歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

 今月のソロプレイ第1弾は、寒い時期にぴったりの(?)「FREEZING DEATH」(LINDEN LAKE GAMES) です。1939年に起こったフィンランド-ソ連戦争、通称:冬戦争を描いた戦略級アイテムです。
T0
 基本システムはCDSで、フィンランド国土をカレリア地峡戦線、ラドガ・カレリア戦線、スオムッサルミ戦線の3つに分け、エリア方式で占領またはその阻止を目指します。 ソ連軍は多くの領土を占領すれば、勝利に。フィンランド軍はこれを防ぐため、一つはマンネルハイム線という要塞線での抵抗を試みます。もう一つは、国際世論を味方にした連合軍の介入で、派遣軍が到着すると勝利となります。そこまでいかなくても、国際世論の形成でVPを得られます。
 ドリブンのカードには、歴史的イベント(一度のみと繰り返し使用できる2種類)と行動ポイントがあり、いずれかを使用します。行動ポイントは、ユニットの活性化(移動及び戦闘)か、兵力補充に使用できます。戦況を見ながら、イベントにするのか、あるいは活性化か、または補充にするのかの判断をしていきます。
 ソ連軍の作戦は、使用イベントの多いカレリア地峡を主攻勢として、他の戦線で助攻を行う形がセオリーです。一方のフィンランド軍は、マンネルハイム線で抵抗しつつ、他の戦線で「モッティ戦術(スキー部隊による背後遮断)」で反攻に出たり、介入ロール修整で国際世論の形成を図ったりします。
 第1ターン(1935-38年)、両国は戦争に向けて準備を進めます。ソ連邦は、「5カ年計画」でユニットを増やし、「スペイン内戦のベテラン」で補充して戦力を高めます。同時に、「地下コミュニスト」で敵の戦力を内側から削ります。
 一方のフィンランド軍は、「補充基本計画」や「農業社会組合の組織」、「エストニアとの軍事協定」、「ロッタ・スヴァルド(女性の自主的軍事援助組織)の支援」などで、戦力の増強を進めます。同時に、国際世論を誘導せんと、「第1次世界大戦の戦時債務支払い」、「オリンピックの成功」をイベントで実施しますが、残念ながら連合軍の介入の可能性は上がらず。
T1
 戦争の足音が聞こえてきた第2ターン(1939年)、ソ連軍は「独ソ不可侵条約」や「ポーランド侵攻」、「バルト海の軍事基地」など、着々と戦争準備を進めます。同時に「カヤンデル首相(フィンランドの対ソ融和内閣の首相)の方針」や再び、「地下コミュニスト」を使って、フィンランド軍の戦力を削ります。
 フィンランド軍は、「カレリア地峡の要塞化」や「予備役兵の追加訓練」、「情報統制」、「資材補給省の設立」などで対抗します。
T2
 第3ターン(1939年12月)、ついにソフィン戦争が勃発します。国土がいわれなき砲撃を受けたという偽りの口実で、ソ連軍がまず、ラドガ・カレリア戦線に侵攻します。ともに1個師団から2個師団程度の戦力のため、損害はなし。
T3 開戦、ラドガ・カレリアへ
 続いて、主戦線のカレリア地峡で、支援を受けたソ連軍2個師団が進撃してきますが、要塞化されたマンネルハイム線で食い止められ、「スターリンの粛清」の影響もあり、ソ連軍がつたない戦術で大損害を出します(フィンランド軍2ヒットに対し、ソ連軍6ヒット)。が、前衛部隊が占拠したエリアにソ連軍が殺到し、第二次攻撃で再び、フィンランド軍に損害を与えます。
T3 カレリア地峡へ
 フィンランド軍は後方からの補充で戦線を維持しますが、ここでイベント「フィンランド軍の無謀な攻撃」が発生。数少ない精鋭が無謀な突撃を行って、戦果がないばかりか、5ヒットの大消耗となります。
T3 無謀な攻撃
 ソ連軍がは三度目の攻勢に出て、一時はマンネルハイム線から敵を排除してしまいます。フィンランド軍はやむなく反撃に出て、ギリギリで要塞線を維持します。
 これほどの死闘が起こっていますが、国際世論は無情にも事態を静観します。
T3
 第4ターン(1940年1月)、さすがに前線部隊が消耗した両軍は、補充と敵戦力の減少に努めます。ソ連軍が「カヤンデル首相の方針」でフィンランド軍を削れば、フィンランド軍も「フィンランドの冬」で敵を消耗させます。一方で、行動ポイントを使って、部隊の再編成を行います。
T4
 第5ターン(1940年2月)、時間がなくなってきたソ連軍は「大攻勢」を発動します。フィンランド軍も「1月の条約」で迎え撃ち、損害は4:6とソ連軍不利になります。が、圧倒的な戦力を誇るソ連軍に対し、フィンランド軍はかろうじて要塞線を維持する状況に。
T5 大攻勢
 ソ連軍は、「諜報部隊」で敵の隙を突き、戦車まで投入し、第二撃・第三次を与えます。フィンランド軍も、後方からの補充で対抗するもののジリ貧に。
T5 マンネルハイム線へ第二次攻撃
 そして、迎えた第四次攻撃により、ソ連軍はついにマンネルハイム線を占領します。
T5 大攻勢
T5
 最終第6ターン(1940年3月)、要塞線を抜けたソ連軍は「重砲兵の支援」で強引に突破を図り、さらにフィンランド軍2ユニットを撃破。
T6 猛砲撃
 最後に残った1ユニットを、戦車の突進で粉砕し、首都ヘルシンキを陥落させます。この瞬間、ソ連軍のサドンデス勝利が確定しました。
T6 ヘルシンキ陥落
 フィンランド軍の戦闘drが低かったこともありますが、やはり、史実通り、ソ連軍の戦力とカードは圧倒的でした。また、今回、介入drが優れなかったため、ソ連軍としては国際世論を気にすることなく、純粋に軍事的攻勢をとり続けられたことが効果的でした(万が一、連合軍の介入の可能性があると、dr修整のため、イベントを使わざるを得ない)。
終了時
 バランス的にはソ連軍がやや有利ですが、フィンランド軍も防御drと介入drがよければ、侵攻を押しとどめる可能性も十分にあるかと。ぜひ、対戦してみたいものです。

 昨年にアップできなかった記事から。

 今回も勝手に茨城応援ということで、12月に茨城会に参加した際にGo toを活用して密にならない歴史探訪に。
 まずはにしさんに教えていただいた、旧鹿島海軍航空隊のあった大山スロープへ。かつては水上機が湖面に下ったとされるスロープを活用し、現在はマリンスポーツのための傾斜路になっていました。
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 「斜面以外、何もありませんよ」ということだったのですが、周辺をうろついているうちに、記念碑を発見。水上機搭乗員を育成する施設だったらしく、本土防衛のための迎撃や哨戒飛行を行い、果ては沖縄戦時の特攻隊にも。阿見の予科練のような爆撃は受けなかったようですが、機銃掃射で地上整備員も犠牲になっているとのこと。20年ほど前にこの碑を建てた発起人の方は、すべて基地関係者で、老年を迎え、後生に伝えたかったのかな、と推察します。
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 おそらく練兵場だった広場には太陽光パネルが引き詰められていますが、反対側に回ると、練兵時に使用したであろう号令台や機罐場跡のバラックがあり。
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 側には、3階建ての司令部跡や第一指揮所跡、燃料庫跡などの遺構が残っていました。すぐ脇を道路が通っており、水上バイクやボートを積んだRV車やサイクリングの若者たちが(多分、由来など知らずに)楽しそうに走っていました。この平和を大切にしなければ。
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 続いて、周辺の史跡をググったところ、20分ほどの距離に、江戸崎城跡があるとのこと。秋に表磐梯を訪ねた時に、摺上原の戦いの跡を通ってきたのですが、そのとき、破れた蘆名義広が、実兄の佐竹義重を頼って、この地へ。そこで居城にしたのが、江戸崎城でした。
 もう、400年以上前であり、かつ、関ヶ原による佐竹氏の移封に伴い、廃城になっていただけあって、特にそれらしき遺構はなく。本丸跡には小さな神社があって、わすかにそれを伝えるのみ。
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 そこから、本命の鹿島神宮に向かう途中で、偶然に神宮寺城跡を発見。戦国時代より古い南北朝期に、伊勢から海路で陸奥に向かった北畠親房が常陸で難破し、この地の地頭に助けられ、一時、籠もった城だそうで。すぐに、北朝方の佐竹氏に駆逐されています。
 竹藪の奥に遺構があるらしく、あまり期待せずに徒歩で向かったのですが・・・これが思いもよらぬ立派な空堀跡!100m四方程度の本丸を囲んで、2mほど高さの土塁と空堀がしっかり残っており、北畠推后の碑も残っていました。
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 最後に、潮来経由で霊験あらたかな鹿島神宮へ。初めての参拝でしたが、かなり広い敷地を本殿、奥の院など回ってきました。コロナ禍を避けるためか、初詣ならぬ年末詣での参拝者もいて。お守りを購入するのに、15分待ちでした。
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 こちらは、君が代に出てくるさざれ石とアントラーズの命名の元になった鹿たち。
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 最後に、せっかくグルメで、水戸爺さんおすすめの純輝の味噌ラーメンを堪能し。
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 str会長に教えていただいた名物の「こうのの大福」をお土産にして、千葉へ帰還しました。ラーメン以外は、ほぼ2m以内の接触がないという、歴史探訪ツアーでした(単にマイナーなところを廻っただけ?)。
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 また、コロナの脅威が軽減し、みなさんとお会いできることを。それまで、しばしの自粛です。

 続いて、海空戦シナリオを対戦します。このシナリオでは、ドイツ軍だけが空軍が投入できます。
 まず、航空フェイズですが、ドイツ軍は当然のように侵攻予定海域に全爆撃機を投入します。
 続く、海上フェイズですが、まず、ドイツ軍の小船舶(輸送船団)がドーヴァー海峡に侵攻します。それを援護すべく、ドイツ海軍の艦艇が同海域へ。
 ロイヤルネイビーは、敵から爆撃を受けることを覚悟で、全艦艇をドーヴァー海峡に。
 まずは、ルフトヴァッフェの猛爆撃がRNを襲います。第1空爆では、ネルソン、ロドネイ、バーラム、レゾリューション(事前空爆で3ヒット)が標的となり、損害を受けます。
航空フェイズ1
 第2空爆も同様で、レゾリューションが撃沈され、他も大破します。
航空フェイズ2
 第3空爆では、ネルソンが撃沈され、フッドが撃沈寸前に。
航空フェイズ3
 続いて、砲撃戦に。第1ラウンドは、両軍とも長距離砲撃となり、フッドが撃沈され、2隻の重巡が大破し、4隻の軽巡も被害を受けます。一方のドイツ軍も、戦艦シュレスヴィヒ・ホルシュタインに、巡洋戦艦シャルンホルスト、装甲巡洋艦2隻、重巡3隻が被害を受けます。
砲撃戦1
 第2ラウンドは中距離戦に。距離が詰まったことで損害が急増し、イギリス軍は延べ9ヒットを与えます。が、ドイツ軍の砲撃も強烈で、フッドと重巡1隻、軽巡2隻が撃沈されます。
砲撃戦2
 第3ラウンドはそのまま、中距離戦を続けます。が、損害がかさんでいたレパルスに、重巡2隻、軽巡1隻が撃沈されます。ドイツ軍も被害を受けますが、沈んだのはシュレスヴィヒ・ホルシュタインのみと差が広がります。
 第4ラウンド、イギリス軍は一か八かの近距離の砲雷撃戦に。突進するロイヤルネイビーの駆逐艦を、猛烈な防御射撃が襲いますが、これを切り抜けた駆逐艦が一斉に魚雷を発射します。これにより、巡洋戦艦を含む全ての主力艦を損傷させ、2隻の重巡を撃沈します。が、ドイツ軍の魚雷艇攻撃により、軽巡2隻を除き、主力艦が全滅します。
砲雷撃戦4
 もはや、これ以上の抵抗は無意味と、イギリス海軍は撤退を宣言します。2ターンの追撃戦により、軽巡と多数の駆逐艦が撃沈され、疲れ切ったロイヤルネイビーは北部へ退避します。
砲撃戦6
 これにより、ドイツ軍の輸送船団は無事に、イギリス南部に上陸し、勝利となりました。
 このシナリオでは、ドイツ空軍は史実の3倍、海軍は2倍程度に増強しており、そうでなければ上陸は極めて困難(というよりほぼ不可能)です。多分、それがリアルな英本土上陸作戦なんでしょうね。
 ちなみに、一つだけ、ルールミスがあり。ドイツ軍の爆撃機による攻撃は、dr-1となるため、1/6でしか命中しませんでした。となると、ロイヤルネービーの戦艦隊ももう少し生き残っていたはずで。ただ、雷撃の強靱さを考えると、大勢は変わらなかったかもしれません。

 この日の本命は、ゆいしかさんと予約のあった「THEIR FINEST HOUR」(HJ)シナリオです。ゲームについては、掲載予定のソロプレイ記事をご覧ください。
 ゆいしかさんは、ヨーロッパシリーズ自体が初めてということで、今回はTatics誌に掲載された空戦および海空戦シナリオをインストプレイすることに。
 自由度の高いドイツ軍をゆいしかさんが、防御のコツがあるイギリス軍をmitsuが担当します。
 セットアップですが、イギリス軍は両端の2つのレーダー基地を対空砲のみで防御し、中央部の4つのレーダーサイト周辺に迎撃を配置します。一方のドイツ軍は、ドーヴァー付近に主力を置きながら、フランス北西部にも4割程度の空軍兵力を配置します。
T0
 第1ターン、ドイツ軍はレーダー2(西方から1-6の配置)に、Do17とJu87の混成部隊を向け、中央のレーダー4に主力部隊を、レーダー6にJu88の長距離爆撃隊を進行させます。これに対し、イギリス軍は中央のレーダー4に6割の戦闘機を投入し、迎撃します。
 まず、レーダー6ですが、わずかにBlenim4隊の迎撃だったため、爆撃に成功し、2ヒットを与えます。耐久力を確認したところ、0となり、幸先よく1基地を破壊します。
 レーダー2は、迎撃はなかったものの、対空砲火があたりに当たり、一部が爆撃したもののヒットはなし。
T1D R2
 両軍の大部隊が激突したレーダー4ですが、戦闘機28隊の空中戦は決定打がなく、ドイツ軍のMe109の2隊が強制帰還し、イギリス軍は3隊が作戦行動不能状態となります。続く爆撃でも、対空砲火の活躍で、投弾できたのは約半数ほどで、1ヒットを与えるに止まります
T1D R4
 イギリス軍ターン、夜間爆撃機がルール工場地帯へ攻撃をかけます。9火力という対空砲火で、4割が撃退されますが、6割が爆撃に成功し、2VPを獲得します。また、資源ポイントを使って、1ヒットを受けたレーダーサイトを修復します。
T1B
 第2ターン、ドイツ軍は4機のレーダーサイトの破壊を目論み、再び、レーダー4に主力を向けます。前回と同様の大空中戦となり、お互いに1隊ずつが撃墜となり、損傷はドイツ軍3隊とイギリス軍2隊で、不利なはずのRAFが金星を挙げます。その分、爆撃はドイツ軍が好調で、3ヒットを与えます。
T2D R4
 また、西部にあるレーダー2を別働隊が急襲し、RAFはあえて迎撃せず。爆撃drが好調で結果、7ヒットを与えます。
 イギリス軍ターン、再び、夜間爆撃機がルール工場地帯へ。こちらも多数が対空砲火を
すり抜け、3VPを獲得します。また、蓄積した資源ポイントをフル活用し、7ヒットを受けたレーダー2を完全回復させます。
T2B
T2終了時
 最終の第3ターン、ドイツ軍はレーダー3と4に2分した主力を投入し、防備の薄いレーダー1を別働隊で攻撃します。イギリス軍はここが勝負と、迎撃可能な全ての戦闘機をレーダー4に集中します。
T3D
 先に迎撃のないレーダー1と3を解決したところ、最高の16火力になっている対空砲火に阻まれ、ともに1ヒットのみに。が、レーダー1はまさかの耐久力0で、ドイツ軍は幸運にも2基目の破壊となります。
 メインイベントのレーダー4攻防戦ですが、ドイツ軍の護衛機を上回る多数の迎撃を投入したことで、RAFが初めて主導権を握ります。戦闘機同士の制空戦では、ドイツ軍2隊が強制帰還、RAFが1隊が撃墜、1隊が強制帰還になります。が、爆撃機への攻撃で、BlenimとDefaiant隊が撃墜されるも、爆撃機2隊を撃墜し、さらに2隊を強制帰還、3隊を帰還させます。この結果、爆撃自体がほぼなく、レーダー4のヒットは零となります。
T3D R4
 イギリス軍ターン、三度目の夜間爆撃でルールを爆撃し、さらに2.5VPを獲得します。また、敵の防空網の隙を突き、大胆にもLe Harveで駐機中のJu87を、爆撃機と襲撃機、爆装した戦闘機で急襲します。これを予期していなかったルフトヴァッフェは、2隊を失います。
T3B 夜間爆撃
T3B 奇襲で昼間爆撃
 と、ここでゲームエンド。両軍のVPを計算したところ、
 イギリス軍…64.5点
 ドイツ軍…67点
で引き分けとなりました。
終了時

 緊急事態宣言が出る前にと、今年(昨年)最後の茨城会に行ってきました。会場入りすると、蜜にならない程度にみなさんが集まり、マスク着用でドアを開けながら、対戦をしており。定例となった「グルームヘイブン」(アークライト)があり、季節のバルジで「Tigers in the Mist」(CMJ)がプレイされたり。
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 自分は予約のあった「THEIR FINEST HOUR」(HJ)シナリオをゆいしかさんと対戦。
T1D
 そのあと、手の空いた3人で、ひさしぶりに「DOMINION」(HJ)を楽しみました。やりこんだ同士なので、第1戦はmitsu、第2戦はかみさん、第3戦は水戸爺さんと、勝利が廻り。序盤から中盤は手札構築に気が向きがちですが、いつから公領をゲットしていくかがポイントになります。ある程度、勝敗が見えても、基本は多人数ソロプレイなので、手札がうまく廻るとそれだけでも楽しめるのがいいところです。
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R1終了時
 宣言が出て会場が封鎖されるまで、ちはら会も細々と続けていきます。

 本来は昨年末にアップする予定でしたが、ここにきてPCがクラッシュし、やむなく年明けに投稿となりました。

 年末になりましたので、恒例の「行く年、来る年」で、2020年のゲームライフを振り返りたいと思います。
 今年は、コロナ感染症のため、2ヶ月間、例会が開けないという異例の一年でした。影響はこれに止まらず、ゲームマーケットの中止や関係団体の例会も参加制限となり。この趣味を通じて知り合った多くの仲間たちと会えないことが、辛かったです。
 業務的にも、コロナ対策を取らねばならない部署だったため、イレギュラー事業のオンパレードで疲弊しまくり。「希望も持たず、絶望もせず・・・」というWWⅡ末期戦のような様相でした(今も継続中、泣き)。
 この傾向は、記事数にも表れていて、1月以降、5か月連続で10記事に届かず。コロナ対応の大混乱だった4月に至っては、初の零記事に・・・。
 プレイ時間は大幅に減少し、憂さを晴らすにも例会も開けない(行けない)という悪循環。唯一、復活したちはら会とミニマム・オフ会、集中したソロプレイ(!)が心の支えでしたねぇ・・・。
 そんな中でも、地道なソロ演習と仲間たちの対戦により、以下のような成果がありました。

[目標達成ジャンル]

 こんなアウェイの環境の中、昨年より1つ減少しましたが、3分野で更新を達成できました。

<日本史の終末は、幕末純情伝!~幕末・戊辰戦争アイテム> 
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19413375.html
 まだ、影響の少なかった年始めに、一気に対戦したのがよかった。「幕末維新始末」(GJ)では危うく外国の植民地になりかけ、「箱館戦争」(WGJ)では共和国軍が奮闘し、あり得たかもしれない歴史を堪能しました。
前半戦終了時

<真っ暗闇の欧州末期戦アイテムを救え!~メジャーテーマの中のマイナー部門>
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19626258.html
 ハガキのブダベスト救出作戦こと「コンラート作戦」(同人)と以前にソロで書きためてあった「Berlin'45」(CMJ)の仮想戦シナリオで達成。今年は、リアル末期戦か?!
T6連合軍 市街地で突破DSC05877

<大戦後も続く、アジアの動乱!~朝鮮戦争・ヴェトナム戦争・アフガン紛争アイテム>
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19819182.html
 2月末から3月の例会に行けない時間を使って、ソロ演習した記録です。DPTの「釜山橋頭堡」と砲爆撃が尋常でない「仁川上陸作戦」(CMJ)、精密戦車戦「PATTON」(ツクダ)の大邱シナリオ、最新の戦車戦アイテム「Tanks+」(CMJ)の「極東のアラモ砦」と、朝鮮戦争70周年記念を飾ることができました。
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[記憶に残る対戦・ソロプレイ(アイテム)]

続いて、今年にプレイした対戦(またはソロ演習)で、記憶に残るベスト7を紹介します。

第1位 桶狭間合戦(WGJ)
 460周年記念ということで、春先にTommyさんと軽くはじめたところ、こいつが面白い!桶狭間を描いたアイテムでは、信長勢が不利なことが多いのですが、こちらでは史実での比較として、今川勢に攻勢義務を持たせています。CDSなので多勢でも一度に動ける部隊は限定されるため、義元本陣に信長隊が切り込むことが可能に。それを恐れてもたもたしていると、大高城、鳴海城の士気が落ちてゲーム的に敗北になるので、当初は今川勢が勝てず。そこで考えたのが、とにかく義元本隊が大高城に駆け込む義元高速突進作戦。一時はこれで決まりかと思われましたが、茨城会のstr会長が「挑発」による野戦強要作戦を編み出し、バランスはイーブンに。気がつけば、10連戦するほど、楽しい対戦でした。
1.桶狭間合戦

第2位 サイクロプス・アタック(ツクダ)
  ツクダユーザーのybsさんの呼びかけで対戦できた、ツクダ系の1stガンダムアイテム。コマンドコントロールに主眼を置いたルールを軸に射撃優先のアイテムですが、実はORG製だけあって、プレイ自体が楽しいんです。コマンドの読み合いから始まって、反応のチェック、命中後の被害判定に一喜一憂。北極ポートシナリオで、連合軍の数少ない指揮官が即死し、あっという間に一般兵が敗走したり、逆にアフリカ戦線では連邦軍の猛烈な火力でジオン軍が士気崩壊したり、バランスが傾いても、過程が楽しめるのがミソ。オリジナルで「ポケットの中の戦争」シナリオも完遂し、十二分に堪能しました。
2.CA

第3位 戦略級桶狭間(CMJ)
 CMJ誌連載の「茶筅マゲ戦記」で、ラブノブ会が作成・掲載したゲーム。2ユニットにマップは2へクスで、戦闘システムは「第三帝国」(AH)という、完全なネタなんですが、自作して茨城会に持ち込んだところ、なんと、こまいふさんとstr会長と「対戦」してしまいました。ニヤつきまくった、こまいふさんから「人生の残り時間を考えて、こんな手間をかけるか、考えるべきです」と「説諭」あり。プレイ用、予備、棺桶用(!)と、同アイテムを3つも持っているこまいふさんに、言われてもねぇ・・・。ついでに信長祭りと称して「茶筅髷双六」や「浮野の戦い」「萱津合戦」(CMJ)まで堪能してしまいました。
3.戦略級:桶狭間
3.浮野の戦い

第4位 The Rise of Blitzkrieg(Bonsai Games)
 中黒氏デザインのデッキ構築型カードドリブンのフランス戦役。エリア式のクウォーターサイズのマップに木製のトークンと見た目はドイツ系ですが、こんなフランス戦役の解釈があったか!3つある勝利条件のうち、1つがオープンで2つが秘匿(うち、使用するのは1つのみ)であり、ドイツ軍の初期配置も秘匿。逆に狙いがわかれば、連合軍でも対抗できます。ドイツ軍はいかにブラフをかけるか、連合軍はいずれにも対応できるようにしながら敵の意図を読み取るか、その丁々発止の駆け引きが楽しかったです。
4.TRoBk

第5位  三国志遊技(はなやま)
  花札大手のはなやまが制作した三国志キャンペーン。極彩色のマップに、個性豊かな武将カード、兵力を積み上げて視覚的にわかるようにしたトークンと、一見、ファミリーゲームチックですが、派手でまともな三国志です。武将の優越と作戦カードの使用が鍵で、大兵力があっという間に全滅したり、逆に寡兵で鉄壁の守りとなることも。ちなみにカードは任意で受け渡しができるので、誰かが勝利しそうになると、他が援護できるあたりもよし。大群で押し寄せた魏軍を、わずか数戦力の諸葛亮孔明が敗走させたのが、よい思い出です。
5.三国志遊戯

第6位 幕末維新始末(GJ)
 明治維新の1年前から始まり、軍事力と政治力を駆使して、政権を奪取または死守する、幕末維新キャンペーン。面白いのは、展開によっては一度も戦争が起こらず、明治維新を迎える可能性がある、あるいは、足の引っ張り合いで外国が介入してしまうことも。エンジョウさんと2戦して、一度目は外国の植民地となる憂き目に、2回目は大村益次郎と河合継之助の長岡決戦で勝負が決まって、無事に薩長政権が誕生しました。              
6.幕末維新始末

第7位 RAF(HJ)
 こちらも80周年記念のバトル・オブ・ブリテンで、航空撃滅戦を描いたアイテムです。ソロ専用なんですが、天候drとドイツ軍の作戦方針、カードを組み合わせたリプレイアビリティの高さは特筆ものです。プレイヤーは戦闘機集団を投入して爆撃を阻止するのですが、手元にある部隊をつい、投入したくなることを堪えて、敵の小規模部隊を有利な体勢で襲撃することが必要です。それでも、ドイツ軍の全力攻撃は破壊的で、晴天で3日も続くと、サドンデスになる恐れも。練習シナリオから始まり、中規模シナリオ、そしてキャンペーンまで完遂し、ゼレーベ作戦を阻止できました。
7.RAF

 戦国時代2つに幕末維新が1つと日本史が3点を占め、やっぱり入ったB級でした。それでも、WWⅡ作戦級が二つ(一つは航空撃滅戦ですが)というのは、褒めていいかも(誰が?!)。

[心に残るゲーマー交流と歴史探訪]

 今年も、番外編として、ゲムマ参加と歴史にちなんだ史跡や関連施設の訪問を話題にします。

<復活のゲムマ>
 
 中止続きだったゲムマが、秋に復活!ただし、入場制限ありで、かつ、休日出勤後の強行軍のため、都内にいたのは2時間程度。Bonsai GamesやTDFは撤収していましたが、え~ゲームさんやさいたまオフライン、ジブセイルスなどで、お仲間とご挨拶したり、新作を購入したり。プレイ時間がないときほど、購入してしまうのは、なぜ?!
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<祝、魅力度ランキング最下位脱出!茨城はいいところだぁ~!>

  勝手に茨城応援ということで、茨城会に参加した際にGo toを活用して密にならない歴史探訪に。11月は、土屋氏9万5千石の居城跡の亀城公園を周り、名所霞ヶ浦へ。
土浦城
 日本で2番目の広さながら、平均水深はわずかに4m(!)と知ってびっくり。北畠顕家や平将門も拝んだであろう霊峰筑波山が、よく見えました。
霊峰
 12月は、旧鹿島海軍航空隊のあった大山スロープへ。記念碑とともにおそらく旧軍の施設跡が残っており。かつては水上機が湖面に下ったとされるスロープは、今はマリンスポーツのための傾斜路に。
大山スロープ
ハンガー跡
 そのまま、江戸崎城(会津を追われた蘆名義広の居城)跡やかなりの空堀が残る神宮寺城(南北朝期の北畠氏が関与)跡を見て回り。最後は、初詣ならぬ晦日詣で鹿島神宮を参拝してきました。
江戸崎城跡
神宮寺城空堀
鹿島神宮

 コロナ感染症が第三波を迎え、猛威を振るっていますが、ワクチン供給も始まり、明るい展望が見え始めています。感染症とうまくつきあい、来年こそは、みなさまとお目にかかれるよう。辺境戦線ちはら会を、どうぞ、よろしくお願いします。

 今月のソロプレイ第7弾は、現代史アイテムから「パットン」(ツクダ)です。同名の戦車から取った戦闘級で、精密極まるタンクコンバットシリーズの一作です。WWⅡ以降の主力戦車や駆逐戦車、対戦車ミサイルまで登場します。ただ、現代陸戦戦闘級の本命だった「レオパルドⅡ」(ツクダ)に当時の最新MBTを組み込むため、「パットン」では、いわゆる第2世代までの戦車の収録となっています。
 今回の朝鮮戦争シナリオは、洛東江の戦いから「大邱の夜戦」です。釜山橋頭堡の要である大邱を巡る最後の激戦を描くもので、朝鮮人民軍はT34/85が、国連軍にはM26パーシング(とdrによってはM46)が登場します。
 このシナリオの特徴ですが、まず、登場戦車数がdrで決まります。国連軍は最大で8輛、最小で2輛(!)と、かなりの幅があります。平均は4.8輛なので、5台程度が使用できることになります。一方の朝鮮人民軍は、電撃戦の立役者T34/85が7-10輛登場します。平均は8台です。 
  機動力ではT34/85が若干、上ですが、主砲の能力は国連軍が圧倒的です。両軍とも高速徹甲弾(HVAP:High Velocity Armor Piercing)を使用できますが、国連軍のHVAPは5/6以上の確率で敵の装甲を貫通します。一方の朝鮮人民軍は、至近距離以外では敵を撃破できる確率は1/6強程度です。
 もう一つの特徴は、タイトル通り、夜戦であること。両軍とも1d6して距離以下が出ると視認できます。つまり、300m以下でなければ、敵を発見できず、確率的には150-200mの砲撃戦が起こりやすくなっています。かなりの近距離戦といってもよいでしょう。
 ただし、国連軍には各戦車に2発の照明弾が用意されており、平均で10へクス程度に発射でき、3-4へクス以内の敵をあぶり出します。敵のダミーを暴露するとともに、通常の夜戦距離(300m以下)に入る前に、国連軍が先制射撃を行えます。
 よって、数で劣る国連軍の作戦は、装甲貫通力に±2が得られる丘に陣取り、迎撃をすることになります。敵が中距離(10へクス以内)に近づいた時点で、照明弾で部隊規模を明らかにします。夜戦交戦距離に入る直前に照明弾照射による先制射撃を実施し、あとは優秀な砲撃力を生かして、敵部隊の撃破を狙います。5台以上の主力戦車がいるならば、1-2輛は予備として拘置し、敵の主力を見極めて増援とします。
 数では勝るものの、砲撃戦ではかなわない朝鮮人民軍は、ダミーを使用したブラフで左右両翼またはいずれかからの突破を狙うことになります。基本は行進間射撃になるので、命中率は非常に低いですが、数を生かした集中射撃で少ない敵戦車を撃破できれば、「負けない公算」が大きくなります。そう、朝鮮人民軍の勝利条件は、敵の全滅か、2/3以上の突破と、まず、達成不可能なので、3輛以上の突破による引き分けを狙います。

T0
 セットアップですが、以下のようになりました。
 国連軍:M26×5
 朝鮮人民軍:T34/85 ×9
 国連軍は上記の作戦通り、見通しの悪い左翼に2輛、中央に1輛、右翼に1輛を配置します。最後の1輛は、中央の交差点に予備として拘置します。
T0 国連軍
 一方の朝鮮人民軍は、左翼に4輛、右翼に5輛を配置します。本命は、両翼の実車輌とほぼ同数の配置をしたダミーです。今回は、先にダミーのスタックを突進させ、敵の照明弾の消耗を狙います。当然、残ったのが実車輌になりますが、うまく照明弾を使わせることができれば、夜戦距離前の捕捉を回避でき、近距離の砲撃戦で数少ない敵を撃破できる可能性が高まります。デメリットとしては、突破へのスケジュールがギリギリになりますが、敵の対応も遅れるはずなので、綿密に計算して盤外突破が間に合うようにします。
T0 NKPA
 第1ターン、事前計画通り、朝鮮人民軍が動き出します。今のところ、左右どちらが主力かあるいはダミーかは不明のため、国連軍は偵察のために左翼の1輛を、西盤端に向かわせます。両軍ともじりじりと前進を続け、第1ターンが終了します。
T1F6
 第2ターンの第2フェイズ、国連軍の偵察隊が左翼盤端付近に到着します。闇夜の中、かすかに聞こえてくる機械音に耳を澄まし、照明弾を上げるタイミングを待ちます。
T2F2
 第5フェイズ、敵との距離が500mを切った時点で、照明弾を発射。しかし、これが不発となり(よりによって1!)、状況は不明のまま。
T2F5
 まもなく、通常の視認距離内に入る直前、第6フェイズ、もう一度、照明弾を発射します。これは成功となり、敵部隊の中央で炸裂し、周囲を明るく照らし出します。結果、6輛がダミーと判明。ちょうど、丘陵上を移動していた1輛のみが視認されます。
 第3ターン、これで左翼は最大でも4輛ということがわかったので、国連軍は中央の予備1輛を右翼に向かわせます。
T3F1 左翼は丘に撤収開始、右翼へ増援
 第2フェイズ、接近してくる敵に対し、国連軍の右翼の1輛が照明弾を発射します。これは成功したものの行動が低すぎて、周囲2へクスのみを照らします。それでも先頭の車両らしきものがダミーと判明します。
T3F2 右翼に照明弾
 これで残りの車両がほぼ本物とわかったので、敵の接近を待って再度、照明弾を発射。これが効果的に打ち上がり、全ての敵車輌を照らし出します。最も前方のT34までの距離は400mだったので、国連軍のパーシング04号車がこの夜戦初の砲撃を実行します。が、惜しくも外れ。中央から増援の05号車は、敵を上方から狙い撃たんと、丘に繋がる斜面を登り始めます。
T3F5 UNが発砲も、惜しくも外れ
 第6フェイズ、なおもT34は前進。国連軍の04号車は必死に次弾を装填します。一方、中央部はダミーの1輛が微妙な距離を保ちながら、前進をしてきます。この車輌が本物ならば、道路を使用する国連軍車輌の側面を撃てることになるので、正体判明のため、照明弾を打ち上げますが、これがまた、1で不発に。
 第4ターンの第1フェイズ、国連軍は貴重な照明弾を再び、中央部に発射しますが、ああ、これもまた、1に!6発の照明弾を打ち上げて、3発が不発で、1発が低すぎて効果薄とは。史実通り、WWⅡの在庫で火薬が湿っていたのか?!
T4F1 中央の照明弾が失敗
 そうこうするうちに、右翼では敵戦車との距離が200m以内に。闇を通して響いてくるキャタピラ音に耳を澄ませますが、発見できたのはお互いに右中央の丘陵に登った1両ずつのみ。もとより、低命中率は覚悟の上で、一発でも多く撃って確率論的な命中に期待する朝鮮人民軍の08号車が、250mの距離で射撃を開始しますが、これは当然のごとくはずれに。
 第3フェイズ、近距離に入った両軍は闇の中で必死に照準を合わせようとしますが、発見できたのは、丘上の国連軍05号車と先頭のT34の09号車のみ。敵を発見した朝鮮人民軍は、先頭以外の3輛の砲塔を旋回させると、一斉射撃します。行進間射撃のため、マイナス修整(-4)が強かったのですが、敵が側面を曝していたのが幸いし、1発が命中!これが車体に突き刺さり、高度による修整を無視して、撃破・炎上させます。
T4F4 M26の側面に命中、撃破!
 一方、国連軍は04号車が150mの近距離で09号車を射撃しますが、60%以上の命中率にも関わらず、失敗!ちなみに、国連軍は照明弾を上げていたのですが、なんと4回目の不発に。これにより、05号車が射撃できなかったのも、痛い。
T4F3 予備のM26が丘を駆け上がる
 第5フェイズ、今度は先頭をひた走ってきたT34の09号車が、国連軍の04号車に発砲します。これが車体下部に命中したものの、高度効果もあって装甲に弾かれます。間一髪!この危機に、国連軍は中央の01号車を発進させると、1輛しかいない右翼に向かわせます。
 一方、左翼ではダミーのフリをしてきた4輛のT34が、国連軍の視界内に。十分に意識を集中していた戦車兵がこれを発見し、先頭のT34に発砲。上方からの射撃効果もあって、高性能のHVAP弾が易々と敵戦車の装甲を貫きます。燃料に引火したため、火災が発生します。
 第6フェイズ、この火災で照らし出されたT34に対して、中央のM26が400mの距離で射撃を実行。これが、車体側面に吸い込まれ、撃破!2両目の撃破となります。
 一方、右翼では集結をした4輛が、丘の上に向かって再び、突進を始めます。これに対し、04号車が100mの至近距離で三度目の射撃をしますが・・・まさかの外れ。ただでさえ、数の少ない国連軍が、射撃戦で優位に立てないとは、厳しい!04号車は乱戦を避けるため、一時的に後退します。
T4F6 左翼は撃破、右翼は100mの至近で外す
 第5ターン、燃え上がる2輛の残骸に接近することは危険、と判断した朝鮮人民軍の左翼部隊は、闇夜に紛れるべく、一時的に後退します。これを逃がさじと、国連軍は照明弾を打ち上げて射撃を行いましたが、距離があったことと敵が急発進(急後退)をしたため、命中せず。国連軍は左翼の脅威は大幅に減少したと考え、中央の01号車に続き、もう1輛の03号車を旋回させ、右翼に向かわせます。
T5F2 右翼のT34は一時後退
  第3フェイズ、右翼の危機が高まります。丘を駆け上ったT34は、後退中の敵の追いつくと零距離からの行進間射撃を試みます。確率は50%を切っていましたが、1発を命中させます。車体側面に食い込んだ砲弾が装甲を食い破り、04号車を破壊してしまいます。04号車も同じく零距離射撃で、09号車についに命中弾を出し、装甲を貫通しましたが・・・まさかの損害なし(損害チェックで11!)左翼で旋回中の03号車も長距離射撃を行いましたが、こちらは外れ。結局、右翼は有利な射撃を悉く外し、敵に肉迫されて全滅します。
T5F3 左翼で両軍が零距離射撃も・・・
 それでも、炎上した国連軍車輌が敵を照らし出したので、左翼から再び、中距離射撃を実施します。こちらは7以下で命中でしたが、外れに。
 当初は直進のまま、突破を考えていた右翼の朝鮮人民軍ですが、距離はあっても国連軍の射撃は危険と判断し、後続の2輛は旋回して、一旦、丘から降りることに。
 第6ターン、逃げる右翼の朝鮮人民軍を猛スピードで追いかけた01号車が、ついに丘に登って捕捉します。距離はわずかに200m。朝鮮人民軍は闇に紛れて逃げるか、数の優位で迎え撃つか、迷いましたが、近距離での砲撃戦なら分があると判断し、車体を旋回させて、迎撃態勢を取ります。すかさず、2輛で発砲するも、機動の影響を受けて外れとなります。
 第3フェイズ、丘を登り切った01号車が、側面を曝しているT34の09号車を捕捉します。行進間射撃でしたが目標が大きかったため(側面の+2修整)、見事に命中!これを撃破します。右翼の丘陵にいるのは、ともに1輛ずつに。どちらが先に命中させるか、の一騎打ちに。
T6F3 1号車が09を撃破!
 第4フェイズ、再装填を終えたT34の07号車が乾坤一擲の反撃を行いましたが、これが外れに。すると、第5フェイズ、今度は01号車が再装填をして発射。ともに行進間射撃の闇夜の150m射撃でしたが、見事に命中。必殺のHVAP弾が砲塔基部に突き刺さり、07号車を撃破します。小隊長の乗る01号車は、延べ3輛撃破です。
 一方、右翼では迂回を終えたT34の2輛が、再び突破に向けて前進を開始します。視界ギリギリの300mで丘にいるM26を発見した2輛が発砲しますが、命中値は3以下のため、ともに外れとなります。
T6F5 炎に浮かび上がった07も撃破!
 第6フェイズに、今度は02号車が接近する敵の発見に成功します。万全の停止状態から放たれた一発は、敵の1輛に命中し、これを撃破します。
T6F6
 終盤となった第7ターン、燃え上がる僚車の脇をすり抜けて、突破を狙ったT34の04号車でしたが、フル稼働のエンジン音を聞きつけた国連軍が発砲。こちらも狙い違わず、車体側面を貫通し、連続撃破となります。殊勲の02号車は、これで延べ3輛を撃破です。 朝鮮人民軍の車輌は、残り3輛に。丘の麓を迂回した右翼の2輛は突破確実ですが、撤退援護だったはずの中央の1輛が突破できるかが焦点に。
T7F3
 両軍とも、中央の南北に貫く道路を目指して、移動を開始します。いつ敵に遭遇するか緊張の中、時折、姿が見える敵に発砲し合うもの命中弾はなし。時間だけが過ぎていきます。
T7F5
 迎えた最終の第8ターン、接近するM26 の01号車とT34の08号車が150mの近距離に近づきますが、雲が月明かりを隠したため、発見できず。と、左翼の丘陵に陣取った03号車がエンジン音だけを頼りに、08号車に射撃を行います。いわゆる盲目撃ちでしたが、敵が側面を曝していたため、命中!上方からの高度効果も重なって、撃破。この瞬間、国連軍の勝利が確定しました。その後、T34の2輛が闇に紛れて南端から突破し、ゲームエンドに。
T8F1
 今回、照明弾の不発と国連軍のdrの偏りにより、接戦となりましたが、最後は国連軍が地力を発揮し、かろうじて勝利となりました。史実ではワンサイドゲームでしたが、闇夜、不確実な照明弾、ダミーといった要素がよい雰囲気を出していたと思います。
終了時

 今月のソロプレイ第6弾は、今年が70周年となる「TANKS+」(CMJ)の朝鮮戦争シナリオです。「極東のアラモ砦」という、題名から釜山橋頭堡での戦車戦と思われます。
 当然、国連軍が防御側であり、丘の上にある二つの村を守り切るか、一定数の敵を撃破すれば、勝利です。ただし、兵力はM26が2両とM24が1両、4個分隊の歩兵のみ。対する北朝鮮軍は、12両のT34/85と8個分隊の歩兵と、AFVで4倍、歩兵で2倍と兵力差は圧倒的です。
 戦車性能は、国連軍が有利とは言え、接近戦ではT34でも十分にM26の装甲を打ち抜けます。数を生かしたソ連軍が至近距離からラッシュを掛けると、その名の通り、「アラモ砦」になる可能性が高いです。
 セットアップですが、国連軍は地形効果が使用できる丘の上の村に、主力戦車を歩兵とのコンバインドアームで配置します。

T0
 第1ターン、北朝鮮軍はタンクデザントを先頭に、丘に向けて突進します。国連軍は増援のdrをするも到着せず。
T1
 第2ターン、北朝鮮軍は数に物を言わせて、丘を駆け上がり、VP地点に接近します。北朝鮮軍の前進射撃の確率は低いため、国連軍はあえてdr修整のつく、防御射撃をせず。それでもT34の数を生かした飽和攻撃により、1発が命中し、M26の1両が撃破されます。
T2NK
 国連軍ターンに、増援要請をしますが、到着せず。生き残ったM26と歩兵で至近距離から準備射撃を行い、T34/85を3両撃破します。
T2UN
 第3ターン、北朝鮮軍は足を止めて、国連軍に猛烈な射撃を浴びせます。8両及び歩兵の準備射撃と前進射撃により、国連軍のAFVは全滅し、歩兵2個分隊を残すのみになります。
T4NK
 ここは是が非でも増援が欲しい国連軍でしたが、ああ、無情にも援軍はなし。それでも、村に立て籠もる歩兵がバズーカで、戦車を攻撃し、2両を撃破します。
T3UN
 が、これが限界でした。第4ターン、北朝鮮軍は圧倒的な兵力差で準備射撃を行い、さらに敵1個分隊を撃破します。そこへ北朝鮮軍の歩兵が突撃し、1個分隊の犠牲と引き替えに、最後の国連軍歩兵を殲滅します。
 この瞬間、2カ所のVP地点を確保した北朝鮮軍の勝利となりました。
T4NK
 う~ん、東部戦線シナリオの「エレファント」と同様に、この兵力だとなるようにしかならないシナリオかしら。丘の稜線で臨機射撃を行う手もやってみましたが、30%程度の増援drが成功しないと、やはり、北朝鮮軍の物量に呑み込まれます。まあ、唯一の朝鮮戦争シナリオということで、プレイしたことに意味があると考えましょう(笑い)。
 なお、この記事を持って、現代戦(アジア戦域)ジャンルのプレイ済みが2割を超えました。そちらも更新しますのでご覧ください。

大戦後も続く、アジアの動乱!~朝鮮戦争・ヴェトナム戦争・アフガン紛争アイテム
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19819182.html

 週末に予定されていたちはら会例会ですが、緊急事態宣言の発出が確実になり、施設より利用中止のお願いがありました(まだ、発出前の前のため)。いずれにしろ、実施は無理と判断し、たいへん、残念ながら、1月のちはら会は中止といたします。
 一日も早い終熄と「夜明け」を待っています。それまでは、しばし、ソロプレイとミニマムオフ会でしのいでいきましょう。

 やっぱり、悔しいので、一応、お知らせは残しておきます。

<中止となった第189回例会のお知らせ>

  コロナ禍で大揺れだった2020年も、あと10日となりました。欧州では変異種も出始めたようで、いまだ、終熄の見通しは立たず。

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  1月のちはら会ですが、現在のところ、会場は生きています。今後、緊急事態宣言や千葉市独自の警戒警報が出たら、封鎖になります。

[日時]1月9日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

 ここに来て、急にお声かけのあった「THEIR FINEST HOUR」(HJ)。かなり細部まで作り込んだアイテムですが、唯一無二の陸海空の正統派「バトル・オブ・ブリテン」で、ドイツ軍は必敗でしょう。が、上陸だけは果たしたいと策を練っています。どなたか、滅びの美学をやってみませんか?

T1 海域12へ進出
 準備が間に合えば、持って行きたい「MODERN NAVAL WAR イージっす!」(グループ乾坤一擲)。
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 これも間に合えば、ぜひ、プレイしたいソフィン戦争CDS「FREEZING DEATH」(LINDEN LAKE GAMES)。寒い時期にぴったりすぎるゾ!
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<ちはら会恒例の新春お年玉企画>
 新春なので、いつものちはら会お年玉も行きます。ご参加のみなさんは、ご家庭にある不要なゲーム、プレイすることがないアイテム、歴史関係の書籍等をお持ち込みください。ご提出の方は、新春お年玉に参加できます。運試しのdrをして、ハイロールの方からお好きなアイテムをゲット。さあ、2021年の運勢は?

 オークションが主とはいえ、開始まで時間があったので、お手頃な「関ケ原大作戦」(GJ)を広げていたところ、3人が代わる代わるお声かけをいただき、インスト対戦をすることに。
 初戦は、ASL待ちのほんきちさんがお相手が来るまでと。序盤は、東軍が岐阜城と犬山城を落とし、若干、リードします。

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 と、早々に家康が到着したので、南宮山の吉川勢に問い鉄砲を撃ち込み、寝返りに成功します。
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 さらに、関ケ原に突進した家康は、小早川隊も味方に付けます。
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 西軍は、一か八かで宇喜多隊で家康本隊を狙いますが、逆襲を喰らって、秀家が戦死。東軍の畿内突入を防ぐ手立てはないということで、勝利となりました。
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 第二戦は、yagi会長のコーディネートで、YSGAのBlue Bearさんと対戦に。Blue Bearさんは果敢に赤坂決戦に持ち込むべく、大谷隊を投入します。
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 一時はこれが奏功し、先鋒の福島隊が被害を受け、後退することに。すると、西軍は三成隊も投入し、強力な防衛体制を固めます。
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 ならば、大垣城を迂回せんと、家康本隊と黒田隊が南回りで侵入します。
 西軍は宇喜多隊を大垣に入れ、家康本隊に痛打を与えますが、この隙に黒田隊がするりと関ケ原を突破。
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 高い機動力を生かして、敦賀城経由で畿内に乱入し、次々と城を攻略。こうなると西軍には防ぐ手がなく、東軍の勝利となりました。
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  第3戦は、DUNEの後で、帰り間際に声をかけてくれたゆいしかさんと。岐阜城と犬山城を抜いて、関ケ原周辺に浸透した東軍先鋒に対し、西軍は宇喜多隊、大谷隊、石田隊を持って封鎖します。
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 必然的に薄くなった大垣城に対し、東軍が猛攻を加え、後1ステップに。西軍は大谷隊を緊急に入れ込みます。
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 が、ここで家康が到着。行軍で大垣城に隣接すると、すかさず、問い鉄砲を放ちます。城内で怯えていた赤座・小川隊が寝返り、城は陥落し、大谷刑部は討ち死になります。
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 強引に突破を図る家康隊でしたが、ここは丘陵に陣取る宇喜多勢が敢闘し、一時的に家康を敗走させます。
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 ならば、と方針を切り替えた東軍は、家康の調略で小早川隊を寝返らせます。西軍がやむなく、畿内に防衛線を引き直す間に、さらに伊勢亀山に入る鍋島勢も裏切って、ゲームエンドとなりました。
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 見た目が簡単そうでシステムも軽いので、楽しそうに対戦していると、次々と予期せぬホイホイ効果が(笑い)。ゲームはプレイされてなんぼと考えると、理想的なアイテムかもしれませんね~。

 寒さが増していますが、年末になる前に県内の千葉会へ行ってきました。主な狙いはオークション(の見学)でしたので、ゲーム対戦は軽めに。
 こちらは、お誘いに乗って軽くインストいただいた「DUNE」(NINE)。陰謀家のハルコンネンを担当したのですが、実は、全く原作を知らず。アメリカでは相当に人気があるそうで、コロナで延期になっていますが、新作映画もあり。ルール解説でも、設定が独特で、面白そうでした。

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 こちらが本命のオークション。というより、仲間内のゲーム・ロンダリングに近く、ほとんどのストップ高が1000円ちょっどだったり、処分に困っているので「誰か、もらって!」コールまで(笑い)。
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 自分も、所有アイテムの都合で可能な限り絞ったのですが、ああ、ソフィン戦争とか、第4次中東戦争とかの誘惑に勝てず、2品を落としてしまい。だって、マンネルハイムの渋い写真に、フィンランド表記(!)のカードがついているなんて。英語訳もあり、そんなにハードではなさそうなので、どこかでプレイしたいな~。
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例会の終盤、ハヤブサ人気に肖り(うそ)、3人で「テラ・フォーミング・マーズ」を対戦しました。担当した企業は、以下の通りです。

インセントリックス社(エンジョウ)
バレートラスト社(平)
エコライン社(mitsu)
ポイントルナ社(BIBI)
 序盤、インセントリックス社(エンジョウ)が宇宙系の大型プロジャクトを次々に成功させ、リードします。その後も、ガシガシ、VPを積み重ねていきます。

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 バレートラスト社(平)は負けじと、地球化指数を上げ、褒章を抑えます。ポイントルナ社(BIBI)は、プレイ歴が長いこともあって、開発・生産・プロジェクトをバランスよく行い、追い上げます。

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 エコライン社(mitsu)は、隙を見て称号を取りますが、酸素濃度があっという間に上がったため、緑化の利点を生かせず。

 結果、ポイントルナ社(BIBI)とバレートラスト社(平)が77点で同点トップ、インセントリックス社(エンジョウ)が1点差とまれに見る激戦でした。エコライン社(mitsu)は、カードの開発が遅れたのが響きました。

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 12月と言えばバルジでしょうと、エンジョウさんと久しぶりに「バルジ大作戦」(CMJ)を対戦しました。エンジョウさんが希望でドイツ軍を、mitsuが連合軍です。

DSCN4769
 連合軍のセットアップは、いわゆる「北の防人」作戦で、正面が薄くなりますが、後方の機動予備を増やし、敵の攻勢軸に適切な増援を送り込む予定です。ただし、エンジョウさんのような玄人相手だと、drによって出血多量で崩壊することもありますが。
 第1ターンのドイツ軍の第一次攻撃は、北の7:1から南部の3:1まで、5カ所となります。これがD1R、EX2が二つ、D1のオプションリトリート、コンタクトと、やや連合軍有利な内容になります。勇んで行った第2次も、まさかのA1が出て撃破に至らず。EX2で中央の1個連隊を屠ったのがせめてもですが、貴重な装甲師団も2ステップロスを受けます。

T1D1
T1D2
 連合軍は犠牲部隊で足止めし、主力を暫時後退させ、北部ではサンビットを軸にした防衛線を引きます。
 第2ターン、ドイツ軍は北部の街道を使って、モンシャウを守る第9歩兵師団を攻撃します。これが成功し、モンシャウを抜いた装甲師団が、2個連隊を包囲し、これを殲滅します。一方、中央部では、第5装甲軍の3個師団がトロワポン前面の1個CCを強襲し、1ステップロスを与えます。
T2D2
 連合軍は、北部からの増援でエルゼンボルン尾根を固め、南部の第9機甲師団の一部を廻し、半円形防衛線を引き直します。南部では健全な歩兵連隊がバストーニュに向けて、徐々に後退します。
T2A
 第3ターン、ドイツ軍は2個装甲軍の機動を確保するため、サンビットを強襲します。第2次攻撃までで後1ステッ
プまで連合軍をすり減らしますが、ああ、惜しくも落ちず。また、焦点のトロワポンでは3個装甲師団で3:1攻撃をかけますが、こちらも無情にContact。
T3D1
 さらに第2次攻撃で、正面攻撃を繰り返しますが、D1がやっとです。
T3D2
 一息ついた連合軍は、バストーニュに空挺を入れるまでもなく、3ユニットを籠城させ、第101空挺師団でヌシャトー・ドームを形成します。北部は2-3枚スタックで強力な戦線を作ります。
T3A
 第4ターン、ドイツ軍はやっとサンビットを落とし、北部戦線に攻撃をかけますが、厚い守りに阻まれ、効果なし。南部には1個装甲擲弾兵師団を投入し、バストーニュを包囲します。
T4D
 このターンは増援のない連合軍ですが、整然とスパ近くまで戦線を後退させます。
T4A
 第5ターン、もはやイギリス軍登場は無視して強襲するしかないと、ドイツ軍は北部に猛攻を加えます。最大でも2:1にしかない正面攻撃ですが、エンジョウさんがローロールを出し、1カ所で戦線をこじ開けます。
T5D1
 そこから浸透した装甲師団が、機甲2個を含む3個スタックを包囲し、一撃でこれを撃破します。
T5D2
 が、大量の増援を得た連合軍は、薄くなった中央部とバストーニュで反撃を開始し、1個装甲擲弾兵連隊を除去します。
T5A
 ドイツ軍は一部で攻勢を続けるものの戦略的攻勢は不可能になり、防御ラインを形成します。もはや、60VPの獲得は不可能ということで、競技終了としました。 
T6D
久しぶりのバルジは、一歩、間違えたらという緊張感が抜群で、やっぱり面白い。また、時々、持ち込みましょう。

 この日の初戦は、朝一で集まったエンジョウさん、平さんと「SMALL WORLD」(Days of Wonder)です。序盤、mitsuがアマゾネスで領土を拡大すると、トロールで防備を固め、リードします。
T1
 平さんはハーフリングで一定地を確保し、オークでヒューマンを喰いまくって、VPを追い上げます。エンジョウさんは、ヒューマンのあと、衰退しないグールでじわじわと近づいてきます。 
T4
 中盤、mitsuがジャイアントで丘を駆け下りれば、エンジョウさんがグールとウィザードリーのダブルアタックで、一気にVPを積み上げます。平さんは、トリトンで海岸と湖周辺を荒らしまくり。 
T6
 終盤、mitsuがスケルトンでユニットを増やし、平さんが死なないエルフで鎬を削る頃、抜け出したのはエンジョウさんでした。頑強なソーサラーで領土を増やした後、すぐに衰退させ、最後は5種族目のドワーフを投入。一気にVPを稼ぎ出し、わずか2点差で逆転勝利としました。
T9
T10


 少しずつ、コロナ感染症の影響が広がっていますが、公民館が継続しているので、12月のちはら会を開催しました。いつもの常連さん6名で、換気・消毒・マスクの規定を守って、以下のゲームを楽しみました。

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SMALL WORLD(Days of Wonder)3人戦 ☆エンジョウ・平・mitsu
TOKAIDO(Funforge) ☆BIBI・平・kawa・ybs
カルカソンヌ(メビウスゲーム) BIBI・平・kawa・ybs☆
テラ・フォーミング・マーズ(アークライト) ☆BIBI・☆平・エンジョウ・mitsu
D-Weapon(ツクダ)3戦
 シナリオ1 ★ギガノス帝国軍(ybs)対地球連合軍(kawa)☆
 シナリオ2 ☆ギガノス帝国軍(kawa)対地球連合軍(ybs)★ 
 シナリオ4 ★ギガノス帝国軍(ybs)対地球連合軍(kawa)☆
バルジ大作戦(CMJ) ★ドイツ軍(エンジョウ)対連合軍(mitsu)☆
Panzer Waffe North Africa(CMJ)  ☆連合軍(ybs)対ドイツ軍(kawa)★


 TOKAIDO(Funforge)とカルカソンヌ(メビウスゲーム)は、平さん持ち込みのデジタル版。PCとプロジェクターを持ち込んで、壁に投写して、4人でプレイ。セットアップと片付けがいらず、実施可能な手を大画面で示してくれるので、便利です。ただし、隠匿系のアイテムはちょっと向かないかしら。携帯を使って隠蔽できるじゃんと思ったけど、それなら別にオフ会の必要がなく・・・(笑い)。

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 「D-Weapon」(ツクダ)は、kawaさん持ち込みのステップ・アップ・シリーズ。ツクダマスターのybsさんが相手で、3戦をしていました。全国広しといえど、ドラグナーをプレイしているのは、もはやちはら会だけ?!
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 そのまま、同じメンツで「Panzer Waffe North Africa」(CMJ)を対戦。「悪魔の花園」「ボックス陣地」と、北アフリカらしさが出ていました。連合軍(ybs)が押し切って勝利したようです。
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 今月のソロプレイ第4弾は、「RAF」(HJ)からキャンペーンシナリオです。8月11日から始まる史実初の航空撃滅戦(あるいは本土防衛線)を描いており、最低でも30日以上の長く苛酷な戦いです。
 これまで二つのシナリオをプレイした経験から、イギリス王立空軍の戦略を考えてみました。
 まず、第一は兵力の逐次投入を避けること。中途半端な迎撃は、部隊の疲労と損耗を招くだけで何の利点もありません。そこで必ず、敵を圧倒できる(殲滅できる)兵力を集中投入することを原則とします。
 そのためには、敵がどこを攻めてくるかを予測して哨戒飛行を組み立てる必要があります。これはオープンになった目標カードの流れを見れば、ある程度の予測が立てられます。
 次に敵を圧倒できる(殲滅できる)兵力ですが、護衛のMe109を殲滅できる可能性のある戦力投入とします(そうすれば完全戦力で爆撃機を狙える確率が高い)。情報が明確なら確実ですが、そうでなければ小規模の空襲に絞って1-2ユニットのMe109を殲滅できる兵力を集めます。例えば、規模が1ならどの部隊が来ても、12戦力の迎撃機を当てれば、2/3以上の確率でこれを撃滅できます。
 第二は、サドンデス負けの可能性があるところまで追い込まれたら、冷静に今後の空爆を想定し、爆撃阻止(VPの保持)に切り替えます。ただし、少数の迎撃機を投入して殲滅されると、さらにVPを献上することになるので、可能な限りの集中投入は当然です。
 そうはいっても、「哨戒飛行部隊の帰還」「第二目標の爆撃」等のイベントにより、大きく状況は変わるわけで、予期せぬ事態は多いでしょう。が、簡単にはサドンデス負けにはならないと腹をくくり、それまでは耐えに耐えて、時折、乾坤一擲の反撃に賭けることに徹します。
 特にドイツ軍にイベント「共同攻撃」が適用されると、部隊の消耗は驚くほど急速に進みます。ドイツ空軍が万全の状態で、3日間の全力攻撃があれば、まともに迎撃すると、それだけで勝負が決まる(敗北する)可能性があります。この時は前半に爆撃し放題にさせ、戦闘機が疲労しきったタイミングで反撃をかけるしかありません。それまでに「哨戒飛行部隊の帰還」や「ドイツ軍の回復」が出ないことを祈るだけです。
 そして、無事に9月10日を迎えたら、ゼレーベ作戦が発動しない範囲で、増援を投入します。最大で20点近くのVPを失いますが、ここまでRAFが防衛隊を維持していれば、この増援と合わせて、徐々にルフトヴァッフェに対して優位を確立できるはずです。

8.11開始時
 初日の8月11日は、規定により晴天の通常攻撃です。イギリス軍は、前衛の6/11、1/11、4/10、5/11に哨戒飛行部隊を上げ、後方のロンドン上空に予備スタックを配置します。この日の第1、2派は、Worth島レーダーとForenessレーダーへの大規模空襲ですが、先の方針に従い、スルーします。それぞれ、1ヒットと2ヒットを受け、レーダー使用不能になりますが、回復可能な軽微な損害です。
 第3派で内陸のNorth Weald飛行場への小規模爆撃が来ます。編成は不明でしたが、早期警報の強みを生かし、周辺の13ユニットで迎撃します。敵が爆撃機中心の編成だったため、護衛のMe109を瞬殺すると、Me110ごとDo17の2部隊の殲滅に成功します。
8.11 第3派、迎撃
 その後、Biggin Hill飛行場への大規模空襲があり、最大の-3VPを受けますが、迎撃成功が奏功し、総VPは4点と、よい滑り出しです。
8.11
 8/12も、晴天の通常攻撃になります。この日は5度の爆撃があり、小規模爆撃が多かったのですが、迎撃機の投入のタイミングを逃して、「哨戒飛行部隊の帰還」が発生。結局、レーダーや港湾、工場が、一方的に爆撃受け、総VPは-3点に。
8.12
 が、本当の厄災は、この後に始まりました。8/13は晴天の全力攻撃となり、翌日は散発攻撃となるものの、8/15には再び、晴天の全力攻撃とドイツ軍の爆撃日和に。
8.13 想定通り、快晴の全力攻撃
 RAFも集中迎撃を試みて、8/13にPortsmouth港を狙った爆撃を11ユニットで迎撃をするも、Me109の大量援護により、損害はほぼイーブンで爆撃を決行されます。直後に「哨戒飛行部隊の帰還」で、以後は殴られっぱなしに。
8.13 全力の迎撃も・・・
 8/15は早朝から同時爆撃が敢行され、11時までに5度の空襲を受け、損害が嵩みます。14時にSouthend市への空襲があり、やや兵力不足も2セクターの迎撃機を投入します。ここで「ランデブーの失敗」が発生し、半数になった敵部隊を蹂躙し、久しぶりにDo17の2部隊撃破の戦功を上げます。同時に内陸のMiddle Wallpo飛行場へも攻撃があり、4/10セクターの全ユニットで迎撃して、機銃掃射を狙うMe110を撃墜します。
8.15 Do17を殲滅、久しぶりの戦果
 が、不断の連続空襲の被害は大きく、VPは-19点に急降下します。サドンデスまであと-16点。このまま、数日、全力攻撃が来たら、大英帝国敗北の危機でしたが・・・。
 8/16、17に奇跡的にハリケーンが発生し、RAFは披露しきった部隊に休養を取らせることができました。
 台風一過の8/18は、曇天ながらもドイツ軍が全力攻撃を実施します。序盤はレーダーサイトを狙った爆撃が続きますが、あえてこれを無視。第4派のSouthampton市攻撃に対し、地区の全力を持って迎撃をします。実は大量の護衛の付いたファイター・スイープ気味の編成でしたが、Spitfireがこれに食らいつき、Me109を撃墜します。
 しかし、この直後に「天候の急変」で快晴状態に。ここから容赦ない飛行場攻撃が連続し、Hornchurchを狙った小規模爆撃でMe110の撃破に成功したものの、半数で爆撃を許し、17時の第8派攻撃が終了した時点で、VPは-20点に。それでも、戦闘機部隊の休息が取れていたために、これで済んだ感があります。
 8/19は、晴天の通常攻撃でしたが、途中で今度は曇り空に。これはチャンスと、Portsmouth港を狙った爆撃機を、全力で迎撃し、Me109の4部隊に損害を与え、He111の2部隊を撃滅します。8/20は、曇天の散発攻撃となり、Hornchurch飛行場を狙った小規模爆撃を撃退し、Me109を血祭りに上げます。少しずつ、VPが回復したこの時点で、僥倖にも再び、2日間の荒天に。
8.19  ハインケルの編隊を撃滅
  明けた8/23、曇りながらドイツ軍は全力攻撃を敢行します。が、雲が多く爆撃は不調で、かつ、適時、小規模編成を狙ってRAFが迎撃を仕掛けたため、戦況は一進一退に。内陸のColtishall飛行場への最終第7派に対し、4/11セクターの5部隊が食らいつき、護衛のMe110ごとDo17を撃滅し、VPを-10点前後に止めます。
8.23 Coltishall防空戦
 翌8/24も迎撃機の大量投入でVPは変わらず、一日を終わった時点で-8点まで持ち直します。が、連日の迎撃により、RAFの1/3が要休息、損害状態となり、継戦が危ぶまれましたが・・・。
 ああ、ここで再び、大嵐。8/25から3日間続いた大型ハリケーンにより、RAFが完全回復することができました。
 風雨の収まった8/28は、曇天ながらドイツ軍の全力攻撃が実施されます。Biggin Hill飛行場への大規模空襲が三度あり、うち、2回をスルーして、ドイツ軍の疲労を蓄積します。そして、迎えた13時の空襲に対し、6/11と2/11セクターの全戦闘機で迎撃をし、Me109を撃滅します。
 これ以外にも、Yeovil工場に対する爆撃を、待ち構えていた1/10の8ユニットで迎え撃ち、5部隊のMe109を損傷させ、Ju88の2部隊を撃破します。また、夕刻には、内陸のFilton飛行場を襲った単独のHe111を、これまた単機のHurricaneが邀撃し、殲滅するなど、RAFが八面六腑の活躍で、VPを維持します。が、さすがに、全力迎撃のツケで、1日にして1/3の部隊が休養または損害状態になります。
8.27
 翌8/28は単発の港湾攻撃のみでしたが、ああ、ここでイベント「共同攻撃」が発生!詳細は、前回のAARを見ていただくとして、RAFにとっては、常に休養十分な敵を相手にするという極めて厳しい状況に。
8.28
  8/29は、曇天の全力攻撃でのべ3回の空襲でしたが、TangmereとDebden飛行場、Dover港が攻撃を受け、VPはじわじわと悪化します。
 8/30のイギリス上空は、もっとも避けたかった晴天となり、ドイツ軍が全力攻撃を実施します。9時には早くも「哨戒飛行部隊の帰還」が発生したため、全く迎撃ができない状況で、Hornchurch飛行場以下4つの基地と1つの工場が攻撃を受け、VPはあっという間に-16点に。
 翌日は、曇天の散発攻撃で2回の爆撃を受けます。Southend市を狙った小規模爆撃を迎撃し、Ju88を撃滅して、-13点と若干、盛り返します。が、次に晴れれば、再び、苛烈な全力攻撃に曝される可能性が高く、戦々恐々と天候drを振りましたが・・・。
 ああ、ここでまた、二日間の荒天!まさにRAFにとっては、何物にも代えがたい恵みの雨になります。
 9/5は曇り空の下の全力攻撃となりますが、鋭気を養ったRAFの迎撃機が果敢に小規模爆撃隊に反攻し、Me110を撃破するなど、地道に護衛戦闘機を削っていきます。この日も早々に「哨戒飛行部隊の帰還」が二度にわたって発生しましたが、イベントで時間を稼いだ上に、爆撃も雲に遮られ、効果は今ひとつで、総VPは-13点に止まります。
9.5 全力攻撃
 そして、荒天!確率的には6日ほどしかないはずの悪天候が、最も苦しい時期に9日間も発生したことになります。天候の神は、たった一国でナチスに立ち向かう大英帝国に微笑むのか?!
 9/7、倍以上の敵に一歩も引かず耐えに耐えてきたRAFに、史上空前の大戦果が舞い込みます。敵の目標が港湾に移ったことを察知した戦闘機軍団司令部は、1/11の海岸沿いに迎撃機を集結させます。そこへ、護衛機に先導された7部隊の爆撃機が突入してきます。上空から逆落としに攻撃をかけるSpitfireとHurricaneの大部隊がMe109を殲滅すると、He111の4部隊とJu88の3部隊を容赦ない反復襲撃で全滅させ、一気に18点(!)を獲得します。
9.7 空前の大戦果
 この日は散発攻撃だったため、もう一派で1ヒットを受けるものの、総VPは9点と、実に約1ヶ月ぶりにプラスに転じます。
9.7
  9/8は晴天だったにも関わらず、迎撃のdrが振るわず、3カ所が攻撃を受け、総VPは5点と、一時減少しましたが・・・。
 間もなく北部から増援がやってくると噂が立った9/9、天候は曇りで通常攻撃となります。この日は、午前中からレーダーサイトへの攻撃が続きます。第1派のForenessレーダーへの攻撃はスルーしますが、第2派のWorthレーダーへの爆撃にはあらん限りの迎撃機を注ぎ込んで、決戦を挑みます。のべ16ユニットのRAFの猛攻により、護衛のMe109の2部隊に始まり、Me110の3部隊、Do17の3部隊が大西洋の藻屑と消えます。
9.9 Worthレーダー防空戦
 さらに第3派のHornchurch飛行場攻撃も6/11セクターの全力迎撃を受け、低速のJu87の3部隊が殲滅されます。この日の戦績は11部隊を越え、1日としては9/7の大戦果を上回ります。
9.9 Hornchurch防空戦
 そして、迎えた待望の9/10、RAFは合計18点のVPを注ぎ込んで、全増援部隊を南部の戦線に投入します。が、まだ、移転途中のため、この日は参戦せず。9時には「哨戒飛行部隊の帰還」が起こったため、5度の爆撃を許しますが、VPは7点と依然としてプラスが続きます。
9.10 第3派
9.10
 9/11、戦果が芳しくなかったために、ドイツ軍のゼレーベ作戦は6日間の延期となります。増援の戦闘機も出撃準備が整い、数の優勢を取りつつあるRAFは、第1派のTangmere飛行場攻撃を迎撃します。Spitfire10部隊とHurricane8部隊は、護衛のMe109の3部隊を全滅させ、爆撃を阻止します。その後の2派も退けて、VPは15点に上昇します。
9.11 ゼレーベ延期
 9/12、それでもルフトヴァッフェの晴天時全力攻撃は、いまだ、強力でした。半端な迎撃は危険と、RAFがハイスタックを作ったのはよかったのですが、爆撃目標はことごとく裏をかかれます。「哨戒飛行部隊の帰還」が10時に発生したため、5度の爆撃を阻止できず。VPは6点と再び、一桁に。
 翌9/13は、曇天の散発攻撃で、状況はほぼ変わらず。
 いよいよ、ラストスパートに入った9/14、増強されたRAFの顎がドイツ空軍をかみ砕きます。13時のレーダー攻撃こそ、3ダメージを受けたものの、早朝からの飛行場攻撃を大部隊で迎撃し、護衛機ごとHe111とDo17編隊を全滅させます。この時点で、ドイツ軍の補充トラックはいっぱいとなり、回復できない部隊が続出します。
9.14 Kenley防空戦
9.14
 9/15、またも曇天となり、攻撃は散発に。朝一のファイター・スイープには引っかかったものの、Hurricaneが損傷したのみ。Hornchurch飛行場攻撃で2ヒットを受けるも、VPは勝利水準の18点を維持します。
9.15
 泣いても笑っても最終となるであろう9/16、晴天で全力攻撃が発動し、久しぶりのドイツ空軍爆撃日和になります。
 第一派のWorthレーダー攻撃は、勝敗には影響が少ないため、スルー。第2派のBristol工場攻撃は1部隊のみと判明したため、12戦力の迎撃を投入し、Me111を殲滅します。
 第3派、第4派はいまだ10時にも満たなかったため、スルー。10時のHornchurch飛行場攻撃はまたもや1部隊だったため、迎撃して撃墜します。
 度重なる護衛任務により、この時点でMe109は全てが疲労し、爆撃機に同行することさえ不自由になります。
 13時、North Weald飛行場を狙った攻撃を、一転してRAFが迎撃します。敵戦闘機も善戦するものの多勢に無勢、かつ疲労状態により、次々と討ち取られていきます。
9.17 第7派、邀撃
 終盤、17時にKenley飛行場を襲った爆撃隊を、RAFは最後の力を振る絞って迎撃します。満足な護衛もできないドイツ空軍に対し、休養十分なSpitfireとHurricaneが襲いかかり、Me109の1部隊、Me110の2部隊、Ju88の2部隊を全滅させます。
9.16 第9派の死闘
 ここで、日没。VPはうなぎ登りとなり、空前の31点を獲得します(後4点でサドンデス勝利でした)。この結果にヒトラーは英本土上陸を諦め、大英帝国の勝利となりました。 ・・・長い、長い戦いでした。前半は史実通り、優秀なルフトヴァッフェに押されまくりましたが、奇跡的に荒天が連続し、命運をつなぎました。中盤も、第2航空軍と第3航空軍の共同攻撃が発動し、第二の危機を迎えましたが、RAFの乾坤一擲の迎撃と、またもやタイミングのよすぎる荒天により、VPをプラスに戻して終盤に。9/10以降は大量の増援により、終始、優勢に作戦を進め、最終日にはサドンデス勝利かという戦果で勝利を飾りました。
終了時
 はじめのうちはカードに翻弄されがちですが、慣れてくると爆撃目標の推定とイベントの確率が推定できるようになり。あとは、敵の編成を見極めて(推測して)迎撃を行うことで、確実に敵兵力を削れるようになります。VP的には押されまくっている感がありますが、「まだ、限界ではない」と見極めて消耗戦に徹することで、大英帝国のTheir Finest Hourとすることができます。
 いつか、また、キャンペーンに挑戦してみたいです。

 今月のソロプレイ第3弾は、「RAF」(HJ)からシナリオ「薄く青い戦線」です。バトル・オブ・ブリテンの佳境と言える8月27日開始で、9月11日のゼレーベ作戦の決行・延期までの比較的長いシナリオです。

8.27開始
 初日の8月27日は、規定により晴天の通常攻撃です。第1派のTangmere飛行場への攻撃は1部隊のため、見送りましたが、迎撃を受けなかったDo17が1ヒットを与えます。
8.27 初迎撃は失敗も・・・
 第2派は、内陸のDuxford飛行場が目標となり、Me110護衛付きのDo17の1部隊となります。これは落さんとSpitfireとHurricane各1部隊で迎撃するも、まさかの一方的な損傷となります。爆撃の損害がなかったことが、幸いか。
 第3派は、Hornchurch基地への大規模空襲となったので、3セクターの全迎撃機を投入します。戦力集中が奏功し、Me109を損傷させ、Me110の2部隊とDo17を、撃墜します。最後に、第4派でMe110がHornchurch基地へ機銃掃射を行うも外れとなり、日没を迎えます。
8.27 Hornchurch基地で邀撃、初期としては大戦果!
 2日目は、3派の空襲があり、若干のVPを失うものの、総VPは5点とまずまずの滑り出しです。
8.28
 ところが、3日目の8月29日から、状況は一変します。この日は曇りながら、ドイツ空軍初の全力攻撃が実施されます。イギリス軍は全迎撃機をパトロールに投入します。
 早速、6時のDebden基地の空襲を撃退したのですが、ここでイベント「哨戒飛行部隊の帰還」が発生してしまいます。給油のため、ほとんどの空域から飛行状態のRAFがいなくなり、ドイツ軍の独壇場に。
8.29 全力攻撃の初回に、哨戒機帰還
 前日のHornchurch飛行場に、Biggin Hill基地、再び、Debden基地へ、さらに工場やレーダー、港湾も爆撃を受け、地上で損傷する機も続出します。1日が終わった時点で、総VPは-3点に急降下します。
 続く、8月30日は晴天。前日に全力攻撃だっため、ドイツ軍の行動は鈍るはずでしたが、まさかの二日連続の全力攻撃に。
8.30 晴天でまさかの全力攻撃が連続
 午前中だけで7派の連続空襲が起こります。RAFも必死に迎撃し、前半は大健闘してMe109を含む全6機を撃墜します。が、後半は迎撃可能機が激減し、Biggin Hill基地や内陸のMiddle Wallpo基地まで爆撃を受ける状態に。終わってみれば、1/3以上にあたる14部隊が消耗状態となり、VPはさらに低下し-8点となります。
8.30 第5派を全力迎撃、戦果も・・・
8.30 RAF大消耗
  8月31日は曇りで散発攻撃になるも、なおも飛行場攻撃が続き、VPは-14点に下降。
8.31 曇り散発も爆撃が続く
 9月に入っても、ドイツ空軍の猛攻は止まらず。6時の第一撃で、Ryeレーダー基地が襲撃され、5ターンに渡って使用不能になります。そして、致命的だったのは、ここでイベント「共同攻撃」が発生!それまではルフトヴァッフェの第2航空軍と第3航空軍は別々に爆撃を行っていました。片方に出撃が偏ると部隊の疲労・消耗が進むので、そこを狙ってRAFが迎撃機を大量投入するという作戦が有効でした。が、このイベントにより、戦区を越えて部隊が投入されるようになり、RAFは常に休養十分な敵機を相手にする羽目になります。
9.2 共同戦線の実質開始
 効果は覿面で、上空には健全な護衛戦闘機が大量にいるため、RAFの損害が多くなります。曇りにも関わらず日没までに7派の猛爆撃が続き、この日が終わった時点で、VPは最悪の-22点に。
 きつい、きつすぎる!このまま、数日間の全力攻撃を受け続ければ、RAFの防空網は崩壊し、爆撃し放題でサドンデス敗北になりかねない事態に。
 しかし、この状況が再び、一変することに。翌9月2日は、曇りの散発攻撃で一度しか空襲はなく、Tangmere飛行場が1ヒットを受けたのみでした。が、イベント「目標優先順位の変更」で、無差別爆撃(都市爆撃)が発動します。この結果、目標カードの大幅な入れ替えが起こり、イギリス空軍の撃滅のため飛行場や工場を目標としてきた優先順位が、ロンドンを中心とした都市爆撃に変更になります。
9,2 最悪の-22VP
 9月3日、最初の空襲は想定通りのLondon爆撃に。健全なMe109が大量にいたため、敢えてこれを無視し、第2派の6部隊によるLondon空襲を、上空にいた15部隊のRAF編隊で迎撃します。史上最大の航空戦は、護衛戦闘機ごと全ての敵部隊を殲滅するという、RAFの大戦果に。
9.3 ロンドン爆撃始まる!6部隊を殲滅!
 さらに、Tangmere飛行場に飛来した4部隊を集中迎撃し、これも全滅させます。
9.3 さらに4部隊を撃滅
 夕刻の15時の最終爆撃が終わった時点で、一気にVPは回復し、-2点となります。が、さすがに全力の迎撃により、RAFも約半数の部隊が休養状態になります。
 ここで、僥倖が起こります。9月4日が飛行機が全く飛べない荒天に。
9.4 荒天で回復
 この完全休養で息を吹き返したRAFは、その後、連続したイベント「哨戒飛行部隊の帰還」に悩まされながらも、第2・第3航空軍の通常攻撃をギリギリで持ち応え、9月10日を迎えます。
 この日、増援部隊の補充の目途が付いたRAFは、9VPを払って残り全ての予備兵力を獲得します。そして、第1派のKenley基地襲撃に対し、ロンドン上空で待機していた14ユニットを投入。護衛のMe109ごと6部隊の爆撃隊を殲滅し、ついにVPを0点に戻します。
9.8 首都上空の密集哨戒
 9月10日の荒天の後、9月11日に予定していたゼレーベ作戦の延期が決まります。ドイツ軍はなんとか大勢を挽回せんと、大規模空襲を繰り返しますが、目標の多くがロンドンを中心とした都市爆撃に限られたため、敵部隊を観測して一気に大部隊で迎撃するRAFの作戦の前に、損害と殲滅が続きます。
9.10 Kenley攻撃部隊を殲滅
 9月12日には久しぶりの全力攻撃で7派の爆撃になるものの、度重なる出撃で戦闘機部隊が疲労状態を早める結果となります。そこへRAFが全力迎撃を敢行したため、ドイツ軍の損害が増え続けます。当然、RAFも疲労するものの機体の損失は抑えられたため、回復で防空力を維持します。
9.12 久しぶりの全力攻撃も・・・
 9月13日、曇り空の下の散発攻撃に対しても、RAFは継続的な迎撃を繰り広げ、VPを27点に伸ばします。
9.13 さらにドイツ軍が消耗
9.13終了時
 9月14日、早々に「哨戒飛行部隊の帰還」のため、三度の爆撃を許したものの、ここまでの積み重ねが効いて、RAFの優勢は変わらず。
 そして、迎えた9月15日、あまりの損害の多さと挽回の見込みのない展開に、ヒトラーは、あしか作戦の中止を決定しました。
 いやー、苦しかった。前半は、ルフトヴァッフェの全力攻撃と2個航空軍の共同攻撃により、防空隊の崩壊直前まで行きました。が、9月2日の敵の戦略目標の転換により、息を吹き返したRAFが迎撃機の大量投入による反撃に転じ、ドイツ軍の消耗に成功。最後までこの方針を維持したイギリス空軍により、敵戦闘機の不足を呼び起こすことに成功し、逆転勝利となりました。

 今月のソロプレイ第2弾は、「RAF」(HJ)からシナリオ「最も苛酷な日々」です。
 「RAF」(HJ)はRoyal Air Force(イギリス王立空軍)の略称で、1940年のイギリス本土航空戦を描いた、ウエスト・エンド社のゲームです。変わっているのはソロ専用という点で、「Ambush」(HJ)など、ソロアイテム制作では評判の高いジョン・バターフィールドがデザイナーです。

T0
  1ターンは1日で、天候決定から始まり、RAFの哨戒計画、ドイツ軍の作戦計画が日々、設定されます。この状況に沿って、ドイツ軍の空襲計画をランダムのカードの引きで決定していきます。その時のレーダー情報等によって、RAFは迎撃の戦闘機部隊を投入していきますが、部隊の規模や種類まで判明している場合から、全く不明な状況まで、千差万別です。大規模空襲に戦闘機部隊を集中投入したらファイタースイープだったり、逆に少数の戦闘機が奇跡的に敵の爆撃を阻止したり。どの程度の部隊を投入し、どの施設を守るのか、その都度、柔軟な対応が求められます。
 さらに、空襲の度に発生するイベントで、ドイツ軍の目標優先順位が変更になったり、哨戒部隊が燃料切れになったり、敵が合流に失敗したりと、様々な変化が起こります。
 戦闘機部隊は一度、投入すると、疲労面になって精度が低下します。さらに、出撃すると、休養ボックスで1日を過ごす羽目に。
 情勢を見極めつつ、軽重をつけて、貴重な戦闘機を送り込み、運を天に任せて健闘を祈る-そんなタフな戦いが求められます。
 今回は、はじめの7日間の戦いを描いた、シナリオ「最も苛酷な日々」です。
 第1日目(8/11)は、晴天でドイツ軍の通常攻撃です。早朝6時に8部隊による大規模空襲が、Tangmere飛行場を襲います。が、出遅れたRAFは少数の随時投入を避けるべく、あえてこれを見送ります。降り注ぐ爆弾が滑走路を掘り返し、待機中のハリケーン中隊に損害を与えます。
T1B1 Tangmere
 続いて、10時にロンドン近郊のBeggin Hill飛行場を、Ju88とHe111の混成部隊が襲います。早期の捕捉に成功したイギリス軍は、6つの戦闘機部隊をかき集め、迎撃を行います。結果、Me109を休養ボックスに送り、疲労状態のJu88を撃破しますが、生き延びたHe111が爆撃に成功します。この日の空襲は、これで終わり、VPは0点のままです。
T1B2
T1終了時
 と、第2日目(8/12)は、いきなりの荒天で、両軍とも航空作戦はできず。
 第3日目(8/13)は、天候は完全に回復し、晴天でドイツ軍の全力攻撃が始まります。第一撃は6時で、Forenessレーダー基地が狙われます。なんとか戦闘機部隊の「目」を守らんと、スピット・ファイアを含む8部隊を投入し、Do17を全て損傷させます。が、こちらもスピット・ファイアとハリケーンが損傷に。
T3B1
 迎撃機の1/4を疲労したRAFに対し、ドイツ軍の攻撃は執拗を極めます。同時刻に港湾のPortmouthとPlymouthを爆撃し、H打撃を与えます。さらに12時にSouthampton襲撃と見せかけて、Polingレーダーを攻撃し、これを2日間、使用不能にします。
 RAFも全力で迎撃するも徐々に消耗し、後半には疲労困憊で全く迎撃できない状況に。
T3 疲労し尽くしたRAF
 ドイツ軍は攻撃の手を緩めず、15時にはBeggin Hill飛行場を、合間の16時にBeachyレーダー基地を攻撃し、5日間使用不能にします。さらに17時には再び、Beggin Hill飛行場を襲って、H打撃(3VP)と大損害を与えます。
 最後のDuxford飛行場爆撃が終わったのは、18時でした。大胆にもロンドン後方の奥地に進入したHe111に対し、5機の戦闘機が気力を振り絞って迎撃し、なんとかこれを阻止しました。
T3B8
 延べ8回にわたる大規模空襲で、2回は阻止したももの、6回で爆撃を成功され、VPは一気に-13点に。
T3終了時の損耗状態
 第4日目(8/14)は、曇天となるも、ドイツ軍の通常攻撃が続きます。40%以上の兵力が疲労状態にあるRAFは、穴の空いた哨戒空域に、隣接地区から戦闘機を送り込み、なんとか薄い「迎撃線」を張ります。
 6時のNorth Weald航空基地への第一撃は、敢えて見送りますが、敵が空中集結に失敗したので(イベント)、2ヒットに止まります。
 続く、10時の空襲は、修復しつつあるPolingレーダー。なんとしてもこれを阻止せんと、スピットファイア3個中隊を注ぎ込んで、爆撃機を蹴散らします。
T4B2
 最後は、14時のHornchurch基地への爆撃となり、可能な部隊をかき集めて抵抗し、1ダメージに止めます。
 これで終了したので、RAFの戦力も若干、回復しましたが、VPはさらに悪化し、-14点となります。
T4
 第5日目(8/15)は、曇りながら、晴天でドイツ軍の通常攻撃です。機能不全に陥っていたPolingレーダーが回復します。
 この日は、4回の空襲が来ます。6時のWeymouthへの大規模空襲は、迎撃が少ないため、敢えて行わず、1ヒットを受けます。
 続いて、内陸のMiddle Wallop基地への攻撃は、爆装のMe110のみのため、2分隊で迎撃し、蹴散らします。
 そして、14時には、Beggin Hill飛行場攻撃に見せかけた、ロンドン爆撃が敢行されます。早期警戒に成功したRAFも全力で迎撃し、Ju881部隊を撃破します。
T5B3
T5B3 大空中戦
 最後に、17時に港湾Doverが襲撃され、1ヒットとなります。これにより、VPは-16点と、かなり厳しい状況に。
T5
 それでも、状況の好転を信じて、第6日目(8/16)へ。この日は、曇天でドイツ軍の(初の)散発攻撃です。空襲回数は少ないはずと踏んで、積極的な迎撃を試みます。
 6時のRyeレーダー基地攻撃は、Me109のファイタースイープのため、2部隊で対応します。
 そして12時のHornchurch基地への攻撃がこの日の最後の襲撃とみて、全力で迎撃をします。護衛の戦闘機を叩き落とすと、全戦闘機部隊は無傷で爆撃機へ。エスコートを失ったDo17とHe111に対し、各2個中隊のスピット・ファイアとハリケーンが集中攻撃をかけます。結果は、2個爆撃隊の撃墜!これにより、VPは-12点まで回復します。
T6B2 敵を殲滅
T6
 迎えた最終日の第7日目(8/17)、ここで全力攻撃が来たら、防ぎきることはできなかったでしょう。僥倖にも、天候は荒天!これにより、VPは-10点で決着し、ギリギリのところで引き分けに持ち込むことができました。
 全てを守ることは不可能なので、ローテーションに気を配り、軽重をつけて部隊の投入をしたつもりですが、読めない敵兵力と振れの大きい空戦結果により、ああ、苦しかった(負けないでよかった)。もっとも当時のイギリスの置かれた状況と考えれば、雰囲気はバッチリですね~。続きも、ソロで頑張ります(そりゃ、ソロ専用ですから、笑い)。  

 今月のソロプレイ第1弾は、「独立雷撃隊出動」(Bonsai Games)です。Quaeter International社が発売したソロ戦用の空戦ゲームで、BANZAIマガジンに最新号に転載されました。
 このゲームの変わっている点は、イタリア空軍の攻撃機SM79を主役にしているところ。第2次世界大戦の地中海を舞台に、サヴォイアSM79のクルーとなってイギリス軍の船団を攻撃したり、ジブラルタルを狙ったりします。
 任務は10回で、13の任務カードからランダムに決定します。目標の隻数、天候や敵の護衛の追加情報があり。目標艦はこちらもランダムに艦船カードから引いてきます。防備は厳重ながら価値の高い空母や戦艦から、対空砲の多い護衛艦、狙いやすい輸送艦まで14枚あります。
 攻撃は、基本7枚のイベントデッキに、天候による太陽、雲、波カード、オプションの対空火器、敵戦闘機、味方護衛機、高速飛行カードを指定通りに加え、ランダムに引いてきます。目標までの距離7からスタートし、1枚のイベントを処理すると距離が一つ近づきます。距離4回になると雷撃が可能になりますが、近づけば近づくほど魚雷が当たりやすくなります(距離1なら75%)。が、対空砲火も強力になるので、どの距離で魚雷を放つかの判断が求められます(距離1なら同じく75%で損害)。
 10回の任務中、何隻(何回)に命中させたかで、与えられる勲章が異なります。0-2隻なら叙勲なし、3隻以上なら戦功十字章、5隻以上なら銅勲章、7隻以上なら銀勲章、9隻以上なら金勲章です。戦功金勲章はよほどの幸運がないと、難しいでしょう。これ以外にも大型艦に攻撃が成功すると、追加で戦功銀金勲章が獲得できます。
  事前の演習後に、今回のソロプレイに。
 第1任務は、「追跡」。天候は快晴で波高し(陽光、波カードをイベントに追加)。目標艦は、輸送船RAWNSLEYです。
 開始早々、かなりの高波があり、一旦、任務をやり直します(波カードが2枚となり、距離1でも魚雷命中が50%となってしまうため)。注意を引くため、対空射撃の命中率は上昇しますが、輸送艦は対空射撃は低めと判断して、リトライです。
  序盤から思った以上に対空射撃が来ますが、距離があったためと、陽光と雲を利用したことで命中なし。高波の中でしたが、至近距離から必殺の魚雷を放ちましたが・・・まさかのはずれ(命中値は66%だった)。 

T1
 いきなりコケた第1任務でしたが、気を取り直して第2へ。任務は、「マルタ船団攻撃」。天候は曇りで、敵戦闘機あり。目標艦は、輸送船TANIMBARです。
  雲を利用して接近したため、距離2まで無事に通過します。距離1で敵戦闘機に襲われますが、幸運にも損害なし(破損確率は66%でした)。
 雷撃は、今度こそ、成功し、戦績1となります。
T2
 第3任務は、「ハープン作戦襲撃」。天候は快晴で、敵戦闘機2機、味方護衛機1機。3隻の敵艦から駆逐艦FEARLESSを選びます。
 対空砲火を浴びながら接近すると、距離3で敵戦闘機が襲来!これに味方戦闘機が対抗しますが、時代遅れの複葉機CR32には荷が重かったか、阻止できず。が、敵機の攻撃も奇跡的にはずれに。
 そのまま、接近を続け、至近距離から対空射撃を受け、1ダメージを受けます。これに動揺したか、魚雷ははずれ。う~む、3任務中、成功したの1任務のみで、この時点で戦功金勲章はなくなりました(泣)。
T3
 第4から第6任務は、全て「北アフリカ」。沿岸を通る敵の独航艦を狙います。時折、対空砲火を浴びますが、距離があったり、外れとなったりで、いずれも至近距離での魚雷発射に成功します。が、1発が外れ。ここまでの命中率はわずかに50%(期待値では75%あるのに)・・・とほほ。
 まあ、よかったのは、機体損害がほぼないことでしょうか。第5任務で1ヒットを受けましたが、迅速な修理で回復しました。
T6
 いよいよ、正念場の後半戦へ。
 第7任務は、再び、「マルタ船団攻撃」。雲を使って、うまく対空砲火を躱した距離2で雷撃(距離1だと敵機の攻撃の確率が高いため)。見事に命中し、はじめて命中数が失敗数を上回ります。
T7
 第8と第9任務は、いずれも「エーゲ海」。ここで、なんと戦艦ネルソンが出現。極めて強力な対空砲火ですが、陽光と雲を巧みに使って、距離2で必殺の魚雷を撃ち込みます。これが、見事、命中し、オプションの戦功銀勲章を獲得します。
T8
 もう一隻の独航輸送船も沈めて、ヒット数が7となります。
 最終の第10任務は、「ペデスタル作戦」。同作戦は、イギリス海軍がはじめて空母3隻によるタスクフォースを組んだ作戦です(それも輸送船団護衛のため!)。3隻から目標を選択ができますが、狙うは最大の艦船、空母インドミタブル!対空砲火5枚に、直衛戦闘機4枚(!)という強力無比な防御網です。
 序盤から容赦なく対空砲火が来ますが、距離があったため、当たらず。雲を抜けて距離を稼ぎますが、最後の距離1で案の定、敵襲来。が、まさかの損害なしになります(このキャンペーンでは一度も敵機が攻撃に成功しませんでした)。
 対空砲の曳光弾に包まれながら、敵空母の巨体にギリギリまで近づいたところで、魚雷発射!最後の一撃が見事に船体を直撃し、任務達成となりました。
T10
  最終的な戦果と叙勲は、 
 7隻に魚雷命中       …戦功銀勲章
 戦艦ネルソンに魚雷命中   …戦功銀勲章
 空母インドミタブルに魚雷命中…戦功銀勲章
と、戦功銀勲章を3つも獲得し、序盤の雷撃が嘘のようなリカバリーぶりでした。それでも、戦功金勲章は遠いですが。
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 作戦の決定から、目標艦の多様さ、はらはらドキドキの雷撃と、実にテンポよく、かつ、内容も地中海海戦らしい、佳作アイテムです。慣れれば、1時間程度という、プレイ時間もGood!
 雰囲気のよいプレイをしていて、以前、ちはら会で(唯一)制作した「ペデスタル作戦」を思い出しました。https://chiharakai2005.at.webry.info/200704/article_13.html
 また、「アークロイヤル」(ツクダ)にも、上記の作戦シナリオもあったので、これを呼び水に、対戦したくなりました。

 季節とGo to の影響で、連日、コロナ感染者がうなぎ登りで、千葉でも徐々に増加しています。また、公共施設の閉鎖もありえるかしら・・・。
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 とりあえず、継続できることを願って、12月のちはら会の予定をお知らせします。開催できたとしても、コロナ感染症への十分な予防対策をお願いします。また、施設の使用が直前に変更になる可能性がありますので、当日のお出かけ前にモニターください。

[日時]12月5日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
 または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識


 イメージは、80年周年記念の「OPERATION SEA LION」(CMJ)。Victory at Normandyシステムでゲーム自体はシンプル。前日、キャンペーンのソロを貫徹しました。
T63 薄くなった東部で攻勢
 同時に、ソロを開始した「THEIR FINEST HOUR」(HJ/GDW)。現在、Tactics誌掲載の空戦シナリオをやっています。レーダー網の破壊とRAF戦闘機隊の殲滅を狙うルフトバッフェと、強力な対空砲火と夜間の敵基地爆撃で対抗するイギリス軍は、思った以上に面白い。二つとも、どなたか、希望者がいれば。
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 ただ、「THEIR FINEST HOUR」は、これだけで十分、単独ゲームになるくらいなルール量で、3ターンシナリオで2時間はかかります。それ以上に詳細な海軍ルールと、装甲効果の比率計算がある地上戦が加わると、レジメで20ページの「ルール・ビッグゲーム」に。しかも、バランスはドイツ軍必敗らしく、人には勧められそうにないなぁ~。
 


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