープライズを攻撃するも、こちらはCAPと対空砲火に阻まれ失敗に。
T5 ヨークタウン撃沈
 続いて手番を取った日本軍は、第三次攻撃を実施。目標は、不沈艦エンタープライズ。ちょうど、CAPが払拭していたことで、堂々と警戒網を突破した雷爆撃連合が一気に3ヒットを与え、これを撃沈。タイミングが悪いことに、エンプラは攻撃隊を収容したばかりで、これが全て消滅に。
終了時
 この結果、基地機はまだ.若干、残っているものの、消耗や海没で艦載機はわずかにF4Fの1ユニットのみに。日本軍は未だ3隻の空母に十分な航空隊を残しており、これ以上の抵抗は不可能と、アメリカ軍の投了となりました。 

 新年明けの土曜日に、第199回のちはら会例会を開催しました。お年玉もあってか、久々に「七人の侍」が集まり、様々なゲームに興じました。

 先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

猛虎三国志(SLGame)6人プレイ 
 ☆曹操(エンジョウ)・☆孫堅(Tommy)・☆袁紹(mitsu)・馬騰(fho)・劉璋(BIBI)・公孫瓉(平) 3人が同位で勝利
薔薇戦争(GJ) ☆ヨーク家(mitsu)対ランカスター家(kawa)★
バルバロッサ(アークライト) ☆エンジョウ軍団・kawa軍団
ミッドウェイ海戦(Bonsai Games) ☆日本軍(mitsu)対アメリカ軍(平)★
Ships&Tactics(グループ乾坤一擲)  ☆反プラント(kawa)・地球連合(BIBI)・ザフト(平)
GUNDAM the Game哀・戦士編(アークライト)ジャブローシナリオ
 ★地球連邦軍-アムロ(mitsu)・セイラ(kawa)・ブライト(エンジョウ)・カイ(BIBI)
WINGSPAN(アークライト) ☆BIBI・エンジョウ・平・Tommy

  イメージは、エンジョウさんがお年玉に出品した「バルバロッサ」(アークライト)の萌えヴァージョン。貰われる前に最後に勝負をkawaさんと。エンジョウさんが勝利でした。
バルバロッサ
 新作のガンダム・デステニ-系のテストを兼ねた「Ships&Tactics」(グループ乾坤一擲)。強力なパイロットとMSを揃えた反プラント(kawa)が、地球連合(BIBI)とザフト(平)の追撃を抑えて、わずか1点差で勝利でした。
S&T
   平さん持ち込みの「WINGSPAN」(アークライト)。鳥のサンクチュアリを作るのが目的の生態系アイテム。先発の名作ゲームのいいとこ取りだそう。初プレイでしたが、非ウォー^ゲーム系にも強いBIBIさんが勝利したそうです。
Wing Span
 こちらは、ちはら会恒例の新春お年玉。2d6して大きな目を出した人から、献上品をゲットしていくもので、今年もゲームはもちろん、戦争関連書籍からDVDまで多様な出品があり。自分もデッキ構築型カードゲーム「エルアラメイン」(アークライト)と「ライン演習作戦」(グループ乾坤一擲)をゲットできました。
お年玉

 今月のソロプレイ第3弾は、同じく「ミッドウェイ海戦」(Bonsai Games)の練習シナリオ「飛龍奮闘す」です。アメリカ軍の奇襲を受け3空母が撃沈され、唯一、生き残った飛龍が航空隊の消耗と引き換えに、ヨークタウンに1ヒットを与えた状況です。
 登場戦力は、飛龍と零戦×2、99艦爆×1、97艦攻×1のみ(全てステップロスした航空機で)。対するアメリカ軍は、空母3隻にF4F×6ユニット、SBD×6ユニットと3倍の戦力であり、圧倒的です。
 日本軍が勝利するためには、全ての敵空母を撃沈しなければならず、事実上、不可能に近いです。
セットアップ
 第3ターン、日本軍が接近戦を挑んだことに対し、アメリカ軍もカードの指示で接近に。AOPは両軍とも最大の4となります。まず、アメリカ軍の航空移動ですが、攻撃部隊は格納庫にいるため、1戦闘機をCAPに上げて、残りは出撃準備を行います。
T3 アメリカ軍が発進準備
 よって、先制攻撃は準備を整えていた日本軍が実施します。航空隊は、零戦×1と97艦攻×1 のみ。決死の思いで突入しますが、CAPによる迎撃と激しい対空砲火により、全滅します。
T3 日本軍が続いて先制攻撃を行うも・・・
 ここで、アメリカ軍の航空隊が3派による攻撃を行います。日本軍も零戦のCAPでF4Fを撃墜しますが、対空砲火は当たらず。SBDが急降下爆撃を行い、飛龍の甲板に1ヒットを与えます。が、第二派のSBD単独攻撃は対空砲火で撃墜され、第三波のSBD攻撃は当たらず
T3 アメリカ軍の反攻で、飛龍が1ヒット
 続いて、アメリカ軍の第二次攻撃が来ます。これも零戦の奮闘で第一波のF4Fを撃墜し、SBDは対空砲で火を噴きます。が、これ以上の迎撃は不可能で、2派、3派の攻撃は一方的に。が、奇跡的に爆撃drが外れ、飛龍は生き残ります。
 ターン終了間際、日本軍は唯一、残っている99艦爆で攻撃を行いましたが、ああ、強力な対空砲火を浴びて、撃墜。これにより、攻撃の手段を失った日本軍に勝ち目はなく、敗北が確定しました。
T3 日本軍が艦爆のみで攻撃を行うも
 う~む、想定通り、日本軍の勝利はかなり厳しい。それでも10戦まではやってみることに。
終了時
 第2戦、第3戦はいきなりアメリカ軍の空爆が成功し、何もできないうちに飛龍が沈没。第4戦は健闘してエンプラに1ヒットを与えたものの、一日目の終わりに潜水艦攻撃に失敗し、サドンデス負け。
 そして迎えた第5戦。日本軍は思い切って、防御に徹してその後に反撃を試みる作戦に変更します。これでも相当不利ですが、敵の航空機を漸減できれば、まだ、勝負になるかも。
 前半、この作戦が奏功し、零戦によるCAPでF4Fの3ユニットを撃墜します。護衛戦闘機の庇護を失った攻撃機が脆弱になり、対空砲火がよく当たって、なんと4ユニット(全攻撃機の2/3)を撃墜することに成功します。
半数以上の敵機を撃墜
 ターン終了間際に対空砲火の弱いヨークタウンを飛龍艦爆隊が攻撃しますが、残念ながら当たらず。このままではサドンデスになるので、潜水艦を使って、ヨークタウンを撃沈することに成功します。これで戦闘は二日目に。
日本軍の反撃も失敗
T3終了時に潜水艦によりヨークタウン撃沈
 そして迎えた第5ターン、またもアメリカ軍が先制攻撃を行いますが、零戦のCAPがF4Fを蹴散らし、AAでさらにSBDの1機を撃墜。もう1ユニットは、恐れをなしたか、爆撃に失敗します。
T5 二日目の攻撃もCAPとAAで凌ぐ
 ここで日本軍は反撃に転じ、憎きエンタープライズに1ヒットを与えることに成功します。
根性でエンプラを損傷
 第6ターン、再び、アメリカ軍の攻撃になりますが、すでにF4F戦闘機を消耗し尽くしており、TDF単独の雷撃に。護衛もなく突っ込んでくるアヴェンジャーを対空砲火で撃墜し、アメリカの攻撃機を全滅(!)させます。
 第7ターン、あとは、日本軍の攻撃が成功するかどうか。残存AOPを考えると、2回の攻撃がギリギリ。飛龍座乗の山口多聞は決死の攻撃隊を送り出しましたが・・・ああ、命中なし。
 これにより、通常の勝利条件判定となり、4VP差でアメリカ軍の勝利となりました。
T7 最後まで2空母は沈まず
 最後のチャンスは、第8戦でした。すっかり定番となった日本軍の防御優先作戦がうまくいき、第3ターンでSBD3ユニットを撃墜します。さらに薄暮攻撃で夜間着陸となり、アメリカ軍はF4FとSBD各1ユニットを失います。イベントによる潜水艦攻撃でヨークタウンが沈み、ゲームは続行。
T3 薄暮攻撃も
 第4ターンに日本軍のイベント「栗田艦隊」が成功し、ミッドウェイ島の航空隊は全滅します。あとは敵任務部隊とのガチンコ勝負に。 
T3-4 ヨークタウン撃沈、栗田艦隊、夜間着陸失敗
 第5ターン、至近距離の空母戦はアメリカ軍が先攻しますが、飛龍の対空砲が火を噴き、SBDの2ユニットを撃墜します。これで、アメリカ軍の攻撃隊は全滅。
T5 敵攻撃隊を撃墜
 あとは、日本軍の攻撃がうまくいくかどうか。間髪入れず、飛龍が戦爆連合隊を繰り出し、エンタープライズを狙いましたが、惜しくも外れ。
T5 エンプラ攻撃も不発
 第6ターン、今度は目標をホーネットに切り替えて、戦雷連合隊で攻撃。これが見事に決まって、1ヒットを与え、駐機していたF4Fを破壊します。
T6 ホーネットに一撃
 最終第7ターン、日本軍は黎明攻撃で損傷しているホーネットを狙い、見事に撃沈!が、攻撃できるのはあと1回。無理を承知で、護衛なしで雷爆連合隊を送り出します。これが2ヒットを与えられれば、初勝利だったのですが・・・F4FのCAPに99艦爆が食われ、猛烈な対空砲火で97艦攻も撃墜。不沈艦エンタープライズは沈ます、日本軍の敗北となりました。これが一番、惜しかった。
T7
終了時
 その後、2戦を行いましたが、日本軍勝利にならず。5回に1回程度は、惜しいところまでは行くのですが、それが限界か。情報力で劣り、3倍以上の敵を相手にするこのシナリオは、Mission Impossibleと言えそうです。

 今月のソロプレイ第2弾は、80周年記念になる「ミッドウェイ海戦」(Bonsai Games)の練習シナリオ「空母攻撃演習」です。同アイテムの戦術戦闘部分のみを行うソロ演習で、日本軍は任意の8ユニット、アメリカ軍はdrによって決まるCAPとなります。今回は、drが日本軍に振れ、迎撃のF4Fはわずかに1ユニットです。
セットアップ
 まず、CAPによる迎撃ですが、F4Fの2ステップの期待値で1ヒットとなります。当然、日本軍は攻撃機を守るため、零戦に割り振ります。
F4Fの迎撃
 続いて、対空砲火ですが、護衛戦闘機がいるため、命中値は6のみ。2隻の空母が健在のため、4d6しますが、当たらず。
 これをくぐり抜けた97艦爆と97艦攻が、同時雷爆撃を行います。標的は、エンタープライズ。史実では不沈艦でしたが、高い練度の攻撃が見事に命中し、一撃でエンプラは海の藻屑に。
同時雷爆撃で、エンプラを撃沈
 続いて、第2航空隊の97艦爆と97艦攻がホーネットに攻撃をかけます。こちらはエンプラ沈没で対空力が落ちているため、2d6の対空砲火となり、当たらず。
 2ステップずつの97艦爆と97艦攻が満を持して、同時雷爆撃を行い、ホーネットも撃沈!盤石の航空攻撃で、日本軍の大勝利となりました。
ヨークタウン撃沈
 このゲームの日本軍は、索敵力(航空運用数)で劣るものの、空中集合と雷爆撃の優秀さで秀でています。本戦では、これをうまく活用できるかにかかっています。

 この日の最後が、BIBIさん持ち込みの「MISSION DIRECTOR」(バンダイ)。TAと呼ばれる人型兵器を自分でチューンして戦う「ガサラキ」の戦術戦闘を描いたアイテムです。今回は、導入プレイということで、すでにBIBIさんが作成したTAを使うことに。
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 序盤、自軍陣地で待ち受けるmitsu軍を、積極的にBIBI軍が攻めます。接近戦に特化した機体を突入させ、1機に相当なダメージを与えます。やむなく、mitsu軍も接近戦用機を投入し、これを撃破します。
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 勢いに乗ったmitsu軍は、接近戦用機で突進をかけますが、敵のもう1機の接近専用機が反撃。これにより、1機を失います。
 時間をかけて回復を狙いますが、コインdrが優れず、回復ならず。その隙に、敵の接近専用機が猛ダッシュで、mitsu本陣へ。そのまま、損傷したmitsu機を捕捉し、2両目の破壊とします。
 と、ここで、勝利宣言。敵リーダーによる2機破壊で、BIBI軍の勝利に。
 多分、小学生あたりをターゲットにしたかと思いますが、その割にはチューンが複雑。かつ、テーマも「ガサラキ」というマイナーな作品ということもあり、誰得?感が強く。自分もOVAがあるのは知っていましたが見たことがないので、「知らない世界で知らないロボットが戦う」ゲームに。よく本末転倒でゲームに合わせて原作を視聴するちはら会ですが、さすがに時間が取れないゾ。
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 聞くところによると、スターターセットが1500円でかつ2つ必要で、ブースターパックもあったとか。どなたか、「ガサラキ」好きな方がいたら、ぜひ。

 続いて、前回のちはら会で思い切り読み違えて敗北した、正体秘匿型三国志アイテム「三国志荊州争奪戦争」(GJ)です。前回は瞬殺でしたが、読み合いが楽しかったので、プレイ準備をしていました。
 第1ターンは、特別ルールで全勢力が中立のため、地元勢力の取り込みに走ります。 先手を取ったmitsuが、蜀軍で若干、多めに地元勢力チットをゲットします。
T1
 第2ターン、早くもBIBIさんが正体を露見。受け持ちは、曹操。赤壁での痛手から立ち直り、数を生かして正攻法で攻勢に出ますが、ここまで好調だった行軍drがぱったり停まり。逆に、突出してきた呉軍の周瑜に蹴散らされる羽目に。
 これを見たmitsuはいかにも呉軍の体で、魏領をガシガシ侵食します。
T2 呉軍の攻勢
 第3ターン、mitsuが呉か蜀か迷った魏軍は、孫権を単独で突入させる(!)というリトマス紙作戦に。当然の如く、孫権は関羽に蹴散らされますが、これにより、mitsuが蜀と判明します。早速、宣言をした蜀軍は、呉軍を巧みに露払いに使い、その後をゆっくり北上する作戦に出ます。
T3 呉軍が盾になり・・・
 第4ターン、ならば数でこれを蹴散らさんと、魏軍が前線の呉軍に猛攻を加えますが、ああ、周瑜は強かった!二度にわたる強襲を撥ね除け、魏軍を圧倒。最大の補充力と行軍ポイントを持つはずの魏軍が、甚大な損害を出して停滞します。
 ここがチャンスと、蜀軍は強行軍も使って、支配エリアを拡大します。このままではサドンデスになると考えた魏軍は、呉軍を唆し、劉備主力の居座る赤壁を攻撃しましたが、諸葛亮の圧倒的な作戦の前に頓挫します。
T4 その隙に、本命の蜀軍が
 ならば、魏軍本隊で劉備を討つしかない!なりふり構わぬ魏軍は、強行軍を使用して、曹操本隊を差し向け、奇襲を仕掛けますが、劉備軍は空城の計!決死の覚悟のはずだった曹操が勝手に逃げ帰り(?)、この瞬間に蜀軍のサドンデス勝利となりました。
T4 最後の賭けも空城の計で無効に
 行軍drやチットによって、大きく展開が変わる本作ですが、これほどアトランダムな要素をちりばめても、バランスが取れているところが凄い!とBIBIさんも賞賛。勝っても負けても、面白い!また、例会に持ち込みますね~。

 じわじわとオミクロン株が迫っていますが、再び制限がかかる前にと、BIBIさんと今年最初のオフ会をしました。
 緒戦はBIBIさん持ち込みの「エスケープ・ザ・ゲーム」(gp)。いわゆるリアルタイムの謎解きゲームで、提示されるイラスト等を読み解き、時間内に脱出を図るという設定です。
 小物勝負のイロモノらしく、電池で動くタイマーがあり、これが0になると負けです。実は前回、前々回と例会等に持ち込んでいたのですが、電池がなかったり、タイマーを開けるドライバーがなかったりと不運に見舞われ、今回が初プレイです。
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 まず、導入用の「誘拐」をプレイしたのですが・・・いきなり1枚のイラストを読み解いて、4つのキーを探すミッションで、やり方がわからず、ヒントを見まくり。それでも、オジさんたちには、きつくって(泣き)。タイムオーバーをして、なんとかクリア。
誘拐
 続いて、本戦の「監獄島」をプレイし、第1ミッションはクリア。が、第2ミッションで躓いたまま、ああ、60分が経過(失格)。後から答え合わせをしたら、答えは合っていたのに、単にキーの順を間違えていただけ!歳を取ると、この柔軟さがないんですよね~。
監獄島
 悔しいので、そのまま、ミッション3までやりましたが、最後の謎が解けず。半ば強引に候補のキーを入れ込んだら、奇跡的にクリア。これも答えを見たところ・・・あるシーンにヒントがあったそうな。けど、視力が落ちたオジさんたちには、あれは読めないって!!(大泣き)
 というわけで、視力と頭の回転が落ちているオジさんたちキラーのアイテムでした。

  今月のソロプレイは、「猛虎三国志」(SLGamer)です。SLGamerという同人誌掲載のため、クォーターマップにわずか40ユニットというミニゲームですが、合戦の楽しさ満載で、実にプレイしがいがあります。
T0
 合戦は先鋒戦・中堅戦・大将戦を戦い、うち、2戦をとった側が勝利します。原則、武将を投入できるのは1回のみなので、どの順で誰を投入するのか(軍師で誰を補強するのか)、頭を悩まします。
  武将は采配-武勇-防御を持ち、采配値が高い側が先制攻撃ができます。攻撃は武勇+drで敵の防御値以上ならば成功します。例えば、標準的な4-4-8同士(夏候惇や太史慈、張遼)の戦いだと、drで先攻を決定し、攻撃はともに1/2の確率で成功します。これが呂布相手だと、呂布の攻撃は5/6で成功しますが、夏候惇の攻撃は1/3の成功となります。ちなみに、呂布と関羽が戦うと、関羽が先手を取って1/2の確率で成功に、それに耐えると呂布が2/3の確率で勝利します。
 武将には軍師1名が助太刀でき、その能力を武将に加算できます。序盤最強の周瑜は全てに+3と、まさに呉軍の屋台骨です。その他の軍師は人材登用で登場し、+1-+2という並の能力から、+3-+4の陸遜や郭嘉、+4-+5の司馬懿や龐統、+6の諸葛亮(!)までがランダムにやってきます。なお、諸葛亮については、劉備なら無条件ですが、それ以外ではdrによって参加しなかったり、曹操や呂布には決して靡かない(!)ルールとなっています。
 なお、各武将は在地主義を取っていて、あるエリアを占領されると、そこに所属する全ての武将は相手に寝返ります(君主は死亡)。これがあるため、エリアの争奪戦によって、人材が大きく動き、ゲームの活性化に寄与しています(かつ、歴史的にも正しい)。
 今回は、最大11勢力(ミニゲームでこれが成り立つのが凄い!)によるキャンペーンです。各勢力が減って史実の「三国志」になると、千日手になりやすいので、10ターンで終了とし、最大のエリア数を確保した勢力が勝ちとします。
 第1ターン、先手を取った側が激しい攻撃で、隣接する勢力を従えていきます。まず、一番手の曹操が荊州を攻めて劉表を滅ぼし、魏延や黄忠を配下に置きます。
T1 曹操が劉表を殲滅
 二番手の呂布は、戦闘準備の整っていない冀州を攻め、なんと袁紹を殲滅してしまいます。
T1 呂布が袁紹を殲滅
 続いて、李傕が無理を承知で呂布攻めをしますが、地力が足りずに敗退。劉璋は、人材が整わないため、カードを温存し、益州に籠もります。
 六番手の孫策は、中央への進出を狙って、淮南に侵攻し、袁術を滅亡させます。
 七番手の馬騰は、益州攻めをしますが、地の利がなく敗退(山地越え)。
 九番手の公孫瓉は、呂布を攻め、奇襲を受けるものの、趙雲・田豫のコンビが呂布に打ち勝ち、そのまま、冀州を奪い取ります。
T1 その呂布を公孫瓉が撃退し、冀州を奪う
 十番手の劉備は、人材を待って、徐州に引きこもります。
 第1ターンが終了した時点で、劉表、袁紹、袁術が滅亡し、8勢力となります。
T1
 第2ターン、一番手の曹操が取ったばかりの荊州から揚州を強襲します。火計を使って一気に攻めまくりますが、孫策がこれを看破。それでも、地力で曹操軍が押していましたが、当て馬のはずの黄蓋が奇跡の6で曹操本隊を破り、防衛に成功します。
T2 曹操、孫策を攻めるも敗退
 孫策も反撃で荊州を狙いますが、こちらは曹操軍が耐えて保持します。
 これを見て二番手の呂布は、曹操の本拠豫州を攻めますが、伏兵にあって、敗北。
 そこを公孫瓉に攻められ、先鋒戦は呂布が勝利したものの、中堅戦・大将戦を落とし、呂布が滅亡します。
T2 公孫瓉が、呂布を殲滅
 三番手の李傕は、人材登用で諸葛亮を引いたものの、朝敵には与しないと、すげなく断られます(絶対失敗)。
 四番手の劉璋は、作戦カードが入ったため、馬騰を攻撃。山地越えの不利はありましたが水攻が見事に決まり、馬騰を滅亡させます。
T2 劉璋が水攻めで、馬騰を殲滅
 八番手の劉備は、孫策の淮南を攻め、これを占領します。
 この時点で、馬騰、呂布が滅亡し、6勢力となります。
T2
 第3ターン、曹操はなおも揚州を攻めますが、孫策がギリギリで凌ぎ、滅亡を免れます。孫策は反攻で荊州を攻め、これを奪取します。
T3 孫策が反攻で荊州を奪取
 曹操は、本拠地に兵を戻し、再反攻に備えますが、呂布を滅ぼした公孫瓉が一気に南下。離間の計で頼りの軍師が使えない曹操軍を撃破し、ここを占領。曹操、ついに滅亡す。
 第3ターンが終わった時点で、残りは5勢力になり、公孫瓉が4エリアを占領し、トップに。
T3
 第4ターン、天はさらに滅亡の火を掲げ、中原の覇者候補を三国に絞ります。いまだ、人材とカードに恵まれない李傕を、昇天の勢いの劉璋が攻撃し、見事に成功!李傕は滅亡します。
T4 劉璋が李傕を殲滅
 孫策は淮南を取り返し、荊州・淮南・揚州の南部を固めます。
 そして、最大勢力となった公孫瓉が徐州の劉備を攻撃。水攻対伏兵の激戦は・・・公孫瓉軍の勝利に。これで劉備も滅亡します。
T4 公孫瓉、劉備を撃滅
 公孫瓉、孫策、劉璋による新「三国志」が始まります。
T4
 第5ターン以降、最大勢力の公孫瓉を孫策・劉璋の連合軍が攻める展開に。公孫瓉は劉璋の攻めを空城の計で躱しますが、カードが尽きたところを孫策に攻められ、豫州を失います。が、かわりに優秀な人材で司隷を攻め、これを奪います。
T5 公孫瓉、司隷を攻略
T5
 第6ターン、劉璋が離間の計で公孫瓉の軍師を封じ、司隷を奪還。孫策が徐州を攻めますが、今度は公孫瓉が離間の計でこれを保持。最後に、公孫瓉が再び、司隷を攻めますが、馬超らの活躍により、再奪取はならず。
T6 劉璋・孫策対公孫瓉
 第7ターン、先手の劉璋が司隷から冀州を攻め、これを奪取。同時に孫策は第二次徐州戦を仕掛け、水攻でこちらも成功させます。絶体絶命の公孫瓉は、火計を看破されるも、趙雲らの活躍で冀州を取り返します。
T7 孫策が水攻で徐州を攻略
 この時点で、孫策5エリア、公孫瓉と劉璋が3エリアに。
T7
 第8ターン、事態が大きく動きます。劉璋が攻めて失敗した冀州を、孫策が満を持して攻撃。孫策の奇襲に対して、公孫瓉も火計で対抗しますが、采配で+3の周瑜と程昱が作戦を指導し、公孫瓉軍を撃破。公孫瓉は幽州に閉じ込められます。
T8 孫策、冀州を攻略
 支配エリアは、孫策6エリア、劉璋4エリア、公孫瓉1エリアに。
T8
 終盤の第9ターン、このままだと勝てないと判断した劉璋は、同盟を破棄して孫策に襲いかかります。伏兵が成功し、荊州を奪い取ります。
 怒り心頭の孫策軍でしたが、まずは公孫瓉の撃破と北に兵を進めます。が、カードを使い果たしていたため、通常戦で苦戦。公孫瓉軍が奇跡の6を出して、生き残ってしまいます。
T9 孫策、公孫瓉を殲滅できず
 すかさず、趙雲を先頭にした反撃部隊が南下し、火計で孫策軍を蹴散らし、冀州を奪います。
T9 公孫瓉の反攻
 勝利まで後一歩まで行っていた孫策(4エリア)はエリア数で劉璋に逆転されます(5エリア)。
T9
 最終の第10ターン、劉璋は先手を打って豫州を攻撃し、離間の計でこれを奪います。孫策軍も荊州を取り返し、エリア数は同じまま。
T10 劉璋が豫州を攻略DSC01649
 もはや勝利はない公孫瓉でしたが、いずれかに勝利させるのは癪だと、精鋭を持って帝都司隷を攻めます。が、ここで、劉璋はとっておきの空城の計!これを看破できなかった公孫瓉軍は撤収し、ゲームエンド。
 結局、5エリアを保持した益州の太守劉璋が、勝利しました。
T10 劉璋の勝利
 いやー、ソロでしたが、面白かった!作戦カードがあれば、圧倒的に有利ですが、それを無効にする看破や対抗作戦があり、戦力の読み合いに力が入ります。そして、圧倒的に不利な局面でも、まさかの6(自動的勝利)で流れが一気に変わることも。ミニゲーム故の絞り込みが劇的展開を生みやすくしており、手軽にできるキャンペーンとして「三国志覇王」(翔企画)に並ぶ傑作かも。ちはら会例会に持ち込みますので、大人数でやってみたいですね~。

 年末になりましたので、恒例の「行く年、来る年」で、2021年のゲームライフを振り返りたいと思います。
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 今年は、コロナ禍が続いたため、1-2月の例会が中止となり、実施できても縮小と制限がかかりました。茨城会も同様に中止が相次ぎ、千葉会には職場の参加制限で開いていても行けず。昨年からの対策として行ったミニマム・オフ会と得意のソロプレイで、乗り切った感があります。
 記事数としては、1月がわずかに6記事でしたが、SLGの灯を消さない!と、オフ会とソロ記事攻勢で、2月以降はなんとか10記事以上をキープ。緊急事態宣言の明けた9月以降は、15記事以上の「反転攻勢」に。
 まだ、オミクロン株など、予断は許されませんが、このまま、ふつーの風邪になって、完全に終熄しますように・・・。

[目標達成ジャンル]

 引き続きのアウェイの環境の中でしたが、アイテム数最大級のWWⅡ東部戦線ジャンルと小ぶりな2ジャンルの計3分野で更新を達成できました。

<あまりに巨大なWWⅡ東部戦線アイテム> 

 今年は独ソ開始80周年であり、あまりの数の多さに怯んでいたWWⅡ東部戦線アイテムを攻略することにしました。バルバロッサ作戦初期の作戦級に始まり、中盤のスモレンスク戦、締めのモスクワ戦と、まんべんなくプレイを実施。コロナ禍もあって、ほとんどがソロでしたが、呼びかけに応じた作戦級の猛者たちと、GJ誌の激闘シリーズを対戦できたのはよかったなぁ~。
東部戦線
<ひょっとしたら戦争よりも過激な「現代戦」~現代政治闘争・経済戦争・安全保障アイテム>

 最近、現代史を振り返ることが多く、それなら「トワイライト・ストラグル」(GMT)でしょうと、千葉会・ちはら会・オフ会で対戦。事前に同システムの「江戸幕府の黄昏」(GJ)で演習をするつもりが、こちらも面白くて、本戦ができたのが10月以降でした(いつもの本末転倒?!)。その後、「OPERATIONS RESEARCH for COVID-19」(ジブセイル)をプレイして、こちらも6割突破に成功しました。
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<日本史の終末は、幕末純情伝!~幕末・戊辰戦争アイテム>
 このところの裏磐梯旅行の流れで、NHK「八重の桜」を視聴して、「会津戊辰戦争」(WGJ)を対戦。その勢いで、未プレイだった「箱館湾海戦」(WGJ)で箱館湾に突入し、戊辰の名残の「最後のサムライ」(WGJ)と「田原坂の戦い」(WGHB)をクリアしました。これにより、9割突破を果たしたので、来年はコンプリートをしたい!
最後のサムライ
[記憶に残る対戦・ソロプレイ(アイテム)]

続いて、今年にプレイした対戦(またはソロ演習)で、記憶に残るベスト7を紹介します。

第1位 FREEZING DEATH(LINDEN LAKE GAMES) 
 まだ、コロナ禍で例会ができなかった冬に、BIBIさんとTommyさんを相手に連戦をしました。マイナー極まる「ソフィン戦争」を描いたCDSで、戦線が3つしかなくファミリーゲームのようなコンポですが、戦争前の政治闘争や両国の駆け引きがリアルに再現されていて、実に面白かった!インストでは、厳しいフィンランド軍を担当したものの、ソ連軍の人海戦術を喰らって、サドンデス負けになったことも、史実っぽくていい思い出です。
FD
第2位 トワイライト・ストラグル日本語版(GMT)
  「江戸幕府」で暖機した後、予定通り、プレイできた傑作CDS。マトリックスが非常に多く、習熟にかなりかかりますが、その手間を越える面白さ!敵陣営のイベントばかりでも「とりあえず、嫌なカードを先に」(本当は、嫌なカードしかない)とブラフで凌いだり、ドル箱の得点カードをリシャッフルで連チャンしたり、情け無用のクーデターで西ドイツ以外が赤化したり(!)と、あの時代を知る世代には堪らないゾ!
TS
第3位 江戸幕府の黄昏(GJ)
  もう6年以上前のアイテムですが、「トワイライト・ストラグル」(GMT)への導入として再プレイしたところ、これが面白くて、のべ6戦もしてしまい。やっぱり盛り上がったのが、井伊大老を巡る予想通りの(あるいは)予想外の駆け引き。佐幕派が井伊大老を就任させた途端に、「桜田門外の変」で瞬殺したり、逆に倒幕派がやむなく就任させた井伊大老を、まさか、来るとは思わず、調停工作を終えていた佐幕派が暗殺したり。12月には千葉会で驚異の中学生と対戦が叶いました。
江戸幕府
第4位 ボトムズ・タクテクス(CMJ)
  こちらもコロナ禍の賜か(?)、BIBIさんと行ったミニマムオフ会で、全シナリオを制覇しました。カードによるプロットと戦闘drで大きく展開が変わるシステムですが、どういうわけか、BIBIさんが「初弾弾切れ症候群」に罹り、3シナリオ連続でmitsuが完勝。が、長くやっていると、自分にも不運drが遷って、燃料タンクがあふれる工場でのシナリオ「罠」で、キリコが外しまくり(動かない燃料タンクにも、当てられず!)
VT
第5位 GUNDAM the Games哀・戦士編(アークライト)
 第一作の能力組み合わせシステムから、ダイスゲームに変身し、いい意味で幅が広がりました。ただし、ここ一番で思った目が出せるゲーマーだと、いかさまにならないかな~(うそ、笑い)。ファーストの地上戦を描くストーリーですが、なんといっても凄かったのがフラウ無双。ハヤトとアムロが逃走したところに、グフ1機、ザク3機のランバラル隊が襲いかかりましたが、フラウのコアファイターが先制撃破。その後、ラル隊の白兵戦を喰らって、絶体絶命・・のはずが、なんとフラウが4名を捕虜(!)にする大活躍で、皆、大笑いでした。
GtG
第6位  指輪物語2アイテム
 ゲーム会に行けない、開けないストレスで、ポチってしまった指輪物語2アイテムを、再開後にプレイしました。英語版の「Hobbit」(Sophisticated Games)は、画像をスキャンし、ルールでは必要ないテキストまで完訳した自作カードを作成(多分、プレイ時間の3倍くらい)。エンジョウホビットがアイテムをゲットすると、なぜかロープばかりだったり、進行そこのけで「とにかく冒険」作戦のybsさんが結果的にジリ貧になったり。「Lord of the Ring」(カプコン)はあまりに強力な冥王サウロンの誘惑に、フロドが転がりまくって、連敗街道一直線。これじゃ、だめだと、旅の仲間(プレイヤー)を増やし、綿密な協力プレイで、ついに指輪の破壊に成功しました。
Hobbit
LoR
第7位 関ヶ原大作戦(GJ)
 今年は1戦だけなんですが、昨年後半からだと延べ9戦というヘビロテになりました。強制CDSともいえるシステムで、引いたイベントを順にプレイしていくため、極端なカード巡りで、あっという間にサドンデスも。が、大抵はほどよい偏りがあり、そのたびに一喜一憂する展開に。勝利を手中にしていたのに、つい、三成が前進してしまった「三成、赤坂に死す事件」。確率は低いのですが、寝返りだけで勝負を付けた「秀頼の調略し放題事件」。関ヶ原に近づいた途端、全く動かなくなってタコ殴りになった「家康空弁当事件」(内府が空弁当してどうする!)など、実に楽しかった(?)です。
関ヶ原大作戦
【番外編】

 いつものように「神セブン」にならなかったけど、楽しかった対戦アイテムを、番外編として掲示します。

ニョロニョロ・フェスタ(Papel Creation)
  ムーミン谷に大量派生したニョロニョロを捕まえ点数を競う、双六+エリアゲームなんですが、あまりの多くのニョロニョロだと点にならないというギミックがいい案配に。あえて尋常でないニョロニョロを押しつけるためにハイスタック作ったり、プレイヤーはそれを避けるため、ヒット&ラン(!)をしたりと、勝つためには最善手を尽くすゲーマーの性が!(笑い)百戦錬磨の千葉会メンバーで、ガチプレイしたのが、楽しい思い出です。
ニョロニュロフェスタ
会津戊辰戦争(WGJ)
 コロナでストップしていますが、ここ数年は裏磐梯の登山に行っていて。ご当地応援アイテムとして、ソロを含め3戦しました。「ならぬものは、ならぬのです!」とNHK「八重の桜」も踏破し、気分は会津贔屓に。新政府軍最優秀の伊地知指揮官を八重がスペンサー銃で撃ち抜いたり、史実ではあっという間に落ちた白河城が最後まで抵抗したり、と会津魂が爆発しました。余談ですが、この時代には、まだ、磐梯山の山体崩落は起こっておらず、桧原湖もなかったんですね~。
八重の桜
PANDEMIC(HJ)
 ファミリーゲームですが、極めて合理的かつランダム性が高い完全協力型のゲームを、かなり本気で5戦しました。現実のコロナより高い死亡率と伝染力という設定が妙にリアルで。今のように、先進国だけよければという視点だと、確実に人類の敗北になります。この時期だからこそ、考えさせられますね~。未だ、英雄モードはクリアできず。
PANDEMIC
 番外編を入れても、まともなシミュレーションは、半分ほど・・・(まだ、いいほうかも?!)。残りはB級が3点で、Fantasy級が1点、「危険がアブナイ」感染症アイテムが1点と、ちはら会らしいベスト対戦でした。

[心に残るゲーマー交流と歴史探訪]

 今年も、番外編として、ゲーマー交流とゲムマ参加、東京歴史探訪を話題にします。

<軍神さんと一年ぶりの再会と驚異の中学生との対戦>

 毎年、千葉会やゲムマでお目にかかっていた軍神さんですが、コロナによる市外への移動制限(職場の方針)があり、しばし、お会いできず。宣言が解除された10月の千葉会で、ほぼ1年ぶりに再会。コロナ終熄への流れや世相のゆとりのなさ(寛容さのなさ)に始まり、連結「独ソ電撃戦」のソ連軍の戦いぶり、「江戸幕府の黄昏」イベント「敬天愛人」の解釈(?)まで、実に楽しく、有意義なお話をすることができました。
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 また、年末には、驚異の中学生と対戦。初プレイの「江戸幕府の黄昏」で、緒戦からクーデターと内紛をこなす熟練ぶり!勘所がよい上に、覚えが早く、一時はサドンデス負けの危機に。自分で同好会を立ち上げ、あのMCさんにも勝利したことがあるということも、納得できる実力でした。
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<今年もゲムマに行けました>
 
 今年も制限はありますが、大幅に入場数が増えたゲムマに行ってきました。
 最近、記事の寄稿をしている中黒さんや千葉会に続き情勢談義の軍神さん、YSGAのみなさんとお話しできたのが、よかったです。アジアンゲーマーの田村さんが制作・頒布していた「首都圏ウォーゲームサークル案内」に、ちはら会も紹介いただき。SLG関連の出店がかなり少なかったのが気がかりで。早く、コロナ禍が完全に終熄しますように。
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<茨城詣はかなわずも、東京歴史探訪へ!>

  再び、魅力度ランキング最下位になってしまった茨城を応援したかったのですが、タイミングが合わず、茨城会への参加を断念。来年こそは、茨城会と彼の地の歴史探訪に行くぞ!
 代わりに、ここ数年、取り組んできた学生時代の仲間との東京探索で、憂さを晴らしてきました。浜離宮恩賜庭園を皮切りに、徒歩でレインボーブリッジを渡って、台場第三砲台跡へ。最後は、忘れてはならない第五福竜丸展示館へ。年末には、靖国神社の遊就館と昭和館巡りも。東京は、やっぱり史跡や資料館が豊富です。
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 来年こそはコロナ禍も終息し、みなさまとお目にかかれるよう。辺境戦線ちはら会を、どうぞ、よろしくお願いします。

 最後に、早めの撤収で3人になったところで、前回のオフ会でもプレイした「FACTORIA」(よぐゲーム)をBIBI・mitsu・エンジョウの3人でプレイしました。
 いわゆるチュートリアル・プレイでやりやすさはあったと思いますが、エンジョウさんは初めてながら、ゲーム勘の良さを遺憾なく発揮して、開発をすすめるあたりはさずが。mitsuも改良メインでゴールドをためていきますが、所有者のBIBIさんのアップデート作戦がはまり、最も安い発掘品で最も高い翼をゲットするなど、効率よい攻めであっという間に100点越えで勝利でした。
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 相変わらず、読みとスタックの運が大きいアイテムで、一度、弾みが付くと飛躍的にゴールドが伸びるので、ちょっとシンプルな「ベルター」(GDW)ぽい印象ですね~。
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 続いて、このところ、連戦している「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)をエンジョウさんとプレイすることに。
 第1戦は、ソ連邦(mitsu)対アメリカ(エンジョウ)の陣営です。第1ターン、アメリカは、韓国、フィリピン、インドネシアを支配して、アジア重視の戦略に。当然、ソ連邦も遅れじと「ベトナム人民放棄」で追従し、タイ、インドを支配。得点はなかったものの、軍事行動が効いて+3VPを獲得します。
T1
 第2ターン、ヘッドラインの「CIA」でソ連のカードが丸裸になりますが、隙を見てソ連邦がイタリアでクーデターを実行し、成功!さらに「ルーマニア国退去」で欧州で優勢を取ります。その後、中東でもイラクの赤化を皮切りにレバノンを支配。アジアの優勢も維持し、3エリアでソ連がリードします。
T2
 第3ターン、アメリカがイタリアで再クーデターを起こし、これを奪還します。が、「ドゴール主義のフランス」でソ連邦がそこを赤化。やはり、欧州での優勢は変わらず。
 ならばと、アメリカは宇宙開発に活路を求めますが、ここで得点ラッシュ。3地域の優勢を維持していたソ連邦ががっつり稼いで、そのまま、サドンデス勝利とします。
T3
 次は、陣営を入れ替え、ソ連邦(エンジョウ)対アメリカ(mitsu)で第二戦に。
 第1ターン、ヘッドラインで「CIA」を使い、ソ連邦のカードを見たところ、多くはアメリカに有利なイベント。逆に、アメリカにはソ連邦有利なカードが多かったのですが、それを気取られないように処理をしていきます。第2ターンが終わった時点で、一時的に欧州の支配を崩され、中東はやや東側有利、アジアはほぼイーブンの展開に。得点カードを酷くなる前に使ったので、VPはアメリカ+1と健闘します。 
T2
 第3ターン、チャイナカードで韓国を赤化したソ連邦は、インドの支配も得てアジアで優勢に立ちます。中東もイラクとリビアを抑え、アフリカも親ソ連国家が台頭。欧州はフランスを奪還して、アメリカが優勢に持ち直したものの、VPはソ連邦+1に。
T3
 第4ターン、ここで欧州・中東の得点カードが来たため、中東で優勢を取り返したところで、速攻で処理。さらに「私はいかにしてそれが杞憂だと知ったか」の軍事行動により、VPはアメリカ+12まで来ます。
T4
 第5ターン、ソ連は優勢を堅持しているアジアと、新たに支配を広げた中米で巻き返し、VPを+10に微減させます。
T5
 第6ターン、中米・アフリカで激しいクーデター合戦が起こり、デフコンは危険水域の2まで低下。両地域では米ソががっぷり四つに組んで優劣は付かず。ただ、タイミングよく、得点カードが来たことで、アメリカはVPを+14まで押し上げます。
T6
 終盤に突入した第7ターン、イベントにもインフレがかかり、両陣営ともその対応に翻弄されます。ソ連が宇宙開発で稼げば、アメリカは地味な軍事行動で追いつき、得点変化はなし。
T7
 第8ターン、アメリカにかなり不利なイベントが多発。しかも「オルドリッチ・エイムズの暗躍」で手札を公開される不運も重なり、ソ連に得点を許し、ここにきてVPは±0に!が、最後の寄せを信じて、アメリカはチャイナカードや作戦ポイントをつぎ込んで、アジア・アフリカのソ連支配を突き崩します。
T8
 いよいよ、最終の第9ターン、今度はソ連に不利なカードが行ったようで、敵はかなり苦労しながらプレイ。アメリカはいただいたアシスト(強制イベント)を有効活用し、アフリカの支配を確立。カードプレイが終わった時点で、VPは僅差でしたが、最後の計算で20点を超え、アメリカが最後の最後で勝利できました。
【終了時の各区域の状況】
 欧州  …アメリカ優勢
 中東  …アメリカ優勢
 アジア …イーブン
 アフリカ…アメリカ優勢
 中米  …ソ連邦優勢
 南米  …イーブン
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 それにしても、さすが、ベテランのエンジョウさん。この日にインストしたのに、勘所がよく、ゲームのツボを押さえて、わずか2戦で最終ターンにもつれ込む激戦に。こちらは経験を生かしてクーデタで稼ぎましたが、エンジョウさんは宇宙開発でVPを縮め、「印パ戦争」「限定戦争」を有効活用するなど、激闘でした。
 気がつけば、トワイライトも8戦ができたわけで、これで10番勝負も夢じゃなくなりました。

 三国志の後、BIBIさんとfhoさんが到着したので、4人で「PANDEMIC」(HJ)をプレイしました。BIBIさんとタナックさんは前日の千葉会でもプレイしており、感染カードの引きが悪く、通常モードでも相当、苦労したとか。が、ちはら会では通常モード(エピデミックカードが5枚)はクリアしているので、ラスポスの英雄モード(エピデミックカードが6枚)に挑戦することに。
 ところが、セットアップを始めたところ、職業は、作戦エキスパート(BIBI)・通信司令員(fho)・危機管理官(mitsu)・研究者(タナック)と、直接、治療薬開発に役に立つのは研究者(タナック)のみ。こりゃ、相当、苦労するぞ。
 序盤、地道に感染対策(1つずつ感染者を減らす)をしながら、とりあえず、5枚のカードが集まったMARSの治療薬の開発に。一人がプレイヤーカードで中東に飛び、通信司令員(fho)が他のプレイヤーをそこへ飛ばして、集結。必要なカードを研究者(タナック)に集め、作戦エキスパート(BIBI)が研究所を建てて、治療薬を作りあげます。見事な連係プレイで、MARSを押さえ込みます。
序盤
 次は、アフリカと南米で増えつつあるコロナを抑えつつ、ヨーロッパで猖獗を極めているコレラを制圧に向かいます。必死に集めたプレイヤーカードで、ついに治療薬が完成。そのまま、沈静化を図れるはずだったのですが・・・患者数が限界を迎えていた北米でエピデミック!ニューヨークで起こったアウトブレイクが、周辺に拡散。そこでも、アウトブレイクが起こり、ついに8回の感染爆発によって、ジ・エンド。人類の敗北となりました。
中盤で終了
 う~む、さすが英雄モードというだけあって、難易度は伊達じゃない。が、あっという間に終わるのではないかと思われたのですが、開発に強い研究者(タナック)を軸に、通信司令員(fho)がメンバーを適所に送り込み、2つまでの治療薬の開発に成功しました。知恵を絞って、運が味方すれば、それなりに健闘できることがわかり、いつか、こいつを成功させるぞ!
 ちなみに、時に頼りになることのある危機管理官(mitsu)は、1枚しかイベントが来なかった(しかも使用前にゲームエンド)のため、まったく、役に立ちませんでした(泣き)。

 この日の緒戦は、タナックさん持ち込みの「三国志荊州争奪戦争」(GJ) です。以前、GJ誌で発表された「武田遺領争奪戦」のバリアントと言えるもので、いわゆる正体秘匿型の2人用アイテムです。プレイヤーは赤壁の戦い直後の魏・呉・蜀のいずれかを、秘密裏に受け持ちます。正体を明かすまでは、手順に沿って3陣営が動き、自分の陣営が敵に委ねられることも。陣営を宣言すれば、以後は自陣営及び中立陣営を動かせます。よって、宣言までいかにブラフをかけ、敵を誘導するかが肝になります(あるいは誤解しないか)。
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 タナックさんからインストを受け、早速、プレイ。第1ターンは、陣営チットは引かないので、3陣営をそれぞれ操って、中立地帯を攻め、イベントを手に入れます。
T1
 第2ターン開始時の陣営決めでは、自分は呉に。そのターン、思惑を秘めて、3陣営が動きます。ここで、劉備陣営がかなり強力なスタックを孫権陣営に突撃させます。これにより、呉は本国近くまで攻め込まれます。
 一方、呉は密かに通じた(中立の)蜀を使って、魏の前線を痛打。もし、タナックさんが魏ならば、それなりの兵力をつぎ込んで防御するはずとモニターしたところ、本軍は動かさず防御に徹し、蜀の侵攻を容認する(ような)動きに。
 となれば、タナックさんは蜀の可能性が高いと判断。ならば、蜀を叩くまでと、ここでmitsuは正体を明かして、組織的に蜀への攻撃を始めます。効率よい攻めで、蜀軍に打撃を与えますが、それでもタナックさんは正体を秘匿・・・よほど、我慢強いか、あるいは別の陣営なのか?
 と、この時、イベントを確保に行った孫権本隊が、思わぬ苦戦で損害を連発し、単独で取り残されることに。イベント「強行軍」を使えば、一度、撤退できたのですが、直接、蜀軍に攻撃される恐れがないと、そのまま、居座ることに。
 ここで、タナックさんが正体を明かします。なんと、魏軍!前線でふらふらしている孫権を魏軍が取り囲み、ジ・エンド。
T3 孫権死す
 終了時
 いやー、完全にやられた!!後から思えば、第2ターンに魏軍の動きが鈍かったのは、単に行動drが低かったからでしたね~。ああ、深読みしすぎて、墓穴を掘りました。
 このシステムは初めてプレイしましたが、基本ルーチンは軽く、ブラフの掛け合いと正体の読み合いに集中できるのは、非常に楽しいです。ちょうど来年は、本能寺の変440周年にあたるので、両方ともプレイ準備をしてみましょう。

 12月半ばの日曜日に、今年最後のちはら会を開催しました。前日の千葉会に引き続き、BIBIさんとタナックさんが参戦。常連のエンジョウさんとfhoさんが加わり、5つのアイテムを、5人で楽しみました。

先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

三国志荊州争奪戦争(GJ) ☆曹操(タナック)対孫権(mitsu)★
ドイツ戦車軍団(CMJ)エル・アラメイン ★ドイツ軍(fho)対連合軍(タナック)☆
トワイライト・ストラグル日本語版(GMT)2戦
 ☆ソ連邦(mitsu)対アメリカ(エンジョウ)★
 ★ソ連邦(エンジョウ)対アメリカ(mitsu)☆
PANDEMIC(HJ)英雄モード ★人類側敗北(タナック・BIBI・mitsu・fho)
FACTORIA(よぐゲーム) ☆BIBI・mitsu・エンジョウ
T6
 こちらはBIBIさんが持ち込んだ、リアル脱出ゲームの「エスケープ・ルーム」(gg)。3つの脱出ゲームが入っていて、前回のオフ会で行う予定だったのですが、電池がなかったため、断念。満を持して持ち込んだ今回でしたが、なんとドライバーがないとセットできないことが判明。新春例会こそ、プレイが叶うのか?!
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 最後に・・・これまでコロナや震災、大雪で、ちはら会は6回ほど中止となっていますが、今回が17周年の定例会でした。小弓御所さんと2人で始めた零細地方例会ですが、その後、常連さんが定着し、ここまで辿り着きました。改めて、参加していただいたみなさまに、感謝いたします。とりあえず、20周年を目指して頑張るゾ!

 今月のソロプレイ第3弾は、現代政治闘争・経済戦争・安全保障アイテムから「OPERATIONS RESEARCH for COVID-19」(ジブセイル)です。昨年のゲムマで購入した、新型コロナ感染症対策の図上演習です。敵は意図や人格を持たないウィルスであり、人間の立てたプランに沿って展開が決まるという、極めてリアルなソロ・シミュレーションです。詳細は、ジブセイルで公開のルルブをご覧ください。https://drive.google.com/file/d/1xD_5FOFWQgL7cCDx9q3DpyKRwi6353EB/view
 早速、お試しをしてみましたが・・・当初は史実通り、臨時予算も医療体制の整備もなく、新規感染者が急激に増加します。平均すると各週につき1.5倍ですが、状況によっては一気に4倍になることも。3月3Wになるまでは、打てる手は抑制施策の発出しかなく、支持率低下を気にしてタイミングを逸すると、感染者数の爆発-医療体制の崩壊-死者の大発生と、坂を転げ落ちるように、事態は悪化します。
  また、当初は予算配分のポイントがわからずに、医療体制にばかり傾注しすぎて、GDPが下落し、失業率の上昇と経済起因の自殺者数が増えるという、こちらも悪夢のような展開に。
 数回の「苦い」政権運営を経て、肝を掴んだところで、ソロ演習に入ります。
 ゲーム開始の2月3Wからしばらくは、幸いなことに感染者数が一定に止まります。が、3月W3になって、新規感染者数が毎週300人超えと、急激に上昇します。
2月3W
 このままでは、一気に感染爆発が起きかねないと、3月W4に可決されたばかりの臨時の予算を使って、医療の受け入れ体制を拡充します。同時に、伝家の宝刀の抑制施策の発出を行います(入国制限一部と営業自粛要請のダブル発出)。
3月3W 新規感染者数が増加
3月4W 臨時予算可決
 4月W1ターン、ついに新規感染者数が800人となり、重症者数も100人に迫る勢いに(90人)。経済では、入国制限一部と営業自粛要請により、GDP成長予測がマイナスとなりますが、すかさず、景気対策を実施し、成長率を0%に戻します。これにより、連鎖するはずだった失業率や経済起因の自殺者が抑えられます。そして、頼みの防疫レベルの上昇では最高の6+追加予算の1レベルとなり、防疫対策の普及(いわゆる「新しい生活様式」)に到達します。代わりに、支持率は-3ポイントとなります。
 4月W2ターンは新規感染者数は高止まりでしたが、クラスター対策が功を奏し、上昇は抑制されます。
 4月W3ターン、2週間前に発出した入国制限一部と営業自粛要請が効果を発揮しはじめます。防疫対策の普及を加えた抑制「三種の神器」でdr-9という強力なパワーで、新規感染者は一気に300人へ下降します。が、新規重症者数決定でまさかの6を出し、240人!という脅威的な事態となり、延べ重症者数は、420人に達します。
  4月W4ターン、二度目の臨時予算が可決されます。先に景気対策に傾注したため、こちらの補充に10兆円をつぎ込み、その他は3兆円程度に抑えます。また、世論の批判を覚悟で、予備費に5兆円を回します。おかげで、支持率は一気に84ポイントまで下落します。ただし、早めの抑制策が効いて、未だに死者は0人です。
4月4W 追加の臨時予算
 5月W1ターン、新型コロナ感染症対策も3月目に突入します。この時点で新規感染者数は100人以下となり、実質的な封鎖に成功します。かわりに、経済が悪化し、景気対策で5兆円をつぎ込んだものの全てはフォローできず、経済成長率は-0.2%に。この要因で失業率も上がり、経済起因の自殺者が出かねない状況でしたが、拙速に1.2兆円の困窮対策を実施し、事実上の0人とします。残念だったのが、防疫レベルの上昇でこちらは+3レベルのみに。
 この時点で支持率は81%であり、新規感染が抑えられていることから、次ターンに営業自粛要請の解除に踏み切ります。
5月W1
 5月W3ターン、ついに国内初の死者が!10週前に重症化していた患者90人の内、30人が死亡します。翌W4ターンも、20人増えて、COVID-19死亡者数の累計は50人に達します。
 現時点での新規感染者と新規重症者は0人ですが、以前の重症化の影響が尾を引き、6月に入っても、70人の増加で、ついに累計死者数は120人を超えます。これにより、支持率は5ポイントの減少を見ます。
6月1W 累計死者120名に、支持率-5p
 経済では再び、GDPのマイナス成長が予測されましたが、4兆円の景気対策で強引にプラスに修正します。
 また、医療維持費では5000億円が消費されたものの、耐えに耐えてきたコロナ対策の国民生活が報われ、防疫レベルは「重篤化抑制医療の確立」に移行します。
 これらにより、新規感染と重症化は抑制できたものの、いまだ死者数は減らず。W3には60人が増加し、累積死者数は200人の大台一歩手前に。
6月3W 累計死者数190人!
 が、その後は、ギリギリの状態をなんとか維持します。7月には4ヶ月目に突入した入国一部制限と新しい生活様式が機能し、1週間の新規感染者数は最多で150人にとどまります。また、重篤化抑制医療の確立のおかげで、こちらも最大20人の重症者と低水準に抑え込みます。
7月1W
 8月には、ついに防疫レベルで重篤救命医療が確立し、死亡阻止の見込みが立ちます。経済的な悪影響は、惜しみない景気対策予算の投入で回避し、経済起因の自殺者数も0人を維持し続けます。
8月1W GDPプラスに、重篤救命医療を確立
 9月以降も、時折、海外輸入数の増加と自然増で新規感染者数が100人程度になることはありましたが、それ以上は増えず。抑制の複合効果により、重症者数を押さえ込みます。死者は、6月W3を最後に確認できず。
10月1W
 それでも、入国一部制限の継続により、支持率は11月末に50%を割り込みますが、史実のお粗末な対応を知っている身としては、Go to等の安易な景気支援策は取らず、ひたすら、施策を継続し、耐え抜きます。
11月1W  GDO+0.7%に回復
 そして、迎えた最終の12月W4、新規感染者数は100人以下で、重症者数も10人、死者は0人でゲーム終了に。支持率は46%で、予算もまだ半分以上の26兆円を確保、GDP成長率はこの状態にもかかわらず、+0.7%(!)を達成しました。
 【最終結果】
  支持率:46%
  累積死者数:190人
  経済起因自殺数:0人
  失業率:0.02%
    GDP成長率:0.7%
終了時
終了時 経済
 結果的には、3月W3の800人のピークに、各種の抑制効果により新規感染者数が下降し、4月W3以降は最大で150人に抑えられた図上演習となりました。
  この演習結果を受けて、「作戦研究」をしてみますと・・・
(1)初期の対応
・臨時予算が付く3月4Wまでにできるのは、感染抑制施策の発令のみ。この時期に怖いのは海外からの持ち込みなので、入国一部制限(毎月の支持率-1%)を早期に発動する。
・それでもdrによっては、1週間で新規感染者数は最大で4倍になり得る。よって、増加の傾向が見え始めたら、間髪を入れず、営業自粛制限(毎月の支持率-2%)を実施する。後は、クラスター対策班の奮闘に期待する。
(2)医療体制の整備
・毎月のW1には、医療体制の整備が進む。が、進歩は2-6ポイントと差が大きい。必ず、医療支援予算1000億円を投入し、+1すること。まずは、防疫対策の普及を、そして、重篤化抑制医療の確立まで行けば、新規感染者数と重症者数を押さえ込める見込みが立つこれに到達したら、営業自粛要請を解除できる。
(3)臨時予算の配分
・つい、医療支援と重篤治療に回したくなるが、整備できる病床総数は限られているので、投入しすぎると無駄が生じる可能性が高い。医療支援に7兆円、重篤治療に5兆円程度で十分であろう。
・残りは、可能な限り景気対策に投入する。毎月W1の経済成長で、GDPがマイナスとなったら、全力を持ってプラスまたは0%に回復させる。これを怠ると、失業率が上昇し、それによって経済起因の自殺者が増加、それを防ぐために困窮支援予算を投入と、悪循環に陥る。経済の下支えが、最終的には死亡者を減らすことになる。
 最後に、「私が責任を取ればよいというものではありません」という当時の首相の発言が、警句のように裏表紙に載っています。断固として「私が責任を取る」気概で、COVID-19を押さえ込みましょう。
 なお、このソロプレイで、現代政治闘争・経済戦争・安全保障ジャンルの達成率が6割を越えました。こちらも、ご覧ください。

 この日、茨城会の水戸爺さんと対戦予定をしていたのが、「マンシュタインの切り札」(CMJ)でした。このアイテムは、yagi会長とテストプレイをしたことがあり、久々の対戦となります。
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 第一戦は、ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(水戸爺)でスタート。第1ターン、ソ連軍はスラビヤンスク付近を突破すると、一路、ドニエプルペトロフスクを目指すように見せかけます。
T1
 これに対し、ドイツ軍は早々に反撃を開始しますが・・・これは誘い水でした。敵の装甲師団が集結した側面を突き、これを間接包囲。正面からの打撃と合わせて、3個装甲師団を屠ります。
 第2ターン、南端への回廊を確保し、南東からの敵増援を封じ込めると、優勢な戦力でドイツ軍の北部戦線を痛打。ドイツ軍も増援を投入して、なんとか突破を防ぎますが、足を止めて守りに入ったことが災いし、高比率攻撃-戦闘後前進による包囲-退路を断って殲滅という負の連鎖に陥り、こちらも損害がうなぎ登りに。もはや、戦略的な反攻は不可能ということで、ソ連軍の勝利となりました。
T2
 第二戦も、同じ陣営で再戦に。第1ターン、ドイツ軍は全軍移動カードで組織的に後退し、一部を除いて主戦戦はスタック防御に成功します。
 これに対してソ連軍は、防御力の低い北部の歩兵スタックを狙って揺らぎを作り、敵が装甲師団をバラしたところで正面からの高比率攻撃を見舞います。3カ所で6:1攻撃を行いましたが、全てでDE(!)の結果に。
T2 イワンの猛攻
 北部戦線は実質上、破綻し、ドイツ軍は歩兵部隊を犠牲にしながら、マップ南方に戦線を引くしかなくなります。
T2終了時
 第3ターン、ソ連軍は全軍を動かすカードを使って、戦線を整えると西方から大量の突破を行います。ドイツ軍も南方で反撃を開始しますが、刻すでに遅し。ソ連軍のサドンデス条件を回避できなず、終了になりました。
T3
大突破
 近いうち、某雑誌に投稿しますが、切り札シリーズは、部隊数もカード数もギリギリまで絞られていて、シンプル故に一手一手が非常に考えさせられる作品です。最善を尽くしても、戦闘drによって展開が大きく変わり、選択肢の多さに悩みは付きません。わかりやすく奥深い、このシリーズは名作といってよいでしょう。

 この日の緒戦のお相手は、なんと中学生のShogunさん!2年ほど前から千葉会に来るようになり、ゲームずれしたおっさんたち(失礼!)を相手に、一歩も引かない健闘をしています。
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 千葉会yagi会長から「トワイライトに誘ってみよう」とマッチメイクがあり。当日、「トワイライト・ストラグル」(GMT)とそのシンプル・バージョンの「江戸幕府の黄昏」(GJ)を持ち込んだところ、ご希望で「江戸幕府の黄昏」に。陣営はこれも本人の希望で佐幕派を、mitsuが倒幕派を担当します。少し丁寧にインストをした後に、対戦へ。
 第1ターン、佐幕派と倒幕派は西国3エリアの支配を巡って、激しく影響力合戦を行います。先手の倒幕派は薩摩を抑えると、早々に得点カードで6VPをゲットします。早くも吉田松陰が来て、長州は安泰。佐幕派は土佐藩に集中投下し、これを支配。薩摩は、佐幕派が介入し、両派の激しいレースに。「生麦事件」が起こったため、ターンエンドには攘夷実行VPが倒幕派に入り、11点まで押し上げます。
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 第2ターン、佐幕派は京都で攻勢に出ます。前ターンに配置した新撰組に加え、京都守護職の松平容保が登場。ここで、すかさず、京情勢VPをゲットします。倒幕派も京に政治力を積み重ねますが、福井藩と彦根藩(倒幕派のプレイで井伊直弼が登場、泣き)を押さえた佐幕派は、京に対して内紛!一度は逆転された京情勢をイーブンに戻します。この中学生、ただ者じゃないぞ!やむなく、倒幕派は薩摩・鳥取・宇和島藩を押さえ、なんとか、主導権を維持します。佐幕派の巻き返しで、VPは倒幕派6点まで低下します。
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 第3ターン、奥羽・中部・南海道を押さえた佐幕側は、中国地方で攻勢に出ます。焦点となったのは、長州藩。政治安定度が低いことに目を付け、クーデターを行いますが、drに恵まれず、不発に。が、さらに、もう一度、クーデターを仕掛け、今度は長州藩の支配を奪います。う~む、緒戦で内紛に続き、クーデターまで使いこなすとは、やっぱり、ただ者じゃないぞ!が、倒幕側も再々クーデターを仕掛け、奪還に成功します。「日米和親条約」に「通商条約」が来て、時代は一気に開国へ。
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 第4ターン、迸る若い力とロートルの老練さの戦いは、土佐藩へ。倒幕派が「武市半平太」で藩論を抑えれば、すかさず、佐幕派は山内容堂を擁し、土佐勤王党を壊滅させます。ここで、倒幕派は必殺の「敬天愛人」で一気に土佐を引き寄せます。
 このターンは、倒幕派のカードがよく、天狗党の乱で会津を切り崩し、クーデターで水戸を奪還。熊本と福岡も押さえて、盤上の優勢を確保します。佐幕派は自ら「桜田門外の変」をプレイせざるを得ず。が、佐幕派が攘夷決行等でVPを凌いで、倒幕派2点まで低下させます。
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 第5ターン、ここから、佐幕派の大攻勢が始まります。水戸藩をクーデターで取り返すと、土佐藩もひたすら影響力を積み重ね、藩論を佐幕派に。さらに周辺の阿波・高松・岡山を次々と支配。京都では、佐賀藩兵に幕府歩兵も加わり、軍事力でもって盤石の優勢を確保します。
 倒幕派は,逆に佐幕系のカードばかりで、したくない得点を強要され、VPは一気に佐幕派が9点に。
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 第6ターン、この勢いは続き、京情勢得点を佐幕派が行って、VPは一時、サドンデス危険領域の16点まで跳ね上がります。が、倒幕派も粘って開港場のVPで取り戻します。また、佐幕派がVPに拘っている隙を突き、九州と中国で完全な優勢状態にします。見学していた水戸爺さんがターン終了時に「よく、凌ぎましたね~」というくらいの激闘でした。
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 第7ターン、耐えに耐えた倒幕派が報われるときが・・・ここで九州の得点カードを使って7点を奪い返します。その後、「海援隊」で坂本龍馬を土佐藩に送り込み、ここの支配を奪還。次は「陸援隊」で中岡慎太郎を水戸藩に派遣し、これも逆転。前ターンの優勢をフル活用し、内紛を仕掛けまくって、中国地方を完全制覇。九州・奥羽・南海道も部分支配を確立し、VPを倒幕派2点まで奪い返します。と、これを見たShogunさんは、逆転は不可能と投了となりました。
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 最後は、ロートルの意地で勝利できましたが、それにしてもShogunさんは強かった!緒戦からクーデターと内紛をこなす熟練ぶり、得点カードの時期を得た実施、そしてなによりイベントの抜群の使用!勘所がよい上に、覚えが早く、システムの本質を見抜く力は、並み居るおっさんたちを大きく凌駕していますね~。自分で同好会を立ち上げ、あのMCさんにも勝利したことがあるということも、納得できる実力でした。
 また、機会がありましたら、ぜひ、再戦しましょう。今度は,本家の「トワイライト・ストラグル」でも・・・。

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